俵万智のレビュー一覧

  • 生きる言葉(新潮新書)

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    夫の本棚にあったこちらを一気読み。俵万智さんが選び抜いた多彩な言葉は読みやすく、自分もこのように言葉を丁寧に扱っていきたいと思う一冊だった。

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    2026年08月23日
  • かぜのてのひら

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    第1歌集が大ベストセラーになった中で第2歌集を出版するのってかなりのプレッシャーだったんじゃないかなと思った。

    『四万十に光の粒をまきながら川面をなでる風の手のひら』

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    2026年08月14日
  • 短歌ご一緒しませんか

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    作詞家の岡村靖幸さんが歌人の俵万智さんに指導を受けながら短歌を作っていく短歌指南書。

    岡村さんの作品の他に岡村さんのファンクラブサイト「DATE」会員の方からの投稿作品も掲載されています。
    応募総数は「青」という題詠だけで1869作品あったそうです。

    LESSON1からLESSON12までそれぞれ題詠があります。


    どういう短歌がいい短歌でどういうのがダメな短歌かよくわかりました。
    短歌を詠むときの推敲の過程がわかります。

    「オノマトペ」や「青」などの色がテーマの題詠はよくあるので参考にしたいと思います。

    投稿されている歌は数が数だけに高レベルで、私ももっと勉強しないとと思いました。

    脳が短歌脳になっていず、普通の発想しかできないのだと思いました。

    今の大学の文学部の人で何か書きたい人の4割は短歌、というのは驚きました。


    投稿された歌の中から発想が素敵だと思った歌を以下に。


    ーーーーーーーー

    <同じ青なのに混ざれず隣合う空のあなたと海の私は>(Sapphie)

    <幼な子に戻った母の小さな手 群青色のおはじき一つ>(さらさ)

    <薔薇に似た青梗菜の切り口がわたしひとりの食卓に咲く>(なつ海)

    <故郷の父は嫁いだ妹の学習机で日記をつける>(山の中のアキ)

    <田舎とか故郷だとか呼べなくて地元がしっかりくるんだ多摩は>(恭子)

    <運動会これは中止の雨が降る 肩をしんなり落とすからあげ>(もふ)

    <あの人が風になったと思わせる 頬撫でるたび花香るたび>(みのりの季節)

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    2026年08月09日
  • サラダ記念日

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    文庫版の新装版です!
    昔おそらく読んだことはあるんですが、手元に置いておきたいなと思いこの機会に買いました。
    そして今年の7月6日サラダ記念日に読みはじめました!今しかない!と。
    昔読んだ時の記憶か、そもそも大・有名作だからか記憶にある歌も多くありました。20歳ごろのことが、色鮮やかに思い出されるような歌の数々です。
    好きな歌を手帳にしたためておいたり、身近に置いて時々めくったりとゆっくり楽しみたいそんな一冊です。

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    2026年07月24日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    ネタバレ

    【メモ】
    ・この人の(失礼かもしれないが親しみを込めて)書く文章がすきだな
    ・若くみずみずしい感性と、決して軽くはない言葉のタッチ
    ・「乱れ髪 チョコレート語訳」を知った時はなんと感覚先行の方かと思ったが、説明書きは非常にロジカルでわかりやすく、知性をふんだんに感じる(知性、だいすきです!!)
    ・大好きなフルーツフレーバーティーの、色んな味を少しずつ飲んでいるような気分
    ・一方で、戦争や身近な歌人・詩人の死など、「亡くなること」を見つめるような文も多くあった。特に谷川俊太郎氏のエピソードについては、自分も氏のイベントでお会いしたことがあり、他人事とは思えない距離感で拝読した。
    ・総じて、「言葉のあらゆる可能性を楽しむ・信じる」という論調だが、結末が「言葉を疑う」谷川俊太郎氏のエピソードなのが、本全体のコントラストや輪郭をしっかり引き締めていてハッとさせられた。
    ・言語学で学ぶことを子育て(特に子どもが言葉を覚えていく過程)でなぞり直す、大学の言語学の講義で講師にラッパーを招く、歌舞伎町のホストとの歌会を開く、そんな世界も面白いなと思った。「ホスト万葉集」、読みたいです。

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    2026年07月19日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    子供が生まれ、現在育休中。自分は中学国語の教師。残り半年の育休で思いっきり読書したいと考え、意気込んだ最初の一冊目として、この作品を選んだ。

    読んでよかった。
    読みながら自分の子供に伝えたいこと、生徒に伝えたいこと、自分の心の中で大切にしたいことがどんどん見つかった。
    また文章中に、俵さんがおすすめする作品、影響を受けた作品が出てくるため、次に読みたい本が決まる。読書欲が高まっている。

    言葉を使って生きなくてはいけない私たちにとって、大切なことが詰まっている本。忘れそうになったとき、何度でも読み返したい。

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    2026年07月13日
  • 花と短歌でめぐる 二十四節気 花の色いろ

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    そんなにたくさんの名前があるんだ!という色の種類と花の蘊蓄を浴び、彩り豊かなフラワーアレンジの画像一枚一枚を眺めているだけでも満たされるのに、俵万智氏の紡ぐ言葉で、より奥行きのある物語が見えてくる。
    エネルギーを放つ生花に越したことはないけれど、抱えきれないほどの花束に似た充足感を与えてくれる一冊だと思います。

    (これでこの値段は値打ちもの。KADOKAWAさん、もっと取ってもいいのでは…?)

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    2026年06月14日
  • 愛する源氏物語

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    源氏物語の現代語訳をこの後読もうと思っているのですが、これを読んでいたあらすじをざっとさらえたと思う。俵万智さんの現代語バージョン和歌が非常に良い!和歌に注目して源氏物語を読みたいと思えた。

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    2026年05月24日
  • サラダ記念日

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    「この味がいいねと君が言ったからー」日本で一番有名かもしれない短歌をおさめた短歌集。発表されて50年。いろんなところでポツポツとひろい読みしていたけれど、文庫新装版を見かけて、思い切って購入。もっと早くに読んでおきたかった、と思うかと思っていたけれど、今読んでも、まったく違和感(?)なく、読めてしまった。
    解説読んで気付いたけれど、食べ物、飲み物の歌が多かったのも良かった。

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    2026年05月16日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

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    新作からの流れでこちらも。例に挙げられた作品を見ていると作りたくなるので、定期的に俵さんの本を読むことは必要!

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    2026年05月10日
  • みんなの短歌

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    毎週楽しみに見ている番組
    「夫が寝たあとに」


    たびたび番組に俵万智さんがゲストに来て
    育児短歌の特集をしています


    これが毎回面白くって( * ॑꒳ ॑* )



    どの歌も共感したり、クスッと笑ったり♡


    そんな育児短歌が本になるということで買っちゃいました!!


    イラストはヨシタケさん♪
    もう買うしかないでしょ!?




    本書では司会のミキティ(藤本美貴)さんと横澤夏子さんの短歌を初め
    その他の番組ゲストの短歌から
    視聴者の短歌までのってます



    そして育児短歌の紹介だけでなく
    そもそも育児短歌とはなんぞやから
    短歌の作り方まで説明されています


    俵さん曰く
    育児短歌は今日あったことをそのまま真空パックにできます。うまくいかなかったことも歌になるんです。


    あの有名なサラダ記念日の歌は
    実は7/6に起きたことでもなければ
    作った料理もサラダではなく
    鳥の唐揚げだったそう笑


    つまり恋愛の歌は、
    体験したことをそれなりに加工しないと第三者に伝わらないということだそうです。


    それに比べて子育ての歌はそのまま歌にしても不思議なほどしっかりと成立します。
    それくらい子育てと単価は相性がいいんだそうです(o^^o)





    あとはゲストの短歌に俵さんがコメントしたり
    ちょっと手直ししたりもして。

    そうするとグッと良くなるのがすごいんですよー(゚∀゚)


    あなたも歌を作りたくなることまちがいなし!
    (誰よ)





    気に入った短歌を少し紹介します♪





    これはイヤ!!!!出かける前から汗の玉
    今日は絶対長袖着るの!!!


    ねえまって着替えがないの今日はムリ
    言っても聞かず噴水突撃


    オレたべるオレだいすきと跳んだはず
    ひと口かじり残るインゲン


    真冬でもお風呂上がりにありのまま
    少しも寒くないわと歌う


    着せすぎか着せなさすぎか着せすぎか
    一生わからぬ子の冬支度

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    2026年05月09日
  • 愛する源氏物語

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    和歌から読み解く源氏物語。さすが俵万智大先生、おもしろい。

    俵万智も瀬戸内寂聴も朧月夜が好きらしい。私も。

    近江の君はうわずった声でものすごく早口!言葉数も多い!とあり、なんだかオタクっぽい特徴だなあと感じた。こういう女の子って現代にもわんさかいるよね。

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    2026年03月31日
  • ありがとうのかんづめ~子育て短歌ダイアリー~

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    『プーさんの鼻』も大好きだけど、この本も負けないくらい好き。
    俵万智視点だから面白いのか、女親から見る息子像というものにものすごく共感できるから面白いのか、息子くん自身が面白いのか…多分全部だな。
    短歌ももちろんいいけど、エッセイでも何度も吹き出してしまった。



    危ないことしていないかと子を見れば 危ないことしかしておらぬなり

    小学生二人とスーパーボール二個 風呂に入ったきり出てこない

    前を向けと言われる息子 「今オレが見ている方が前」とつぶやく

    特大の絆創膏を購(あがな)えり 男の子かい? 男の子です

    ウワバミに呑まれたゾウの絵をほめてやれる 大人になりたい、なろう

    ツルの足四本と思いこみしゆえ 永遠(とわ)に解けない問三がある

    子のドラム ドンドンタッツードンタッツ 「シャーン」のところで得意そうなり

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    2026年03月19日
  • 花と短歌でめぐる 二十四節気 花の色いろ

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    移りゆく季節の風を束にしてあなたのそばに花の色いろ            俵万智

    290の花の色を、二十四節気をめぐる花のカラー写真と共に知ることができます。そこに、俵万智さんの短歌が添えられている、豪華で贅沢な一冊です。ものすごく癒されました。二十四節気を確認でき、英名も併記されていて勉強になります。お花好き、俵万智さんの短歌好きの方へのプレゼントとして最適!知らない色名ばかりで驚きでした。最後に、今の季節にふさわしい俵万智さんの短歌を記します。

    春一番の思いよ届け青空はあなたに続く色の階段
                     俵万智

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    2026年03月04日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    俵万智さんの名前は知っていたけど、初めて本は読んだ。優しくて時々くすっと笑ってしまうような文章を書く人だと思った。
    詩に触れたことは今までなかった私だけど、短い文章の中に様々な思いが詰まっていて、読む人によって感じ方も違うんだろうなあと思った。
    特にタイトルにあるたんぽぽの詩は心がギュッとなるような切なさと溢れる愛が詰まった詩だった。
    私もまさに子育て中なので、たんぽぽの日々を大切に大切に過ごしていきたいと思った。

    子育てをしている友人に贈りたいと思う一冊だった。

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    2026年02月16日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    1歳になる子供がいる。この一年で寝返りはできるようになり、座れるようになり、つかまり立ちできるできるようになり、歩けるようにまでなった。
    すごいすごいと思いながら、一年間があっという間だった。※もちろん、そこまでの妻の努力は私の数十倍にも及ぶだろう。
    この本をよむとそんな日々をいとおしいとおもいながら、その一瞬を切り取るという素晴らしさと同時にもう戻れない寂しさのようなものを改めて認識させてもらえた。
    時間は止まったり、戻ったりすることはない、子供と過ごせる瞬間を大事にしていけたらと思う。

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    2026年01月28日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

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    考えながら楽しみながら短歌を自分のものにできる

    26/08/10
    さーっと読んだとしても、俵万智さん添削のビフォーアフターをつけてくれるから感じ方の差がとてもわかりやすい。いざ自分で詠むってなるとまた話は違いそうだけど笑 まず実践してからまた戻ってこよう

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    2026年08月10日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    後輩がくれた本。歌集をもらうのってとても嬉しい。ありがとう。
    わたしはまだ1年と7ヶ月しか育児をしていないけどわかる~~!と大興奮したりボロボロ泣いたりした。子供が大きくなってからも折に触れて読み返したい。

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    2026年01月09日
  • 愛する源氏物語

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    ネタバレ

    私の言いたいことは、冒頭の「和歌は心の結晶」に綴られている。私が源氏物語(といっても現代語訳ですが)を手に取るとき、和歌の部分は理解が届かないこともあり、分かったようなふりをして済ませてしまっていた。あの文豪・谷崎ですら“私の技量では覚束ない”という。
    しかし、俵さんは短歌の部分に焦点を絞り、「自分流に詠み直し」「万智風の役をつけるという試みしてみたい」と言って、なるほどと納得できる姿に読み解いている。紫式部が登場人物のそれぞれになり、巧拙織り交ぜて歌いわけるという指摘も、今後源氏物語を読むうえで大いに参考になる。早速「寂聴源氏」を取り出した。

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    2026年01月05日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    私は短歌に明るくなく、歌のよさは本当には分かっていないけれど、子どもとの暮らしでよくあることをさらりと(でも、しっかりと)表現されていて、とても共感できた。特に未就学児の子の親は、「そうそう!」となると思う。
    エッセイが好きなので、歌に添えられている文章も好きだった。
    一首で、見開き一頁なのも、子育ての合間に読むのにちょうどいい。
    あるバラエティ番組から、俵さんを知り、子育ての短歌を歌っていると知り、たどり着いた。
    お人柄も好き。
    一番はじめの歌のように、私も機嫌のいい母でいたい。

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    2025年11月26日