俵万智のレビュー一覧

  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    1歳男児の子育て真っ只中です。
    毎日がとにかく一瞬で過ぎてゆき、
    やらなければならない世話と家事に追われ、
    やりたいことまで時間と気持ちが回らない。
    子供が可愛く思えなくなりそうで、、そんな時に夫がプレゼントしてくれました。

    月並みですが、
    どこにでもおちていそうなありふれた日々が、
    どれだけ尊く、ありがたく、しあわせなことかと再認識させられました。

    流れるように過ぎる日々は抗いようがないですが、
    子供と夫との今を心から喜び、大切にしていきたいです。

    お母さんたち、そして私よく頑張ってる。

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    2025年12月15日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    言葉は世界を完全に表現できない、だからこそ真摯に自分の気持ちに立ち返る表現者がいて、自分の気持ちを投影できる読み手がいる。言葉の魅力の様々な面を味わえた

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    2025年12月14日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    息子さんが言葉を身につけていくさま、著者とラッパーの対談に息子さんが目を輝かせて付いてきたエピソード、現代あるあるのクソリプ分析などおもしろかった。
    著者が関わった「ホスト万葉集」は巻一、巻ニとも読んでいて、著者が短歌の裾野を広げようとしてるのが、しかも楽しんで行っているのが頼もしい。

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    2025年12月14日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    言葉と教育という自身と繋がるテーマのためとても興味深い内容だった。それぞれに面白さがあるけれど、「賢いってどういう人?」というコラムに泣いた。ある自閉症の男性が発した賢い人の定義がハッとさせらるもので、その言葉を解説している俵さんの文章も素敵だ。
    俵万智さんが国語科教員だったり、結婚せずに子どもを産んでいたりたり、と知らないことがあり、その生き方を知って改めて魅力的な人だなと感じた。

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    2025年12月13日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    言葉の持つ力や魅力を改めて認識させられた本だった。

    クソリプの分類の話しと言葉の輪郭を曖昧にする「も」の話しが興味深く、印象に残った。

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    2025年12月10日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    短歌を詠む俵万智が新聞に連載したコラムを含めて書いたものである。和歌がどのようにつくられているのか、さらにそれだけでなく、自分の子どもとの言葉のやり取りもかかれている。短歌の作られる場面についてなかなか知る機会がないので、興味深く読むことができる。

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    2025年12月10日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    AIも短歌を作れるのにびっくり
    大学で学ぶのが羨ましいのは本当にそう
    大学時代の自分が勿体なさすぎて…
    連濁を初めて知った
    子どものために自然豊かなところへ移住するのがすごい

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    2025年12月06日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    素直、誠実、まっすぐ、温かい、丁寧、そのような印象を受ける文章。すっとここの奥まで届くような、ずっと隣りにいてほしいような言葉がたくさんありました。

    私もこんなふうに言葉を使いたいと自然と思える一冊です。日本語を愛しているんだなぁというのが伝わります。

    気持ちをニュートラルに整えたいときに読み直したい本。

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    2025年12月03日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    上手に言葉を使いたいと普段から思っているものの、なかなか納得のいく言葉が出てこなくてモヤモヤすることしょっちゅう。この本は目から鱗がたくさん。こんなふうに言葉が紡げたらなあ。

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    2025年12月01日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    序盤は、こどもの教育環境を充実させたことへの自慢か?!!と僻みの感情が出てきてしまったけど、言葉の面白さをわかりやすく伝えてくれる本だった。言葉と向き合いたくなり、詩をかいてみたくなった。

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    2025年12月01日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    子育てに関するお話がいくつかあり、お子さんを自然に近い場へと送り出したことや、ラップに関する知識や動画、仕事にまつわることを親子でお互いに伝え合ったりと、こんな親子の関係って良いなあと思うエピソードでした。

    「デジタルになるべく触れさせないことが1番の英才教育」といったことを本書で述べられており、私は妻にも「俵万智さんが言ってたよ!」と伝えて自分の未就園児の息子たちにも見せるのを控えるようになりました(もともと良くないなとは思ってはいたのですが、これを機に)。これが私にとってこの本から得た「生きる言葉」かもしれません。

    別のところでWHOが2歳までの子に見せても良いテレビ等の時間は0時間だ

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    2025年11月26日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    サラダ記念日
    名前は知っていましたが、読んだことないなと思いながら手にした俵万智さんの一冊

    一人息子とのやりとりが、なかなか出来た息子さんだなと思うし、俵万智さん自身も息子の言葉に感動したり。子供って、発見の連続なのでしょうね。

    SNSなどで言葉が簡単に発信できる時代だからこそ、相手への想像力は大切だと思うし、AIには出来ない世界

    子どもの問いに答える中に、勉強が嫌いという話しがあったけど、戦中や戦前の大人にとって、勉強が好きなだけできて羨ましいとか。立場が変われば味方や考え方も変わる物だなと。普通の人はテストで100点だと嬉しいかもしれないけど、著者のお父さんは自分の知っていることしか

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    2025年11月24日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    よかったー!この時期にしか書けなかっただろうと思う。素敵な短歌が沢山、エッセイとともに掲載されていて、自分の子育て時期に読みたかった。
    ほんわかした人という印象だけど、やはり歌人なのだなぁ。短歌で綴る子育て日記なのね。
    読みながら思い出した事がたくさんあって、年配の人にも楽しめる本だと思った。

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    2025年11月15日
  • チョコレート革命

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    ●2025年11月10日、Yahooフリマで本探し。キーワード「チョコレート」で検索して出てきた本。Yahooフリマで750円。

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    2025年11月10日
  • サラダ記念日

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    初読。これまで短歌集は情報量が少ないと思って敬遠してましたが、俵万智さんの「生きる言葉」を読んだことをきっかけに手に取りました。
    短歌の情報量をナメてました。それぞれの歌から想起される映像だったり、感情だったり、31文字に込められたものはとても豊かで、余白があるからこそ情報量は無限大そんな印象を受けました。
    サラダ記念日以外にも素敵な歌がたくさん。

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    2025年11月09日
  • 愛する源氏物語

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    ネタバレ

    ## 感想

    源氏物語は人によって見方が変わる不思議な物語だ。

    色々な本を読んできたけど、それぞれで見る角度が違って面白い。

    和歌は31文字の文字制限がある分、伝えたい気持ちが凝縮されるので、この和歌の中にこそ、キャラクターたちの本音が込められている。

    思えば、源氏物語にはたくさんの恋愛の形が描かれる。

    源氏物語が長く長く読まれているのは、誰もがキャラクターの誰かに感情移入できるからかもしれない。

    私は学生の頃学校で習ったときには正直「長いな〜」「すごい浮気するな〜」くらいに思っていた。

    しかし本を読むにつれ、色々な角度から見ることで、だんだんキャラクターたちの理解が深まっていった

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    2025年11月04日
  • 考える短歌―作る手ほどき、読む技術―

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    「も」を疑えとか、あいまいな「の」に気付けとか、体言止めは一つにとか、副詞に頼らない、とかいろいろ役立ちそうだ。易しく書いてくれているので、すぐに読めた。

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    2025年10月12日
  • サラダ記念日

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    大人の恋っていう感じでまだ共感できない部分もあったけど、年を重ねるごとに共感できる詩が増えてくるのかなと思うと凄く楽しみ。

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    2025年08月25日
  • サラダ記念日

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    恋に恋するって感じで、いいと思う。

    特に好きだなと思った歌

    モーニングコールの前のエチケット
    ライオンの泡の中に始まる
    →ライオンの歯磨き粉で歯を磨いてから彼をキスで起こすのかな、と書かれていない部分に想像が広がる。

    ワイシャツをぱぱんと伸ばし干しおれば
    心ま白く陽に透けてゆく
    →ぱぱんの語感が良い。家事を歌に変える心の豊かさが素敵。

    缶詰のグリンピースが真夜中に
    あけろあけろと囁いている
    →自分の中の天使と悪魔が…ではなく、缶詰側が誘惑してくるという発想がおもしろい。

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    2025年08月24日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    雑誌で連載していた子育て短歌をまとめた本で、短歌はもちろん、その背景や想いと一緒に読むことができ、エッセイとしても楽しめる。
    本書から7年後に発行された『ありがとうの缶詰』も大好きな作品だったが、本書もうんうん頷きながら、たまに涙を流しながら、うまく言えない感情を言語化してくれたことに感謝しながら読んだ。

    子育てをする忙しい日々の中のありふれた出来事が、俵万智さんの素敵な感性と表現力によって思い出として残されていく。それを読者の私たちが読んで、大切なことや、忘れかけてしまっていたことを思い出させてもらえて、なんでもない日常が愛おしいことに気付ける。

    特に息子さんが言葉を覚えていく幼稚園時代

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    2025年08月16日