俵万智のレビュー一覧
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俵万智
1962年 大阪府生まれ
サラダ記念日
一人息子のシングルマザー
東北大震災を機に石垣島へ移住
子育てエッセー
前向きで暖かい日常と子どもへの愛情が良く伝わってくるPosted by ブクログ -
古来から、日本人は歌で愛を伝えてきたわけで、
愛を売る職業のホストに短歌はもってこいなのかもしれない。
全体的にストレートな歌が多かった。
ホスト○年目でまとめてるので、
ガツガツしていた句が、だんだん落ち着いたり、後輩ができたりして、
ホストたちの生活の移り変わりを感じて面白かった。Posted by ブクログ -
全く前知識なしで読んだけど、めちゃくちゃ面白かった。夜の街ばかりが敵視されていた中で、そこで働くホストが『泣いた赤鬼』というのは、なるほどと思うと同時に切なくなる。Posted by ブクログ
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俵万智(1962年~)氏は、早大第一文学部卒の歌人。大学卒業後、高校の国語教員として働きながら発表した『野球ゲーム』が1985年の角川短歌賞次席となり、その奔放で斬新な表現で現代口語短歌のホープとして一躍脚光を浴びた。『八月の朝』で1986年の角川短歌賞を受賞。翌年に発行した第一歌集『サラダ記念日』...続きを読むPosted by ブクログ
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出オチ感があるタイトルだったけど、中身はマジメに短歌だった。ホストならではの心の機微が詰まっていて、妙に生々しくて良い。光源氏は元祖チャラ男という解説は、言い得て妙だと思った。Posted by ブクログ
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心に刺さる一句から、あけすけな一句まで。稚拙と思うものも多いけど、誰かが何かを伝えようとする短歌はいずれも等しく尊い!Posted by ブクログ
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詠者名を眺めていると、「あ、この人短歌詠むのにハマってるのかな」みたいなのが伺えて微笑ましかったです。Posted by ブクログ
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本物のホストによる短歌が300首ずらりと並ぶ。ホストが短歌??と思う人もいるかもしれない。しかし、短い言葉で想いを伝え、微細な所作に敏感に気づく力は通常の人間を凌駕している。光源氏が元祖チャラ男であるように、ホストは歌を詠む素養がある。私が好きな歌「歌舞伎町 東洋一の繁華街 不要不急に殺される街」
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自分の知らない世界のことを知れる面白さと、手塚マキさんが本の中で仰っているように、短文でのやり取りに強いホストの人たちの才覚が存分に表れた、独特の短歌のリズム感が面白かったです。
短歌ということで、パラパラと読み返しやすく、たまに読んではそれぞれの短歌の明るさや切実さに謎に励まされています。
Posted by ブクログ -
読みやすく覚えやすくて感じよく平凡すぎず非凡すぎぬ名
今日までに私がついた嘘なんてどうでもいいよというような海
親子という言葉見るとき
子ではなく親の側なる自分に気づくPosted by ブクログ -
雑誌に掲載されていた子育て短歌ダイアリーの
後半部分。幼稚園から小学生時代を綴っている。
シングルマザーとして、親元の仙台に暮らしていた時
東日本大地震が起こり、落ちつかない一時期を
逃れていっとき避難のつもりで沖縄へ。
友人の住む石垣島へ滞在したのがきっかけで
その小さくて限りなくあったかいコミ...続きを読むPosted by ブクログ -
歌手と歌人、違うフィールドで「言葉」を扱うふたりが相互のやり取りを繰り返しながら短歌の添削指導により「歌」に親しんでいく。
五七五七七のリズムを飲み込めずに四苦八苦する一青さんが自分なりに飲み込んでいく様と共に、歌手という普通の人の生活からは見えない視点で切り開く世界と日常の断片。
なるほど、虚実を...続きを読むPosted by ブクログ