俵万智のレビュー一覧

  • オレがマリオ

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    東日本大震災をきっかけに、小学生の息子さんを連れて
    石垣島へ移住した
    歌人、俵万智さんの歌集。

    震災時の緊迫した心境を綴った歌から
    大自然の光に包み込まれているような歌まで
    様々な短歌がありますが

    なんといっても、タイトルにもなっているこの歌が、
    印象的でした。


    「オレが今 マリオなんだよ」 島に来て 子はゲーム機に 触れなくなりぬ


    この歌は、息子さんとの
    実際の会話からつくられたそう。

    どれだけ文明がすすんでも、きっと

    大自然がもともとはじめから持っている、
    圧倒的な豊かさには、かなわない。

    そう、思わずにはいられませんでした。


    心に残る歌に出会える
    素敵な一冊です。

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    2026年11月02日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    俵万智はNHKインタビュー「ここから」で、この本の内容の一部に触れている。  

    「今は言葉の時代で、言葉が世の中に溢れている。みんな自分が発信できることで、言葉が身近なツールとしてあるけれども、便利さゆえにトラブルも起こったりどうやって使っていいかわからない・・・インフラはすごく整って高速でバンバン行けるんだけれど、みんな免許を持ってないというような状況かなと思ったりする。」

    「言葉が溢れている時代だが、どちらかというと「人と人とを分断する方向」に使われる言葉も目立つ。しかし本来は言葉を使ってどう人と関係を築いていけるかということが言葉の力である。言葉はそもそも人と人をつなげたり関係を紡いでいくために人類が発明したものだ。そういうそもそもの形で言葉を使えるようになるのは一生ものの財産になると思う。」
    奥が深く正鵠を射た言葉。

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    2026年10月31日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    元々短歌が好きで、もちろんサラダ記念日を多感な思春期に何度も何度も読んでいたので、興味をもって拝読。
    言葉の持つ力、使い方を様々なシチュエーションで考察してくれていてとても面白かった。
    しばらくご無沙汰していた短歌の制作もまた始めてみようかな‥と思った。

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    2026年10月25日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    歌人ということもあり、全体の言葉遣いが美しい。良い日本語に触れられたな、という気持ちになる
    クソリプ分類の考察は思わず笑ってしまった。

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    2026年10月19日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    俵万智さんの言葉についての新書。こんなに面白いとは思わなかった。だいたい詩人とか文学者だとかいう人たちはいい加減に日本語を使う私たちを嘆いているものだとばかり思っていた。万智さんのお人柄なのか、いい悪いではなく、それも日本語らしさであると認めて論じていた。読みやすく面白い。言葉を学ぶのって面白いんだと気付かされる。
    万智さんの短歌がいく編も載せられていて、それもいい。パンの詩と最後とはの詩でぐっときた。また、光る君へも途中までだけど見ていたので、面白かった。

    短歌読み涙が出るとは知らずして生きてきたんだ40まで

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    2026年10月19日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    俵万智さんの人柄が文章に出ているようで読んでいて心がほぐれる。俵さんの、子育てに関する短歌が特に好きです。

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    2026年10月14日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    著者の生活•経験•人生を知りつつ、短歌を通して言葉の存在について考えながら読んだ。
    言葉で全てを説明できるわけはない。
    言葉を使いこなす人は言葉を疑う。
    文章はすぐに作れるものだけど作る時間見つめる時間が意味を持つ。
    するしないの判断。しない方が意志がいる。しっかり考えた証拠。

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    2026年10月11日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    「いい短歌を作るためのヒントがほしい」と思って読んだ。
    印象に残ったのは「言葉は目印」という言葉。人の心を表す言葉は言い尽くせない。言葉が小さいのではなく、人の心が大きいのだという。
    短歌は、最初からぴったりの言葉を探すのではなく、とりあえず言葉を置いてみて、あれこれ組み合わせるうちに、あとから意味が生まれることもあるのかもしれない。関係なさそうな言葉が思いがけずつながるのも、短歌の面白さだと思った。
    「短歌という小さな種は、受け取った人の心の中で培養されて、思いがけない花を咲かせることがあるし、そこまで含めて歌なのだ」という言葉も印象に残った。

    また、『枕草子』の話で、「随筆は何を書いて、何を書かないかが肝」というのが興味深い。何でも書けばいいわけではない。残したいものを決め、それを徹底的に描くために、あえて書かないものもある。ありのままをすべて書くことだけが、随筆ではないのだと思う。

    言葉を過信しすぎず、ときには立ち止まりながら、それでも何かを伝えるために言葉を紡いでいきたい。

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    2026年10月08日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    人と話すとき、何を言うかと同じくらい、何を言わないかを考える。
    誰に向けての言葉なのかを意識する。
    発してしまう前に、一呼吸おいて確認したい。
    言葉が簡単に届けられる時代だから、尚更である。

    凄く深い。

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    2026年10月07日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    親となってから明らかにすべてが違って見える。
    この詩のひとつひとつも、なんと美しく見えるのだろうか。

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    2026年10月01日
  • サラダ記念日

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    うたうことが生きることだから。
     
    そう言い切る俵万智さんが、ただただカッコいい

    そしてワタクシ恥ずかしながら…
    正しくサラダ記念日の短歌を把握してなかったことに震えております:((;っ´°Д°`c);:

    原文を正しく理解するって大事ですね♡(笑)

    そして
    俵万智さんのエッセイ『りんごの涙』にふれたあとだったので、より一層味わい深い時間となりました
    セットで楽しんでほしいなぁ〜♡
    俵万智さんの魅力にひたってほしい

    ワタクシの今の心情
    大丈夫。必要ないよ。どっちもこめ、ええよに込める我の本心。

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    2026年09月25日
  • 短歌ご一緒しませんか

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    俵万智さんが岡村さんや他の人の作品を添削するのが読めて、どんな点を気をつければいいかわかって面白かった

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    2026年09月24日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    俵万智さんが子育てやラップ、SNS、AIなどをテーマに、言葉の大切や意味を教えてくれる、素敵な内容。
    クソリプについて語っているのは笑った。

    また高校生の頃に英作文コンテストで優勝した際の作戦や、小話には素で感心した。
    期待値を思い切り下げた上で想像を超えると、よりインパクトを与えるし、悪い物でも「覚悟していたのより、ずっといい」ともなる。
    一社会人としても大変勉強になりました。

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    2026年09月24日
  • サラダ記念日

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    ネタバレ


    とても好き

    一言一言が、可愛らしい

    30年ほど前に書かれたと思わない

    恋の気持ちは色褪せず、いつの時代も同じかも

    心がきゅんとした

    金曜の6時に君と会うために始まっている月曜日

    いつか、好きな人、大事な友達に送りたい
    そう思って月曜日を始めたい

    きゅんとする短歌がいっぱい
    31字にぎゅっと詰まっている

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    2026年09月21日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    言葉の力を信じているひとが、最後は谷川俊太郎の「言葉は疑うに値する」のエピソードを書いて終わる。

    「ホスト万葉集」と「歌集 滑走路」を買うか。

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    2026年09月20日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    俵万智さんが言葉について、子育てから、ドラマ、SNS、ラップ、そしてもちろん短歌と、様々な方面から探っています。
    SNSやWebコンテンツからは日々新しい言葉が生まれ、呟かれた言葉はあっという間に浸透し、だんだん形を変えたりも。普段気にもとめなかった言葉の面白さと「生きてる!」感に気にづきました。
    バズる言葉には流行る理由があったんだ、言われてみたらどれも納得です。

    言葉を組み立てる作業でも、助詞の違いや単語の位置で印象はガラリ。そこはやっぱり日本語難しい〜、プロってすごい!と唸るばかり。

    俵さんの語り口がとにかく楽しく、何よりやっぱり所々に挟まれている短歌に「短歌すげー」ともなります。

    あとは息子さんの「オレが今マリオ」発言!子どもの言葉にハッとする事もよくありますが、これは胸アツでした。

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    2026年09月16日
  • サラダ記念日

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    いい!短歌っていい!余白がいっぱいの31文字に詰め込んだ想いを想像するのが楽しくて、この言葉を理解できる自分が日本人として誇らしい。私が生まれる前に作られたものだけど、若さのあるかわいらしい歌が多くて楽しく読めた。

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    2026年09月13日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    父親だけど心に残る詩、文章ばかりだった。
    なんて優しくて温かい文章を書く人なんだろう。
    子育てが「たんぽぽの日々」であること、日々の忙しさの中で育児をしているとつい忘れてしまうなあ。上手くいかないこと、イライラすることも多いけど、そういう感情もまるっと抱きしめてあげて、子を育てる、子に育ててもらう「たんぽぽの日々」を味わおう。

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    2026年09月12日
  • みんなの短歌

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    俵万智さんの優しいガイドがあるので、育児短歌、作ってみたくなった!
    俳句よりは長い、が、ちょうど良い短さの中におさめる心地よさ。
    心情・描写を流し込む、余分なものを削り取る、いい言葉のトレーニングになりそう。

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    2026年09月08日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    俵さんの「言葉」という考え方そのものみたいな根源的なものに触れた気がする。すごく読みやすく、読むのが楽しみだった本だった。

    今の現代にある、様々な言葉に関する物が取り上げられていて、ハラスメント、ラップ、。ハラスメント、などなど。とても面白い。そして何より折々に挟まれている短歌が素晴らしいなと思った。

    ーつかうほど増えてゆくもの かけるほど子が育つもの 答えは言葉ー
    ー優しさにひとつ気がつく ×でなく⚪︎で必ず終わる日本語ー

    俵さんも言っていたが、今後いくらAIが流行っても、言葉はなくならないと思う。言葉は大きな力を持っている。千年前の和歌に思いを寄せることができるように、今後何百年立ったとしても言葉による意思疎通は必要となる。グローバル化が進めば進むほど、価値観は違い、それを埋めるために言葉を使う。自分を主張するために言葉を使う。たとえば「ハラスメント」という現象が起こるのは、お互いの認識が違うから。それを埋めようとせずに歩み寄らなければ嫌な思いというのはなくならない。だからこそ、言葉が必要だ。そうつよく思った。とてもよい本だった。また読み返したい。

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    2026年09月04日