俵万智のレビュー一覧

  • 生きる言葉(新潮新書)

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    言葉のプロによる言葉の使い方についての書。
    SNSやラップやAIについての考察が大変興味深い。
    言葉の不思議さと魅力を再認識。

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    2026年02月28日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    読みながら、言葉というものの面白さ、使い方の奥行きをいろいろ感じた。
    言葉の受け取り方に「差」があることに気づかされる。
    同じ文章を読んでも、ただ読み流すのではなく、「ちょっと考えてみようかな」と立ち止まる回数が増えた。言葉をきっかけに、物事の考え方が少し深くなる感覚がある。

    印象的だったのは短歌の話だ。
    短歌を読んで、その作者が「この句はこんなイメージです」「私はこういうふうに考えました」と語ると、ついそれが“正解”のように思えてしまう。けれど、決してそうではない、と本は教えてくれる。
    同じ言葉を見ても、作者が見ている景色と、作者以外の人が見ている景色は違う。言葉は一つでも、景色は一つでは

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    2026年02月28日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    うわーー良すぎるー!!俵万智、近頃私にとってかなり大きな存在になりつつあるひと。効果的に挟まれる大阪弁も心地良い。短歌を詠みたくなったし、大学に通い直したくなったし、子育てがしたくなった。

    どれもこれも大好きな文章ばかりだけど、特に6の「子どもの真っすぐな問いに答える」は、我知らず涙があふれて止まらなくなってしまった。あとがきの谷川俊太郎のところまで繰り返し登場する、「言葉の限界」「言葉の不完全さ」の話。ずっとずっと思ってたことをまんまと言い当てられて、目の前でほらと差し出されたような感じ。うん、あらためて、心から世界と言葉を愛おしいと感じる。

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    2026年02月25日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    ネタバレ

    何かのTV番組で話題になっていたので衝動買いした本書。著者の俵さんが書いているように、誰もが誰とでもコミュニケーションが取れる現代において、言葉が持つ意味・力・役割をまさに「言葉」で理解することができた。
    個人的には「言葉は世界と一対一で対応しているのではなくて、ざっくりとした目印」といフレーズがとてもしっくりきた。それと同時に、世界を表現できる言葉が増えれば増えるほど、自分が見ている世界もまた豊かになると再認識することもできた。

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    2026年02月22日
  • サラダ記念日

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    良かった。短歌ってリズムがあってイメージが浮かんできて発言だった。オーディブルで聴けても良かった。歌人って、短歌を読む人なのね。31文字の魔法の定型。俵万智って歌人だったのね。しかもこれ書いた時結構若かったのね。『この味がいいね』と君が言ったから 七月六日はサラダ記念日

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    2026年02月21日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    「サラダ記念日」で一世を風靡した歌人、俵万智さんが「言葉」を語る。
    私もなんだかんだ「言葉」にこだわりがある。
    ブログを始めてなんだかんだもうすぐ20年になる。
    監査なんていう仕事をしているんで、証憑をどう読み、どう理論づけるかで、
    不備があるかどうかを評価する。最後は言葉が決め手になる。
    そしてそれを報告書にまとめる。経営者に伝わりやすいよう、言葉を探す。選ぶ。
    さらに部下。コミュニケーションに難のある部下と、どうすれば向き合えるか、
    彼の言葉から彼の特性と癖を探し出し、受け入れるべきものと修正していくべきものを見極める。
    長年寄りそう妻ともそうだ。40年以上、何かにつけ話し合う。
    いやまあ

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    2026年02月19日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    俵万智さんの名前は知っていたけど、初めて本は読んだ。優しくて時々くすっと笑ってしまうような文章を書く人だと思った。
    詩に触れたことは今までなかった私だけど、短い文章の中に様々な思いが詰まっていて、読む人によって感じ方も違うんだろうなあと思った。
    特にタイトルにあるたんぽぽの詩は心がギュッとなるような切なさと溢れる愛が詰まった詩だった。
    私もまさに子育て中なので、たんぽぽの日々を大切に大切に過ごしていきたいと思った。

    子育てをしている友人に贈りたいと思う一冊だった。

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    2026年02月16日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    子育てから、世相から、恋愛から、ラップから、果てはクソリプ話 (笑える) まで話が上手い。背景から例えを交えながら、一語一語が適切で無駄がなく(何と言うか語彙表現のピッタリ感)、しかもいろんな視点で語られて論理的で分かりやすい(それでいて優しさがあり)。ずっと心地良く読んでいられる。特に後半/最後はホントに言葉を大切にしているのだなが伝わる。

    真髄はもちろん短歌/和歌の解説。スキルのない自分は歌だけでは理解が難しいが、簡潔に今風のカジュアルな言葉で解釈を披露されると、あー、そう読むのかと感心することしきり。伝えたいことをどう表現するかはもちろんだが、31音という少ないリソースにどう収めるかの

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    2026年02月15日
  • チョコレート革命

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    男ではなくて大人の返事する君にチョコレート革命起こす             俵万智

    俵万智さん、第3歌集(28才から34才までの作品)再読です。『サラダ記念日』から俵万智さんの短歌が好きで、本書もずいぶん前に購入して読みました。不倫の歌も入っていて、ドキドキでした。それは今でも変わりません。

    チョコレートは甘いのも苦いのも色々あって、恋愛を表現するのにピッタリ!今年のバレンタイン、革命起こしたい人、どのくらいいるのかな。

    【チョコが入っている短歌】
    チョコレートとろけるように抱きあいぬサウナの小部屋に肌を重ねて

    チョコを買うように少女ら群がりて原宿コンドマニアの灯り

    【好きな短歌】

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    2026年02月16日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    間違えて乗った汽車が時には目的地に連れて行ってくれる

    笑顔であること
    幸せであること
    正直であること
    誇りを持つこと

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    2026年02月13日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    さすが、言葉のプロ、というのか、長文がスラスラと頭に入る。
    活字の並びによどみなく、過不足なく、読み手に対しての愛情を感じる。
    そういえば、著者は元国語の先生。こんな先生だったらもっと私は活字にぬまっていたかもしれない。

    私は文字を読む時、頭のなかで朗読する声が聴こえるタイプなのだが、今作は、先日あちこちオードリーに出ていらした著者の声を聞いたばかりということもあり、終始彼女の声で再生された。
    彼女の声がすごく好みだったので、読書中、すごく心地よかった。

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    2026年02月11日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    久々に一気読み。面白かったし、自分の日常を振り返る機会になった。短歌って面白いんだなぁ。あー今、国語の授業また受け直したい。

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    2026年02月09日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    俵万智さんの書籍はこれが初
    とても言葉の使い方がさすがで、面白くもあり、とてもファンになりました。

    日本語って素敵な言語だと改めて感じた書籍でした。
    言葉って生きるうえで大切な道具であるから、たくさん使って自分の道具をこれからどんどん増やしていけたらいいなと思います。

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    2026年02月03日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    言葉というものは、どんな人が、どんな状況で、どうやって使うのかで、こんなにも様々な効果を発揮するのだなと、改めて言葉の力に感心した。そして、著者が鮮やかに言葉を使いこなす様に圧倒される。
    個人的にホスト歌会の話が斬新で興味深かった。なんとなく暴力的で、搾取的なイメージから、なんとなく敬遠していた世界だが、短歌の大会に向けて切磋琢磨するホストたちの様子を想像すると、イメージとのギャップが凄まじくかつ微笑ましく思う。
    「光る君へ」に登場する短歌の新しい解釈も面白かった。
    とにかくエピソードひとつひとつが面白く、丁寧に描かれている。
    俵万智さんの息子さんの目の付け所や、聡い感じ、言語化能力が凄まじく

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    2026年02月02日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    読んでよかった。

    本編と大幅にずれにずれた感想だけれど、高階貴子が詠んだ和歌が絶世の恋文すぎて感激した。
    学生の頃はきちんと意味を理解できず、死にたいくらい好きって大袈裟〜〜くらいの感想しか持てていなかった気がするけど、色んな経験を積んだ今、まず、死にたいくらい好きと思える人と出会えていることが素直に素敵だなと思う。
    人の心は不変で無いことを理解し、受け止めているからこそ、今、この瞬間、この幸せな気持ちと相手への深い愛情を、言葉で表現できる最大限の方法で詠んだ歌だったんだと分かって、なんかとにかく胸に込み上げてくるものがあった。この複雑な心境を31字で表現できるって何事。
    自分の語彙力があま

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    2026年02月01日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    1歳になる子供がいる。この一年で寝返りはできるようになり、座れるようになり、つかまり立ちできるできるようになり、歩けるようにまでなった。
    すごいすごいと思いながら、一年間があっという間だった。※もちろん、そこまでの妻の努力は私の数十倍にも及ぶだろう。
    この本をよむとそんな日々をいとおしいとおもいながら、その一瞬を切り取るという素晴らしさと同時にもう戻れない寂しさのようなものを改めて認識させてもらえた。
    時間は止まったり、戻ったりすることはない、子供と過ごせる瞬間を大事にしていけたらと思う。

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    2026年01月28日
  • サラダ記念日

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    歌集をしっかり読んだのは初めてかもしれない。
    あまりにもタイトルの歌が有名で、思わず手に取ってしまった。

    家族や恋人との情景が思い浮かび、私は別の人間なのに彼女の人生を追体験させてもらったような、フワフワした気持ちになった。

    素敵だな、と思う歌がキラキラとしていて、また他の歌集も読みたいと思う。

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    2026年01月25日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    後輩がくれた本。歌集をもらうのってとても嬉しい。ありがとう。
    わたしはまだ1年と7ヶ月しか育児をしていないけどわかる~~!と大興奮したりボロボロ泣いたりした。子供が大きくなってからも折に触れて読み返したい。

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    2026年01月09日
  • 愛する源氏物語

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    ネタバレ

    私の言いたいことは、冒頭の「和歌は心の結晶」に綴られている。私が源氏物語(といっても現代語訳ですが)を手に取るとき、和歌の部分は理解が届かないこともあり、分かったようなふりをして済ませてしまっていた。あの文豪・谷崎ですら“私の技量では覚束ない”という。
    しかし、俵さんは短歌の部分に焦点を絞り、「自分流に詠み直し」「万智風の役をつけるという試みしてみたい」と言って、なるほどと納得できる姿に読み解いている。紫式部が登場人物のそれぞれになり、巧拙織り交ぜて歌いわけるという指摘も、今後源氏物語を読むうえで大いに参考になる。早速「寂聴源氏」を取り出した。

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    2026年01月05日
  • チョコレート革命

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    あとがきを読んで、チョコレート革命とはそういうことか!と
    日本語の曖昧さが活きる歌がたくさん
    不倫は私にはわからなく、誰かを傷つけたくはないけども、自分のための記録として記すならば、そこにある気持ちは普通の恋愛のように感じてしまう

    サラダ記念日に衝撃を受けて読んだこちらも良かったけど
    最初に読んだもののほうがインパクト強く感じてしまう
    時間が経てば、自分のコンディションが変わればまた感じ方も変わるかな

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    2025年11月30日