俵万智のレビュー一覧
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言葉というのは誰しもが使えるコミュニケーションツールだ。しかし、その言葉を鵜呑みにせず、適切に解釈する力も必要になる。
「言葉というのは、持たざる者が生きるための最後の武器なのだ。」作中のこの言葉にすごくうなづいた。
生きることに必死で、どうにか心を言語化しようともがいて残った奇妙な瘡蓋のような文章たちを、肯定されたような気持ちになった。
最近は自由気ままに文章をかくこともあまりしなくなっていて、俵さんの言葉に共感しづらい場面も多かったけれど、そのかわりに、良いことばをつかって、人に気持ちを伝えたいなと思った。
AIが当たり前になった時代に、創作するすべての人へ、勇気を与えてくれるような言葉が -
Posted by ブクログ
俵万智さんが源氏物語の和歌部分を口語短歌に訳し解説をしている本。登場人物の和歌の上手い下手や、紫式部がなぜそういう設定にしたのか、などの考察もあり面白い。
これまで源氏物語を訳してきた与謝野晶子、谷崎潤一郎、瀬戸内寂聴などがどのように訳したのかも記されており、和歌については注釈をつけたり散文に読み替えるに留め、訳すことはあまりされていなかったとのこと。谷崎潤一郎の『和歌は散文ではなく、意味にとらわれて調べを感じられないよりは、わけも分からず調に酔いしれたほうがずっといい』という言葉が印象的。
そんな中でも短歌を現代語版に詠み代えることは、俵万智さん本人も『やんちゃと思われるだろう』と書いてい -
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Posted by ブクログ
月一で開いた「出勤前歌会」から、コロナ禍の最中のZoom歌会まで。
歌舞伎町のホストたちが2年間で作った短歌900首から、300首を厳選。
歌舞伎町のホストさんたちが作った短歌を集めた歌集です。
300首も収録された歌集というと、さまざまな雰囲気の歌があるのを想像しますが、収録されている歌のほとんどのテーマが酒、女、金、夢や序列などで、退廃的な「繁華街の夜」のイメージが強いのが印象的です。
それでも、みなそれぞれ個性があって面白い。ホストクラブには行ったことはないですが、よまれた歌から、ああ、きっとこの人は売れてるんだろうなとか、まだ新人とかなのかなとか想像するのも面白いですし、最後にホス -
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