竹内薫のレビュー一覧

  • アインシュタインと猿 パズルでのぞく物理の世界

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    「学校の物理」しか知らない人たちへ、この世の不思議を解き明かそうとする「ワクワクどきどきした冒険の世界」、すなわち「生きている物理」の世界をお届けしようと竹内氏が筆をとったのが、1989年春のこと。
    それから20年以上の歳月を経て、ついに待望の復刊!!
    「竹内流の考え方」の原点はどのようなものだったのか?
    叔父の絶妙なツッコミで得られる効果とは?
    物理好きなら見逃せない一冊。

    [ 目次 ]
    海岸線の長さ―数学
    アインシュタインと猿―相対論
    80日間世界一周―力学
    ガリレオとピサの斜塔―素粒子・力学
    2と3の違い―天文
    物はなぜ見えるか?―素粒子
    乱雑さの問題??エントロピーの話

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    2011年06月12日
  • 理系バカと文系バカ

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    理系能力に優れる、文系能力に優れる、というより、文系性質が欠如している理系、理系性質が欠如している文系を、理系バカ、文系バカと呼んで、(少し極端な)例を用いて面白く前半を展開している。

    後半は理系文系に対する今の学生の考え方、日本の在り方の問題をわかりやすく書いている。

    全体を通して非常に考えさせられる面白い内容である。

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    2019年01月16日
  • したたかな生命

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    「ロバストネス」をキーワードとした良書。

    ロバストネスとは、しなやかな、したたかな強さのこと。
    対:フラジャイル、もろさ
    類:ホメオサタシス(ただし、ホメオスタシスが一定の状態を保つことであるのに対し、ロバストネスはそうとは限らない。)

    ロバストネスを向上させる4つの方法
    1)システム制御
    2)冗長性+多様性
    3)モジュール化
    4)デカップリング

    1)システム制御
    フィードバックによる修正

    2)冗長性+多様性
    故障があっても直接パフォーマンスに影響させない(腎臓が二つあれば一つだめになっても大丈夫、のように)

    3)モジュール化
    細分化することで一部が壊れても全体までには影響させない。

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    2009年11月25日
  • ねこ耳少女の 量子論 萌える最新物理学

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    量子論を扱ったマンガ。まず500円というお手頃な値段が素晴らしい。量子論の専門書は少なくとも1500円以上するものが多いと思う。量子論に対して興味を持ってもらうためのきっかけとなる本だと思う。

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    2009年10月04日
  • ねこ耳少女の 量子論 萌える最新物理学

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    漫画で読む、量子論の本。
    スラリと読みやすく、量子の話も分かりやすく描かれている。
    これから量子を学ぼうという人も、萌え漫画が好きな人も、楽しく読めると思う。

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    2009年10月04日
  • ねこ耳少女の 量子論 萌える最新物理学

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    以前、ネットでの記事を読んで気になっていた一冊。

    …しまった、ハマってしまった。

    量子論なんて全然興味なかったのに
    「もうちょっと調べてみようかな」と思ってしまった。

    「量子論+萌え漫画」という企画力、
    実際に出版した勇気に
    何よりもメロメロになりました(笑)

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    2009年10月07日
  • 99・9%は仮説~思いこみで判断しないための考え方~

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    科学はすべて仮説であり、数学ですれば定義が破綻していたら何も言えない。世界の見え方も頭の中の仮説によって決まっているというのは、相手が話すであろうことを予測し、予測と反することを言われると聞き取れないことが時たま起こることを説明してくれた。
    客観も結局は主観の積み重ねであり、100%の客観などありえないということを、客観的に物事を判断とうぬぼれている自分に言い聞かせる必要があると思った。

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    2026年03月27日
  • すごい物理学入門

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    物理が苦手で、高校のときにテストで18点をとったことがある。数式ばかりで冷たく、面白くない。でも理解したいなという憧れはあった。ページ数が薄く、「入門」とタイトルにあるこの本なら読めるかも、と手に取った。

    読んでみると、数式が一つもない。それなのに、物理がわかったような気にさせてくれる。最初の章から物理に疎い自分は驚き。まず、ニュートンの引力の理論が否定されている。そこでひきこまれてしまった。読み進めるにつれ、量子力学の難しい話が出てきて、想像ができずに心が折れそうになったが、詩的な文章で紹介してくれるので頑張って読めた。特に、6章の熱と時間という全然関係なさそうな2つを結び付ける話が特に面

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    2026年02月24日
  • すごい物理学入門

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    作品紹介・あらすじ

    『すごい物理学講義』や『時間は存在しない』で世界的にベストセラーを誇る天才物理学者の本邦初訳書。既刊の中で最もわかりやすい。

    *****

    著者のカルロ・ロヴェッリはイタリア出身の物理学者で、特にループ量子重力の創始者の一人として有名。ループ量子重力というのは一般相対性理論と量子力学の統合を目指している理論だ。

    僕は彼の「時間は存在しない」を読んでいて、その時の感想に「意外とむずかしくはなくてスラスラと入ってくる。そして読み終わって一息いれると、何が書いてあったのかをほとんど覚えていない」なんてなんとも情けないことを書いている。まったく困ったものです。

    さて、この「

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    2026年02月17日
  • ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史

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    ミステリーではないですが、若干ネタバレというか、そういう内容です。

    「あなたは月へ行くだろう」

    アポロ計画により、人類が月面に降り立った時をピークに、宇宙開発への希望をのせたこの言葉。
    しかし、本書を読むとそんな、輝かしい未来へのメッセージではなく、人類が滅亡への道を辿る暗鬱たるメッセージとなりえてしまう。。。

    本書によると、現生人類、いわゆるホモサピエンスは一万年以内に滅んでしまうらしい。それは、よく聞く環境破壊や災害などではなく、遺伝子レベルの生物学的な問題が多い様だ。

    ただそれだけが原因ではなくもちろん、それ以外の要素にも言及している。
    そんななか印象に残ったのが、イースター島住

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    2026年01月23日
  • すごい物理学入門

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    ループ量子重力理論提唱者であるカルロ・ロヴェッリ氏のり一般向け物理学書。といっても小難しさはほぼなく詩的な美しい文学作品のような趣。
    相対性理論から量子力学、宇宙、素粒子、量子重力理論、熱と時間、そして「私たちについて」と7つの講義。これは「時間は存在しない」などカルロ氏のその後の著作物の流れと同じで、物理学初心者にとっては非常に分かりやすく、氏の趣旨一貫性に唸らされる。
    題名はイタリア語で「Sette brevi lezioni di fisica」で「
    物理学の7つの短いレッスン」という意味のようで、日本語版の「すごい~」よりこちらのようが美しいような気がする。

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    2026年01月23日
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か

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    大好きな「生命とは何か」について論じた本。
    書いたのは、ポールナースという細胞分裂に関わるcdc2というタンパク質を発見しノーベル賞までとっている第一線の学者である。

    ただ、その語り口は平易で、しかもワクワク面白かった。

    生命のかけがえのなさと共に、今人類がそれを脅かしつつある事も語られており、確かになと感じた。

    #メモ
    - cdc2は偶然と努力の賜物として見つかった。
    - 生命の要素
    自然淘汰を通じて進化する能力
    境界を持つ事
    生き物は科学的、物理的、情報的な機械である事

    -今の地球上の生命は全て兄弟である

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    2025年12月31日
  • THE LEARNING GAME 自分の頭で考え、学ぶ楽しさ、挑戦する喜びを教えよう

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    数年後また読み返したら面白そう。

    教育者、親は読んで損はしない。すぐに実践できる心理学的なものも多く参考になる。
    ただ職業柄、理想論すぎるかな、と思ってしまう部分もある。

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    2025年12月30日
  • 不完全性定理とはなにか 完全版 ゲーデルとチューリング 天才はなにを証明したのか

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    番組「サイエンスゼロ」でお馴染みの人、学者と思いきやサイエンスライターだったとは… くだけた表現で好き嫌い分かれそうだが、なかなか分かりやすくてよかった。素人が疑問に思っていそうなことをよく理解してくれている。とくに不完全性定理が物理学に対して影響するのか、という点は一番最初に興味を持ったテーマだったように記憶している。
    ハイゼンベルクの不確定性原理が関連として一瞬出てくるが、ここの説明については不正確で勘違いを生む説明になっているようだ。ハイゼンベルクの不確定性は測定誤差に関するものだと言ってるが決してそうではなく、小澤正直によって誤差と擾乱が厳密に定義され、量子のゆらぎをより正確に示した、

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    2025年12月24日
  • すごい物理学講義

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    「超ひも理論」並ぶ統一理論の候補である「ループ量子重力理論」の提唱者であるカルロ・ロヴェッリ氏による一般読者向けの物理学読本。といっても後半はかなり難解。でもとてつもなくエキサイティングで面白い本。再読。
    近代物理の原点をプラトンやアリストテレスではなく(むしろ否定し)デモクリトスの原子とし、そこからニュートンの古典物理学、ファラデー=マクスウェルの電磁気学、さらにアインシュタインの相対性理論、ディラックの量子物理学へと紡がれる変遷を追う。それらをベースに、(刊行当時の)最新物理学であるループ量子重力理論を中心に量子のふるまいに迫っていく。
    氏の別著書「時間は存在しない」でも触れられていたが、

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    2025年11月24日
  • ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史

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    ホモ・サピエンスは多様性に乏しい。チンパンジーの群れの方が遺伝的に多様。

    他のホミニンと違って、ホモサピエンスは自分たちに都合よく環境を変え始めた。足を踏み入れた場所では、たいてい破壊が続いた。
    その結果、大型の動物は姿を消していった。中型犬より大きな動物のほとんどが絶滅した。

    第1部
    私たちの共通の祖先は、約20万年前に生きていたひとりの女性。「イヴ」アフリカ出身の母

    他の種との交雑。
    今日、アフリカ以外のルーツを持つすべての人には、ネアンデルタール人由来のDNAが2%含まれている。
    デニソワ人も、現代人にわずかながらDNAを残している。東アジアや東南アジアにその傾向が見られ、高地で

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    2025年11月25日
  • 99・9%は仮説~思いこみで判断しないための考え方~

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    ほー、なるほど、と思わずため息をつきたくなるエピソードが満載
    科学ってグレーなものが多い!
    時代が違えば常識も違い、仮説の見方も変わってくる
    科学だって社会的なものなんだなぁ

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    2025年11月09日
  • 面白くて眠れなくなる素粒子

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    標準理論の素粒子の性質を語り口調で分かりやすかったとおもう。超ひも理論からは、モノではなく、コトとして捉える、というのがやっぱり難しい

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    2025年10月19日
  • 竹内薫の「科学の名著」案内  文系でも面白い! 世の中の見方が変わる90冊!

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    科学の本で、どんな面白い本があるのかなーも手に取った一冊。
    地球環境、宇宙、数学などいろいろなカテゴリーに分かれて本が紹介されている。
    解説もわかりやすい、笑ったのがこらは読まなくていい!シリーズ。
    確かにニュートンなどの昔の人が書いた本は現代の人が効率的にまとめてくれているので、読まなくてもいい。ただ、読まなくてもいいとは書いてあるが、拾い読みすると面白いと書いてある。昔の人の思考を知るには面白いかなーと思った。
    科学の常識は時間がたつと変わったりもするので、たまに読んで頭をアップデータする必要がある思った。

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    2025年09月29日
  • 99・9%は仮説~思いこみで判断しないための考え方~

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    科学作家の竹内薫氏の著書。2013年時点で初版27刷、ベストセラー本です。

    面白くて読みやすい本でした。

    「科学的にこうなる」といわれると、我々は「そうなのか~」と納得してしまいがちですが、意外と「別の説もある」という状況は多いです。科学は絶対的なものごとの基準ではなく、仮説にすぎないといいます。
    仮説とは何か。仮説の反対は定説です。ふつうは、仮説が検証されて定説になると思いますが、この世の中に定説はひとつもないといいます。

    たとえば、坂道でボールを転がして、時計と巻き尺で距離を測定してみます。
    一秒後には1m、二秒後には4m、3秒後には9mだったとする。そこで、距離は時間の二乗になると

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    2025年09月07日