竹内薫のレビュー一覧

  • 科学予測は8割はずれる

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    科学史を勉強するスタート台に、どうぞ。
    科学文化史かもしれません、この本は。

    科学を「鑑賞する」厚い層が必要だとも感じました。
    (2012年6月6日)

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    2012年06月06日
  • 科学嫌いが日本を滅ぼす―「ネイチャー」「サイエンス」に何を学ぶか―

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    ・第Ⅰ部…ネイチャーとサイエンスの違い
    ・第Ⅱ部…2誌を巻き込んだ科学史上の事件
    ・第Ⅲ部…日本の科学のあるべき姿とは
    ・特別鼎談…(天文学)中川貴雄・(生物学)中垣俊之・著者

    「新潮45」に連載された「科学の興亡 ネイチャーVS.サイエンス」を加筆修正したもの。メッセージ性の強い書名で少し腰が引けてしまうが、実際のところ評論と言うより科学エッセイに近い。
    読者自身に科学的な視点で物事を考えてもらうことを目標に据え、常に中立的立場から率直な物言いがなされているところが評価できる。

    私は幼少時代に「子供の科学」を買い与えられていたものの、結局ほとんど手をつけなかったような科学嫌いだが、本書は抵抗なく読めた。全篇を通じて科学ネタが満載で、「実現可能なタイムマシン」や「粘菌レーダー」の件には興味をそそられた。また、鼎談で生の研究者の声を聞けるのもよい。「科学は(もしくは自分の研究は)何の役に立つか?」という問いに対する各人の回答が興味深い。
    本書の白眉は、2誌の違いを歴史から運営方針まで丁寧に解説した第Ⅰ部だと思う。私は仕事上「ネイチャー」や「サイエンス」を扱うが2誌の違いはわからなかったので、第Ⅰ部は非常に役立った。第Ⅰ部・第Ⅱ部は、とくに理系学生に強くお薦めしたい。

    <メモ>
    『ネイチャー』
    英・商業誌
    発行元:出版大手のマクラミン社→独・ホルツブリンク社(サイエンティフィック・アメリカン誌の親会社)の傘下へ
    編集長:個性的
    特色:批判的主張やニュース記事など、ジャーナリズム色が強い
       日本語コンテンツ→ネイチャー・ジャパン社「ネイチャー月刊ダイジェスト」
    態度:寛容・余裕

    『サイエンス』
    米・会員誌→同人誌的色彩
    発行元:科学振興団体のAAAS
    編集長:優等生
    特色:アメリカの科学政策を導くという壮大な理念
    態度:合理性

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    2012年05月12日
  • 科学嫌いが日本を滅ぼす―「ネイチャー」「サイエンス」に何を学ぶか―

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    タイトルと内容が解離気味に感じたが、とても興味深かった。特に印象的だったのは、日本における英語公用化の流れに対する意見を述べていたところ。なるべく中立に客観的な視点で論ずる姿勢に好感を抱いた。

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    2012年03月29日
  • 科学嫌いが日本を滅ぼす―「ネイチャー」「サイエンス」に何を学ぶか―

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    やはりこの著者は科学エッセイがおもしろい。「バカヤロー経済学」は、正直結構首をかしげざるを得ないところが多かったのですが、この本は文句なくおもしろかったです。唯一、タイトルが内容とあまり合っていないように思える点だけが不満でしょうか。
    この本は、元々月刊誌に連載された「科学の興亡 ネイチャーvsサイエンス」というエッセイ集をまとめて書籍化したものだそうで、そのため各章の内容が完全に独立していて、いわば11本のエッセイ+巻末鼎談という構成になっています。そして、内容も、題名から想像されるような日本の科学教育を弾劾するようなものでは全くなく、イギリスの科学誌「ネイチャー」とアメリカの科学誌「サイエンス」を対比させつつ、現代科学や学会の様々な話題について、切れ味よくわかりやすく述べてくれているもので、肩肘張ったところは全くありませんでした。
    いろいろおもしろいところはありましたが、僕として実は一番印象に残ったのは、科学の部分ではなく、日本における英語の使用に関して述べていたところでした。
    社内英語公用化に関して、「人間の論理的思考の大部分を司る言語は、付け焼き刃でこなせるほど甘いものではない。(中略)英語が堪能でない日本人社員同士が、拙い英語でしゃべり合っていては、その英語力に見合った想像力しか発揮できないのは、火を見るより明らかだ。日本企業が世界と伍して戦うために必要なのは、写真全員が拙い英語を振り回すことではなく、高度な能力を備えた通訳を必要な人数だけ雇い入れることだと私は思う」との意見が書かれていましたが、自分自身の経験に即しても全面的に同感しました。
    原発についての意見についても説得力がありましたし、勉強になること代でした。また、日本語で読める「ネイチャー・ダイジェスト」の存在も、これを読んで初めて知りました。早速購入してみましたが、これは確かにお値打ちです。
    久々に読んだ甲斐のある本でした。

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    2012年01月30日
  • 科学嫌いが日本を滅ぼす―「ネイチャー」「サイエンス」に何を学ぶか―

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    1-1 科学論・科学史

    ・ネイチャーとサイエンスの違い
    ・韓国人はなぜバカにされるか?
    ・粘菌の動きと微分方程式
    ・トリウム原子炉と衆愚と集合知
    →竹内薫『「ネイチャー」を英語で読みこなす』
    →量子コンピュータ
    →宇宙エレベータ

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    2012年09月11日
  • シュレディンガーの哲学する猫

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    哲学関連の中ではとてもわかりやすくて読みやすいと思いました。結構何度も読み返してマーカーしたりして、愛読書になってます。

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    2011年09月24日
  • 「場」とはなんだろう : なにもないのに波が伝わる不思議

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    場という考え方は、電気と磁気を知ることによって理解できると思っていました。
    本書のようにばねで説明するのは、力学との連続性の上で理解するには必須だと感じました。こういう説明をすれば、分かりやすいかもしれません。

    量子力学では、素粒子のそれぞれは自己同一性を持たない。
    というのが最初の難関かもしれません。
    理解にはあきらめも必要だということを感じました。
    理解できないことは、あきらめて先に進むと納得できることがあるかもしれません。

    無理に正解を理解するのではなく、考え方を覚えておくことも大切かもしれません。

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    2011年09月24日
  • アインシュタインと猿 パズルでのぞく物理の世界

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    [ 内容 ]
    「学校の物理」しか知らない人たちへ、この世の不思議を解き明かそうとする「ワクワクどきどきした冒険の世界」、すなわち「生きている物理」の世界をお届けしようと竹内氏が筆をとったのが、1989年春のこと。
    それから20年以上の歳月を経て、ついに待望の復刊!!
    「竹内流の考え方」の原点はどのようなものだったのか?
    叔父の絶妙なツッコミで得られる効果とは?
    物理好きなら見逃せない一冊。

    [ 目次 ]
    海岸線の長さ―数学
    アインシュタインと猿―相対論
    80日間世界一周―力学
    ガリレオとピサの斜塔―素粒子・力学
    2と3の違い―天文
    物はなぜ見えるか?―素粒子
    乱雑さの問題??エントロピーの話―その他
    なにもないのになにかがある話―量子力学
    潮の満干―天文
    次元の話―素粒子〔ほか〕

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年06月12日
  • 理系バカと文系バカ

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    理系能力に優れる、文系能力に優れる、というより、文系性質が欠如している理系、理系性質が欠如している文系を、理系バカ、文系バカと呼んで、(少し極端な)例を用いて面白く前半を展開している。

    後半は理系文系に対する今の学生の考え方、日本の在り方の問題をわかりやすく書いている。

    全体を通して非常に考えさせられる面白い内容である。

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    2019年01月16日
  • したたかな生命

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    「ロバストネス」をキーワードとした良書。

    ロバストネスとは、しなやかな、したたかな強さのこと。
    対:フラジャイル、もろさ
    類:ホメオサタシス(ただし、ホメオスタシスが一定の状態を保つことであるのに対し、ロバストネスはそうとは限らない。)

    ロバストネスを向上させる4つの方法
    1)システム制御
    2)冗長性+多様性
    3)モジュール化
    4)デカップリング

    1)システム制御
    フィードバックによる修正

    2)冗長性+多様性
    故障があっても直接パフォーマンスに影響させない(腎臓が二つあれば一つだめになっても大丈夫、のように)

    3)モジュール化
    細分化することで一部が壊れても全体までには影響させない。

    4)デカップリング
    ノイズを消去する


    いくらでもロバストにできるか?
    Ans.むり。
    Because:ロバストネスと、フラジリティ(ぜい弱性)と、性能と資源の4つがトレードオフ関係にあるから。

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    2009年11月25日
  • ねこ耳少女の 量子論 萌える最新物理学

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    量子論を扱ったマンガ。まず500円というお手頃な値段が素晴らしい。量子論の専門書は少なくとも1500円以上するものが多いと思う。量子論に対して興味を持ってもらうためのきっかけとなる本だと思う。

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    2009年10月04日
  • ねこ耳少女の 量子論 萌える最新物理学

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    漫画で読む、量子論の本。
    スラリと読みやすく、量子の話も分かりやすく描かれている。
    これから量子を学ぼうという人も、萌え漫画が好きな人も、楽しく読めると思う。

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    2009年10月04日
  • ねこ耳少女の 量子論 萌える最新物理学

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    以前、ネットでの記事を読んで気になっていた一冊。

    …しまった、ハマってしまった。

    量子論なんて全然興味なかったのに
    「もうちょっと調べてみようかな」と思ってしまった。

    「量子論+萌え漫画」という企画力、
    実際に出版した勇気に
    何よりもメロメロになりました(笑)

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    2009年10月07日
  • ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史

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    サピエンス全史や銃病原菌鉄などと併せて読むとより理解が深まる。こっちの方が未来を予測する内容になってるけど、やや内容的には暗い。表紙が満点で所有欲をくすぐられる一冊

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    2026年10月04日
  • ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史

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    タイトル:人類という「帝国」が支払うべきツケの記録

    古生物学の世界的権威が、ホモ・サピエンス30万年の歩みを「栄光」ではなく「絶滅へのカウントダウン」として描いた衝撃作。
    地球を支配した現生人類は、実は過去のボトルネックにより遺伝的多様性が驚くほど乏しく、農業革命以降は過密と環境搾取によって「絶滅債務」を膨らませ続けてきたという事実に背筋が凍ります。現在起きている世界的な少子化や環境危機も、単なる社会問題ではなく「種の収容限界」に達した生物学的必然として腑に落ちました。

    単なる終末論ではなく、冷徹な科学的知見に基づいているからこそ説得力が段違いです。「人間中心主義」の傲慢さを粉砕し、私たちが生きているこの繁栄がどれほど奇跡的で危うい「借り物の時間」なのかを突きつけられる一冊。知的好奇心を満たしつつ、深い内省を与えてくれます

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    2026年09月12日
  • すごい物理学入門

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    知識は人の脳世界を拡張する.しかし,知識を得るための入口がなかなか難しい.本書は最先端なことがらを,「イメージ」出来るように教えてくれる.その「イメージ」こそが,良質な入口.

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    2026年08月17日
  • ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史

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    いつかは人類が滅亡する
    それを遅らせるにはどうすればいいかなどが書かれていたのかな?
    途中で集中切れて、太字以外は流し読みしてしまった
    壮大な感じでおもしろかった

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    2026年08月02日
  • フェイクニュース時代の科学リテラシー超入門

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    面白かった。AIはよく使うけど、量子力学についても知りたくなった。何から始めたらいいかチャッピーに聞いてみよう(笑)

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    2026年07月21日
  • ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史

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    今世紀、人類は初めて人口減少期を迎えることになる。
    これまですべての種が絶滅してきたが、ホモ・サピエンスもこのまま絶滅するのか?現代はまさにその分水嶺にある。
    著者は未来を宇宙に託して、月や火星、小惑星への移住を案として考える。このプランは高度な文明によってその計画と実行を推し進める必要があるので、もし現在のたくさんの人口=頭脳が存在するタイミングで取り組まなくて、衰退が始まってからやろうとしても実現できないとみている。
    ゆるやかな衰退か、宇宙への躍進か。

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    2026年06月29日
  • THE CHILD CODE「遺伝が9割」そして、親にできること

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     遺伝で決まるというか気質が似るからそれによって選択する事が似ていて結果的に遺伝で決まるように見えてるという感じ。選択というのは大きいものだけではなく細かい事をどうするかを決めるときの選択が積み重なったもの。
     親が子に合った子育て戦略と環境を提供できれば子どもを伸ばすことは可能。ただしそれをよく見極めること。

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    2026年06月21日