竹内薫のレビュー一覧

  • われわれは仮想世界を生きている AI社会のその先の未来を描く「シミュレーション仮説」

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    思ったより著者の自分語りが多かったのと、ゲーム世界に慣れ親しんでいる人でないとピンとこない表現もけっこう多めかも。(自分はピンとこなかった。)部分的には資料集のように時々読み返したい部分も。5章とか。値段相応のボリューム感。

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    2024年07月11日
  • AI時代の進路の選び方 「文系?」「理系?」に迷ったら読む本

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    本来ならば、この本の読者層は、文理選択に頭をもたげる高一であろうが、文理選択、大学受験を終え、悠々自適?の身で改めて当時を回顧し、俯瞰してみようと思った。そうすると、意外にも、今の私たちこそが真の読者層!?とも思える大学の現状に対する鋭い書きぶりを見ることができた。私たちは、文系、理系として入学した大学で、その枠組みを自らで破らねばならないと感じた。もうその枠組みは過去の大日本帝国時代の負の産物であるからだ。今こそ私たちは、新しい世の中に羽ばたくために、新しい価値観を吸収せねばと痛感した。

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    2024年07月05日
  • オヤジも目覚める! ChatGPT革命 生成AIで何が変わる? 何が問題?

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    生成AIの進化の現状について説明と課題、そして付き合い方を説く一冊。比較的軽い文体は好みが分かれるかもしれないが、PC慣れしている程度の文系である自分にとってはとてもわかりやすく、読みやすい。
    めんどくさいPC業務に取りかかる前にはまずAIを活用しようと思う。

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    2024年06月29日
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か

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     細胞活動を知りたい場合のイントロダクションとしてかなり良い。平易な文章でイメージが湧きやすく書かれている。
     随所に著書であるポールナースの思想が現れているのもよい。生命全体で生命の謎を探究し、理解を深めていくことが肝要なのである。
     特に好きな箇所は、人は孤独では無く、細胞一つ一つに生命があり、何億という集合体である、というような言及だ。今ここにいる状態でも我々一人一人が、細菌や単細胞生物の宇宙なのである。

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    2024年06月27日
  • 99・9%は仮説~思いこみで判断しないための考え方~

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    ネタバレ

    99・9%は仮説
    思いこみで判断しないための考え方

    「超ヒモ理論」が正しいに違いないのは数学的に美しいからという話は聞いたことがありましたが、「超ヒモ理論」が正しいのは、賢い人たちがよってたかって研究しているからという理由ははじめて聞きました。笑
    ホーキンスは実存を超えたところで、数学的に正しいかどうかで判断しているっていうのもフムフム。
    既に正しいと証明されている理論もいつ覆るのかわからない仮説であるというのが本書の主題です。
    いろいろな科学史エピソードが盛り込まれていて楽しくさらっと読めました。
    1つ印象に残ったのは、日本では科学史を教えないというお話です。まがりなりにも科学を本業とする人が科学というものの持っている歴史や欠点を知らないのはまずいですよね。
    何はともあれ、考えないで信じるのはやめましょうということですか?かといって全てを疑ってかかっても大変です。大切なのはバランス感覚ですよね?
    ちょっと気づいたんですが、99.9%は仮説だとすると、(100-99.9=)0.1%は仮説ではないですよね?仮説ではない完全無欠の理論って何なんでしょう?また、何に比べて0.1%なんでしょう?世の中にある仮説を誰が全て数えたんでしょうか?不思議です。こういうのを揚げ足取りというんですよね。笑
    あまり疑って考えてばかりいると知恵熱が出そうなので、考えるのもほどほどにしている竹蔵でした。

    竹蔵

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    2024年06月07日
  • フラットランド たくさんの次元のものがたり

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    三体で次元を落とされる地獄を味わった後、フラットランドでは強烈なビクトリア時代のミソジニーを味わう…
    女性を無力化する仕組み満載の二次元世界の設定にびっくりだけど、教育を与えず、無能だと思い込ませていればヨシ…つまり3次元の現実と同じです。

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    2024年05月29日
  • THE CHILD CODE「遺伝が9割」そして、親にできること

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    自分に足りない部分を知るための育児本、その2
    遺伝のほうが環境よりだいぶ大きいから、それを受け入れて自分らしく生きられるようにするのが一番。親は人望の厚い上司になれ。
    外交性、情動性、自制心。納得。

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    2024年05月21日
  • シュレディンガーの哲学する猫

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    福岡旅行の際に寄った古本屋で購入した一冊。私が持っているのは徳間書店のもので、帯に筒井康隆のコメントがあり思わず手に取った。著者の本は始めて読んだけれど、科学哲学者という文理融合した理解があるからこそ科学の哲学のようなものを感じた。個人的にも無限とか稠密性と量子力学とか数学・物理は突き詰めていくと考え方次第=哲学っぽいなあと思うことがあったので何となく共感できた。

    最近の哲学を知りたいと思ったきっかけはキルケゴールや現象学から来ていたので、ニーチェ、フッサール、ハイデガーと聞きたい名前に出会えたことはもちろん、薄くではあるけど有名な思想に触れられてよかった。シュレ猫とのやり取りも心地いい。引き続きまずは哲学全体に触れていきたい。量子力学にも少し興味が出てきた。
    もっと自分に落とし込む必要がありそう。

    以下キーワード。
    ・シュレディンガーの猫:量子力学における「観測するまで物事の状態は確定しない」ことを量子の世界から現実世界で表現するために考えられた思考実験
    ・ウィトゲンシュタイン:言語活動は言語ゲーム(話の中で変化していく)、言語=思考、語り得ぬものは沈黙すべき、言語の限界は世界の限界
    ・サルトル:「君は自由だ、選びたまえ。創りたまえ」実存主義、実存が本質に先立つ。
    ・ニーチェ:ツァラトゥストラはこう言った。神は死んだ、永劫回帰、ディオニソス的・アポロン的
    ・プラトン:プラトニック、肉体関係のない精神的な恋愛(同性愛)
    ・ソクラテス:魔性の哲学、ダイモン(Demon)
    ・レイチェル・カーソン:沈黙の春、環境の哲学、センス・オブ・ワンダー(不思議さに驚く感性)
    ・サン=テグジュペリ:飛行家で小説家、星の王子様
    ・ファイヤアーベント:文化的相対主義、化学は宗教、アナーキズム、方法への挑戦、Anything goes
    ・廣松渉(ひろまつわたる):四肢構造、所与・所識・能知、能識
    ・フッサール:現象学、エポケー、括弧に入れる(判断停止、自然的立場の一時的中段)
    ・ハイデガー:存在と時間、現存在、死、世界との関わり
    ・小林秀雄:理論物理学的思考、ベルクソン
    ・大森荘蔵:文系と理系の相互理解が必要。科学理論がすべてじゃない、オカルトは誤謬ではない

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    2024年04月29日
  • 自分はバカかもしれないと思ったときに読む本

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    『「小さな事にもこだわりを持つ事」それが生きていくためのTipsになる。』という事を言っているのではないか。
    「自分がそれだけ他者からのフィードバックを受け入れられるか、自己修正出来るか、行動が変えられるか」がバカとバカじゃない人の違い。
    読んでてはっとさせられる事もあるし、日常の些細な事に対しての見方が変わる本。

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    2024年04月11日
  • THE LEARNING GAME 自分の頭で考え、学ぶ楽しさ、挑戦する喜びを教えよう

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    ネタバレ

    感想
    まず基礎を学んでみる。セオリー通りの動きはできるように。だけど不合理は必ず存在する。そこをいかに消すか。変えるか。自分で考える。

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    2024年04月07日
  • ゼロから学ぶ量子力学 普及版 量子世界への、はじめの一歩

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    高校数学で分かるシリーズの電磁気学、量子力学、フーリエ変換と、ゼロからわかる解析力学を読破した後で読むと、シュレディンガー方程式が電子の波を表す方程式である物理的意味が見えてくる。
    フーリエ変換の身近な例は三角プリズムを使った光の分解とは、光と言う波が赤や紫の波の成分で表現できることと同じ。
    シュレディンガー方程式の具体的イメージがたくさんのバネに玉があって振動してるのと同じ。
    ハイゼンベルクの行列力学は無限次元行列の対角行列とみなせば、対角成分が飛び飛びのエネルギーに相当する。
    これらのイメージの説明にピンと来た。
    それから、シュレディンガー方程式を解く例に、自由粒子、水素原子、調和振動子が数式と図で説明されてるのはありがたい。
    気づきが多くあった。

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    2024年03月31日
  • THE CHILD CODE「遺伝が9割」そして、親にできること

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    子どもは親の遺伝子を受け継いでいるが、脳の配線が異なることがあるから、親の期待通りに育つとは限らない。
    この言葉を理解すれば親は子育ての悩みから開放される。

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    2024年03月14日
  • THE CHILD CODE「遺伝が9割」そして、親にできること

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    子供には産まれつきとくせいがあり、何をしようと育て方のせいではない
    育てる人と、方針のすり合わせをする必要がある

    言葉のご褒美は大切
    チアリーダーのように派手に褒める
    シールでご褒美
    叱る時は端的に短くその場で

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    2024年03月05日
  • 僕たちはいつ宇宙に行けるのか

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    宇宙人はいるのかとか、無重力状態ってどんな感じなのかとか、月から地球の出を見たいとか、宇宙は真っ暗なのかとか、その程度のことしか考えていなかったが、

    この本を読むと宇宙で発生させたエネルギーを地球に送ることで環境破壊や資源を守る手段にするとか、無重力でも哺乳類は出産できるのかとか、なんというか自分の想像の及ばない問題に取り組んでいることに驚いた。

    コテコテの文系の私には難解な箇所もあったが、地球が抱える問題の解決のためや、地球からの移住に至るまで、研究が進んでいることがよくわかった。

    死後、流れ星供養をしたいので、宇宙ゴミになるのではないかと、申し込む前によく調べようと思った。

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    2024年01月30日
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か

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    地球にはたくさんの生命が存在しているが、人間だけが理性を使って生きることについて考えることができる。だからこそ、我々は地球の生態系を守る責任があるのだ。これからも益々科学は進化し続けるが、人間自身も生命とは何かを理解し続けなくてはいけない。

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    2024年01月15日
  • 99・9%は仮説~思いこみで判断しないための考え方~

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    感想
    この世の問題。定義できず、解決までの道筋も決まっていない。自分の動きは全て仮説の上に構築されている。常にフィードバックが必要。

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    2023年11月29日
  • WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方

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    脳の仕組みについて、左脳が麻痺した経験のある脳科学者が体験をもとに分析。
    脳には、考える脳と感じる脳の領域が左脳、右脳にそれぞれあり、4つのキャラを演じている。
    人間関係において、この4つのキャラとどう付き合って行くが大事。また、ミレニアム世代、Z世代など世代別のキャラの特徴を捉えるなど、人間の特徴を捉え対応するのに、4つのキャラの理解は、人生を生きやすくする。

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    2023年10月22日
  • すごい物理学講義

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    物理学を築き上げてきた人々の物語。ニュートン力学からループ量子重力理論まで。
    今なお人類が到達していない、現在進行形の知の先端を覗く。直観と異なる世界を理解する難しさ。
    無知を受け入れること。

    ◯特殊相対性理論
    「今」は「ここ」にしか存在していない。過去と未来のあいだの中間的な領域である「拡張された現在」が、あらゆる観察者にとって存在。地球上では知覚できない時間だが宇宙では有意な幅を持つ。
    →時間と空間が時空間というひとつの概念に統合
    →電場と磁場が電磁場というひとつの概念に統合
    →質量とエネルギーはひとつの保存則E=mc^2

    ◯量子力学が発見した世界の三つの側面
    1粒性:ある物理学的な系のなかに存在する情報の総量は有限であり、それはプランク定数hによって限定される
    2不確定性:未来は過去から一意的に導き出されるのではない。きわめて厳密な規則に従っているように見える事柄も、現実には統計的な結果にすぎない
    3相関性:自然界のあらゆる事象は相互作用である。ある系における全事象は、別の系との関係のもとに発生する。

    ◯事物は、ある事物と別の事物の関係においてのみ変化する。根本的な次元では、時間は存在しない。「流れゆく時間」とは、わたしたちにとってなじみ深い巨視的な視点に立った場合のみ意味をもつ、おおまかな概念である。

    ⭐︎量子重力理論では、時空間と量子場は、共変的量子場として統一的に扱える。
    ・世界を構成するもの
    ニュートン:空間、時間、粒子
    ファラデー、マクスウェル:空間、時間、場、粒子
    アインシュタイン(1905年):時空間、場、粒子
    アインシュタイン(1915年):共変的な場、粒子
    量子力学:時空間、量子場
    量子重力理論:共変的量子場

    ◯科学研究の目的は、未来を予測することではなく、世界の仕組みを理解することである

    ・兆候と証拠を分けて考える

    ・無限の概念の退場
    ・情報、熱

    ◯科学が信用に値するのは、科学が「確実な答え」を教えてくれるからではなく、「現時点における最良の答え」を教えてくれるからである。

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    2024年01月06日
  • 99・9%は仮説~思いこみで判断しないための考え方~

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    目から鱗の内容でした。科学と数学の違いがよく分かりました。後半になると、自分にはちょっと理解が大変でしたが…

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    2023年08月17日
  • ペンローズのねじれた四次元〈増補新版〉 時空はいかにして生まれたのか

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    ペンローズの次元を理解するために必要な、相対論と量子論の考え方。また、なぜ宇宙は4次元が重要なのか?
    ローレンツ収縮やシュレディンガーの猫などの基本を振り返りながら時空を捉え直します。

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    2023年07月29日