竹内薫のレビュー一覧
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自身の脳卒中での体験を通じて脳の使い方を見直した。彼女によれば脳内には異なる4つのキャラクター、右脳の思考と感情、左脳の思考と感情が存在する。まるでシェアハウスの住人のように時に対立しながらも協力し合うことで私たちの思考や行動が形作られる。
しかし心と頭が別々のことを言う場面に出くわすこともある。例えば不安を感じながらも行動を起こさねばならない時どのキャラの声に耳を傾けるかで結果が変わる。
大切なのは4つのキャラを意識し状況に応じて最適なバランスを取る、いつもと違う回路を試みてみようということだ。そうすれば自分の脳を主体的に動かし、なりたい自分に近づくことができるという。
脳を知り使い -
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科学リテラシーについて書かれた本。日本人が「科学」について学ぶようになったのは明治時代に入ってから。そのため、科学への妄信が強く「科学的に正しい」とされるものは100%信憑性のあるものだと疑わない。
科学に100%なんてない。むしろ、100%じゃないからこそ「科学」なのだという。これはセンセーショナルさを優先するマスコミも良くないのもある。だけど、それに振り回されず、自分で受け取った情報を冷静に分析する科学リテラシーを持つべき。
難しい学習はいらない。中学理科の知識があればいい。
…という本。
そういえば、前に調味料に「グルタミン酸」を入れる料理を紹介した料理系のYouTuberが炎上 -
Posted by ブクログ
地球の誕生から地球上の生命の行く末まで1冊にまとめられていた。サピエンス全史や銃•病原菌・鉄と同じような内容かなと思っていたが、それよりも全然もっと広い範囲が書かれていて興味深く読むことができた。ただ、古生物学や進化生物学などの知識がある程度ないとちゃんと楽しめないなと思った。カンブリア紀あたりから生物の名前が徐々に出てくるようになるが、その生物の見た目が分からないとイメージが全く沸かず、画像検索でもしながらでないと、ただのカタカナの羅列を読む作業になってしまう。自分は大学院まで生物を専攻していたので少しは分かったが、それでも途中で知らないカタカナばかりが出てきて、途中で投げ出しそうになった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ今まで知らなかったAIがらみの考え方が、語り口調で楽しく書かれていて、とてもためになった。
この本を読んだ直後に、職場のAI研修を受けたのだが、この本で、大規模言語モデルなどの専門用語を先に聞いていたお陰で、なんとかついていくことができた。私のように、IT機器に苦手意識がある初心者は一度読んでみるといいと思う。
AIによってなくなる可能性のある仕事第1位に、私が今やっている一般事務があがっていた。もう危機感しかない。なくならない仕事にランクインしていて興味のある、コンサルタントや教師にシフトできるようにしなきゃとやる気が高まった。
これからは、自分の仕事の分野に関する読解力と、ポストエン -
Posted by ブクログ
それぞれの章でそれぞれ面白かったが,なにより「情報」の章が良い.
コンピュータ・サイエンス系の目から見た情報と全く異なる様相の情報を教えてもらえる.
もちろん,科学技術に関する楽しさも伝わってくる.
「教科書」を見て「授業」を受けるときの,あの「やりたくないなぁ」という感じ.同じ対象なのに「わくわくする,面白い,知りたい」という感じになる.
例えばポケモンを全く知らず興味のない人に,ポケモン図鑑という教科書を渡して覚えてねと授業をしようとすると,その人は「やりたくないなぁ」になると思う.だけどポケモン大好き人間に上手に『何がおもしろいのか』を伝えられちゃってハマっていしまったら気がついたら深 -
Posted by ブクログ
本のタイトルから内容が気になり買った1冊。
ページ数も多く、分厚い本ではあったが和訳の仕方に違和感も然程なく読みやすい内容であった。
子育てする者として「万能の子育て法なんてない、だってみんなそれぞれ(遺伝子レベルで)違うんだから」と改めて気づかせてくれた内容。
遺伝子で子どもの気質は決まるかもしれない。ただその中で親として何が出来るのか、何をするべきかを考え、自身が考える"子どもにとっての理想の上司"となれるように日々子どもを見つめ、全力で愛していくことが大切。子どもは親にとっての所有物ではないことを強く意識して、一人間として尊重し粘り強く対話を重ねていけるような親であり