竹内薫のレビュー一覧

  • 「プログラミングができる子」の育て方 知識ゼロのパパ・ママでも大丈夫!

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    プログラミングの考え方が分かってくるといかに楽しいかということがよく分かる一冊。プログラミングに携わっていないお父さんお母さんにも(くどすぎず端折りすぎない程度に)分かりやすく書かれている。イギリスやアメリカの状況からも分かるように、まずは小学校の先生に対する研修を充実させる必要があるということは以前から指摘されていると思うので、優先して解決していってほしい。あるいは、業務時間外で手を貸せるIT系の人の力(子を持つ親とか、若手とか、学生とか、シニアとか)をうまく活用できないものか。「!!!」になる計算や、誕生日当て、選んだ数字がゾロ目になるゲーム、携帯番号当て、素数プロジェクトなど面白そうなものも多数。

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    2020年09月13日
  • 竹内薫の「科学の名著」案内  文系でも面白い! 世の中の見方が変わる90冊!

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    「世の中の見方が変わる90冊!」
     この手の本のいい所は、紹介された本を「読んだ」ことにできる点にある(笑)、まさに忙しい人向けの本だ。
     とはいえ、中身にしっかり言及(そして解説)しているのは16冊+4冊だけだから、「読んだ」のは20冊ということになるが。

     敢えて「これは読まなくていい!」と断言している「古典」がある。だがそう言われると、却って読みたくなるものだ。著者はきっとそれを狙っているのだろう。
     その古典とは、ニュートン、コペルニクス、ダーウィンの著書である。その理由を私なりに一言でまとめると、「難解だから」、「初版と2版で異なるから」、「誤用しやすいから」。
     特に『種の起源』(岩波文庫ほか)の誤用は、社会学や政治において多々見受けられる。大変な読書家であったヒトラーも進化論や社会進化論に触れて「優生思想」を唱えた。
     また、「生き残る生き物は…変化に対応できる生き物だ」を「引用」して憲法改正に結び付けたパンフが、今年2020年にツイッターで話題となり、炎上した。しかし2001年、当時のカリスマ首相も国会で同じ発言をしていた。ちなみにこの「引用」元は、ダーウィンの著書には無い。…ならばファクトチェックとして、読んだ方がいいのではないか!?

     逆に、著者が必読だと主張するのが、『統計でウソをつく法』(講談社ブルーバックス)である。高校数学でも扱われるが、入試試験には出ない…と不遇な扱いを受ける統計だが、生活の上では、ましてや情報化社会における情報リテラシとして必要不可欠な知識と著者は説く。

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    2020年09月13日
  • 竹内薫の「科学の名著」案内 感染症、AI新時代を生き抜く科学知識の身につけ方

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    第二弾。立て続けのリリースって感じだけど、これもやはり世情を鑑みてのことだらう。本作で気になったのは以下の諸作品。

    ◯ 10万個の子宮、人はなぜ逃げおくれのか、のぞいてみようウイルス
    ゲノム編集の光と闇、AI vs 教科書、コマ大数学科、金持ち脳と貧乏脳、宇宙怪人しまりす医療統計。

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    2020年08月11日
  • 99・9%は仮説~思いこみで判断しないための考え方~

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    世界誕生数秒前仮説は面白い。

    間主観的な考えをみんなが持てたら、戦争はなくなるかもしれない。
    多文化時代に生きる私たちにとって、自分の仮説も相手の仮説も同時に存在するというグレーな世界を受け入れることは、相互理解の鍵になると思う。

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    2020年05月28日
  • すごい物理学講義

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    科学解説書は好きでたまに買ってよみますが、この本で初めて量子論の触りが、ほんのほんの少しだけ感じる(分かったとは口が裂けても言えない(^^))ことができました。品位があって、正面きって物事を説明している凄く良い本です。

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    2020年03月24日
  • 竹内薫の「科学の名著」案内  文系でも面白い! 世の中の見方が変わる90冊!

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    著者自身が著した科学本は、面白さ保障の良書が多いけど、その彼が勧めるものとなると、はてさて、どんな素晴らしいものが並んでいるのかと、目を通す前から期待度極大。そしてその期待に違わず、面白そうな本がてんこ盛り。なんだけど、読みながら思ったのは、書評自体が、面白くかつ上手に纏められているので、果たして原著にあたる必要があるのかな、ってこと。本作を読んだだけで満足!っていう本が結構ありました。色んなジャンルの本を扱っていることもあり、本作自体が、科学の名著になっている事実が素晴らしい。

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    2020年03月16日
  • すごい物理学講義

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    「自らの無知に対する確固たる自覚こそ、科学的思考の核心である」
    なんという謙虚な。真摯な言葉でしょう。
    科学には「Why」は原動力になるのですね。

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    2020年03月08日
  • 「ファインマン物理学」を読む 普及版 電磁気学を中心として

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    単行本で既読であったが、再読しても得るものがあります。テンソルのところが急に難易度ジャンプしているような気がしますが。

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    2020年02月18日
  • もしもあなたが猫だったら? 「思考実験」が判断力をみがく

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    竹内薫さんと言えば『99.9%は仮説』が有名で、昔それを読んでとても面白かった。が、タイトルオチしている感が否めなかった。一方でこのベストセラー後に出版された表題の本は、あまり話題にならなかったけれども、内容はこちらの方が断然面白い。読者に考えることを要求するから、より深く理解することが出来る、という工夫のおかげだろう。
    タイトルが語るその心は、人間は光の「3原色」でモノを観ているが、猫は「2原色」で観ているから、果たしてテレビやスマホ、水彩画なんかはどんな色に見えているのだろうか、というものだ。ちなみに鳥は「4原色」。ほかにも暗黒エネルギーや量子テレポーテーションなど興味深く、しかも出版後13年経った今も熱い話題を取り扱っている。
    しかし、『もしもあなたが猫だったら?』というタイトルだけでは本書の本当の面白さが伝わってこない。タイトルって、大事なんだな…

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    2020年01月18日
  • 体感する数学

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    "数学の世界を日常生活の現状にたとえて、その概念をなんとなく理解させてもらえる本。
    ラジアンとは、角度を測るもので、円の周り孤で計るもの。孤度とも言われている。
    これをケーキを6等分するとき、私たちはラジアンで角度を測り6等分しているといえるとある。
    本書では30ほどの数学の世界で活用されているものを紹介している。
    はじめて学ぶ人にこんな風に教えれば理解が深まるという教科書として読むこともできる。もちろん、一例を紹介している本なので、もっと上手に説明できる人がいるかもしれない。中学生、高校生が読むと、とても刺激を受けるのでは!!"

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    2018年10月28日
  • 教養として知っておくべき20の科学理論 この世界はどのようにつくられているのか?

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    完全に理解はできなかったが、わかった気になれたので良い本ということにする。この手の本は色々あるが、カラー図突きで、宇宙、物理、化学、地球、生物の5分野でコンパクトに纏めてくれているので飽きない。どんどん情報は進んでいくので、この本も定期的にアップデートして欲しい。ぜひ読みたい。

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    2018年04月17日
  • フラットランド たくさんの次元のものがたり

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    "こんな国では、いわゆる「立体」が存在しないことには、すぐに気づくだろう。(中略)三角形や四角形やその他の図形を見分けることぐらいできるはず。そう思うだろう?ところが違うんだ。そんなもの見えるどころか、ひとつの形と別の形を区別することすらできない。見えるのは直線だけ。"

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    (以下、長くメンドくさいですが、要するに超オススメです)

    1次元、線。
    2次元、平面。
    3次元、立体。
    4次元、、、、

    我々は何次元に生きているのか?というのは中々に面白い問題です。宇宙兄弟にもでてきた野口宇宙飛行士の「3次元アリ」の話とも遠からず。メタに考えることの難しさと面白さが物語仕立てで楽しめます。

    ノーラン監督の「インセプション」では高次元や現実の多層構造を映像や物語で、同監督の映画「インターステラー」では、高次元空間を映像として、表現していました。またアニメ「インサイドヘッド」では、ゴミ処理炉(?)でどんどん次元が下がっていき最後は線になりかける、というシーンも。

    (高/多)次元を言語で表現するのはかなり難しいため、映像表現自体で説明(解釈)させることはすごい。でも、それ以上に言語表現(と少しの平面図解)だけで、(高/多)次元を表現してる本書はすごい。

    多次元を生き抜くために大切なのは、
    ・自分の生きている世界は、自分が考えているよりも高/多次元である可能性があると認識すること。
    ・言語や視覚だけではなく五感をフル活用して、その世界を捉えるよう働きかけること
    ・そして、自分の生きている世界よりも高/多次元な世界が存在する可能性があると認識すること

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    2017年07月16日
  • シュレディンガーの哲学する猫

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    正直ある程度知識がないと難しいかと思った。
    ニーチェの所でアポロン的、ディオニュソス的といきなり言われて違いがイメージできるかなと言った感じ。
    取り上げている人物は面白いし、優しく伝えようとする気持ちは伝わる。

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    2017年11月06日
  • 理系親子になれる超入門 誰かに教えたくなる宇宙のひみつ

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    現在の物理学や天文学による判明した世界観を理解したいと思った時に手に取った本。著者はサイエンスゼロという番組で日頃最新科学を解説してきている中で2016年晩秋にそれとなく宣伝された。多少中学高校の物理・地学の手習いがあった方が良いが、そういうのがあれば極めてわかりやすい内容。当時発見されたばかりの重力波に関する話を中心に超ひも理論や宇宙のはてに関する話など現在の天文学におけるオーソドックスな世界観がどの様なものであるか解説してくれる。ニュートンの様な精細な図や少々の数式があれば言うことないのだが、一般向けでの文字ばかりの説明としては最上級の出来ではないでしょうか。

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    2017年01月12日
  • 量子コンピューターが本当にすごい Google、NASAで実用が始まった“夢の計算機”

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    量子コンピュータに限らず、きちんと一般的なコンピュータの解説から説き起こされており、コンピュータとはどういうものなのか、の解説になっている。
    これだけコンピュータ(スマホも含めて)が生活に入り込んでいる今、一般教養としてひろく読まれるといいと思う。
    IT 業界にいる人でも知識の整理を兼ねて読んでみるといいのでは。

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    2015年05月28日
  • 理系バカと文系バカ

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    ネタバレ

    日本人は戦後から、人を理系と文系の2つの型に分類してきた。経済的な理由からの分類だったが、それが今では人を測る物差しになっている。

    結論としては、理系や文系に偏らず、幅広い見識を持たなければ現代社会を生きていくことは難しい、というもの。

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    2014年07月21日
  • 理系バカと文系バカ

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    ネタバレ

    日本人は、人を理系と文系という、2つの型に分類する。その理由、現代社会における「理系・文系」という表現の実用性が、多数の例で語られている。

    最終的に、思想の偏りがあると現代社会を生き抜くことは難しいと結論づけている。

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    2014年07月21日
  • 隠れていた宇宙(下)

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    量子力学、エントロピー、多宇宙論、ホーキング放射などなど宇宙論が多彩に展開。読んでいてワクワクする。脳が沸騰しそうなほど難解な論理だが、読書しながら遥かの宇宙に自分が漂っている気がするほどのリアリティがすごい!

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    2013年10月02日
  • 隠れていた宇宙(上)

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    ひも理論と多宇宙、宇宙乗数、相対性理論。難解すぎて、笑っちゃうぜ。でも、読んでいて楽しい、夜空を見上げて「無限」な数の宇宙が「有限数」あることを思いワクワクだ。下巻も楽しみ。

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    2013年08月20日
  • 面白くて眠れなくなる素粒子

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    ヒッグス粒子から始まり、素粒子、素粒子研究、クオークとレプトンの話、超ひも理論から相対性理論とピカソまで。科学読み物の中でも内容もわかりやすくとても楽しく読める。
    ほとんどは仮説の元に、でもここまで考えられる、人の想像力はすごい。仮説がいつしか現実になることを楽しみとしたい。

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    2013年04月21日