宇江佐真理のレビュー一覧

  • 紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話

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    シリーズ2冊目。
    江戸時代に生きていたの?と思うような自然な書きっぷり。
    芸者と間夫という仲の文吉と伊三次。
    廻り髪結いの伊三次は、同心の不破の髪を毎朝結いに行き、時おり手伝いもしていました。
    伊三次は貯めておいたお金を盗まれて店を持つ夢が遠のき、所帯を持ちたいと思いながらも、文吉こと、お文にはっきりしたことを言えずにいます。
    深川芸者で自前で出ている文吉には、ふたたび旦那の話が。
    張り合う芸者より着物がみすぼらしいと比較された文吉は、思わず…
    二人の間には危機が。
    一方、伊三次はたまたま昔のご贔屓の所に立ち寄った後で、老人が殺され、思わぬ強盗の疑いを掛けられてしまいます。
    不破はかばいきれず

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    2010年11月24日
  • アラミスと呼ばれた女

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    通詞の娘で長崎で育った女性・田所柳が子供の頃から語学に興味を持つ。
    父はもとは職人だったが、オランダのカピタンがみやげにする櫛や簪などを買いに来る店だったためにオランダ語を覚えたのが評判となり、通詞として認められ、幕府から長崎に派遣される。
    安政三年、お柳が10歳の時から始まります。
    お柳は特にフランス語に堪能で、女だてらに通詞になるのが夢。出島に出入りできる女性は遊女のみなので当面は無理だったのだが。
    父を認めてくれていた榎本の御前の息子・榎本釜次郎(武揚)と幼なじみだったという。
    釜次郎が海軍伝習所に2年学んでいた間、休みには家に来る関係だった。
    父を亡くした柳は江戸に戻り、母親と二人で生

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    2010年11月13日
  • 聞き屋与平 江戸夜咄草

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    お店を息子に任せ隠居した与平は五と十のつく日に、ただ人の話を聞く、という聞き屋を開いている。
    お客が話す内容は様々で、人間とはこんなにもたくさんのことを身の内に抱え込んでいるのかと改めて思い知らされた。
    聞き屋の客が話す秘密や愚痴、聞く側の与平が抱える秘密が丁寧に描かれてラストはじんわりとした優しさがあふれてくる一冊。

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    2014年01月21日
  • 紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話

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    作家さんとの文章の相性というものがあるとすれば、きっと私はこの作者さんと合うのだと思う。読みやすいのもあると思うが、読んでいてとても気持ちがよい。他の作品も読みたくなった。

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    2010年06月11日
  • 紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話

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    等身大の伊三次がいる。
    我慢がならず上役に楯突いたり、でも情で動いたり男気があって。

    新作で買った本が山積みなのに、この伊三次シリーズの再読を優先してしまっている。

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    2010年06月10日
  • アラミスと呼ばれた女

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    タイトルから想像するのはハードボイルドだが、内容はまったく違って、幕末のフランス語の通訳を(男装して)務めた女性の話だった。
    そういう人物がいたことは史実らしいが、内容はフィクションとのこと。
    榎本武揚との一生をかけた恋模様が長崎弁で語られるのが、なんだか心に沁みる。

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    2011年05月07日
  • さらば深川 髪結い伊三次捕物余話

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    やっぱりアベレージが高いですね。
    この巻の最後は、すごい大きい転換になっているのかな?次を読まないとわからない。次も続けて読んでみようかしら。

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    2010年04月20日
  • 深川恋物語

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    江戸時代であっても、男と女の関係なんてものは皆同じ。
    時代小説なのに古めかしさを感じさせず、今の男女と同じような感覚の登場人物に共感します。

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    2010年03月29日
  • 聞き屋与平 江戸夜咄草

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    私の大好きな時代小説の中の一つ。

    主人公の薬問屋の御主人、
    与平さんが隠居後に始めた 『聞き屋』
    誰でも一人じゃ抱えきれず誰かに聞いてもらいたい話の一つや
    二つある。
    答えを教えて欲しい訳でもなくただ聞いてもらいたいだけ。
    自分は何故聞き屋という生業にひかれていくのだろう....
    色々な人々話を聞いて行くうちに、次第に与平さんの過去もあきらかに....

    全6話の短編の短い話ですが、個人的にはもっとシリーズ化して
    与平さんの客の話も聞きたかったです。

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    2010年02月08日
  • 聞き屋与平 江戸夜咄草

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    人々の話をただ黙って聞いていく「聞き屋」を営む隠居・与平の話。古い古い秘密を抱えながら人々の悩みや人生を聞くその姿は、人の孤独や人の弱さ、人のたくましさを黙って示してくれているようだ。悩みを解決するためでなくて、他人に黙って聞いてもらうだけで悩みが軽くなる気分になるし、口に出してみると案外たいした悩みじゃないような気になったり…それすらできない「聞き屋」は因果な商売だとは思うが、それもまた余生の過ごし方かも。しんみりしみじみした良い話だった。

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    2011年09月17日
  • 余寒の雪

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    江戸のさまざまな人々を描いた短編集。元遊女の内儀、若旦那、お庭番、元大奥老女、家老女剣士など、読んでいてじんわりしてスッキリするようなそれぞれの生き様が楽しめた。まだ宇江佐さんの初期の頃の作風を感じるけれど、やっぱり読んでいて心にグッとくる。

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    2011年09月17日
  • 室の梅 おろく医者覚え帖

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    検屍を行う医者と、産婆の女房。死者の姿からその真相をさぐりあてる医師の姿、日々生命の誕生に立ち会う産婆の姿。生々しいまでの生死の営みが江戸の時代に描き出されていた。面白いんだけど、結構リアルに想像できてしまうのがちょっときたかな(笑)

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    2011年09月17日
  • 雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話

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    髪結い伊三次シリーズ最新刊。
    相変わらずですが、龍之進より
    伊三次とお文のせつなーいかんじがよかったのになー。
    まあ結婚しちゃったしね・・。
    ってか、勝手にこの人若い女の人だと思ってたら、
    還暦なんだってね。びっくりしつつ納得。

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    2011年05月20日
  • 雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話

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    髪結い伊三次シリーズ第7弾。次世代も見習い同心としてなかなか活躍するようになってきて喜ばしい限り(笑)伊三次とお文も良い夫婦になっているし、不破のやんちゃ娘茜ちゃんの子育てに追われているいなみさんも忙しそう。少しほろ苦いけれどしっとりしんみり江戸情緒に浸れた。このシリーズやっぱり好きだなあ☆

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    2011年09月17日
  • 紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話

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    わくわくするようなお話ではないけれど、シリーズをずっと読んで行きたいです。
    伊三次は男前とのことで確かに心惹かれる主人公ではあるけれど、なんだかちょっと草食系?なイメージ。文吉姐さんのが男らしい気がする。

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    2009年10月07日
  • 斬られ権佐

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    さいしょっからさいごまで
    きもちわるくならない、いいほんでした。

    ひとついうとしたら
    としをとったあさみさんがシャキっとかんがへっていたのが
    かなしかったかな。
    まぁあたりまえなのかな。

    えどにんじょう。だいすきです。

    なにかじだいせっていにぎもんにおもったところがあったんだけど
    どこだったっけ、わすれちゃった。

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    2009年10月04日
  • 君を乗せる舟 髪結い伊三次捕物余話

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    髪結い伊三次シリーズ。元服した一連の不破龍之心くんの話を中心に収められていますが、タイトルの言葉、「君を乗せる舟」にたどり着く一篇は特に秀逸で、泣けました。

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    2009年12月09日
  • 深川恋物語

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    短編集。
    「下駄屋おけい」は、切ないけれどしあわせな身分違いの恋でした。
    全体的に切ない話が多いかな。「がたくり橋は渡らない」のつくす女ぶりには、涙が出ます。

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    2009年10月04日
  • 君を乗せる舟 髪結い伊三次捕物余話

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    髪結い伊三次最新作!やっぱいいねぇ。なんかこれはひとシリーズきっちり確立してて、ほんといい。江戸人情モノ。登場人物全員きっちり江戸を背負ってカッコよく生きてます。いいかんじです。好きです。

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    2011年05月20日
  • 深川恋物語

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    最初は気付かなかったのですが、3篇目あたりで「あれ、この短篇なんかのアンソロジーで読んだか?」。
    違いました。ダブル購入の再読でした。
    感想も見事に同じ。宇江佐の欠点であるストーリー立ての破綻(よく最後にドンデン返しを掛けて、かえって失敗する)が無く、どっしりと、しかも爽やかです。
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    04-072 2004/09/13 ☆☆☆☆
    良いですね。今まで読んだ宇江佐さんの作品の中では一番ではないでしょうか。
    元々、美味い作家さんだと思います。情景描写も良いし、物語の破綻もないし。でも何かが足りない、そんな感じがしてました。この作品で何が変わった

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    2016年08月07日