宇江佐真理のレビュー一覧

  • 三日月が円くなるまで 小十郎始末記

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    藩主の敵討の手伝いをすることになった刑部小十郎。父親の伝手を頼って江戸市中の借家に住まうことになる。その大家であり古道具屋「紅塵堂」の娘・ゆたとふたりは互いに惹かれあう。周囲に翻弄されつつ不器用に生きるふたりを中心とした青春時代小説。
    * * *
    この話は別のお話『銀の雨』と設定を共有しています。『銀の雨』に出てきたゆたがヒロイン。正直、『銀の雨』を読んでいると、あのゆたが恋なんて(笑)と思ってしまいます。ごめんなさい。
    もどかしいような切ないようなそんなお話です。主人公が藩に仕える武士で(嫌々ながらも)仇打ちの為に奔走する為、かなり武士について踏み込んでいるかなと思います。
    個人的に賢龍のそ

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    2010年07月09日
  • 紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話

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    作家さんとの文章の相性というものがあるとすれば、きっと私はこの作者さんと合うのだと思う。読みやすいのもあると思うが、読んでいてとても気持ちがよい。他の作品も読みたくなった。

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    2010年06月11日
  • 紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話

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    等身大の伊三次がいる。
    我慢がならず上役に楯突いたり、でも情で動いたり男気があって。

    新作で買った本が山積みなのに、この伊三次シリーズの再読を優先してしまっている。

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    2010年06月10日
  • アラミスと呼ばれた女

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    タイトルから想像するのはハードボイルドだが、内容はまったく違って、幕末のフランス語の通訳を(男装して)務めた女性の話だった。
    そういう人物がいたことは史実らしいが、内容はフィクションとのこと。
    榎本武揚との一生をかけた恋模様が長崎弁で語られるのが、なんだか心に沁みる。

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    2011年05月07日
  • さらば深川 髪結い伊三次捕物余話

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    やっぱりアベレージが高いですね。
    この巻の最後は、すごい大きい転換になっているのかな?次を読まないとわからない。次も続けて読んでみようかしら。

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    2010年04月20日
  • 深川恋物語

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    江戸時代であっても、男と女の関係なんてものは皆同じ。
    時代小説なのに古めかしさを感じさせず、今の男女と同じような感覚の登場人物に共感します。

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    2010年03月29日
  • 聞き屋与平 江戸夜咄草

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    私の大好きな時代小説の中の一つ。

    主人公の薬問屋の御主人、
    与平さんが隠居後に始めた 『聞き屋』
    誰でも一人じゃ抱えきれず誰かに聞いてもらいたい話の一つや
    二つある。
    答えを教えて欲しい訳でもなくただ聞いてもらいたいだけ。
    自分は何故聞き屋という生業にひかれていくのだろう....
    色々な人々話を聞いて行くうちに、次第に与平さんの過去もあきらかに....

    全6話の短編の短い話ですが、個人的にはもっとシリーズ化して
    与平さんの客の話も聞きたかったです。

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    2010年02月08日
  • 聞き屋与平 江戸夜咄草

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    人々の話をただ黙って聞いていく「聞き屋」を営む隠居・与平の話。古い古い秘密を抱えながら人々の悩みや人生を聞くその姿は、人の孤独や人の弱さ、人のたくましさを黙って示してくれているようだ。悩みを解決するためでなくて、他人に黙って聞いてもらうだけで悩みが軽くなる気分になるし、口に出してみると案外たいした悩みじゃないような気になったり…それすらできない「聞き屋」は因果な商売だとは思うが、それもまた余生の過ごし方かも。しんみりしみじみした良い話だった。

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    2011年09月17日
  • 余寒の雪

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    江戸のさまざまな人々を描いた短編集。元遊女の内儀、若旦那、お庭番、元大奥老女、家老女剣士など、読んでいてじんわりしてスッキリするようなそれぞれの生き様が楽しめた。まだ宇江佐さんの初期の頃の作風を感じるけれど、やっぱり読んでいて心にグッとくる。

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    2011年09月17日
  • 室の梅 おろく医者覚え帖

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    検屍を行う医者と、産婆の女房。死者の姿からその真相をさぐりあてる医師の姿、日々生命の誕生に立ち会う産婆の姿。生々しいまでの生死の営みが江戸の時代に描き出されていた。面白いんだけど、結構リアルに想像できてしまうのがちょっときたかな(笑)

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    2011年09月17日
  • 雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話

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    髪結い伊三次シリーズ最新刊。
    相変わらずですが、龍之進より
    伊三次とお文のせつなーいかんじがよかったのになー。
    まあ結婚しちゃったしね・・。
    ってか、勝手にこの人若い女の人だと思ってたら、
    還暦なんだってね。びっくりしつつ納得。

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    2011年05月20日
  • 雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話

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    髪結い伊三次シリーズ第7弾。次世代も見習い同心としてなかなか活躍するようになってきて喜ばしい限り(笑)伊三次とお文も良い夫婦になっているし、不破のやんちゃ娘茜ちゃんの子育てに追われているいなみさんも忙しそう。少しほろ苦いけれどしっとりしんみり江戸情緒に浸れた。このシリーズやっぱり好きだなあ☆

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    2011年09月17日
  • 紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話

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    わくわくするようなお話ではないけれど、シリーズをずっと読んで行きたいです。
    伊三次は男前とのことで確かに心惹かれる主人公ではあるけれど、なんだかちょっと草食系?なイメージ。文吉姐さんのが男らしい気がする。

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    2009年10月07日
  • 三日月が円くなるまで 小十郎始末記

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    仙石藩士の刑部小十郎は、藩の汚名をそそぐ、助太刀を命じられた。

    町屋の娘、ゆたとの淡い恋。
    雲水の賢龍との友情。
    小十郎の成長。などなど。



    「人間、何が幸いし、何が不幸になるか知れたものではない。徒に落ち込むことはないのだ。そのうちに解決の糸口はきっと見つかる」(本書 298頁より)


    読後感がよかったです。どうなるのかハラハラして、引き込まれる、宇江佐作品はおすすめです。

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    2009年10月04日
  • 斬られ権佐

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    さいしょっからさいごまで
    きもちわるくならない、いいほんでした。

    ひとついうとしたら
    としをとったあさみさんがシャキっとかんがへっていたのが
    かなしかったかな。
    まぁあたりまえなのかな。

    えどにんじょう。だいすきです。

    なにかじだいせっていにぎもんにおもったところがあったんだけど
    どこだったっけ、わすれちゃった。

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    2009年10月04日
  • 君を乗せる舟 髪結い伊三次捕物余話

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    髪結い伊三次シリーズ。元服した一連の不破龍之心くんの話を中心に収められていますが、タイトルの言葉、「君を乗せる舟」にたどり着く一篇は特に秀逸で、泣けました。

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    2009年12月09日
  • 深川恋物語

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    短編集。
    「下駄屋おけい」は、切ないけれどしあわせな身分違いの恋でした。
    全体的に切ない話が多いかな。「がたくり橋は渡らない」のつくす女ぶりには、涙が出ます。

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    2009年10月04日
  • 君を乗せる舟 髪結い伊三次捕物余話

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    髪結い伊三次最新作!やっぱいいねぇ。なんかこれはひとシリーズきっちり確立してて、ほんといい。江戸人情モノ。登場人物全員きっちり江戸を背負ってカッコよく生きてます。いいかんじです。好きです。

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    2011年05月20日
  • 深川恋物語

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    最初は気付かなかったのですが、3篇目あたりで「あれ、この短篇なんかのアンソロジーで読んだか?」。
    違いました。ダブル購入の再読でした。
    感想も見事に同じ。宇江佐の欠点であるストーリー立ての破綻(よく最後にドンデン返しを掛けて、かえって失敗する)が無く、どっしりと、しかも爽やかです。
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    04-072 2004/09/13 ☆☆☆☆
    良いですね。今まで読んだ宇江佐さんの作品の中では一番ではないでしょうか。
    元々、美味い作家さんだと思います。情景描写も良いし、物語の破綻もないし。でも何かが足りない、そんな感じがしてました。この作品で何が変わった

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    2016年08月07日
  • 斬られ権佐

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    良かったです。
    しっとりした情緒を感じさせる作品です。途中、数馬があさみに言い寄るシーンがあって、ちょっと生臭くなるのですが、美味くリカバーしてます。でも元々不要ではなかったかな。
    暫く宇江佐さんの作品から離れていたのですが、これなら良いなと。どうも男性を主人公にした作品のほうが波長が合うようです。
    ===ここからネタバレ===
    主人公の権佐。なかなか味があります。
    最後には傷の後遺症から死んでしまうのですが、そのせいでしょうね。どこか切ない雰囲気を持った作品です。

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    2016年08月16日