宇江佐真理のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最初は気付かなかったのですが、3篇目あたりで「あれ、この短篇なんかのアンソロジーで読んだか?」。
違いました。ダブル購入の再読でした。
感想も見事に同じ。宇江佐の欠点であるストーリー立ての破綻(よく最後にドンデン返しを掛けて、かえって失敗する)が無く、どっしりと、しかも爽やかです。
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04-072 2004/09/13 ☆☆☆☆
良いですね。今まで読んだ宇江佐さんの作品の中では一番ではないでしょうか。
元々、美味い作家さんだと思います。情景描写も良いし、物語の破綻もないし。でも何かが足りない、そんな感じがしてました。この作品で何が変わった -
Posted by ブクログ
宇江佐作品を読んでいて『おろく』という言葉が
度々登場する。
それが遺体のことを示すのは読んでいればすぐわかる。
それでも『おろく』という言葉はどこからきたのか。
「南無阿弥陀仏」の唱えが六字であることから
そう呼ぶのだとこの作品で説明してあった。
なるほど。
死を扱う「おろく医者」の正哲と
生を扱う産婆の妻・お杏との対比がいい。
そのせいで多少全体が重く固い雰囲気になりがちだが
正哲とお杏の夫婦としての成長ぶりが
それをやわらかくさせ、バランスを保っている。
ミステリーにはちょっと物足りないけれど
このお話はそこに重点を置いていないので
夫婦ってこういうもんだよね?的な読み方をすると
楽 -
Posted by ブクログ
髪結い伊三次捕物余話第4作目。
切なくなるような話が多い。
子供が主役のもの、お文が主役のもの。
子供が主役となると、子供がいるものにとっては感情移入して読んでしまうね。
本当に子供って純なものだと思った。
お文さんにますます好感を持つ。
長屋には或ることでいられなくなってしまった。お文は深川ではなく、日本橋の座敷に仕事復帰する。これをきっかけに裏長屋を出て、伊三次と一軒家を持つことになった。
一軒家はなにかと物入りで蓄えは出て行く。しばらくは共働きにいそしまねばならぬ折に、お文の妊娠が発覚。喜んでいいものやら、複雑な気持ちのお文。
も〜第5巻を取り寄せてでも読まなくっちゃ〜。