宇江佐真理のレビュー一覧

  • 糸車

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    江戸時代 お家騒動で主人は討たれ、息子は失踪。
    大事な息子を探すため、江戸に一人残り 小間物を売り歩く主人公 お絹。

    登場人物がとても人間味があり、読みやすい時代小説でした。

    お絹に思いを寄せている持田様との秘めた恋は・・・
    もう少し 幸せな展開であって欲しかったです。

    難しい文言やしきたりも少ない文章展開なので、イメージしやすいと思います。

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    2016年02月23日
  • 糸車

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    201601/主人公お絹が、年相応に我が強かったりして、善人キャラではなく、等身大の女性らしくて良い。お君のことや、結末は切ないけど、それでよかったのかも、と思える。

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    2016年01月30日
  • 聞き屋与平 江戸夜咄草

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    夜が更けるとともに、ある商家の通用口に
    男がひっそりと座る。
    儲けのためでも酔狂でもなく、
    ただ話を聞く与平。
    与平はなぜ話を聞くのか。
    心温まる時代小説。

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    2015年12月27日
  • 通りゃんせ

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    ネタバレ

    この作品は宇江佐作品の異色タイムスリップものである。現代社会の若者が、江戸の天明時代に行ってしまうという設定。でもなんか、そんな小技使うのは勿体ない気がする。不作と飢饉の時代の百姓の苦悩を描くという、それだけでも宇江佐さんにしては異色の設定なんだから、そこだけに特化しても良かったんじゃないかと思う。

    無理くり「豊かに見える現代社会への警鐘」みたいな説教臭さを前面に押し出さなくても良かったんじゃないか?いつもの市井人情ものを読めば、説教臭くなくそういう部分は共感できるわけだし、かえって伝えたいテーマが上滑りしてるような気がして残念。

    ただもっともっと残念なのは、「今後の作品に期待」って言いた

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    2015年12月03日
  • 通りゃんせ

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    過去にタイムスリップする物語は多いけど,なぜか主人公が歴史音痴っていうのが定番.だけど本作はその点が違ったので新鮮でした.本を通していかに恵まれた境遇にいるのかを実感することも有意義だなと思う.最後は宇江佐さんらしい結末でほっこり&満足.
    以下あらすじ(背表紙より)
    平凡な25歳のサラリーマン、大森連はツーリングに出かけた先で道に迷い、滝の裏に落ちてしまう。目覚めると、そこはなんと天明6年の武蔵国中郡青畑村―!?時次郎とさな兄妹の許に身を寄せ、川の氾濫や重い年貢が招く貧困等、江戸の過酷な現実を目の当りにしていく連。天明の大飢饉のさなか、村の庄屋が殺害される事件が起こり、連は思い悩みながらも自ら

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    2015年05月11日
  • 三日月が円くなるまで 小十郎始末記

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    ネタバレ

    主人公にあまり魅力を感じなかった。
    実際は悪者なのか?味方なのか?
    と途中ドキドキした登場人物が何人か居たけど、どんでん返しは無かったので、拍子抜け。

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    2015年02月07日
  • 明日のことは知らず 髪結い伊三次捕物余話

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    201501/このシリーズは実にいい。登場人物達がそれぞれ歳を経て、子供達が成長していく様が、少しの淋しさを伴いつつじんわり書かれてて楽しめる。本作では、娘のお吉が将来を口にするシーンも特に良かった。

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    2015年01月11日
  • 月は誰のもの 髪結い伊三次捕物余話

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    201410/最新作だけど、従来作を一緒に振り返りながら読み進めてるカンジ。時の移り変わりの切なさと次世代達の成長ぶりのたくましさ。

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    2014年11月15日
  • 余寒の雪

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    時代小説短編集。

    特に巻末に収録の表題作は、東北の藩から江戸にやってきた
    剣を生きがいに生きてきた女性の顛末譚で、現代の趣味に生き過ぎて、年齢の通過儀礼に出遅れた現代女性の戸惑いにも通じるような心境が描かれていて、このような女性視点での時代小説の作品作りが巧みだと感じる。
    作者初期の頃の作品ということもあって、少し情感描写が硬い部分もあるように感じるが、それでも、いち読者としては、函館出身の作者がここまで時代小説モノを描けるというのは素直に感心しながら読んだ。
    簡素でじっとりした語り口じゃないのも、この作者のいいところ。

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    2014年10月13日
  • なでしこ御用帖

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    町医者の娘お紺。その楚々とした風情から、なでしこちゃん、と呼ばれているが、実は大酒飲みの捕物好き。
    話は読みやすいが、なでしこちゃんと呼ばれる設定は無理を感じた。

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    2014年09月25日
  • 古手屋喜十 為事覚え

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    人情時代小説の名手宇江佐真理さんの新シリーズ。隠密廻り同心の上遠野平蔵の手助けをする古着屋喜十の活躍を描く連作集。
    なんといっても、この二人の関係が抜群に微妙で面白い。古着の掠りで喰う者は卑しい顔つきになるという上遠野に対して、その卑しい顔つきの男の所で酒を飲むのはどういうことだという喜十。ツケの溜まりを記帳する喜十の渋面が目に浮かぶ。
    子供がなく寂しい思いをしていた喜十夫婦に捨て子が現れ、益々賑やかになりそうだ。今後が楽しみなシリーズのスタートである。

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    2014年09月09日
  • 通りゃんせ

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    ネタバレ

    面白かった。小説として、多分面白かったと思う。読んでいる最中は食べ物を粗末にしてはいけないと心底思ったほど、話の展開にのめり込んだから。だけどSF的な内容が顕著になり始めた時、妙に冷めてしまった。
    話としての面白さよりも、「自分が求めている宇江佐真理の描く時代小説」とずれている部分に、どうしてもついていけなかった。

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    2014年08月01日
  • 深川恋物語

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    ネタバレ

    第21回吉川英治文学新人賞受賞作品。

    北海道在住の著者だということがちょっと
    驚きで最近著作をあさっています。

    この作品は男女の思いの掛け合いを書いた短編集です。

    ハッピーエンディングからバッドエンディングまで、
    ちょっとせつないやりとりが
    するすると読み始められる、やさしい時代小説。

    骨太な時代小説好きな場合は物足りないかも
    しれませんが、江戸ものを味わいたい気分のとき
    しっくりきます。

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    2014年05月11日
  • 卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし

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    のぶちゃんとその義父忠右衛門がメインのお話。
    おいしいもの、食べたくなるね。

    最終的に忠右衛門はどうなったんだ?

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    2014年05月10日
  • 心に吹く風 髪結い伊三次捕物余話

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    201401/私も、登場人物達の世代交代に一抹の淋しさを感じる一人だけど、子供達の青臭い若さや甘酸っぱさも、また良い。

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    2014年01月24日
  • 通りゃんせ

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    少し展開が唐突で、雑に感じる部分があった。ただ、最後にふわっとさせる話が差し込まれていてよかったかな。まぁ、その展開も唐突なんだけど...。

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    2014年01月14日
  • なでしこ御用帖

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    祖父に「斬られ権佐」を持つ町医者の娘・お紺。啖呵を切るし悪態もつくが、見た目の可愛らしさと声で、周囲からは「なでしこちゃん」と呼ばれる。実は大酒飲みで捕り物好きというギャップもいい。
    愛されるべきキャラクターだが、十分に活かされたとは言い難くもったいない。特に「斬られ権佐」の壮絶な生涯を知っているだけに、その血筋とエピソードをもっと絡めて欲しかった。

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    2013年11月17日
  • さんだらぼっち 髪結い伊三次捕物余話

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    「ほがらほがらと照る陽射し」はいつもよりも、せっぱつまった切なさがあった。
    次巻を読んで、ホッとした。

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    2013年10月25日
  • 三日月が円くなるまで 小十郎始末記

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    ネタバレ

    南部藩と津軽藩の間に起こった檜山騒動を素にした話。
    なんで架空の設定にしたのか?と疑問に思ったら、解説もちゃんと読もう。
    宇江佐真理をさらに好きになるかも!

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    2014年01月14日
  • 幻の声 髪結い伊三次捕物余話

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    髪結い師でありながら、八丁堀の同心・不破友之進の部下として活躍する伊三次。そして男勝りの深川芸者・文吉とのさっぱりした愛情。そして不破・いなみの夫婦などの魅力的な人物に溢れ、読後の爽快感は格別です。いずれも言葉は荒っぽいのですが、それが一層江戸情緒を引き立てているように思います。登場する罪を犯してしまう人たちも弱さをもった愛するべき人たちとして描かれています。悪人は全く登場しないかのようです。特に文吉の先輩おなみの不幸を描いた「暁の雲」章。不破の隣家の奥方ゆきの火事好きからの事件を描いた「赤い闇」章など、ユーモアもありながら哀しみを感じさせ素晴らしい章です。山本周五郎、藤沢周平などの系譜に繋が

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    2013年08月26日