宇江佐真理のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ちょっと….….
伊三次というよりは、見習い同心として出仕している不破龍之進を中心とした話だった。登場人物も、段々年を取り、このまま、若者達中心の話に、なっていくのだろうか?それ、ちょっと寂しいような….….
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ネタバレ 購入済み
悲しい
悲しい話が多かった。子供が殺される。折檻される。いじめられる。そんな話ばかりでは、気が滅入る。お文の妊娠は、めでたい事だけど、無事産まれるのかな?心配だ。
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Posted by ブクログ
「宇江佐真理」の連作短篇時代小説『今日を刻む時計 髪結い伊三次捕物余話』を読みました。
「池波正太郎」、「木村忠啓」、「月村了衛」、「神楽坂淳」、「翔田寛」の作品に続き時代小説です。
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人気シリーズ、待望の新章スタート
江戸の大火で住み慣れた家を失ってから十年。
「伊三次」と「お文」は新たに女の子を授かっていた。
ささやかな幸せをかみしめながら暮らすふたりの気がかりは、絵師の修業のために家を離れた息子の「伊与太」と、二十七にもなって独り身のままでいる「不破龍之進」の行く末。
若き同心「不破龍之進」も身を固めるべき年頃だが……「龍之進」は勤めに -
Posted by ブクログ
ネタバレ松前藩が移封され、解雇された相田総八郎となみの江戸・裏店での浪人暮らし。
「生きていくことは死ぬことよりもずっと辛い。それでも生きていなければならないのは何の為だろう。その答えは、…」と、なみがか語るように、藩での暮らしとは別世界であった。それも14年後、晴れて帰藩が叶う。しかし、待つには、耐えるには長すぎたようです。
「脇目も振らずにあの家から飛び出すには、時間が掛かり過ぎました」と語り、江戸に残る仲間の涙に、否定することは誰にもできなかった。
そして、帰藩後、上京した総八郎に待つのは、何もなくなってしまった神田三河町であった。江戸は、町民はもっと速く時代に流されていくのかもしれない。「