宇江佐真理のレビュー一覧

  • 紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話

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    面白いは面白いけど、何か胸に刺さるというものが無かったなあ。淡々と進んでく感じがした。伊佐次とお文の恋模様も少ないし、何かなあ。伊佐次が床構えられるまでは、何か代わり映えしないのかなあ。

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    2025年04月01日
  • 幻の声 髪結い伊三次捕物余話

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    主人公主体で行くのかなと思ってたら、話によって心の声を描く人物が違って不思議な感じだった。でも、1話1話が短くて読みやすい。畳のおせいの話は自分の母親の姿が重なって、切なくて温かくて泣きそうになった。

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    2025年03月25日
  • 蝦夷拾遺 たば風

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    蝦夷拾遺、というタイトルに惹かれて手にとってみた。
    今まで何冊か蝦夷やアイヌの本やマンガを読んだことがあって、それが面白くて、以降何となく惹かれる蝦夷。
    6話全てが蝦夷舞台ではないんだけど、どれも蝦夷に関連する物語。
    ちょっと想像とは違ったけど、面白かった。
    基本的に物悲しい話なんだけど、この時代の人達はこれが当たり前だったんだよなぁと思うと現代に生まれて良かったと思っちゃう。
    個人的には黒百合が好き。
    少し物足りない感じもしたけど、歴史の勉強にもなったし良い読書だった。
    この作者さんの長編が読んでみたいな。

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    2024年12月24日
  • 擬宝珠のある橋 髪結い伊三次捕物余話

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    内容(ブックデータベースより)

    惜しまれつつ亡くなった作家の、人気シリーズ最終巻

    宇江佐真理氏がデビュー以来書き続け多くのファンを獲得してきた「伊三次シリーズ」最終巻。文庫書下ろしの「月は誰のもの」も収録。

    令和6年11月9日~12日

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    2024年11月12日
  • 雪まろげ―古手屋喜十 為事覚え―

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    丸く納まった感は否めないかな・・・喜十さん、やっぱりお人よしかな。
    そういう話があってもいいかなという感想。

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    2024年11月04日
  • 月は誰のもの 髪結い伊三次捕物余話

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    内容(ブックデータベースより)

    江戸の大火で別れて暮らすことになった髪結いの伊三次と芸者のお文。仲の言い夫婦をめぐる騒動を夜空にかかる月が見守っている。
    伊三次の色恋沙汰。お文の父親のこと、八丁堀純情派に屈した本所無頼派のその後・・・・。
    長女・お吉が誕生する頃の、語られることのなかった十年を描く傑作長編。
    大人気シリーズ、初の書き下ろし!

    令和6年10月11日~14日

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    2024年10月14日
  • 蝦夷拾遺 たば風

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    時代小説をしばらく読み続けていましたが、蝦夷の話も気になりだしました。時代小説を物色していたら”蝦夷捨遺“の副題のあるこの作品がありました。宇江佐さんが故郷を偲んでかかれたのですね。幕末から維新にかけての松前藩や蝦夷地に係わる人々の六篇の短編。情勢の変化に行く末を案じながら、そんななかでも人を思いやる気持ちが持てることが幸せなのではと感じました。

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    2024年09月30日
  • 夕映え 新装版

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    児玉清氏推薦。面白かったです。明治維新という大きな波を淡々と描き、市井の人々の生活を優しい視点で描いている。ちょっと司馬遼太郎を思い出しました。

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    2024年09月03日
  • 高砂〈新装版〉

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    2人の生い立ちから始まってバツ3の又兵衛に、場所柄毎日毎晩出来事が起きるし、どうするのか思ったら又兵衛は人情家でもない 本音ズバズバおいねだし、上手いこと解決するのではないし。やっぱ一冊で完結は難しいしようやく個性出てるなって所で完結した。おかつも潤滑油になったし、ラストの高砂のめでたさは良いかと。ラストで大先生出てきて人生の問答みたいで良いかと。でもさあー沁みないのだよんー。おきぃやがれ見れて満足

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    2024年03月26日
  • 今日を刻む時計 髪結い伊三次捕物余話

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    前巻から 相当な時が経っている設定。
    これには筆者の思いがある。その思いは達成できたのか? 最終巻まで読んでみよう。

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    2023年07月30日
  • 雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話

    ネタバレ 購入済み

    ちょっと….….

    伊三次というよりは、見習い同心として出仕している不破龍之進を中心とした話だった。登場人物も、段々年を取り、このまま、若者達中心の話に、なっていくのだろうか?それ、ちょっと寂しいような….….

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    2023年07月08日
  • さんだらぼっち 髪結い伊三次捕物余話

    ネタバレ 購入済み

    悲しい

    悲しい話が多かった。子供が殺される。折檻される。いじめられる。そんな話ばかりでは、気が滅入る。お文の妊娠は、めでたい事だけど、無事産まれるのかな?心配だ。

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    2023年07月06日
  • 今日を刻む時計 髪結い伊三次捕物余話

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    「宇江佐真理」の連作短篇時代小説『今日を刻む時計 髪結い伊三次捕物余話』を読みました。

    「池波正太郎」、「木村忠啓」、「月村了衛」、「神楽坂淳」、「翔田寛」の作品に続き時代小説です。

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    人気シリーズ、待望の新章スタート

    江戸の大火で住み慣れた家を失ってから十年。
    「伊三次」と「お文」は新たに女の子を授かっていた。
    ささやかな幸せをかみしめながら暮らすふたりの気がかりは、絵師の修業のために家を離れた息子の「伊与太」と、二十七にもなって独り身のままでいる「不破龍之進」の行く末。
    若き同心「不破龍之進」も身を固めるべき年頃だが……「龍之進」は勤めに

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    2023年05月08日
  • 深尾くれない

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    ネタバレ

    2022/12/4
    確かに深尾角馬こそ真の侍なんかもしれんけどさ。
    現代を生きる私には苛烈すぎてさ。
    全然共感できなくて読むのしんどかった。
    宇江佐さんでこんなの初めて。
    あと雖井蛙(せいあ)流の伝書のところ読むのもキツイ。
    ななめ読み。
    娘も好きにはなれないんだけど、奥の家一家を斬ったのはちょっとすっきりした。

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    2022年12月04日
  • アラミスと呼ばれた女

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    ネタバレ

     榎本武揚と男装の仏語通訳田所柳。この二人の生き方を通して、宇江佐真理さんが幕末から明治への移行時代を描き上げました。「アラミスと呼ばれた女」、2006.1刊行、2009.4文庫。

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    2022年11月21日
  • 擬宝珠のある橋 髪結い伊三次捕物余話

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    ネタバレ

     江戸で擬宝珠のある橋は、日本橋、京橋、新橋だけだそうです。宇江佐真理「擬宝珠のある橋」、髪結い伊三次捕物余話№16、2016.3発行。2015.11.7にお亡くなりになった後、刊行された作品です。「月夜の蟹」(オール読物2015.6)、「擬宝珠のある橋」(同、2015.8)、「青もみじ」(同、2015.10)、「月は誰のもの」(文庫書下ろし、2014.10)、「私の髪結い伊三次捕物余話」(「本の話」、2014.2)が収録されています。「青もみじ」が遺作になるのでしょうか。

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    2022年11月07日
  • 月は誰のもの 髪結い伊三次捕物余話

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    ネタバレ

     宇江佐真理「月は誰のもの」、文庫書下ろし、2014.10発行。髪結い伊三次捕物余話、刊行日からいくと№14になりますが。特別編のような気も。火事で家が焼失し、家族が離ればなれになって、新しい家で家族が一緒に住むまでの10年間の話。長女お吉の誕生、実の父親・母親の話、本所無頼派と八丁堀純情派の話、伊三次がおでん屋の女将といい仲になりそうになった話など。

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    2022年11月06日
  • 雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話

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     不破友之進、いなみ、長男龍之進、長女茜。伊三次、お文、伊与太。宇江佐真理「雨を見たか」、髪結い伊三次捕物余話シリーズ№7、2009.8発行、連作6話。シリーズ全体を貫くテーマ: 幸福は平凡な日常の中にある。今回は不破龍之進15歳が中心、伊三次とお文の出番は少なかったw。

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    2022年10月23日
  • 憂き世店 松前藩士物語

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    ネタバレ

    松前藩が移封され、解雇された相田総八郎となみの江戸・裏店での浪人暮らし。

    「生きていくことは死ぬことよりもずっと辛い。それでも生きていなければならないのは何の為だろう。その答えは、…」と、なみがか語るように、藩での暮らしとは別世界であった。それも14年後、晴れて帰藩が叶う。しかし、待つには、耐えるには長すぎたようです。
    「脇目も振らずにあの家から飛び出すには、時間が掛かり過ぎました」と語り、江戸に残る仲間の涙に、否定することは誰にもできなかった。

    そして、帰藩後、上京した総八郎に待つのは、何もなくなってしまった神田三河町であった。江戸は、町民はもっと速く時代に流されていくのかもしれない。「

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    2022年10月22日
  • 君を乗せる舟 髪結い伊三次捕物余話

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    ネタバレ

     宇江佐真理さんのライフワークだった「髪結い伊三次捕物余話シリーズ」。今回は「君を乗せる舟」、シリーズ№6、2008.1発行、連作6話。今回は、不破や伊三次の子供たちの話が多かったです。第2話「小春日和」と第6話「君を乗せる舟」が印象深かったです。

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    2022年10月19日