高殿円のレビュー一覧

  • メサイア 警備局特別公安五係

    Posted by ブクログ

    高校の友人から見せてもらったスパイアクションの舞台の原作本。

    舞台だけでは正直説明不足で物語の奥まで楽しみきることができなかったから、数年越しに内容が補完できたという感じ。

    今見返したら面白いんだろうな〜と思いつつも、原作者と制作が揉めたのが原因らしく打ち切りになってしまっている様子。円盤の新規製作も無いらしいから諦めるしかないのかな…。

    0
    2022年11月08日
  • コスメの王様

    Posted by ブクログ

    順風満帆なところで終わらず、そう来たか最高かよと唸らざるを得ない。
    アーサーの正体、ハナの本音、どれも心揺さぶられるものでした。

    0
    2022年11月02日
  • 政略結婚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分の中で、久しぶりにヒット
    面白かったなあ
    最初のほう、あんまり色恋がなくてただただその時代を淡々と生きている女性の話で、あんまり歴史に興味深い人間でも詳しい人間でもないから、のめるこめるかなあこの話に…なんて思っていたのですが。
    夫も子も失くしたけれど、しっかりと生き抜いて“家”を守り抜いた第一章てんさいの君を読み終わったときに、ああ好きやなこの話…となりました。
    第二章のプリンセス・クタニは個人的には1番好きなお話。主人公も、話のストーリーも、政略結婚も、恋愛模様も、最後のプロポーズも(笑)わくわくして最後まで楽しく読めた。
    そして、第三章の華族女優があったから、個人的にはこの物語好きな

    0
    2022年08月07日
  • カミングアウト

    Posted by ブクログ

    今の所一番好きな作家さん。どれ読んでもハズレ無し。

    この方の主人公はどれも人が良い故の悩みを抱えており、憎めない。
    主人公に共感や激励する気持ちが入り込めて、主人公を好きである物語って良いもんだなと感じた。

    0
    2022年05月12日
  • 【電子特典付き】戒名探偵 卒塔婆くん

    Posted by ブクログ

    4話で構成された連作短編だが、前半3話は、本作の過半を占める「いまだ冬を見ず」の前振りなのだろう。謎の高校生・外場くんの豊富な知識で安楽椅子探偵の雰囲気を醸し出す。麻布の寺の次男坊・春馬の能天気ぶりが、兄で住職代理の哲彦から虐げられている彼の境遇を軽く読ませてくれた。第4話のペリリュー島で玉砕した日本人の御霊に対する供養の思いに、単なるラノベではないものがあり、感動した。著者の作品は初読みだが、積読本『トッカン』の作者だった。そうだ、『トッカン』を読もう!

    0
    2022年01月16日
  • トッカンvs勤労商工会

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    トッカンvs勤労商工会 2013/3/29

    稼ぎのない男なんて精子以下よ。消えちまえ!
    2014年2月5日記述

    高殿円さんによる小説。
    トッカンとしては2冊目の作品にあたる。

    今作では主人公鈴宮深樹がずうずうしいまでに活躍する。
    (上司である鏡が訴訟騒ぎになりかけたためでもある)
    ホツマへの破産申立の不服のあたりは爽快だった。
    署長に付いて来てもらう等カウンターパートとして
    上手く動いたと思う。そうでないと裁判官は出てこなかったろうし。

    本書は400ページをこえている。
    しかし巻末にある
    井上真央さんと高殿円さんの対話にもあったように
    すっと物語の世界に入っていける。
    小説を読んでいる

    0
    2021年12月19日
  • トッカン 特別国税徴収官

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    トッカン 特別国税徴収官 (ハヤカワ文庫JA) 2012/5/24

    徴収官奮闘記
    2013年12月10日記述

    高殿円さんによる国税に関しての小説。
    高殿さんはライトノベルを中心に40冊以上も作品を出しているらしい。
    普段読まないライトノベルの出版の早さに驚いた・・

    本作はライトとか関係なく完成度の高い作品として仕上がっている。
    鏡特管の元に鈴宮深樹(新人3年目)の奮闘ぶりが伝わってくる。

    脱税したお金をどこに隠しているのか分からない喫茶店。
    手強い銀座のママ・・
    滞納を続けざる得ない工場の夫婦・・

    後半になぜこの仕事で必死になって頑張るのか・・
    公務員だから安定しているからというあり

    0
    2021年12月19日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部II~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上流階級~富久丸百貨店外商部II~ 2016/10/20

    高殿円氏による作品。
    2016年10月20日初版1刷発行。
    初出は「小説宝石」2015年2月号~2015年10月号
    富久丸百貨店外商部Ⅱとあるように前作からの続編。
    舞台が関西なので親近感がある。

    他のレビュワーも指摘していたけれども
    読ませる力、物語に引き込む力があるなと関心する。
    鮫島静緒(バツイチ、独身、バイトからのたたき上げ)
    桝家修平(セレブなゲイ)

    本作はこの桝家修平に絡む内容が多い。
    またバツイチやゲイ、LGBTの人が将来孤独になっていく事への不安
    結婚することの意味など色々と考えさせられる事が多かった。
    日本は残念

    0
    2021年12月08日
  • 魔界王子devils and realist: 1

    A

    ネタバレ 無料版購入済み

    屋敷でみつけた、地下の部屋に謎の魔法陣があり、意図せずウイリアムは悪魔を呼びだしてしまう。呼びだされた悪魔、ダンタリオンはウイリアムに告げる。ウイリアムは魔界の代理の王を選ぶことのできる選定公である。

    0
    2022年09月30日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 II

    Posted by ブクログ

    桝家と静緒のやりとりやまた前回とは異なるバラエティに富んだストーリーなど、前作に続いてとても面白かった。
    百貨店が人と人とのご縁を結ぶ、この時代だからこその百貨店の在り方が示されているのではないかと思う。
    個人的に、御子柴とのやりとりがとても好き。

    0
    2021年06月18日
  • メサイア ―CODE EDGE―(1)

    購入済み

    舞台

    大好きな舞台シリーズがコミカライズしている!相変わらず設定がすごい!メサイアの悲しい運命
    パートナーの絆を感じられる

    0
    2021年04月16日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 III

    購入済み

    面白かったー。

    けど、まだ色々なことが途中でこれから静緒はどうなっていくんだろう?って思った。
    でも確実に人に寄り添った仕事を行い、人として成長している。
    早く続きが読みたいよー。
    違う本を執筆されていると思うので、次の本まで待ち遠しいです

    0
    2021年03月22日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    徳川四天王・井伊直政の養母で、女性でありながら井伊谷の地頭を務めた実在の人物、井伊次郎法師直虎の一生を描いたお話。

    なんとなく歴史小説が読みたくて手に取った。大河ドラマにもなっていたのだね。そちらは見てません。
    歴史小説、、、というよりは、なんか恋愛ファンタジーみたいな感じもしたけど、面白かったです。

    直虎の鈍感さ加減と実直なくらいの強さと不可思議な力のバランスが、なんとも言えず魅力的でした。
    「動くな、但馬」からの、香と政次の運命の描かれ方が、とても良かった。二人の関係性が切ない。香目線からと、読者目線からと、両方含めて読んでいったので、政次が不憫でならない。もう少し上手いこと生きられた

    0
    2021年03月08日
  • トッカン 特別国税徴収官

    Posted by ブクログ

    トッカン(特別国税徴収官)付き徴収官のグー子の物語。税金徴収の裏にある物語やグー子の成長、なかなか面白い。シリーズを読むのが今から楽しみである。年末年始は読書三昧かな。

    0
    2020年12月19日
  • 政略結婚

    ネタバレ 購入済み

    良かったです

    作家さんの情報もなく作品の情報もなく、あらすじと本の表紙にひかれて購入。
    第一印象、大当たりって感じです。面白かった~。爽快感があるわけでも軽快な別けでも凄く深いわけでもないけど、心に残る感じです。
    若い時の私ではあんまり響かないかも…少し年を重ねてから読んだ方が楽しめる本なのではないかと感じます。

    0
    2020年09月20日
  • 魔界王子devils and realist: 15【電子特別版】

    購入済み

    素敵なラスト

    ダンタリオンの正体や皇帝の思惑など、全ての謎が解けてすっきりした。最初の頃はバアルベリトやミカエルが好きじゃなかったけど、この巻を読んで大好きになった。感動の一冊だった。

    0
    2020年08月04日
  • カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女>

    Posted by ブクログ

    英国統治下のインドが舞台。
    軽快な筆致で描かれる、華やかで濃~い少女小説。

    「小公女」のセーラがもとは父親とインドに住んでいたことを覚えてますか?
    本国の寄宿学校に入ったところから話は始まったわけですが。
    この物語では、英国育ちのヒロインがインドにわたります。

    1930年代、インドの中で名目上は独立権を得ている藩王国パンダリーコット。
    シャーロットは父が大使となったため、この国のイギリス人社会で暮らすことになります。
    シャーロットは作家を夢見る天真爛漫な少女。

    寄宿舎は規則がやかましく、身分の違いが重視されていました。スクールカーストの本気なやつ?(笑)
    ルームメイトのカーリーは、グジャ

    0
    2020年06月21日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部II~

    Posted by ブクログ

    アラフォーバツイチ独身女とLGBTの男性が上手く暮らす方法。そんなイイ関係って存在するのかな。
    すごいな、鮫島さん。南仏ツアー、楽しそうだった。

    0
    2020年04月28日
  • 35歳、働き女子よ城を持て!

    Posted by ブクログ

    家は金額が金額だけに
    ふわぁ~と考えて買うなんて甘い甘い
    しっかり 時間も足もお金もかけて買う
    やっぱり 一生に一度の大きな買い物ですね
    勉強になりました!!

    0
    2019年10月10日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

    Posted by ブクログ

    井伊直虎(香)と16世紀後半の井伊谷の激動の歴史を辿った時代小説。本作が作者の初の本格時代小説ということに驚かされるほど完成度が高い。
    タイトルの「剣と紅」。女性でありながら「生涯たった1度の紅だった」ことに冒頭で触れ、途中でも効果的に「紅」を登場させることで、香という人物の、井伊家存続と井伊谷の死守への献身が実に象徴的に表現されている。大河ドラマも非常に面白かったが、これこそ小説ならではの魅力だと思う。
    また、女性作者ならではの「女いくさ」のハイライトも本作を彩っている。剣を持てぬ女性であるが、自身が妻として嫁ぐことで他家、場合によっては敵との結びつきを強め、戦を防ぐ、或いは戦を勝利に

    0
    2019年06月23日