高殿円のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1巻ではまり早速2巻目。
ローマの休日かっ!と思いきや、最後に見せた王女さまの決断に涙がでそうでした。
そして、主人公・シャーロットとルームメイト・カーリーのヒンディ語のレッスンシーンが好き♪
ヒンディ語がまだよくわからないシャーロットに甘い言葉を言わせて「たまらん・・・・・・」と言うカーリーが私にはたまらん(笑)
シャーロットから好みのタイプを聞き出しメモしたり、身長を伸ばそうと吐くほど牛乳を飲んだり、色々なものを背負っているカーリーが垣間見せる普通の少年っぽさが微笑ましくて、このままでいれたらいいね、と思わずにはいられませんでした。
これから時代が、国が、大人達が、そうはさせてくれないの -
Posted by ブクログ
んもーっ!めっちゃ面白かった!!前作が出てから、なんと8年!打ち切られてしまった作品がまた日の目を見て、待ち望んでいた当時の読者は涙目だと思いますが、講談社文庫版からのにわかな私も、去年から待っていた待望の三巻!手に汗握る策謀の渦の中、イギリス専横時代のインド藩王国で、主人公シャーロットの望みとは裏腹に、勝手に暴走?いや、先導?される事件とは?誰が黒幕なのか、結局のところまださっぱり分からないのだけれど、この巻では、カーリーの複雑な子供時代が明らかに。そして、二人には衝撃の事実が!!(まぁ、こうでなきゃ困るんだけど!話進まないからね!)二人の波乱すぎる恋路と、インド独立の存亡やいかに!?うわー
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Posted by ブクログ
プリハー完結。
うう、やっと終わった、よかった…。
最初、ルシードには味方が少なすぎるとジルは心配していたのに、終わってみれば、こんなにたくさんの味方が!
自分の血統や信条やいろいろなものにとらわれて、そこから抜け出せなかった人々。
それが、親世代とするなら、ルシードたち子供世代は、変えられないような運命まで打破し、自分の人生を生きたと言えるのだろう。
それにしても、人間関係が複雑で巻末の人物相関図を見て、うなってしまった。
ここにはいってこないのって、オズマニアの親子くらいか?
そして、やはり外伝が出ればうれしい。
『ヘンテコ夫婦のパルメニア王宮日記』ぜひ読んでみたい。