高殿円のレビュー一覧

  • シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗

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    ※オーディブルにて聴了
    この作品もとてもテンポ良く聴き進められた。
    美人で頭脳明晰で冷たかった人が、少しづつ心を開いてくれたり、自分に懐いてくれるようになったらそりゃ嬉しよな〜。ジョーが羨ましいと思わされた作品でもあった。
    今回の謎解きも犯人はこの人じゃない?と目星はついていたが、でもどうしても何のためにが分からず、シャーリーの謎解きをふんふんと聞くだけだった。しかし、壮大な設定と壮大な費用をかけての逮捕劇なので英国大丈夫か?と思いながら聞いた。(フィクションなのにそういうことを気にしちゃう。)
    謎解き後のシャーリーとジョーの2人のサイドストーリーも和やかで良いし、お菓子の描写もとても素晴らし

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    2025年11月04日
  • 私の実家が売れません!

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    実際に遭遇したら胃がキリキリしそうな出来事をここまで面白く書けてしまう作者は本当にすごい。なんでも面白がれるって才能だ。法律のことなど大変参考になった。こういう問題遭遇している人多いだろうなぁ。深刻にならずに淡々と解決していきたいね。

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    2025年11月01日
  • シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

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    ※オーディブルにて聴了
    現代×女性のシャーロックホームズ作品。
    軽快に聴き進めることができたし、あっという間にストーリーが終わってしまい残念な気持ちになった。頭脳明晰で美少女かつ病弱体質のシャーリーと平々凡々で男に左右されやすいの元軍事医のバディの掛け合いや行動がとても面白い。突拍子もないことが次から次から起こるし、黒幕が近くにいながら何もできないところも続きがどうなるのか気になって仕方なかった。頭脳とお金と権力を最大限に使って悪と対峙する2人がこの先どうなるのかがとても楽しみ。
    ⭐︎シャーロックホームズ自体を愛してやまない人からすれば、この作品にダメ出しをしたり低評価を下すと思うが、これはオ

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    2025年10月29日
  • 私の実家が売れません!

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    面白かった!すごくわかりやすくていい。不動産てほんとにいろんなケースがあるんだ。一見条件良さそうなのに、調べたらとんでもないことがわかったり。昔は色々なあなあでやってたことあるからなあ。それにしても「持ってけドロボウ!」的な売り方は初めて見た。変に欲をかくと駄目なのね。プロがいらないものは誰もいらないのね。モノを業者が引き取るのはわかるけど、家を買った人がいい人そうで良かった。誰も気にしてなかった柱の話、そういうとこに気づく人なら信用出来そう。

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    2025年09月04日
  • トッカン 徴収ロワイヤル

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    「トッカン」シリーズの4巻目。もう、この巻はぐー子の成長が著しいというか、鏡特官も言葉や態度では表さないけどすっかりぐー子の仕事振りを信頼している様子が感じられました。
    トッカンの面白さはキャラクター設定も面白いのですが、舞台となる土地であったり、そこの景色や食べもの、住んでいる人の趣きなどが読み手である私に鮮やかに伝わってくることだと思います。
    さらにそこに物語りが加わる訳ですから面白くない訳がありません。
    4巻ほぼイッキに読み終えましたが、国税庁やら税金やらの少し距離のある世界の話しをここまで面白く書かれた高殿円先生は凄い人だと思います。
    鏡特官と鈴宮深樹の再登場をぜひ期待したいです。

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    2025年08月31日
  • トッカンvs勤労商工会

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    続編ともいうべき本作は新しいキャラクターが登場しつつ、更にパワーアップした税務署エンタメ作品でした。悪質な滞納者の裏側にも様々な人生模様があったり、彼らを利用しようとする勤労商工会の弁護士がいたり、はたまたメンタルが破壊されている同僚がいて、その同僚の夫が職場に訪ねてきて鏡特官を刺してしまうという衝撃的な展開、そして、税務署を舞台にしつつ、ぐー子とその周り先輩や同僚、友人の相沢芽夢とのやり取りが散りばめられて、ぐー子の生き方も丁寧に描かれています。何より感動したのはぐー子と父がぐー子の母の墓で久しぶりの再会を果たした場面です。やっぱり親子の絆は固いし、打ち解けられてよかったと思いました。
    本作

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    2025年08月23日
  • トッカン 特別国税徴収官

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    お仕事系エンタメ小説という軽い言葉で表現してはいけないほど、深みのある小説です。
    もちろん物語の主人公は通称ぐー子25歳のトッカン付新米国税徴収官。そして彼女の成長物語なんですが、彼女を取り巻く様々なキャラクターの登場、やり取り、それらの設定が繊細かつダイナミック、それでいて見事なまでに張り巡らされた伏線が素晴らしくイッキに読み終えてしまいました。ぐー子の直属の上司である鏡トッカン、彼の部下ぐー子に対する深い愛情をひしひしと感じながら、あからさまではないその愛情のムチをしっかり理解して成長していくぐー子の姿も感動的でした。小説終盤の大橋夫妻のところへ向かったぐー子の一連の行動や言動、大橋夫妻と

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    2025年08月21日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 IV

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    面白くて一気読み。1〜4の中だとこの4冊目が一番共感できるところがあってよかった。桝家くんとの関係もすごく深まっていていい!
    自分のやりたいこと•やりたくないことを言語化することは大切だとひしひし感じた。
    自分も頑張ろうと思える一冊。

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    2025年08月13日
  • 私の実家が売れません!

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    自分にも遅かれ早かれやってくる実家問題。コミカルに書かれていますが実際にはめちゃくちゃ大変だったんだろうなと思った。高円先生の決断力と行動力にも感服。

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    2025年08月12日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 III

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    桝谷のキャラと世界観が大好き。小説だけど、漫画を読んでいるような、ドラマを観ているような感覚になりながら読んでる。
    重たい小説は気分じゃない時やなんとなく疲れた時に気分転換に読みたくなる一冊。

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    2025年08月09日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 III

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    人生の節目にどっぷり入り(入ることができ)、機転と企画力を遺憾無く発揮できるしずおがとにかくかっこいい。
    時間以上働きすぎない、働くならしっかり対価をもらうべき、高く自分を売るべき、と現実的かつクールに考えられる舛屋の考え方もしずおとまた違った魅力があり、はっとさせられた。

    私も40目前、仕事に没頭したくもあり、自分の時間との線引きもしたくもあり。それも自分。

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    2025年08月06日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 II

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    久しぶりにハマったシリーズもの。
    三宅夏帆さんがおすすめしててどハマり。お金持ちの世界ってキラキラしたもので溢れてて大好き

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    2025年08月05日
  • グランドシャトー

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    BK制作の朝ドラと同じ匂いがした。本作で語られる時代の文脈や人々の息遣い、光の濃淡が朝ドラのそれとほとんど同じ。ただ一つ違うのは、主人公がキャバレーのホステスで、絶対に朝ドラでは取り上げられないだろう題材だということだ。
    朝ドラは、本物の光の側を生きる人々しか主人公になり得ないが、本作はにせものの光に縋るしか生きる術を持たない人々にスポットライトをあてた。不幸なことから夜の世界へ足を踏み入れることになるも、持ち前のキャラクターと負けん気でのし上がる主人公のルー。一方、店のナンバーワンでありながらも貧乏暮らしを続け(この理由は最後に明かされるのだが)、ルーに「ねえさん」と慕われる真珠は、裏主人公

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    2025年07月27日
  • 父と息子のスキンケア

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    最近の子は肌が綺麗な人が多いなぁとおもったら、スキンケアへの意識があるとは…?!今からでも遅くない。スキンケアをしっかりしたらいいことずくめだと思う。

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    2025年07月18日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部

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    お金持ちの世界が見れて、楽しかった。お金持ちを相手に働く主人公と、上司、同居人との関係性も、とても良かった。読んでる時、禁酒してたから、お酒のシーンが多くて、飲みたくなった。

    1から3まで、オーディブルで一気に耳読書した。4は出るのをずっと待って、待って、すぐ読んだ。

    今、禁酒はしなくなったから、飲みながら、再読してみたいな。

    ドラマ化されてるんだね、知らなかった。見てみたい。

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    2025年05月28日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部

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    物語に惹き込まれ2、3日で読み終えてしまいました
    関西圏の上流階級を垣間見つつ、静緒のパワフルさや柔軟なところも面白い
    重たい小説を読んでる時のウッとくるような苦しさを感じることなく、ずっと面白い!続きが気になる!と思いながら読んでました
    普段エンタメを楽しむような人間ではないのですが、この本でエンタメの楽しさにどっぷりはまった読書体験ができました

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    2025年05月25日
  • カミングアウト

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    コインロッカーに衣装を預けて複数人格を楽しむ女子高生さちみ。ロリィタ服趣味をひた隠しにしつつそろそろ恋もしたいOLりょうこ。夫からの逃亡資金をため定年の日に逃げ出そうと計画中の初恵。読後感スッキリのストレス解消小説。

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    2025年05月17日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 III

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    オーディブルで。
    続きものは途中で飽きるけど、これは一気に次が読みたい(聴きたい)!と今は4冊目
    シズオの成長ぶりというか人柄人徳の賜物だろう
    たくさんの味方がいる
    友人や同僚や上司、何より母
    シズオが思うよりとても親孝行な娘さんでしんみり
    マスヤの懐き方がかわい過ぎておもしろい

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    2025年05月10日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 III

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    百貨店の外商という、友だち伝いにちょこっと覗いたことのある異世界。そしてまさに私が求めてた関係性の物語! 桝家くん、良い。本の装丁が可愛いのもポイント♡

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    2025年05月06日
  • 私の実家が売れません!

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    高殿先生すごい…のひとこと。ストーリーもだが、コラムにある不動産取引や相続のあれこれも面白くて一気読みしてしまった。いつか私も似たようなことをやらなければならなさそうだし、そういう人も多いと思う。実家が「微妙に不便な戸建」な人に本当におすすめ!

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    2025年04月21日