高殿円のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
おもしろかったし興味深かった~。著者の息子がフラットにスキンケアに取り組む姿勢に感化された著者の夫の様子がルポルタージュ形式で書かれている。著者がしっかりと取材し、データに基づいた各世代の男性のスキンケア事情や男性向けの美容クリニック、また女性と男性での美容に求めるものの違いなどを分析しつつ、そのうえで男性がスキンケアに手が伸びにくい背景や、手を伸ばす背景などを論じていて、とても興味深かった。出版している早川の男性社員に実際にスキンケアに一定期間取り組んでもらった実験の様子も記録されており、そういった構成の本は出会ったことがなかったのでとてもおもしろく読めたし、興味深かった
-
Posted by ブクログ
ネタバレ読んでいる時の感覚がとても心地よかった。
環璃が皇后星として通り過ぎた国を見る時は、世界が視界の端を流れていくよう。
チユギの野宿の様子は、夜の闇の中が思い浮かび、焚いた火を見つめる温かさを感じる。
環璃が星を見て過去のヒトの在り様を知った時の、個人では体験できない長い長い時間の流れに沈み込み、視界が広がると同時に無力感を覚え、個の意識が遠くなる感覚。
チユギが長く生きて繋いできた記憶が、環璃へ繋がり、カミによる刑場の出来事で、ヒトを超越した存在の起こす力の爽快さを感じながらも畏怖するような…最終章で環璃に一度すべてが収束された場面のエネルギーがすごかった。
長く生きる者の見る未来も、変わった -
-
Posted by ブクログ
※オーディブルにて聴了
第三巻もとても楽しく聴き進めることが出来た。フィクションなのかノンフィクションなのかは私では判断出来ないが、外商の人が顧客のお受験にまで付き添ったり、車を走らせたりするのはすごいなと思った。そこまで顧客に寄り添うって万能なメイド?もしくは執事じゃないかなと感じた。今回の内容で特に印象的だったのは、小学生からお受験をさせられて、自分の目標や将来の夢を強制的に外部から決められるのは酷だなと感じた。お受験は親のエゴだと感じるが、それで子どもが幸せに将来暮らせるのであれば良いことなのだと思う。学歴格差と言われる現代だが、決して裕福な家庭の子の能力が高いわけではないとも感じる実際 -
Posted by ブクログ
※オーディブルで聴了
今回も静緒は格好よかった。自分の伝手や人脈、アイデアを駆使して仕事に邁進していく姿は爽快極まりなかった。自分の提案を形にしていくって本当に大変なことだし気力も体力も必要な中、頑張って奮闘している姿に元気をもらった。
今回の作品の中でよかったのは、ヤクザの愛人の珠理の話と桝家のお母様のお話だった。世の中の生きづらい人の視点や気持ちを偏りなく書いてくれていると感じたので嫌な気持ちにはならなかった。
この作中で出てくる人が自分の周りにもいてくれたら、良いのになと感じることもあった。
今回は、登場が少なかったが金宮寺のビシッとバシッと言う姿が好きなので次巻はもう少し登場回数が多 -
Posted by ブクログ
※オーディブルにて聴了
舞台は老舗百貨店の外商部。月間のノルマが1,500万という部署で働く女性が主人公のお話。バリキャリの話か〜と思いながら聴き進めると、バリキャリだけれどキャリア背景が興味深い静緒。その彼女を取り巻く登場人物の特徴が面白いこと面白いこと。嫌味ったらしい桝家をどうも好きになれなかったが、最後には彼が1番のお気に入りの登場人物になっていた。桝家が片思いの人を見送るシーンでメソメソ泣くところが可愛くて可愛くて仕方なかった。
静緒も嫌な感じのバリキャリ女性じゃなくて、壁にぶち当たりながらも自分がしたいと思ったことを形にする姿はとても聴いていて気持ちが良かった。多少の妥協はあっても思