高殿円のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高殿さんを読むのははじめてだったのだけれど、すごく面白くてファンになりました。特にこのシリーズは良かった。
最近この手のお仕事小説は、やる気はあるけれどからまわりしがちの新人の女性が、(表面的には)厳しい(けれど、実は愛情にあふれた)熱い上司の指導の下、仕事を学びながら人としても成長していく・・という展開が定番になっているんでしょうか。男の子の成長物語にもそれなりにニーズはありそうな気もするのですが、男性も女性も共感する相手は「若い女子」になりがちということなのか。
税金を払わない人には、お金はあるけれど資産や収入を隠して税金を払おうとしない「悪いやつら」と、単純にお金がないのに、消費税のよ -
Posted by ブクログ
ほとんどのコンテンツで1が1番よく 2以降は1を超えない中で
1より面白い珍しいタイプ
マスヤがゲイである事は同棲する為の設定だったのかはわからないが
愛情がない人間と生涯のパートナーとして関係する事ができるかという
意外に面白い部分でもあった
ただ 主人公の 外商異動になるかも・・みたいなのが
物語シリーズの主人公の 女の子にモテるのに自覚がない主人公みたいな嫌味なキャラクター感があってイライラした
それ以外は 不登校の子どもと旅行行くエピソードも好き
語学も堪能でちょっとスパーウーマン過ぎて もうちょっとレベル落として欲しいのが本音 -
Posted by ブクログ
百貨店の外商という閉ざされた空間ですが、ジェンダー論や婚活、女性の社会進出等、考えさせられる内容もでてきます。
どれもフラットな考え方で、偏っていません。
同性愛や同居とか、出てくるキーワードが映画化もされた某ドラマと似てるなぁと感じつつもストーリーが面白い。しかも、誰も不幸にならない!
読み手を飽きさせない展開です。
外商を使用する方々の考え方や、人生論もあり勉強になります。お金というのはただ持っていてもダメで、使い方や資産運用、次世代への相続といった様々な事があって成り立つものなんだと思いました。
持たざる者とは、思考回路がかなり違いますね‥。
また、急にお金持ちになった方と、子々孫 -
Posted by ブクログ
若年女性層におけるルッキズムなどもそうだが、中高生の男子における美意識のあり方というものは、世間一般の傾向としてどうなっているのかという点で話題として面白い。
そういった意識の変遷や実情を化粧品メーカー、美容クリニック、社会学者へのインタビューを通じて実地的に捉える形になっていることは筆者の経歴もあってか結実している。
そこから本書の特徴である「父」という点に関して、(就職氷河期などを被った社会的弱者が含まれる)中高年層のケアの観点を導入しているのは、いい意味でも悪い意味でもそう来るのかといった意外性もあるが、過ぎたることもなければ良いことでもあろう。