高殿円のレビュー一覧

  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 IV

    Posted by ブクログ

    富久丸百貨店の合併によりシズオは今までのように自由に働けず、部下と上司の板挟みに苦しむ。リアルな表現に共感をして胸がキュッとなった。
    その年代独自の悩みを持ちつつ、最終的には持ち前のアグレッシブさで自分の目指したい方向性を見つけることが出来た。最後のサプライズも次回作の期待に繋がった。2年くらい新作出てないけど、待ち遠しい!

    0
    2024年09月02日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部

    Posted by ブクログ

    YouTubeで外商の密着動画を見て読みたくなった。
    外商員すらあまり見かけないから全部が新鮮で面白かった!ケーキ売りだった主人公がいきなり外商員に抜擢され、社長賞を取るという設定はすこしありえない気もするがドラマのようでアリだと思った。続きがあるっぽいから読んでみたい。

    0
    2024年08月10日
  • 私の実家が売れません!

    Posted by ブクログ

    「素人」である著者の体験談に「専門家(不動産コンサルタント、ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士)」の監修とコラムが掲載されている。読み物としても面白く読みやすく、相続・不動産に関するコラムは図解も多くて分かりやすい。

    0
    2024年07月22日
  • コスメの王様

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    馴染みのある方言で進む会話や、よく知る地名が出てくるストーリーが心地よくすいすい読めた。
    また、信念を持って自分のやりたいことや目指すものに向かってひた走る人のエネルギーに圧倒された。特にハナが誰にも流されて生きたくはない、と渡米するところシーンが胸を打った。
    生きていく上で大事なのは人との縁とお金なのではとうっすら思っているけれど、それらを引き寄せるには"真心"が必要なんだと感じさせてくれた。チヨと利一が最後には二人好きなようにゆっくり過ごす時間が持てて本当に良かったと思う。

    0
    2024年07月03日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 III

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    このシリーズの1、2巻で重要なキャラクターとして描かれる、同僚の外商部員、マスヤ。マイノリティとしてどう生きるか。離婚経験を持つ女主人公も、「このまま結婚しなければいろいろ周囲から言われる…ゲイと何が違う?」と考える。仕事では、富裕層の婚活イベントを実現し成功していく。
    ノリがラノベなのだが、キャラ設計や人間関係の葛藤がしっかり描かれる。

    0
    2024年06月23日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 III

    Posted by ブクログ

    百貨店の外商を舞台に繰り広げられる、お仕事小説の傑作、『上流階級』シリーズ第3巻。

    高殿 円の代表作は、てっきり『トッカン』だと決めつけていましたが、3作とも『トッカン』に負けず劣らずの作品でした❗

    美容整形にお受験、誹謗中傷被害に終活と、プライベートもままならず奔走する主人公が見つけた、将来の続きがとても気になります。

    続編がとても待ち遠しい作品です❗

    0
    2024年06月13日
  • シャーリー・ホームズとジョー・ワトソンの醜聞

    Posted by ブクログ

    今作も楽しかったです。
    イギリス色が強く、読みづらいかも知れませんが
    その分登場人物の背景が気になります。

    0
    2024年06月08日
  • シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

    Posted by ブクログ

    性別が逆転した、ホームズ。
    シャーロック・ホームズ好きも読んだことがない
    人でも楽しめると思います。

    0
    2024年06月08日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 IV

    Posted by ブクログ

    『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の4』— 静緒の新たな挑戦と成長の物語

    高殿円氏の『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の4』は、爽快な仕事エンタメシリーズの第4弾です。富久丸百貨店芦屋川店の外商員として働く鮫島静緒は、バイトたたき上げからアラフォーにしてついに全国売上トップ10入りを果たします。セレブたちの悩みを解決し、彼らの要望に応える斬新なアイディアと真心で、京都の老舗お嬢様の起業やニューリッチのアート投資家と高級官僚の娘の婚約など、多忙を極める日々を送っています。

    しかし、会社の合併により社内政治に巻き込まれ、身体を壊すほどの多忙な生活を送る中で、静緒は「私にとって幸せなことは?」と

    0
    2024年06月05日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 III

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第三作。安定の面白さだが、メインエピソードの顧客のうち二人が成金というか、代々続く資産家ではなかったので上流階級感がいまいち薄く感じた。
    大きなエピソードは主に4つ。トレーダーの美容整形、イラストレーターの誹謗中傷&著作権対策、顧客の息子の中学受験、清家様の終活&葬式。ここに主人公本人のキャリアアップや母との関係、家のエピソードが加わる。
    正直、終盤に入るまでは退屈な展開である。それでも読ませる筆力の高さは流石であるが、主人公が外商として成長し業務をそつなくこなすことができるようになったため、大きな対立が起こらないのだ。
    相方である枡家も前作で家族との確執を解消したせいか、すっかり牙を

    0
    2024年06月04日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 IV

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    勤続年数が長くなればなるほど、実績を上げればあげるほどに出てくる昇進&部下指導問題。過去一わかるー!と共感した。仕事は楽しい。でもそれ以外のしがらみが増えてきて、仕事だけに集中できないモヤモヤ。このままで本当に良いのだろうかという焦り。加えて体調の問題。前作まではお客さんとの関わり、仕事のやり方などがテーマに置かれていたが、本作は自分は一体どうしたいんだ?という核となる部分をテーマにしていて考えさせられた。彼女が出した結論は外商として頑張るということだったが最後の最後に思わぬ人事が発表されて次が気になる!
    (読書メーターからの転記)

    0
    2024年06月03日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 III

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    商鮫島のお仕事ストーリー。清家さんのエンディング、自身の老後、相変わらずお客様の都合中左右される人生。歳を考えると寄り道もできず、かといって正反対の箒は進めず、難しいなぁと思った。
    (読書メーターからの転記)

    0
    2024年06月03日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部II~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本作も面白かった。外商として自分なりのやり方を試行錯誤する鮫島が同居人桝谷との関係、顧客である美谷との距離感に悩み、葉鳥も近くにいない状況で、何とか踏ん張ろうとする様子が描かれている。鮫島や桝谷が普通でないことに悩むのは、社会が未だ普通であることを前提条件として人を評価するから。恐らく現実の世でも同じような境遇の人は少なからずおり、本当の自分ではない自分を演じていたりするのではないだろうか。2人の同居の行方や催事企画の動向、信頼を築けつつある顧客との関係がどうなっていくのか、次作に期待したい。
    (読書メーターからの転記)

    0
    2024年06月03日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    仕事を頑張る女性にお勧めしたい一冊。面白かった!専門卒洋菓子店に勤務していた鮫島がヒット商品を生み出し、百貨店のバイヤーに引き抜かれる所から話が始まる。そこでも成果を上げた彼女は叩き上げでエリート集団が配属される外商に異動。そこで尊敬する上司羽鳥と出会い、ゲイの同僚と同居し、お客様を通じて大切なことを学んでいく。百貨店の外商なんて聞いたことはあるけどレベルだったが、売れるもので望まれるものならば本当に何でも商品にしてしまうのだと驚いた。同時にどこまでも要望に応えられるからこそ、難しいさもあるのだと思った。
    (読書メーターからの転記)

    0
    2024年06月03日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 II

    Posted by ブクログ

    1巻目は登場人物とお仕事紹介のような感じだったけど、今回は展開がより面白くなってきました。
    これ、多分また、なんか続きが読みたいな〜って思う時が来るはず。

    0
    2024年06月01日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 IV

    Posted by ブクログ

    相変わらず格好良い主人公。こんな格好良いアラフォーに私もなりたいと思った。個性豊かなお客様は相変わらず。楽しく読めました。続きがもう気になる!

    0
    2024年05月18日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 III

    Posted by ブクログ

    相変わらずのバイタリティある主人公が生き生きとしてて格好良い。同居している同僚との関係も良くなっていて読んでいて楽しい。

    0
    2024年05月16日
  • トッカン 特別国税徴収官

    Posted by ブクログ

    浸みる言葉って、ある。

    弱っている心に、じんわりと砂糖の甘さのように広がる言葉が、ときどきある。

    この表現いいな。とても共感できる。主人公が打ちのめされる描写がしっかりあるからこそ、鏡教官の最後の言葉に説得力がある。

    続きが読みたい作品。

    0
    2024年05月13日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 III

    Posted by ブクログ

    40歳という人間として節目を迎える円熟期とでもいうのだろうか。主人公は39歳でその目前。仕事もプライベートももう少し高みを目指すか落ち着くか、選択を迫られる時期。そんな時にもう一度自分と向き合い、大切なもの、いま大事にしたいものを、人との関わり合いを通して見つけていく物語。
    まだ、20代の自分にも刺さる部分がいくつもあった。私もこの歳になった時、「メリーゴーランドが好きだ」と屈託もなく言えるような、もしくはそれに乗れなかった自分を愛おしいと思えるような生き方をしていたい。


    ※以下、本文のセリフ抜粋

    仕事を仕事としかとらえなければ、自分を消費するのみ。でも仕事をうまく使えば、人生も上積みで

    0
    2024年05月13日
  • トッカン 特別国税徴収官

    Posted by ブクログ

    税務署の仕事は全く知らなかったので、興味深く読むことが出来ました。
    サクッと気楽に読める作品。
    主人公の性格はクセがあるので、初めは受け入れ難かったのですが、この主人公だからこそのストーリー展開で面白かったです。
    続きもあるということなので続きも読みたいと思います。

    0
    2024年05月13日