コスメの王様

コスメの王様

1,584円 (税込)

7pt

東洋の化粧品王は、いかにして誕生したか。

「ほんまに、きみが愛おし!」
時は明治の世。秀才ながらも、山口の家族を支えるため進学をあきらめ、単身神戸に出てきた少年・利一。牛より安い値段で花街に売られてきた少女・ハナ。神戸の花隈での二人の出会いは、やがて日本の生活をも一変させる発明、大ヒット商品誕生へとつながっていく。そして、幼い日に誓い合った約束の行方は?
産経新聞連載時から大反響! 明治・大正・昭和の激動期を、「真心」の製品作りと斬新な宣伝手法を武器に乗り切り、大阪で100年を超える会社を創業した“東洋の化粧品王”と呼ばれた男の一代記!

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    344ページ
  • 電子版発売日
    2022年03月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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コスメの王様 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    19世紀初頭〜戦後にかけて、激動の時代を生き抜いた、利一とハナ。
    利一は、山口から丁稚奉公で、ハナは、上の兄の進学費用がかさみ、花街に売られて、神戸へたどり着いた。

    そこで2人は出会い、一度は交錯しながら、別離へと向かう。

    コスメの王国を創り上げる利一の物語は、ハラハラしながら、石鹸やオシロイは

    0
    2024年06月30日

    Posted by ブクログ

    順風満帆なところで終わらず、そう来たか最高かよと唸らざるを得ない。
    アーサーの正体、ハナの本音、どれも心揺さぶられるものでした。

    0
    2022年11月02日

    Posted by ブクログ

    元ネタのコスメ、100年を超えて今だにドラッグストアに置いてあったりするのスゴイ。開拓者の話は面白い。人生の半分を生きて、やっぱ頑張りどころは若いうちだったなと思うし、思春期の色んな悩みで足を取られるのは勿体無い。ずんずん我が道を生きるべきだったんだよって思う。

    0
    2025年08月02日

    Posted by ブクログ

    太陽堂の創業者、中山太一さんをモデルにした話たが、内容は利一と舞妓のハナちゃんとのお話。
    利一が、ハナに助けられて、それからメキメキと商才を発揮していく姿はよかった。
    利一の宣伝のしかたが、派手でおもしろい!
    クラブコスメチックスの商品買いたくなった!

    0
    2025年07月04日

    Posted by ブクログ

    二人の人生が丁寧に描かれたこの物語に夢中になりました。この一冊を読んで、彼らの人生と共にこの本そのものを大切にしたいと思えました。

    0
    2024年12月01日

    Posted by ブクログ

    一言で表すなら「朝ドラチック」かな。
    主人公の一人が屋形(置き屋のこと)に牛より安い値段で売られたという、現代の朝ドラ的には不適切な設定だが、作品全体に時代の風が爽やかに吹き抜けていた。
    また神戸が舞台で、主人公のハナが生活する屋形の姐さんやお座敷に出入りするお大尽方特有の言葉遣いが小気味よく飛び交

    0
    2024年10月27日

    Posted by ブクログ

    ハナと利一のひたむきに生きている姿に胸を打たれる。
    利一には実在のモデルがいるとのこと。物語はもちろんフィクションだけど、こんなふうに事業に情熱を注ぐ人たちがいたのだろうなとこの時代に思いを馳せた。

    0
    2024年04月17日

    Posted by ブクログ

    お互いに惹かれ合う2人になんの障害もなさそうなラブストーリーかと思いきや急展開!
    ハナの人生をもっと深掘りして欲しかった。

    0
    2023年06月01日

    Posted by ブクログ

    戦前の大手化粧品会社である中山太陽堂を創立した中山太一をモデルとした小説

    恋愛小説でもあり大正、昭和の経済社会を学べる最高に面白い本だった

    関西がメインで神戸の地名も沢山出てきて親しみやすかったけど、テンポは良くは無いから読みずらさは少しあった

    長男として家族を支えるために休む暇もなく働き続け

    0
    2023年05月13日

    Posted by ブクログ

    神戸花隈の芸妓とハート化粧品の社長利一。2人の幼い頃からの出会いからその後の紆余曲折が波乱万丈で面白い。実話が元にあるのでリアリティがある。真心を武器に一代で築き上げたコスメの王様のなり様も目が離せなかったけれど、ハナが1人の女性として自立しようとしたところに感動した。

    0
    2023年01月16日

コスメの王様 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    344ページ
  • 電子版発売日
    2022年03月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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