高殿円のレビュー一覧

  • せどりの女王

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    氷河期世代への壮大な応援歌
    そんな本。
    これからジワジワと話題になるのでは。

    氷河期。学歴があっても就職が難しかった。
    数千人単位で新卒採用するNTTでさえ、3年間採用凍結。
    そんな時代。

    主人公の遠火は、ブランド品のせどりをはじめ
    上場するところまで成長させる。
    でもビジネスの話ではない。
    遠火のインスタライブで軽妙に語られるのは、弱者が虐げられてきた人生と、上澄みをすするものへの怒り。

    それ以外については、周囲の人間の言葉として語られる。
    すごく斬新。ミステリーではないけど、とにかく上手い。

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    2026年08月11日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 IV

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    管理職のやりにくさ、共感◎
    作品としては主人公のアグレッシブな顧客対応と、同居人とのやりとりが好きなので、4巻は若干それが薄めなのが残念だが、それでも読ませられます。
    早く次の巻が出ますように!

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    2026年08月09日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部

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    母がまさに百貨店の外商をしているので(おそらく冨久丸百貨店のモデルな気がします)、外商を題材にした小説に興味をそそられ読んでみました。

    主人公の鮫島静緒は、地方のケーキ屋さんの仕掛け人からスカウトされ百貨店の外商になった異色のキャリア。数百円のケーキを扱う仕事から数百万・数千万といった桁の違う商材を扱い、上流階級の人たちの難解なリクエストをクリアしていく姿は爽快です。
    仕事に情熱を注ぐ主人公に刺激されました。
    働く女性に元気を与える小説です!

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    2026年07月31日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 IV

    匿名

    購入済み

    外商のキャリアへの道の大変さがよくわかりました。昭和の頃とは違ってZ世代の働き方も変わってゆく、それに昭和でバリバリ働いていた人間がどう立ち回ってゆくのかが課題なんだと思う。自分もそうだけれど昭和の頃の働き方は今思えば異常だった。体調不良でも休めない。休めば、やる気のない軟弱な人間だと思われる。パワハラは日常茶飯事。実際、心が壊れて退職した人はとても多い。しっかり自分のメンタルケアしながらバリバリ仕事をこなせる時代になってほしいですね。

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    2026年07月30日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部

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    三宅香帆さんの紹介きっかけで読んだ!
    百貨店での購買体験が大好きなので、バックヤードで起きていることを覗き見ることができてワクワクした。これから百貨店に行くたびにこの物語が頭の片隅によぎるんだろうなあ、、。

    主人公のノルマ達成のために奔走する様が一生懸命で、自分の芯をしっかり持ってて、読んでて気持ちよかった。

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    2026年07月24日
  • コスメの王様

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    何の予備知識もなく装丁に惹かれて手に取った。
    明治後期から戦後にかけての利一とハナの物語。ちょっと予想外の終わり方だったけど、こういう終わり方もいいなと思えた。ハナが強くてカッコいい生き方だと感じたので、アメリカでのハナも読みたかったなーと思う。初期の利一と戦後の利一、隔世の感がすごい。

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    2026年07月18日
  • シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

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    ホームズとワトソンを女性にしたパスティーシュということは知っていた。ワトソンがアフガニスタンで軍医をしていたなど、オリジナルと似た設定になっているので、事件と解決も「緋色の研究」に寄せているのかと思ったら、色々と意外な要素があって面白かった。時代を現代に移していることもあるのだけれど、それ以上に女性ならではの行動が面白い。インターネットを駆使しての情報収集やロンドン市街での追跡劇などSF的な要素もあるし、今後に続きそうなところもあるし、シリーズの他作品が楽しみだ。

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    2026年06月26日
  • トッカン the3rd おばけなんてないさ

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    少しラブ展開に振りすぎて内容が薄まっている感じがもったいないと感じます
    『上流階級』と同時に読んでいたので世界観がダブってしまいました

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    2026年06月24日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部

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    百貨店の外商ってこんな事しているのか、お金持ちの世界はこんなかと、色々と知らない世界を垣間見ることができました。
    主人公の静緒が、色んな事を上司や同僚から言われながらもお客様の事を考えて働き動き続ける姿に感銘を受けました。
    未来の事を考えて動く事、辞める事の大事さをこの本から感じました。

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    2026年05月10日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部~

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    2013年。
    専門学校卒、しかもお菓子。百貨店でバイヤーとして働いていたが、外商担当に。お金持ちを対象とする外商の働きぶり大変そうw しかも年収やすっ。 なんか滅入るw
    セレブ男子が出てきたり、いろいろな上流階級のお客様が出てきて、オカネで解決できない無理難題を頼む。お客様の要望をどんなことでも叶えようとする。だんだんおもしろくなってきた女子お仕事小説。

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    2026年04月29日
  • 魔界王子devils and realist: 1

    無料版購入済み

    ちゃんとしてる

    英語のサブタイトルの方が的を射てる感じ。
    悪魔の描き方、世界観がちゃんとしてる。
    こういうのはマニアックって言われちゃうんですかね。難しすぎなくて良いと思いますが。
    無料分3巻まで一気読みしました。

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    2026年04月12日
  • トッカン 特別国税徴収官

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    一瞬で読んでしまいましたね
    面白い!

    全然知らないお仕事の話
    グーちゃん頑張れ〜
    続編もあるらしいし読みます!

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    2026年03月12日
  • トッカン 特別国税徴収官

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    登場人物が多そうだったし、言葉も難しいかなと思ったけど勢いよく読めた、町の個人商店とか、税金で苦しんでるところもあるんだろうなと新たな視点を持った。

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    2026年02月27日
  • 芦屋山手 お道具迎賓館

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    付喪神さん達の対話型自分探し、特にシロさんの自分探しは「本能寺の変」の結果、土の中に埋まってしまったという、全てが解明されていない「本能寺の変」に纏わる骨董ファンタジー。
    多くが、「本能寺の変」で消失されたり行方不明になっている名器の付喪神が登場し、人から人へ渡っていく遍歴や途中の様子が描かれています。
    主人公の白天目茶碗のシロさんと芦屋山手に住むシロさんを発見した先生とのシロさんの自分探しをゆっくりとした時間や季節の流れの中で、数々の名器の記憶を絡めながら追いかけていきます。
    自分の知らない骨董の世界を小説を通して垣間見ることができたよい機会だったと思います。

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    2026年02月22日
  • トッカンvs勤労商工会

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    ネタバレ

    鏡特管が滞納者を自殺に追い込んだ疑惑をかけられ、勤労商工会と対決する物語。
    真相は別にあり、生命保険金目当ての滞納者側の意図的な自殺だったものの、実際に自殺に追い込んでしまう可能性もあると認識させられた作品だった。たとえ徴収官に追い詰める意図がなかったとしても。
    滞納整理は、基本的には何としても税金を取るスタンスで進めるが、滞納者の立場や状況によっては、滞納者を追い詰めるニュアンスの言葉は控える等、センシティブな交渉が必要だと感じた。

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    2026年02月15日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部

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    いやぁあっぱれ。主人公・静緒は見ていてとても気持ちがいい。
    多少上手くいかなくても、周りから悪口やくだらない噂を立てられようとも、物ともしない。業務を終えて帰宅したら、仕事のための勉強や準備をして、ストレスがたまったらサンドバッグをひたすらキックして、お酒とちょっとしたツマミを食べて、次の日を迎える。
    自分は到底そんなバリバリキャリアウーマンの働き方はできないけれど、見ていると自分も自分のことをがんばろうと思える。

    すなおにそう思えるのは、静緒が仕事に恋に奔走する強気な独身女性という古くさいキャリアウーマンに収まらないからかもしれない。
    37歳にして百貨店外商という新しい仕事に挑戦することになり、戸惑ったり怒られたりしながらも奮闘する姿。後輩男子に内面の痛いところを指摘されてすなおに認めることもあれば、これまでの恋愛遍歴を振り返って自己嫌悪に陥ったり、好きな人相手に舞い上がって女子中学生のようになったり。
    前半は彼女をあまり好きになれなかったが、読んでいくうちに応援している自分がいた。きっと静緒はまだまだ成長してどんどん変わっていく。

    作中、平民の私が聞いたことのないブランド名や商品名も多かったが、上流階級たちのお屋敷や彼らのための特賓会がとてもラグジュアリーな空間であることは想像できた。
    百貨店の特賓会は一度行ってみたい。何も買えずにウロウロするだけだろうけど(笑)

    全体的に聞き慣れない固有名詞や説明文がかなり多いため、始めは読み進めるのに時間がかかったけれど、半ばくらいからおもしろくて夢中になって読んだ。静緒に負けないくらい元気なときに続編も読みたい。

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    2026年02月10日
  • 父と息子のスキンケア

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    全くスキンケアなどに関心が無かったお父さんが
    息子に影響されて変わっていく過程が楽しめました。

    日本人男性の2割しか化粧水を使っていない事にも驚きました。

    高殿円さん面白い人ですね。

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    2026年02月01日
  • 私の実家が売れません!

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    頭を悩ます実家問題!
    築75年の再建築不可物件という超問題を抱えた家をどう処分するのか?

    どこから手をつけたらいいのか…
    先ずは家の中にある大量のガラクタ…
    捨てることもせずに増え続けたあれやこれや…

    ちまちまと自分で写メ取って売るなんてかなりの労力と手間。
    結局、ジモティーだ。
    無料で引き取りに来れるならいいじゃないかと。

    そして最難関の家。
    …でやはりジモティー。

    高殿円さん、凄い。
    この行動力と抜群の面白さ。
    重くなりがちで慎重にしなければ、というようなことだと思うのに凹むことなく前向きで、どんどんと一気に片づけてしまうなんて…
    凄いの言葉しか出ない。

    実家じまいチェックリストもあり、項目ごとに見やすい。
    わかりやすく簡潔に時系列にあるので参考にもなる。



    我が家をどうするか問題があるのだが、そろそろ先のことを考えて要らぬものは処分していこうと思う。



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    2026年01月21日
  • カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉>

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    ネタバレ

    あなたに会うためならなんでもできる。

    オックスフォードに在学中のシャーロットはカーリーとの再会を目指してインドに関するさまざまな情報を集めていた。パーティーで出会ったカプールタラ藩王国の王子ル・パオンと偽装婚約をしてインドに渡ることに成功したシャーロットを待ち受けていたのは因習と混乱と変化だった。

    インドの政情が入ってくると難しくなってきたが、かつての友人たちが今はバラバラになっていることはわかる。それでもあの頃と変わらない友情を暖め合うことはできることにホッとする。でもシカゴ大学にいるヘンリエッタは確実に原爆に関わってくるよね…ミチルとの関係に不安。

    カーリーの隠れ場所そこか! 絶対会いに来るとは思っていたが。再会した途端に怒り出すシャーロットがおバカだなぁと思いつつ、そうでなくちゃとも。それにしても3巻で完結しなかった。舞台はパティもいるハイデラバードに移るよう。父ウィリアムと義母ヘレンにも何かあるようだし、ここに来て義弟フェビアンとの関係も変わりそう? ますます気になる。

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    2026年01月18日
  • カーリー <2.二十一発の祝砲とプリンセスの休日>

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    ネタバレ

    破天荒王女様の求めたものは。

    オルガ女学院に藩王国の王女パティが転入してきた。ヴェロニカからトップと特別室を奪い、シャーロットからカーリーを奪い、女学院を嵐に巻き込んだ王女様の目的は、愛する人との駆け落ち。事情を知ったシャーロットたちはパティに協力するが——。

    主人公たちには絶対秘密はバレない。少女小説の肝である。ある程度のところまで読むと、新聞記者のエドワードが英国諜報部であることは読める。それでも一縷の望みをかけて、英国を裏切ってイスラエルに行くのかな、と思ってしまうのだ。しかしそこに待っていたのは、王女パティの誇りある決断。そして裏切り者だったはずのエドワードによる幸せになれ、という言葉。あとクールなはずのお姉様。存分に少女小説である。大満足。

    とうとうエセルが正体を明かし、シャーロットに選択を突き付ける。カーリーの限界が来ているのは明らかであり、この結末は想定内。こちらも、それでこそ少女小説。続きもまだあるのでとても楽しみ。

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    2026年01月18日