感情タグBEST3
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シャーロックホームズの舞台を現代に移し、女性化したパスティーシュ。
面白い!シャーロックホームズのぶっ飛んだ様子が女性化されていても魅力的。続編に期待。
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タイトルが秀逸です。女性ならではの目線ですが、犯行の仕方が微妙でした…それしちゃう!?みたいな…シャーリーのモリアーティとの関係や、ジョーの持ってる情報とは何か?まだ謎は残っているので次巻読むのが楽しみです。
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これは確かにホームズとワトソンが女性でなければならない話だと思った。
殺人のトリックも、その動機も。
さらにいえば、女性作家でなければ書けない(あるいは非常に書きにくいだろう)話だとも感じた。
凶器にあれを選ぶというという時点で男性作家には難しそうだ。
世界一有名な探偵と助手を、単に性別を変えただけでなく、その性別でなければ描けないだろう話を読ませてくれたので、星4つに。
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はー……めっちゃ好き。
あまり肯定的な意見は少ないように見えるけどシャーリーとジョーの関係性、読みやすさ、全て好きです!タンポンネタはなるほどと思いつつ怖かった。笑
早く続編出ないかなぁ、ライヘンバッハ気になりすぎる。
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装幀が良い。背表紙で選んだ。
帯ありを見れてないから帯ありのを見てみたいな〜
設定が現代設定のせいかベネディクトカンバーバッヂがホームズ役のドラマシャーロックを彷彿とさせると思ったら、ドラマ見て書いたみたい。納得。
次作も読んでみたい。元々のシャーロックホームズを読んだのって中学生位だからもっかい読んでみよ。そのうちに。
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宣伝によると、「女性化現代版ホームズ・パスティーシュ」とのことで、ホームズはもちろん、ワトソンもレストレード刑事もみんな女性。しかもホームズが乗馬のオリンピックメダリストだったり、ワトソンがティーン小説を書いていたり、家政婦さんがAIだったりする。原典を重んじるシャーロキアンの方にはオススメできない大胆なアレンジ。
世界観に慣れるまでは正直違和感ありまくりで、これだったらあえてホームズの名を冠することなく、オリジナルにすればいいのにと思って読んでいた。あと、そんなに女性ばっかりにしなくてもいいじゃんとも。でも、別物と割り切ってからは結構受け入れられた。
元の「緋色の研究」はだいぶ前に読んだからもう忘れてたけど、結婚指輪とか、ちゃんと原典のキーポイントを押さえてアレンジしているみたい。原典を読み直したらより楽しめたのかもしれない。原典の進行に沿って、その上で別のトリックと真実を用意するのはかなり難しそう。普通に推理小説書くのも大変なはずなのに。
ラスト近くになってシャーリーとモリアーティ教授の因縁が明らかになったり、ワトソンの何やら訳ありな過去を匂わせたり、結構気になる展開になってきたので、もしかしたら続きも読むかもしれない。ワトソンは人畜無害そうに見せかけて、テロ組織のリーダーの愛人やってたらしいし、色々と裏がありそう。
トリックも女性版ならではというか、個性的でおもしろかった。
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「久しぶり」
「早かったのね。ちょっと驚いちゃった」
「親切な協力者から、僕たちが先回りしていることは聞いていたんだろう?」
「メールが来たわ。テムズ川を遡られたって。あなた達って本当にすごいのね」
2015/08/19-08/26
2023/05/11-05/16
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タイトルの緋色の憂鬱がそう言う事か!と膝をうった。
全体的に女性ならでは設定や事件、トリックでしたねー。
ジョーが予想以上な過去を持ってたり、黒幕とシャーリーの関係がまさに糸のように混んがらがってる。
これが今後どう展開するのか楽しみ!
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シャーロックにはまってるだけの理由で手にしたけど、そこそこ楽しめた。様々なぶっ飛び設定を受け入れられたのはシャーロックで免疫できたのと、原作にあまり思い入れがないからかな?
殺人方法がある意味すごくエゲツない。正直よくそんなこと思いついたな、って思う。その方法をとった本当の理由みたいなワトソンの一言が結構ぐさりとくる。これは女じゃないとわからない気がする。
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シャーロック・ホームズ&ジョン・ワトソンを女性化、かつ現代版にアレンジした作品。
原作も読んでますが、これはこれでアリ!と思いました。
書き方やアレンジの設定がライトノベルっぽいので、気軽にサクサク読み進められます。
続編もありそうな雰囲気なので、楽しみです(*^o^*)
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女性版シャーロックホームズ。ワトソンもレストレードも女性で舞台は現代のロンドン。ミステリというより設定がSFっぽくなってます。未解決な部分を残してるので、続きがあるといいな。
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面白かった。
タンポンネタはなかなか男には思いつくまい…
ただ一つだけ、
「タンポンを使う人間ってバージンじゃないよ」
には、ん⁇
楽だから脱バージンまで6年、バージンのまま使いましたけど⁇
それは君の個人的見解すぎだろ‼︎
人間とか、拡大しすぎ〜
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シャーロックホームズ、しかし登場人物まるっと性別変換、そうして舞台は現代。
恋愛にも未来にも漂う倦怠感とどん詰まりの孤独感、全て変えてくれそうな彼女には「心」がありませんでしたとさ―――。
見目麗しい女性たちの織り成す繊細で割と生々しい百合話。
次回作を期待させる結びにどき。
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素直に楽しく読んだ。
ホームズもワトソンも現代にいきる女性。
シャーリーの属性が少々ぶっ飛んでるけどそれもまたよかった。元祖「緋色の研究」をもう一度読みたくなった。
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現代のイギリスを舞台に、女性ホームズと女性ワトソンが活躍するパスティーシュ。
「パスティーシュとして、ちょっと楽しい」「キャラ小説として、かなり可愛い」「冒険小説として、スピード感が面白い」「推理小説として、新鮮だけど惜しい」「女性メインの小説として、一部残念」「でも、次回作が出たら読みたい」かも。
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オリンピックに沸くロンドンが舞台の男女逆転シャーロック・ホームズ。シャーリーとジョーの初対面が聖バーソロミュー病院地下の死体安置所だったり、かなりぶっ飛んでいるものの、2012年のロンドン、という現実の舞台からそこまで乖離している感じはしませんでした。
黒髪で白雪姫のような美貌、人工心臓、パラリンピックの代表選手にえらばれるほどの馬術の腕前、姉から大量に送られてくる高価なハイブランドの服を無頓着に着ている、などなど主人公のシャーリーをはじめ過剰なほど設定が盛られているんですが、そこが逆に面白かった。シャーリーの人工心臓っていう設定が、毎日薬を大量に服用しなければいけないということで原典の「薬漬け」という設定をクリアしていたり、医師であるジョーとフラットシェアをする動機を補強していたり、と「飾り」になってしまわずうまく機能していてすごいなと思いました。
シャーリーの「僕には心がない」という台詞も、英語のHeartは「心」でも「心臓」でもあるので、本人は淡々と「心臓がない」という事実を述べているだけ、というふうに読めるところがうまい。
ただ、乗馬に関してはちょっとやりすぎ感もおぼえた……人工心臓という肉体的に大きなハンディがあるので、立ち回りの場面なんかではトップ・アスリートという設定があったほうが説得力が増すと思うんですが、だがしかしオリンピックに補欠出場して金メダルとるレベルなら日常的に乗ってないとダメだろ……! とどうしても思ってしまった。
でもたぶん、万能すぎる電脳家政婦のミセス・ハドソンのほうがツッコミどころは山のようにあるんだろうな……どうやってるのかシステムがまったく謎なままシャーリーの思考と同期している……
シャーリーは「シャーリー・アンドロイド」と呼ばれたり、無機的な印象で描かれているのですが、瞳の色が「ネオンブルー」「スターウォーズのライトセーバーの色」というのが面白い。
あとジョーがジュード・ロウを好きっていうのがかわいい。
「タンポンを使う人間ってバージンじゃない」かどうかはともかく、「彼女はなんの躊躇いも恥ずかし気もなくタンポンを使用できる女性達を蔑視してたんじゃないかなあ。ほんのちょっとの妬みもあったかも」「あの歳までバージンだともう一生男性とそういうことにはならないかもしれないって自分自身に嫌気がさすのもわかるんだよね……すごく」というジョーの推理はグッときました。
今までは「存在しない」と抹殺されてきたそういう女性の孤独感を描いてくれてありがとう、というか。
何はともあれ、電脳家政婦のミセス・ハドソンが毎朝起こしてくれて、221Bの階下のカフェ『赤毛組合』のマスターでもあるミスター・ハドソンがおいしそうなパンケーキとコーヒーを届けてくれる生活は相当羨ましく、読んでいるだけで楽しいです。やはり家事や育児など、社会が女ばかりに押しつけてくる仕事から解放されれば、女の子ふたりでもこんなにのびのび冒険できるんだ、とあらためて思いました。
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現代版、女性版という設定を抜いても、
斬新で面白かったです。
ただ設定が設定なだけに、探偵小説としては弱いです。
作品刊行時はまだありませんでしたが、
昨年ごろHuluのオリジナルドラマで「ミス・シャーロック」という女性版ホームズとワトソンを描いた作品もあり、モチーフとしてのシャーロック・ホームズが人気であることがよくわかります。
この作品では設定が今までになく、SFチックであるのも新しく面白かったです。
ミス・ハドソンがあぁなっているとは……。
そしてやたらとパンケーキが食べたくなります。
事件の動機、凶器、それからタイトルまで、女性らしさが前面に出ている作品だなと思いました。
緋色の憂鬱とは言い得て妙です。
良いところで終わっているのできっと続編があるのかなぁと思うのですが、4年は経過しているようで何時ごろ出るのでしょうか。
出版されたら読んでみたいです。
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ホームズやワトソンのみならず、主要登場人物が女性。
シャーリーの心臓の設定は、後でモリアーティーでなるほどと納得。
ジョーの仄めかしも気になるので、続編があるなら読みたい。
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白雪姫のような美貌のシャーリー・ホームズ。
人生の岐路に男がいる、ハーレクイン作家のジョー・ワトソン。
子持ちバツイチの女刑事、グロリア・レストレード。
現代を舞台に女性となったホームズたちが、連続殺人に挑む。
いきなり漫画が出てきてびっくり。
でも、内容もまんま漫画。
ホームズのパスティーシュは読んでみないと気が済まないけど。
彼方此方に散りばめられた原作の欠片は楽しい。
ただ、殺人方法がグロテスク、動機も犯人もエゲツないし、暗澹たる気持ちになる。
ワトソンの過去、ホームズと宿敵、チラチラと思わせぶりに出てくるところがもどかしい。
きっと続編が出るんだろうな。
表紙は素敵なのになあ。
解説のホームズ・パスティーシュたちが圧巻。
懐かしいものもあるけど、知らないものがたくさんー!
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「緋色の二酸化炭素を多く含んだ血が赤みを取り戻して再び僕の体を巡るたび僕は考える。本来なら僕はとっくに死んでいたはずなのにと。あの蜘蛛の女王が正しく司法の裁きを受けていれば僕はこの世に存在することはなかった」
(P.179)
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現代版女性版ホームズ。ホームズ以外も主要キャラは女性。ハドソンさんにいたっては驚きの設定。緋色の研究を元にした本作は内容も女性キャラならではに変わっている。緋色のパンケーキは悪趣味かな。
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シャーロック・ホームズのパスティーシュ、登場人物全員女性、というか性別逆転?SHERLOCKより現代ロンドンだったり、原作に沿いながら色々設定を変えてきたりしてなかなか楽しかったが、メイントリックにもあるような女性独特の苦手な部分が…;でも解説にあるように百合でなくてよかった。続編出たら気になります。装丁かわいかった。
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シャーロック・ホームズのパスティーシュ小説なのですが、ホームズ&ワトソンもレストラード警部も原典の主要人物がみんな女性になっているのでした。トリックも殺人の動機も女性ならでは、という感じでおもしろく読めたけれど、全体的にこれはホームズにする必要があったのかな?という感じも。ワトソンの抱えている秘密など、続編があるならいいけど現時点では蛇足に感じてちょっともやもや。
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シャーロックホームズの女性版と設定がユニーク。
お馴染みロンドンを舞台に、現代科学とお得意の洞察力を駆使して事件を解決していく。
殺人方法がいかにも女性版という感じ。
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カーリー シリーズだけ既読。表紙に惹かれて読みました。
予想より面白かったです。元のホームズをこよなく愛する人にはイメージが違いすぎて受け入れられないかもしれませんが、シャーリーも魅力的ですよ。
ラノベっぽい世界観も描写の緻密さであんまりきになりません。
エログロもないので読みやすいです。
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シャーロックホームズのオマージュ作品は数多くあり、性別を変えたものもあるかもしれないが、本作は徹底的に女に拘った設定で、正直、男の出番は全くなく、せいぜい、パンケーキを焼くぐらいか心臓手術をするぐらい。ここまで徹底的にやるのであれば、もう少し話を進めていただき、最後までやり遂げてほしい。
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ホームズを現代版にして女性にしたのが今作。
読みやすいし、女性ならではの犯行動機や殺害方法だったりしていろいろと変えてあって面白かった。
ただ、ノリが軽くラノベっぽい雰囲気だったりAIが出てきたりSF感もあるので原典の正統派パスティーシュを求めてる方には向かないと思います。
ドラマのシャーロックを女版にしてSF要素を足した感じ…というと近いかもしれないです。
Posted by ブクログ
2012年、オリンピック開催に沸くロンドン。アフガン帰りの軍医ジョー・ワトソンは、早々に除隊したものの、物価の高さと仕事の無さに鬱々としていた。このままでは路頭に迷ってしまう。そんな折、友人ミカーラからフラットシェアを勧められた。シェアの相手はシャーリー・ホームズ。ちょっと変わった女性だという。
だが実際に会ったシャーリーは、ちょっとどころではなく変わっていた。乗馬服に身を包んだ清楚な美貌、人工心臓を抱えた薬漬けの身体、初対面で経歴を言い当てる鋭い観察眼、死体置き場で寝起きする図太い神経。なにより驚いたのは、彼女が頭脳と電脳を駆使して英国の危機に立ち向かう 、世界唯一の顧問探偵であることだった。
ベイカー街221bで同居を始めて間もなくヤードの女刑事レストレードが訪ねてきた。死体がピンク色に染まる中毒死が続発しているらしい。いまだ無職のジョーはシャーリーに連れられて調査に赴く。それは2人がコンビを組む、初めての事件だった。
シャーロックもワトソンもレストレード警部もみーんな女性のSF寄りシャーロックパロ。ノリは完全に厨二なラノベだけど、テンポいいし読みやすいし、シリーズ化が楽しみ。ジョーがわりとほんとにどうしようもなくて笑える。