高殿円のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
BK制作の朝ドラと同じ匂いがした。本作で語られる時代の文脈や人々の息遣い、光の濃淡が朝ドラのそれとほとんど同じ。ただ一つ違うのは、主人公がキャバレーのホステスで、絶対に朝ドラでは取り上げられないだろう題材だということだ。
朝ドラは、本物の光の側を生きる人々しか主人公になり得ないが、本作はにせものの光に縋るしか生きる術を持たない人々にスポットライトをあてた。不幸なことから夜の世界へ足を踏み入れることになるも、持ち前のキャラクターと負けん気でのし上がる主人公のルー。一方、店のナンバーワンでありながらも貧乏暮らしを続け(この理由は最後に明かされるのだが)、ルーに「ねえさん」と慕われる真珠は、裏主人公 -
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ネタバレすごく面白かった!
シンプルにこの言葉に尽きる。
絶対続きも読む。この先静緒が何をやらかしてくれるのかとても楽しみ。
百貨店の外商なんて別世界すぎて、ポンと数百万円の買い物をしてしまう顧客にもなんでも外商さんにとお願いする顧客にもひたすら「ほえー」と口開けて見てるだけになるけれど、「富久丸という保険をかけている」という葉鳥さんの言葉や「百貨店はお金では買えない物を売っている(付加価値サービス的な)」という静緒の意識に触れて、たしかに自分がデパート好きなのも実際に店舗に足運んで受けられる特別な接客ありきだもんなぁと根底に通ずるサービス業の極意のようなものを感じた。
桝屋は最初ちょっといけ好か -
Posted by ブクログ
ネタバレ2025/2/3
ああ楽しい。今いろいろ読んでるシリーズ物でこれが一番楽しみかも。まだ2作目だけど。
あ、でもダリヤもあるしぼろ鳶続いてるならぼろ鳶?
まあどれが一番かはええな。みんな一番。
今回は独女は死ぬとき一人やで?とか身につまされる部分もあって、楽しめないかなと思ったけどそんなこともなかった。
もう私自身はそこ通り過ぎたかも。
結婚してても子供おらんかったら一人になる確率も高いで?やしな。
人生どうなるかわからんし。
何かな、高級なものの話聞くのもおもしろいねんな。
そんな興味も物欲もないのに。
あとお客さんを喜ばせようと奮闘するのがいいよ。
私も頑張ろうって思うし。
私も私が疲弊しな -
Posted by ブクログ
ネタバレ2025/1/3
はじめまして。かな?
そうでもなかった。トッカンか。
そっちも続編読もうと思ってたのにそのまま忘れてたね。
思い出してよかった。
今作も面白かったので忘れる前に続編用意しました。
これ読んでて何よりすごかったのは、私が読書中のその場所がまさに神鉄粟生線。志染駅を通過し三木に行ってた時。
数年ぶりの墓参りの途中。
予備知識ないから驚いた。
ここにローベルジュ本店あるんかよ。マジか!って。
正直墓参り、遠くてホンマに行くの勘弁してくれと思うんやけど、ここにあのケーキ屋あるんかと妄想すればちょっとは行く気にプラスされる。
ありがたい。