高殿円のレビュー一覧

  • トッカン 特別国税徴収官

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    トッカン 特別国税徴収官 (ハヤカワ文庫JA) 2012/5/24

    徴収官奮闘記
    2013年12月10日記述

    高殿円さんによる国税に関しての小説。
    高殿さんはライトノベルを中心に40冊以上も作品を出しているらしい。
    普段読まないライトノベルの出版の早さに驚いた・・

    本作はライトとか関係なく完成度の高い作品として仕上がっている。
    鏡特管の元に鈴宮深樹(新人3年目)の奮闘ぶりが伝わってくる。

    脱税したお金をどこに隠しているのか分からない喫茶店。
    手強い銀座のママ・・
    滞納を続けざる得ない工場の夫婦・・

    後半になぜこの仕事で必死になって頑張るのか・・
    公務員だから安定しているからというありきたり以外の働く理由を取り戻し成長する主人公の姿に感動できる。
    主人公の心の声に共感し感情移入出来るからこそこれだけ面白く本書は読めるのだろう。

    日本の労働者の大半はサラリーマンで税金は天引きが中心になる。
    だからちょっと税務署と言っても縁遠いものかもしれない。
    しかし、徴収官といういわゆるマルサとは違うけれども地味だけど重要な仕事をこなしている人達がいることを忘れてはならないだろう。

    唯一気になった点は登場人物の名前で一見なんと読むのか分からない事が多かった気がしたこと。
    そのまま読めない名前ならよみがなを全てにつけておいて
    欲しかった。最初だけしか読みがついてないと後々読み返したりしなくてはならないので面倒だ。

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    2021年12月19日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部II~

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    上流階級~富久丸百貨店外商部II~ 2016/10/20

    高殿円氏による作品。
    2016年10月20日初版1刷発行。
    初出は「小説宝石」2015年2月号~2015年10月号
    富久丸百貨店外商部Ⅱとあるように前作からの続編。
    舞台が関西なので親近感がある。

    他のレビュワーも指摘していたけれども
    読ませる力、物語に引き込む力があるなと関心する。
    鮫島静緒(バツイチ、独身、バイトからのたたき上げ)
    桝家修平(セレブなゲイ)

    本作はこの桝家修平に絡む内容が多い。
    またバツイチやゲイ、LGBTの人が将来孤独になっていく事への不安
    結婚することの意味など色々と考えさせられる事が多かった。
    日本は残念ながらまだまだ理解されるような状況でもないし。

    鮫島も。。。桝家の母四季子氏にこの女なら面倒くさいゲイの息子と一緒にいてくれるって見抜かれて(つけこまれて)・・・
    よくよく思い出せば前巻において酒に酔った桝家が鮫島に対し結婚しましょと発言していたりと割と仲が良い。
    しかも本作品では同居している事が会社に漏れてしまい・・
    しかし同居を解消する訳にもいかない事情もわかる。
    一度実家に戻ると根付いてしまいそうと。
    そこから動けなくなる・・深い。

    本作品では外商としての苦労以上に日本で少数派とも言える人たちの孤独対策、結婚とは等に考えが及ぶつくり。

    印象に残った部分を紹介したい。

    どういう状況であれ、異なる個性が同じ空間を共有することは容易ではないわ。
    さまざまな契約を経ても結局はその煩わしさに解消したくなるもの

    利害というのは簡単に一致しないものなの。
    そして、それが継続することがとても稀なのね。
    貴重よ

    上流階級を鼻にかけている人間は稀だ。
    鼻にかけている時点で、それは最上流ではない。
    彼らはごく自然にそこに生まれ、そこしか知らず、そこにある明文化されていない規則に則って暮らしているだけなのだ。
    ものすごく極端なことを言えば、
    日本人が日本から出ていかなくても一生ごく普通に暮らせるのと同じ理由で、彼等はその高みに止まりつづけているだけなのである。

    シモネタをうまく躱せる(かわせる)女子こそ出世するのだと。
    セクハラごとき、セクハラで返すというラリー方式が使えなくては

    会社というところは不思議なもので、手柄を立てた、あるいは有能な人間が有能さを評価されて出世するということはあまりない。
    手柄は立てた、それは評価する。
    しかし実際出世するのは、出世させる者にとって都合がいい人間だ。
    つまり無害か、その人間の手柄を独り占めできるくらい年次が空いているか。

    実際結婚すれば、たとえ子供はいなくても僕の社会的地位は安定しますからね。
    出世もできるだろうし。中略)僕と、鮫島さんが

    この世の中の結婚しているカップルの全部が全部、愛し合ってセックスしてると思ってるんですか?
    結婚したほうが都合がいいからしたカップルなんて大勢いる。
    特に富裕層には多いんです。
    独身でいれば必ず身上書が来るし、そのたびに断るのも面倒だ。
    守らなきゃいけないものを守ったほうが都合良く生きられる場合も多い。
    それにさすがにゲイでも独りでいるのは怖いですから。

    タブーなしで何でも話せる人が欲しい。
    ジジイになって独りで死ぬのなんていやじゃないですか。

    独女なんて僕らゲイと同じですよ。
    子供も伴侶もいないから自分の老後は自分で面倒みなきゃならない。

    孤独は100%悪いものではないけれど、沈殿する毒かもしれないと僕なんかは考えます。
    近いうちに僕らは必ず孤独になる。
    病や老いが必ず親を失わせ兄弟や友人たちは家族を持ち、その問題で手一杯になる。
    仕事なんていつなくなるかわからない。
    自分が病気になったら会社なんて手のひら返すでしょ。
    世間体のためではなく、だれかに言われたからでもなく、正しいとか悪いとかいう理由からでもなく、ただたんに自分が不自由だから孤独を回避する。
    それは生存本能で、決して罵られるような行為ではない。

    人を信用して仕事を任せることこそ経済の基本だと父に教わったわ。
    何もかも独りでこなすことはコストカットに繋がるけれど、結局は一人倒れれば全てダメになるのよ。
    大切なのは見極める眼を養うこと

    結局はひとつひとつ、この眼で見て判断し続けるしかない。
    今は口コミをネットで調べられるけれど、所詮あれだって噂でしかない。
    噂をそのまま信じることの愚かさは教科書に載っていなくてもいつの間にか習得する技能よね。
    レストランの味も給仕のレベルも行ってみるのが一番よ。

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    2021年12月08日
  • 魔界王子devils and realist: 1

    A

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    屋敷でみつけた、地下の部屋に謎の魔法陣があり、意図せずウイリアムは悪魔を呼びだしてしまう。呼びだされた悪魔、ダンタリオンはウイリアムに告げる。ウイリアムは魔界の代理の王を選ぶことのできる選定公である。

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    2022年09月30日
  • メサイア ―CODE EDGE―(1)

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    舞台

    大好きな舞台シリーズがコミカライズしている!相変わらず設定がすごい!メサイアの悲しい運命
    パートナーの絆を感じられる

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    2021年04月16日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 III

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    面白かったー。

    けど、まだ色々なことが途中でこれから静緒はどうなっていくんだろう?って思った。
    でも確実に人に寄り添った仕事を行い、人として成長している。
    早く続きが読みたいよー。
    違う本を執筆されていると思うので、次の本まで待ち遠しいです

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    2021年03月22日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    徳川四天王・井伊直政の養母で、女性でありながら井伊谷の地頭を務めた実在の人物、井伊次郎法師直虎の一生を描いたお話。

    なんとなく歴史小説が読みたくて手に取った。大河ドラマにもなっていたのだね。そちらは見てません。
    歴史小説、、、というよりは、なんか恋愛ファンタジーみたいな感じもしたけど、面白かったです。

    直虎の鈍感さ加減と実直なくらいの強さと不可思議な力のバランスが、なんとも言えず魅力的でした。
    「動くな、但馬」からの、香と政次の運命の描かれ方が、とても良かった。二人の関係性が切ない。香目線からと、読者目線からと、両方含めて読んでいったので、政次が不憫でならない。もう少し上手いこと生きられたらよかったのにね、とか。
    あの時代、女性でトップにたつのは、本当に大変だったろう。不思議な力があったと考えられ設定されても違和感はないな。

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    2021年03月08日
  • 政略結婚

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    良かったです

    作家さんの情報もなく作品の情報もなく、あらすじと本の表紙にひかれて購入。
    第一印象、大当たりって感じです。面白かった~。爽快感があるわけでも軽快な別けでも凄く深いわけでもないけど、心に残る感じです。
    若い時の私ではあんまり響かないかも…少し年を重ねてから読んだ方が楽しめる本なのではないかと感じます。

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    2020年09月20日
  • 魔界王子devils and realist: 15【電子特別版】

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    素敵なラスト

    ダンタリオンの正体や皇帝の思惑など、全ての謎が解けてすっきりした。最初の頃はバアルベリトやミカエルが好きじゃなかったけど、この巻を読んで大好きになった。感動の一冊だった。

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    2020年08月04日
  • カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女>

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    英国統治下のインドが舞台。
    軽快な筆致で描かれる、華やかで濃~い少女小説。

    「小公女」のセーラがもとは父親とインドに住んでいたことを覚えてますか?
    本国の寄宿学校に入ったところから話は始まったわけですが。
    この物語では、英国育ちのヒロインがインドにわたります。

    1930年代、インドの中で名目上は独立権を得ている藩王国パンダリーコット。
    シャーロットは父が大使となったため、この国のイギリス人社会で暮らすことになります。
    シャーロットは作家を夢見る天真爛漫な少女。

    寄宿舎は規則がやかましく、身分の違いが重視されていました。スクールカーストの本気なやつ?(笑)
    ルームメイトのカーリーは、グジャラート人を父とする美少女。長身できりっとしていて、少女たちの憧れの的です。
    カーリーと仲良くなったことで、シャーロットは嫉妬される羽目に。

    実の母親ミリセントがスキャンダルを起こした過去も抱え、継母とはうまが合わないシャーロット。
    男性に触れられるとくしゃみが出るという体質。
    しかも、かなりのドジっ子…
    といったライトノベル的?な設定が、インドの情勢と絡みつつ、リアルな葛藤へ怒涛の展開!

    こんな作品があったとは、と夢中で読みました。
    楽し~い!
    しかし、どうなるんだろ…???

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    2020年06月21日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部II~

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    アラフォーバツイチ独身女とLGBTの男性が上手く暮らす方法。そんなイイ関係って存在するのかな。
    すごいな、鮫島さん。南仏ツアー、楽しそうだった。

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    2020年04月28日
  • 35歳、働き女子よ城を持て!

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    家は金額が金額だけに
    ふわぁ~と考えて買うなんて甘い甘い
    しっかり 時間も足もお金もかけて買う
    やっぱり 一生に一度の大きな買い物ですね
    勉強になりました!!

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    2019年10月10日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    井伊直虎(香)と16世紀後半の井伊谷の激動の歴史を辿った時代小説。本作が作者の初の本格時代小説ということに驚かされるほど完成度が高い。
    タイトルの「剣と紅」。女性でありながら「生涯たった1度の紅だった」ことに冒頭で触れ、途中でも効果的に「紅」を登場させることで、香という人物の、井伊家存続と井伊谷の死守への献身が実に象徴的に表現されている。大河ドラマも非常に面白かったが、これこそ小説ならではの魅力だと思う。
    また、女性作者ならではの「女いくさ」のハイライトも本作を彩っている。剣を持てぬ女性であるが、自身が妻として嫁ぐことで他家、場合によっては敵との結びつきを強め、戦を防ぐ、或いは戦を勝利に導くことができたという点を露わにしている。これも女性蔑視といった視点からドラマでは表現されにくい点ではあるが、女地頭という直虎以上に歴史に名を刻んだ女性は数えきれないのではないかと思う。

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    2019年06月23日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部II~

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    まず二巻目から読んでしまったので、人間関係が読めなかったのが残念。
    でも、百貨店外商部が生き生き描かれていて面白かった。

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    2019年03月02日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部II~

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    ひょんなことから芦屋の高級マンションをシェアして暮らす、富久丸百貨店外商員の鮫島静緒と桝家修平。
    バツイチ独女で仕事に燃える静緒とゲイでセレブな修平は、月のノルマ2000万円!?に奮闘しながら、今日もお客様に究極のサービスを売る!

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    2018年06月17日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部II~

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    おもしろかった〜〜!
    静緒と修平のかかわり方も
    ふたりを取り巻く諸事情も
    全部引っくるめておもしろかった。
    特に御子柴とやり合うところは痛快でスッとした。
    たとえそれが御子柴の茶番であったとしても。

    人と同じことしてても何も残らない。
    静緒の考え方と生き方、
    それを伝える強さと覚悟、潔さ。
    同じ女性として大好き。

    まだ続きを読ませてくれそうな気配。
    どうかこの先の物語も紡がれていますように!

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    2018年06月12日
  • されど罪人は竜と踊る オルケストラ

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    され竜初の公式アンソロジー。
    今をときめく幼女戦記やリゼロの作者、古株のベテラン作家まで、古今東西からされ竜を愛する執筆陣が集結してます。
    まず読んで驚いたのはされ竜シリーズへの理解。
    特にカルロ・ゼンや長月達平、望公太など、暗黒ライトノベルと喧伝されたされ竜にインスパイアされた世代、若い頃からされ竜を貪り読んでたろう世代の若手作家の短編は素晴らしい。よくぞこんな細かい所まで拾ったな!と驚嘆します。
    ガユスの予備校講師のレシドなんて相当読み込んでないと出てこない名前!

    ジャベイラやイーギーにレメディウスなど有名どころばかりでなく、ガユスの予備校の生徒やサラザールにイアンゴにベイリックに至るまで、まさかアンソロジーでお目にかかれるとは思わなかった端役脇役が実にそのキャラらしいおいしい登場の仕方や挿話を披露してくれてニヤニヤがとまらない。
    ホートンなんて主人公だし!
    どの作家もガユスの回りくどい衒学的な語り口や原作の文体を意識しており、ガユスとギギナの痛烈な罵詈雑言合戦の切れ味が小気味いい。

    特筆すべきは長月達平の「道化の六日間」。これだけでも★5の傑作です。
    ガユスの学生時代の友人にしてモルディーンの一等書記官であるヘロデルを主人公に、現在と過去の回想を織り交ぜて、ガユスとの出会い、個性的な仲間たちとバカ騒ぎの青春、最愛の婚約者シファカとの蜜月を書くのですが、文体の感触が初期のされ竜に非常に近く完成度がとびぬけている。

    あとがきで浅井ラボも絶賛してますが、単なる小手先のスピンオフにとどまらず、語られざる伏線をきちんと回収した上で、裏切りの復讐者にとどまらぬヘロデルの人間臭い苦悩と葛藤、その愛すべき人間性と憎めない個性を余すところなく抽出し、非凡な凡人だからこそもちえたモルディーンのカリスマ性をその言動から実証し、一巻のもう一つの結末を完全補完している。

    こんなされ竜が読みたかった!
    こんなモルディーンが見たかった!

    語弊を恐れず言えば、され竜よりされ竜してます。
    され竜シリーズを細部までめちゃくちゃ読み込んだ上で、登場人物の主義主張信条をとことん理解し、さらに独自の解釈を盛り込んで大胆に脚色しなければこんな話は書けません。

    リゼロは未読ですが、この人の書く小説なら読んでみたくなりました。

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    2018年01月31日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    ・これを読んで大河の人物相関がよく分かった。
    ・逆に大河の俳優さんたちで想像しながら読めるのも楽しい。
    ・かなり泣けた。
    ・但馬の描き方は大河と違って所謂定説の方だけど、それがまた良い。
    ・とにかく読みやすい。

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    2017年08月15日
  • カーリー <2.二十一発の祝砲とプリンセスの休日>

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    シリーズ2冊目。面白かったです。
    当時のインドのことは知らなかったですが、歴史の波に少女の身では翻弄されてしまうのではないでしょうか。プリンセス、パティの決意がかっこよく、そして切なかったです。でも彼女は前を向いてしっかり生きていける女性です。ヴエロニカにも彼女の信念、野心があり、そうだったのかと可愛らしく思えました。
    そして、主人公シャーロットにとっては転換点。母のこと、弟のことを知ってしまいます。シャーロットとカーリーはどうなってしまうのか、次巻が楽しみです。

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    2017年07月13日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    剣ももたず、紅も刷かず。
    香が魅力的なのは、男としての武力、女として嫁ぎ子を産むこと、どちらも選ばずに生きたこと。

    史料が少ないと思われる題材を、ファンタジー要素や伊那の女性きぬの視点を交えて豊かに丁寧に描いた作品。
    全編シリアスながら、合間に入る直政と家康の会話はユーモラスで楽しい。

    権力や野心をエネルギーに活動する男性たちに共感できない香の気持ち、よくわかります。
    いままで歴史小説が読めなかったのは(作品にもよるんでしょうけど)、「女と権力」へ向かう男性の欲望が理解できなかったからなのか…とこの作品を読んでいて気づきました。

    合戦の場面がないので地味といえば地味なんだけれど、そのぶん主家や周辺との駆引き、婚姻による家同士の結びつきの大切さが印象に残ります。

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    2017年02月01日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    大河ドラマを楽しみにするために出張中に購入。
    これはすごい!
    近くに住みながら、こんな人がいたなんて。
    知っている地名が出てくる、出てくる。
    井伊直虎、他の書籍も読むことみ決めました。

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    2016年09月11日