あらすじ
芦屋の高級マンションをシェアして暮らす、富久丸百貨店外商部の鮫島静緒と桝家修平。バツイチ独女で仕事に燃える静緒とゲイでセレブな修平の同居は案外うまくいっている。暴力団幹部の愛人をする元教師、所有不動産の空き部屋に悩む元剛腕石油マン、孫の不登校にやきもきする歯科医院夫人、セレブ専門の結婚相談所を経営するやり手の女社長……。お客様に育ててもらいながら、今日も究極のサービスを売る、外商員たちの奮闘記!
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Posted by ブクログ
2025/2/3
ああ楽しい。今いろいろ読んでるシリーズ物でこれが一番楽しみかも。まだ2作目だけど。
あ、でもダリヤもあるしぼろ鳶続いてるならぼろ鳶?
まあどれが一番かはええな。みんな一番。
今回は独女は死ぬとき一人やで?とか身につまされる部分もあって、楽しめないかなと思ったけどそんなこともなかった。
もう私自身はそこ通り過ぎたかも。
結婚してても子供おらんかったら一人になる確率も高いで?やしな。
人生どうなるかわからんし。
何かな、高級なものの話聞くのもおもしろいねんな。
そんな興味も物欲もないのに。
あとお客さんを喜ばせようと奮闘するのがいいよ。
私も頑張ろうって思うし。
私も私が疲弊しないラインでという条件は付くけど、できるだけ喜んで欲しいもんね。お客さん。
ええ感じにwin-winでやりたい。
Posted by ブクログ
312ページ
9月29日〜10月1日
バツイチ独女の静緒と、わけありセレブ男子の桝家。二人は不思議な同居生活を続けながら、外商員として仕事に励む日々。ある日、桝家の実の母が訪ねてきて、静緒にこのまま同居を続けてほしいと圧迫してくる。静緒の顧客、ヤクザ御子柴の愛人である珠理が妊娠し、御子柴のもとから逃げたいと相談する。新たな催事、ご縁プロジェクトも動き始め、忙しさに拍車がかかる静緒。お客様の様々な要望に応えるべく奮闘する。
静緒と桝家の不思議な同居生活の今後も気になるし、仕事の行方も気になる。続きが出てるのか、と調べてしまった。珠理の身勝手に付き合って、危険な目に合う静緒。どんな修羅場も潜り抜けられる気がする。外商というものにますます興味がわいた。
Posted by ブクログ
バツイチアラフォーと乙女なゲイとの2人が、人生の寂しさ回避について本音と本音をぶつけ合う。
そんなフラットメイトの迷コンビがリッチマダムな富裕層に立ち向かっていく様は、もう勇ましくすらある。元気もらえる。Iは面白かったけどⅡでさらに円熟を増した感。
高殿さん作品は、登場人物同士のハイスペックすぎる会話に喰らいつくだけで必死になる。だけど、憧れる。自分にはないものに共感できてしまう不思議さを感じる。ゆるやかな上昇志向とでも言うか。
こんなに高回転で話ができる相手って、それだけで信頼してるってことだよねーとか、妙にニマニマもできる。
今回さらに、仕事としての楽しさを一切見出せない(私見)営業について、深い洞察を導き出している。
── いわゆる一つ上のポジションを狙ってるオジサンたちが困るんだわ。彼らは成功したいわけではない。失敗したくないだけなのだ
── 会話もしたくない相手からは何も買わない。会話ができないのは成績に自信がないから。手堅く売れるものしか置かない。つまり遊び心がない(要約)
失敗はしたくない。遊び心がない。じゃあどうすればいいの?というところに対し
── 結局は人生を楽しんでいるかどうかじゃないのかな。人の魅力や人生の厚みは会話に出る。それがサービス業の真髄─
もうバサーっと袈裟切りされた感じがした。それそれ、40代半ばも過ぎて浮上した人生楽しんでない疑惑。手堅く生活しちゃってる。厚みのある会話できる人が羨ましいよ!
─日本人が日本に居続けるように、上流階級の人は生まれつきそこにいるだけ
妬むつもりはないんだけど1巻に出てきた「教養」という言葉は、最低限身につけておきたいなぁと思った。
逆にその方が、人生を本当に楽しめるような気がする。
Posted by ブクログ
上流階級~富久丸百貨店外商部II~ 2016/10/20
高殿円氏による作品。
2016年10月20日初版1刷発行。
初出は「小説宝石」2015年2月号~2015年10月号
富久丸百貨店外商部Ⅱとあるように前作からの続編。
舞台が関西なので親近感がある。
他のレビュワーも指摘していたけれども
読ませる力、物語に引き込む力があるなと関心する。
鮫島静緒(バツイチ、独身、バイトからのたたき上げ)
桝家修平(セレブなゲイ)
本作はこの桝家修平に絡む内容が多い。
またバツイチやゲイ、LGBTの人が将来孤独になっていく事への不安
結婚することの意味など色々と考えさせられる事が多かった。
日本は残念ながらまだまだ理解されるような状況でもないし。
鮫島も。。。桝家の母四季子氏にこの女なら面倒くさいゲイの息子と一緒にいてくれるって見抜かれて(つけこまれて)・・・
よくよく思い出せば前巻において酒に酔った桝家が鮫島に対し結婚しましょと発言していたりと割と仲が良い。
しかも本作品では同居している事が会社に漏れてしまい・・
しかし同居を解消する訳にもいかない事情もわかる。
一度実家に戻ると根付いてしまいそうと。
そこから動けなくなる・・深い。
本作品では外商としての苦労以上に日本で少数派とも言える人たちの孤独対策、結婚とは等に考えが及ぶつくり。
印象に残った部分を紹介したい。
どういう状況であれ、異なる個性が同じ空間を共有することは容易ではないわ。
さまざまな契約を経ても結局はその煩わしさに解消したくなるもの
利害というのは簡単に一致しないものなの。
そして、それが継続することがとても稀なのね。
貴重よ
上流階級を鼻にかけている人間は稀だ。
鼻にかけている時点で、それは最上流ではない。
彼らはごく自然にそこに生まれ、そこしか知らず、そこにある明文化されていない規則に則って暮らしているだけなのだ。
ものすごく極端なことを言えば、
日本人が日本から出ていかなくても一生ごく普通に暮らせるのと同じ理由で、彼等はその高みに止まりつづけているだけなのである。
シモネタをうまく躱せる(かわせる)女子こそ出世するのだと。
セクハラごとき、セクハラで返すというラリー方式が使えなくては
会社というところは不思議なもので、手柄を立てた、あるいは有能な人間が有能さを評価されて出世するということはあまりない。
手柄は立てた、それは評価する。
しかし実際出世するのは、出世させる者にとって都合がいい人間だ。
つまり無害か、その人間の手柄を独り占めできるくらい年次が空いているか。
実際結婚すれば、たとえ子供はいなくても僕の社会的地位は安定しますからね。
出世もできるだろうし。中略)僕と、鮫島さんが
この世の中の結婚しているカップルの全部が全部、愛し合ってセックスしてると思ってるんですか?
結婚したほうが都合がいいからしたカップルなんて大勢いる。
特に富裕層には多いんです。
独身でいれば必ず身上書が来るし、そのたびに断るのも面倒だ。
守らなきゃいけないものを守ったほうが都合良く生きられる場合も多い。
それにさすがにゲイでも独りでいるのは怖いですから。
タブーなしで何でも話せる人が欲しい。
ジジイになって独りで死ぬのなんていやじゃないですか。
独女なんて僕らゲイと同じですよ。
子供も伴侶もいないから自分の老後は自分で面倒みなきゃならない。
孤独は100%悪いものではないけれど、沈殿する毒かもしれないと僕なんかは考えます。
近いうちに僕らは必ず孤独になる。
病や老いが必ず親を失わせ兄弟や友人たちは家族を持ち、その問題で手一杯になる。
仕事なんていつなくなるかわからない。
自分が病気になったら会社なんて手のひら返すでしょ。
世間体のためではなく、だれかに言われたからでもなく、正しいとか悪いとかいう理由からでもなく、ただたんに自分が不自由だから孤独を回避する。
それは生存本能で、決して罵られるような行為ではない。
人を信用して仕事を任せることこそ経済の基本だと父に教わったわ。
何もかも独りでこなすことはコストカットに繋がるけれど、結局は一人倒れれば全てダメになるのよ。
大切なのは見極める眼を養うこと
結局はひとつひとつ、この眼で見て判断し続けるしかない。
今は口コミをネットで調べられるけれど、所詮あれだって噂でしかない。
噂をそのまま信じることの愚かさは教科書に載っていなくてもいつの間にか習得する技能よね。
レストランの味も給仕のレベルも行ってみるのが一番よ。
Posted by ブクログ
アラフォーバツイチ独身女とLGBTの男性が上手く暮らす方法。そんなイイ関係って存在するのかな。
すごいな、鮫島さん。南仏ツアー、楽しそうだった。
Posted by ブクログ
ひょんなことから芦屋の高級マンションをシェアして暮らす、富久丸百貨店外商員の鮫島静緒と桝家修平。
バツイチ独女で仕事に燃える静緒とゲイでセレブな修平は、月のノルマ2000万円!?に奮闘しながら、今日もお客様に究極のサービスを売る!
Posted by ブクログ
おもしろかった〜〜!
静緒と修平のかかわり方も
ふたりを取り巻く諸事情も
全部引っくるめておもしろかった。
特に御子柴とやり合うところは痛快でスッとした。
たとえそれが御子柴の茶番であったとしても。
人と同じことしてても何も残らない。
静緒の考え方と生き方、
それを伝える強さと覚悟、潔さ。
同じ女性として大好き。
まだ続きを読ませてくれそうな気配。
どうかこの先の物語も紡がれていますように!
Posted by ブクログ
金持ち相手とはいえ物を売り続けるのって大変だなと思った。
人から買うっていうのは真理だよなとあらためて。
私自身金持ちでもなんでもないけど高いものとかこれは、っていう物は接客で買うかどうか決めるもんなぁ。物を気に入っても接客合わなかったらネットとか他で買うし、金持っててあってもなくてもいい買い物なら尚のことこの人だから買うとかありそう。
今回は桝屋のおうちにちょっと踏み込んだから自作でまた二人の関係に変化があったりするんだろうかと楽しみ。
Posted by ブクログ
本作も面白かった。外商として自分なりのやり方を試行錯誤する鮫島が同居人桝谷との関係、顧客である美谷との距離感に悩み、葉鳥も近くにいない状況で、何とか踏ん張ろうとする様子が描かれている。鮫島や桝谷が普通でないことに悩むのは、社会が未だ普通であることを前提条件として人を評価するから。恐らく現実の世でも同じような境遇の人は少なからずおり、本当の自分ではない自分を演じていたりするのではないだろうか。2人の同居の行方や催事企画の動向、信頼を築けつつある顧客との関係がどうなっていくのか、次作に期待したい。
(読書メーターからの転記)
Posted by ブクログ
バツイチ独女とLGPTのセレブ男子の二人の外商員が奮闘する、エンターテインメントお仕事小説の第2巻❗
前作が予想以上に面白かったので、続きを読みました。前作よりも夢中になって読み進めましたが、読後は少し『上流階級』ロスに陥ってしまいました。高殿さんは、『トッカン』シリーズが代表作品かなぁと思っていましたが、本書も中々侮れません❗いつの日か続編を描いてもらいたい、オススメお仕事小説です♫
Posted by ブクログ
前作が面白かったので今回も期待。そして期待通りの面白さ。静緒とお客さまの関係も良好になってきていて仕事ぶりを見るのも楽しい。桝家の生い立ちや実母とのやりとりも興味深いし、静緒と桝家の距離感もいい。
Posted by ブクログ
以前単発ドラマを見て面白かったので連ドラにしてほしいなぁと思っていた作品。
静緒役が竹内結子さん、桝家が斎藤工さんだった。
もう見れないと思うと本当に寂しい。
竹内結子さんの訃報を聞いてドラマを思い出し、続編が書籍になっているのを知って読んでみた。
静緒役の竹内結子さんはイメージぴったり!
女性が好きな、強くて男にこびずに自分で生きていく女性だと思う。
アラフォーバツイチ子なし、バリバリ仕事してるけど時にトラブル(外商さんだけに高額なトラブル!)に巻き込まれ、男の嫉妬にあい、奮闘し、たくましい。そしてものすごく生きる力がある。
だから上流階級のお客さまにも助けられるし、お客さまも静緒の魅力にあやかりたくなるんだろう。
実社会で静緒みたいな人がいたら、それはそれは男の嫉妬にあいまくって早々に潰されそうだけどね。
孤独がちらつく年になってきて、同じくマイノリティーに属する桝家と社会で生きやすくするために形だけの結婚という道もなくはないけど...でも...という苦しい感じがよく伝わってきた。
前作も忘れてしまったので読んでみよう。
桝家がゲイとは知らなかったし!ドラマではカットされたのか?
Posted by ブクログ
富久丸百貨店芦屋川店で、外商員として働く鮫島静緒(37)。同僚で上流階級の御曹子でゲイの桝家修平(29)とシャアハウスで一緒に住むことに。静緒は、担当する顧客のニーズや悩みに翻弄。
Posted by ブクログ
「そういうもの」と納得させられることは、その後の思考停止に直結なので確かに恐い。お金を何不自由なく使える生活もまた恐い。静緒は常に自分らしさを貫いていて爽快。
Posted by ブクログ
いやー良かったです。一気読み。
桝家のお母さん、素敵。
自分にはほんとに縁のない世界の話だけど、おもしろかったなあ。
私も孤独な人生にならないようなんとかしたい。
Posted by ブクログ
やっぱ出たな枡家くん(笑)
ワンコみたいで嫌いになれない。
そしてヤともやりあえちゃう静緒さんかっけえええ!
考えさせられることも多くて発見も多かった。
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セレブな人たちの生活や百貨店の外商というなじみのない世界がおもしろくて読んでいたけど、マイノリティであるために感じる生きにくさや孤独と不安なども描かれていてよかった。
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前巻が面白かったので続けて読んでしまった。
この巻は、桝家のプライベートが明かされる巻。
何だか可愛らしい弟のような気持ちで、ついつい見守ってしまう。
そして。前巻にも増して、静緒がカッコ良すぎ。惚れてしまう、オトコマエ(いや、女だけど)過ぎ。
まあ、フィクションなので、外商ってここまではないと思うが、仕事もここまで来たらもはや戦いだわ~、な感想でした。冨久丸百貨店の外商さん、素敵だわ。
面白い!
キャラクターの設定も面白かったですし、女性が男性社会で生きるのに対して奮闘していくのも共感できるところが沢山ありました。
お客様にサービスをお届けするのは、お客様の人生に関わる事でもある。深かったです。
Posted by ブクログ
前作を読んでからだいぶ時間が経ったけど読みながらこんな雰囲気だったな〜と懐かしく感じた。
肝が据わっていてやる気があり仕事のできる主人公はすごく清々しい。仕事柄プライベートと仕事の境界線が曖昧になるしお金持ち相手だから華やかだし終始面白かった。
同性愛者ならではの生きづらさや結婚は保険だと考えを述べるシーンは腑に落ちる事が多かったな。ここ数年で同性愛の理解が出てきたけど2016年でこれを描くのはいいなぁ。
Posted by ブクログ
前回の続きだった。
外商員は訪問販売だけでなく、少しでも多くの商品を買ってもらうよう、招待制イベントを企画&開催する。
その際の苦悩などが具体的に書いてあって、とても勉強になった。
Posted by ブクログ
外商、というものにお世話になることはきっとこの先もないと思うから外商ってこんなこともするの?って思いながら読みました
お客様がとことんまで湯水のようにお金を使うからちょっと爽快だけれど、今回は生きずらい社会について描かれていることが多め
こんなに仕事に情熱を注げるのも、幸せだよなって思います
Posted by ブクログ
ひょんなことから芦屋の高級マンションを
シェアして暮らす、富久丸百貨店外商員の
静緒と修平。バツイチ独女で仕事に燃える
静緒とゲイでセレブな修平は、月のノルマ
2000万円に奮闘し…。
Posted by ブクログ
1巻より読んでて楽しかった。
このシリーズ原作で、2時間ドラマを放送していたみたいだけど、単発じゃなくて連続ドラマでして欲しいな。
私の中で、桝家は千葉雄大くんのイメージ。
Posted by ブクログ
前作に引き続き、主人公は鮫島静緒。
それに加えて当初は嫌味な感じが漂っていた枡家修平の物語も並行して進められていく。
一般庶民としては、「ひゃー、お金持ちの家って大変!」というなんとも情けない感想が一番に出てきてしまうのだが、見栄や家柄、そんなものに縛られてしまうことの辛さもあるのかもしれない。
本作では、桝家の実の母、四季子の存在が大きい。
登場回数はそれほど多くはないが、何故彼女が、家をシェアする静緒と桝家の家に突然やってきたのかが最後に明かされる。
家のために冷たく実施を切り捨てたのはなぜだったのか。
そして、桝家のアイデンティティを彼女がどう考えていたのか。
うまくいくことばかりではないが、「受け入れる」ことと「親」が本作の主題であろうと思う。
最後に、訳ありな女性、美谷珠理。
彼女が得たのは「自由」。
愛とか恋とか、そういったものは良くも悪くも人を縛る。
印象的だったのは、彼女が乗った新幹線「自由席」。
作中でも触れられているが、含みのある、物語だ。
受け入れることと自由は同義語だ。
また、どこかでこの外商員たちと会いたい。
Posted by ブクログ
外商部パート2、前作に引き続き読んだ。
百貨店お仕事小説、暴力団、セクシャリティ、やる気がない子供が出てくる。
前作の方が面白かった。この続きパート3に期待したい。
印象に残った文章
⒈ 売る人間さえよければ、客はお前から買う。
⒉ 客商売は恩を売ってナンボでしょ。
⒊ すべての問題への答えは、いつか自分が通ってきた道にあるとだれかが言っていた。
Posted by ブクログ
富久丸百貨店女性外商員・鮫島静緒の奮闘記 第2弾
プロローグ
1.外商員、帰国する
2.外商員、動揺する
3.外商員、難敵に会う
4.外商員、窮地に立つ
5.外商員、高飛びする
7.外商員、万事休す
8.外商員、観念する
エピローグ
お得意様のフランス旅行添乗から戻った静緒を待ち受けていたのは、同居するゲイで同僚の桝家の親戚トラブルと、新しい催事の企画立案だった。
本家から養子に出され、母親の呪縛から解放されてきた桝家だが、母から静緒との同居の継続を求められ、戸惑う桝家と抗う静緒。
仕事では催事の集客が落ちている現状を打開するための案として、静緒が提案したのは上流階級同士の縁結び企画。
外商員としてまた成長を見せる静緒。
ちょっと「上流階級」の色が濃すぎて少し飽きてしまいこの星の数。
でも続きが気になります。
Posted by ブクログ
シンデレラ城のようなマンションにシェアで住む、バツイチでアラフォーの静緒とゲイでセレブな二十代の桝家の格好つけない関係がほのぼのして良い。高級な商品達はよくわからないもののヤクザの妾で逃走を企てる妊婦やお菓子作りに目覚めフランス旅行に行く不登校気味の孫娘等引き込まれた。めげない静緒の逞しさが眩しい。