【感想・ネタバレ】上流階級 富久丸百貨店外商部のレビュー

あらすじ

ドラマ化ヒット小説、文庫2ヶ月連続刊行!

天下の富久丸百貨店芦屋川店で、外商員として働く鮫島静緒(37)。日本一の高級住宅街・芦屋に住む本物のセレブたちに、ロレックスの時計やダイヤの指輪を持参してお買い物をしていただくのが仕事だ。新人外商員の静緒に課されたノルマはなんと、月1500万円! 職場の正社員としては珍しく高卒からのたたきあげで働く静緒は、顧客の要望に応えるため、そしてマンネリ感満載の百貨店業界を立て直すため、前のバイト先・パティスリー「ローベルジュ」での人脈をフル活用して全力で奔走する。
静緒をパティスリーから引き抜いたカリスマ外商員・葉鳥士朗の勧めで、静緒は実家から芦屋の高級マンションに引っ越した。ところがそこには思わぬ同居人が。大嫌いな同僚の桝家修平(29)も、葉鳥の勧めでその部屋に住んでいたのだ。バツイチ独身の静緒だが、桝家は実は、セクシャリティの問題を抱えていて……。

竹内結子、斎藤工、草刈正雄ら豪華キャストでドラマ化もされた話題作。神戸在住、『トッカン―特別国税徴収官』『政略結婚』などヒット作を次々生み出す著者による究極のハイクラス・エンタメが待望の文庫化!

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Posted by ブクログ

お金持ちの世界が見れて、楽しかった。お金持ちを相手に働く主人公と、上司、同居人との関係性も、とても良かった。読んでる時、禁酒してたから、お酒のシーンが多くて、飲みたくなった。

1から3まで、オーディブルで一気に耳読書した。4は出るのをずっと待って、待って、すぐ読んだ。

今、禁酒はしなくなったから、飲みながら、再読してみたいな。

ドラマ化されてるんだね、知らなかった。見てみたい。

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2025年05月28日

Posted by ブクログ

物語に惹き込まれ2、3日で読み終えてしまいました
関西圏の上流階級を垣間見つつ、静緒のパワフルさや柔軟なところも面白い
重たい小説を読んでる時のウッとくるような苦しさを感じることなく、ずっと面白い!続きが気になる!と思いながら読んでました
普段エンタメを楽しむような人間ではないのですが、この本でエンタメの楽しさにどっぷりはまった読書体験ができました

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2025年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく面白かった!
シンプルにこの言葉に尽きる。
絶対続きも読む。この先静緒が何をやらかしてくれるのかとても楽しみ。

百貨店の外商なんて別世界すぎて、ポンと数百万円の買い物をしてしまう顧客にもなんでも外商さんにとお願いする顧客にもひたすら「ほえー」と口開けて見てるだけになるけれど、「富久丸という保険をかけている」という葉鳥さんの言葉や「百貨店はお金では買えない物を売っている(付加価値サービス的な)」という静緒の意識に触れて、たしかに自分がデパート好きなのも実際に店舗に足運んで受けられる特別な接客ありきだもんなぁと根底に通ずるサービス業の極意のようなものを感じた。

桝屋は最初ちょっといけ好かないと思ったけど、蓋を開けてみればポメラニアンが威嚇してくる感じでかわいいのかもしれない。

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2025年02月19日

Posted by ブクログ

主人公のタフさ加減が読んでいてとても楽しい。バイヤー、ブランディング、PR、営業、販売、何をやってもそのタフさでガンガン攻めていく主人公をずっと見ていたいと思ってしまう。続編が今から楽しみで仕方ない。
全く縁のない上流の方々と外商との付き合いが知れるのも面白さの一つ。

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2025年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

存在は知っていたものの、文字通りゆりかごから墓場まで、お客様に寄り添う究極のサービス業である外商の仕事に驚嘆。シリーズ、読み進めたい。

「教養とは、頭の中に詰め込んだテキストではありません。教養とは、振る舞いです。手間ひまをかけた身なりと、正しい日本語と、落ち着き」

百貨店が最も重要視すべきサービスとして語られているけれど、何も百貨店に限ったことではなく、人と相対するすべての場面で同じことが言える。胸に刻みたい。
ところで、2022年には、伊勢丹新宿本店においては、5%の上顧客が売上高の50%をも占めている、とのこと。衣料品ブランドのデパートからの撤退が相次ぐ中、いまデパートを支えているのは、ほぼ外商と催事と食料品ということか。
もう、これ、立派な店舗の存在価値は…と、思ってしまうけれど、歴史ある実体あってこその上顧客、維持し続けなければならないたいへんさよ。

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2024年09月17日

Posted by ブクログ

想像以上に面白かった

親戚が外商からしょうもない物を買わされた事があったのであんまり好きではなかったが印象が変わった
本当に客に寄り添って何でもやるの面白い
取り扱う額がとんでもないからそれで利益が出てるのはわかるけどもう少し安価で外商さんを使えるサービスがあったら良いなとは思う

超高級品取り扱うのにあんなに薄給とは恐れ入る
自分の年収を軽く超す商品をポンポン買われたら精神的に来そう

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2024年09月14日

Posted by ブクログ

百貨店の外商のお話。自分には一生関わることのないであろうお仕事。まさかそんな事までするの!?といった感じのお仕事内容に驚きです。知らない世界を知れるというのはとても楽しい。
そして何より尊敬します。また、数々の有名ブランドが出てきますが知っているものもあればもちろん関わりがなく知らないものまで。
になってGoogleで調べたりしました
勉強になる本です

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2024年04月17日

Posted by ブクログ

 百貨店の外商さんと、そのお客様である上流階級の方々を描くお仕事小説です。

 主人公は、専門高校卒でパートからバイヤー、外商へと異例の抜擢をされた女性外商。相手にするのはお得意様ばかり、月々の売上ノルマは1,500万。庶民にはなかなか窺い知れない世界で奮闘する主人公と、彼女が関わっていく人間模様が魅力的に描かれています。

 同作家様の本は、『トッカン』を読んだことがあったのですが、そちらはあまり好みに合わなかったので、この本も手に取るのを少し迷いました。けれど、『上流階級』という一言と、本の表紙の装丁。それに、『外商』という普段目にすることのない仕事について書かれていることに心惹かれました。結果的に読んでみて大正解でした。
 インターネットでなんでも安く自分で選んで買うことができるこのご時世に、百貨店の外商として働くということがどういうことなのか。それを使う方々というのはどういう方なのか。興味があったことの片鱗に触れることができて、とても新鮮に楽しく読むことができました。
 こういうお仕事小説では、どちらかというと若い新人社員の奮闘が描かれることが多いように思いますが、このお話は主人公が四十路を目前に控えるアラフォーの女性。既にあちこちで様々な経験をしていて、結婚と離婚も経験して、憧れの人に連れられて外商の世界に飛び込んで新たな一歩を踏み出そうとしているところからのスタートなので、それまでに彼女が積み上げてきた経験や実績がキャラクターに深みを持たせていてとても魅力的に思います。
 お金を出せば買えるレベルの人たちは、お金を出しても買えない一点ものの価値がほしい。
 それは、そもそもお金をふんだんに使うことのできない一般世帯の感覚とは桁が違って、なるほどそうなのか、と読みながら知らない世界を覗いている心地でした。

 究極のサービス業とも言われる外商として奮闘する主人公の、続きの物語を読むのが楽しみです。

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2024年02月16日

Posted by ブクログ

面白かった〜
知られざる(?)外商の世界の話。

とはいえ、外商のことも、少しずつ知られてきたよね。
富裕層向けの仕事。百貨店の一部門ではあるのだけど、店舗にいるのではなく、顧客の自宅へ出向いていく。

ごほうびと言う言葉は知らなかった。
ご褒美ではない。呉服・宝飾・美術品、その頭文字をとってごほうび。
このごほうびをサラッと買ってしまうのが、外商の商売相手。金額のスケールが違う。

百貨店は女の世界。一方で外商は男の世界。(と言われてきた)
そんな外商の世界で奮闘するのは女主人公。
とってもフィクションなんだけど、コミカルすぎずシリアスすぎず。ちょうどいい塩梅。
これ、シリーズものなんだね。とても読みやすく、スッと心に入ってくるから、いくらでも読めてしまいそう。

大変楽しく読めた。
作者の名前に見覚えがあったけど、トッカンの筆者なんだね。税務のことだけではなく、外商の世界まで描いてしまう。
この作者の他の本も、ぜひ読んでみたいと思わされた。

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2024年01月25日

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こういう世界、いいよ!
上流階級のお作法なんて無縁だもの、たまには市民がのぞき見したっていいじゃない、という感じ。おもしろい!

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2023年12月24日

Posted by ブクログ

読み始めは世界観が入ってこなくて、読みずらい感覚でしたが、進むにつれて話のスピード展開が変わり、エンターテイメントとして楽しく完読。

外商社員の「差別はしませんが、区別はします」と言った、顧客に対しての言葉が深い。
商売はお客に作られ、成長していくものなのかも。


過去にドラマ化もされていますね
全4巻なので、次回に再度期待。

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

めちゃ前に読んだ本だけど、面白くて読みやすくて好きだった!
シリーズあるの知らなかったからまた読んでみようかな。
外商というお仕事を知らなかったんだけど、お金持ちってすごいな、、と知らない世界を知れて興味深かった。
葉鳥さん素敵だし、主人公静緒と同僚の桝家との関係性も良くて登場人物に親しみを感じられて読んでいて楽しかった。

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

百貨店の外商のお仕事小説。東野圭吾のマスカレードシリーズを読んだ時も思ったが、外商ってこんなこともするんだなぁと知らない世界を覗いた気分。
とにかく個人対個人のお付き合いという感じで、お客様とお付き合いを重ね、よくよく知ることで客が求めているものを提供する。それが信頼になり、売上につながる。
小さい頃によく遊びに行った百貨店の屋上のミニ遊園地、懐かしいなぁ。その百貨店も数年前に閉店してしまった。ネット販売が伸びている今、個人対個人のこういったサービスは逆に新鮮で求めてる人もいるのではないかと感じた。

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2025年08月19日

Posted by ブクログ

一気に読めた。外商という自分では関わることができない仕事、外商を使う人たちの世界をのぞけてわくわくした。
人間関係の展開がどうなるのか気になったのも
どんどん読み進められたひとつだと思う。

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2025年06月16日

Posted by ブクログ

まったく知らない世界の話だったからすごく面白かった。

わたしの世代にはもう百貨店に憧れる気持ちはないように思う。でもアニメか何かでキラキラした百貨店の屋上の遊園地で遊ぶ子どもみたいな描写は見たことがある。少し上の世代にとってはすごく素敵な思い出のひとつになっているんだろうなー。

あと物語の舞台が地元だったからイメージしやすかった。わたしもケーキ屋さんでバイトしたなーとかいろいろ思い出した。

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2025年01月21日

Posted by ブクログ

働く女性のお仕事小説だと思って読み始めたのですが、意外とさまざまなテーマが散りばめられた作品でした。
仕事の向き合い方、消費者行動と心理、愛とは、地方創生、とか。
一生関わることがないであろう、上流階級の暮らしぶりが垣間見えるのも興味深かったです。

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2024年12月18日

Posted by ブクログ

YouTubeで外商の密着動画を見て読みたくなった。
外商員すらあまり見かけないから全部が新鮮で面白かった!ケーキ売りだった主人公がいきなり外商員に抜擢され、社長賞を取るという設定はすこしありえない気もするがドラマのようでアリだと思った。続きがあるっぽいから読んでみたい。

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2024年08月10日

Posted by ブクログ

お仕事小説に入るのかな?
デパートは母が働いてたし、バイトもしてたしで、親近感はあるけど、外商なんて縁はないなぁ。
知らないブランド名もたくさん出てきて、楽しめました。
シリーズモノなので、次読もうっと。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

外商さんなんて縁もない生活をしているし、存在も知らなかったけどとても読み易かった。男の世界で頑張る主役を応援出来ました。続きも楽しみ。

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

百貨店外商の世界。高い買い物をすれば外商さんがつくかもしれないけど、本当の外商さんとのお付き合いはそんなものではない。本物の「上流階級」を教わった。

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2024年04月17日

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『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の1』―百貨店の裏側で繰り広げられる、一人の女性の挑戦

『上流階級 富久丸百貨店外商部 其の1』は、高殿円氏が描く百貨店外商部を舞台にした独特の世界への誘いです。物語の中心は、洋菓子部門での成功を経て外商部に配属されたバツイチ女性・鮫島静緒。彼女の前に広がるのは、日本一の高級住宅街・芦屋のセレブたちが織りなす、予測不可能なドラマの数々です。

静緒のキャラクターは、読んでいると自然と天海祐希さんを思い浮かべてしまうほどの強さと魅力を持ち合わせています。ただ、このイメージは個人的な感想であり、実際に物語を読むことで、各人が異なるキャラクター像を思い描くことでしょう。驚いたことに、この作品が過去にドラマ化されていたことを後から知りましたが、それも納得の内容です。

物語を通じて、外商という特殊な仕事の世界を垣間見ることができ、知らなかった百貨店の一面を知ることができます。特に、物を売る仕事の真髄に迫る静緒の奮闘は、読む者に多くのことを考えさせてくれます。

販売という仕事の本質を、静緒の活動を通じて見ることができます。彼女が顧客の求める「体験」を提供しようと努める姿は、単に商品を売る以上の意味を持ちます。金額の多寡に関わらず、顧客に喜びや満足をもたらすことが、販売員としての真の成功であるという真理が、読者に強く響きます。

この物語を読むことで、外商という職業が単なる物売りではなく、顧客との深い関係性を築き上げることがいかに重要かが理解できます。静緒が顧客と接する中で見せる、細やかな配慮や深い洞察力は、すべての販売員が目指すべき姿勢を示しています。

大好きなシリーズの一つとなったこの作品は、次巻への期待を大いに膨らませてくれます。『上流階級 富久丸百貨店外商部』シリーズは、これからも読者の心を掴み続けること間違いなしです。顧客と真摯に向き合い、そのニーズを満たそうとする静緒の情熱は、多くの読者にとって大きな魅力となるはずです。仕事に情熱を注ぐすべての人におすすめの一冊です。

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2024年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

百貨店にも行かず高級ブランド?ロレックスしか知らない…な小娘なので、作中で表現される商品描写の2割も理解できないまま読み始めた結果、中盤までは読んでて辛かった。
なにせ駆け出し冒頭は鮫島も上手くいかないことが多い。そのうえ、問題がどんどんと現れていくパートとはいえ、何一つ解決しないまま次に次にいってしまうのでもやもやがすごい。さらにその問題の一部が、加齢とか、結婚とか、恋愛向き不向きとか、子供が妊娠がとか、個人的にうぅ…(呻き)となるようなことばかりだからこと更に辛い。
あ、取り上げられた!解決策につながっていくか?と思いきや、まぁ人間の思考とは往々にしてそういうものなんだろうけど、さら〜っと違う話題に流れて言ってそっちが取り沙汰されて言ってしまう。現実逃避で小説の世界に入る人間からして、現実問題を引っ張ってこられた挙句解決もなくツライツライと言うだけ言って、話を流され勧められていくほどしんどいものはなかった……

ただやっぱり終盤に行くにつれてスカッとする展開が気持ちよかった!桝家との関係性が良くなったのは鮫島にとっても転機だったし、二人の掛け合いは一気に大好きになっちゃった。お酒片手にする軽口の応酬もいいし、かと思えば人生に対して強くて熱い口調でいい言ったりもする。桝家の普段表にはしないけどしっかりと持ってる考え方とか、それを聞いてムキになるんじゃなく「確かにそうかも」って受け入れて口にできる鮫島の強さもいい。
読んでいて、物語展開的に面白いと感じられてきた場面って、やっぱり桝家の協力は大きくそれで上手くいったってとこが多い気がする。でもそれは、鮫島が毎日毎日必死で仮面ライダーのベルトを問い合わせる努力をしていたからだし、殴られに行く覚悟で絶対に島田に頭を下げないと決めていた鮫島の覚悟があったからだし、っていう、本人が故の関係性の構築なのもしっかり分かって良かった。一緒に暮らしてなんか距離近くなって何故か親密になる、みたいなあやふやなものより私は好き。
そして最後になるけど、葉鳥さん……かっこえええ………

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2024年03月08日

Posted by ブクログ

外商の仕事は上流階級の人たちに商品を売る、
だけではない。
彼らは、サービスを売るのだ
商品をただ買うだけなら、今の時代、ネットで事足りる。
それでも今なお外商を通じてものを買うのは、ネット以上の価値と信用がその「サービス」にあるからだ。
いかにして「サービス」に付加価値として特別感を出すのか、主人公の女外商は個性豊かな上流階級の人たちに紛争する

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2024年01月28日

Posted by ブクログ

百貨店の外商が、どういう仕事をする所だか、あまり知らなかったが、お葬式まで、取り扱いがあるのにはビックリしました。
登場人物、一人一人の性格が際立っていて読んでいてとても面白く続きが楽しみです。

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2024年01月24日

Posted by ブクログ

先が気になって、、って言う話でははいけれど
読み始めるとどんどん進む。
タイトルや表紙から伝わる上品さの中に、サバサバした静緒の本音とか、ちょっと笑える言い回しとか、桝家との関係とか。飽きないです。

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2023年12月19日

Posted by ブクログ

おもしろかった!最近読んだ本では一番かも。ひとつひとつのエピソードが丁寧に調べて書いているのがわかるし、ちゃんと上流のひとは上品な感じが伝わってくる。なにより鮫島の仕事への向き合いかたがいい。これは、続きも読もう…。

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2023年09月17日

Posted by ブクログ

個人的にはとても好きだった。
実際外商を使ってるので、裏側というか
こういう感じなんだ〜って思いました。

やっぱ百貨店好きだな〜

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2023年08月28日

ネタバレ 購入済み

富裕層ってすごい

聞いたことはあっても、実際には知らない世界が描かれていて、へぇ~ ほぉ~っと読みました。ただ、一番気になるのは、桝家と静緒の共同生活です。続編でどのような関係になるのか、楽しみです。

#笑える #シュール

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2023年03月20日

Posted by ブクログ

外商という自分には全く縁がない世界の様子は興味深いし、静緒のバイタリティもお仕事小説として面白いけれど、本書に出てくる金持ちと外商部員達のあまりの品のなさになかなか読み終わるのに苦労した。
物そのものへの価値より値段やブランドを重視する客に少しでも高いモノを売り付けようとする営業。。。

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2025年04月23日

Posted by ブクログ

中盤までは言い回しや文章のクセに馴染めず脱落かと思ったけど、同居したあたりから面白さがグッと上がった感じ
時間の関係が把握しづらくてそこが読みにくかった原因かも
どんな仕事も大変だけど、外商さんに求められる知識や振る舞いの広さ深さに驚く
顧客の皆さんの描写が楽しい

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2024年11月16日

Posted by ブクログ

百貨店の外商の話。
バリバリ働く仕事の話。面白かった。
普段知ることのない上流階級。百貨店は夢の世界。そこの最上級のサービスをするために働くのが外商。
こんなことまでお願い出来るのかと同時にこんなこと頼む人がいるのかと思う。尽きることのない仕事、それに思考を巡らせているのが楽しく仕事を頑張っている姿が読んでいて気持ちいい。

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2023年06月15日

購入済み

知らない世界が知れる!

外商の仕事のことをあんまり知らなかったので
興味津々で読み進めることができました。

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2019年11月28日

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