高殿円のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
以前単発ドラマを見て面白かったので連ドラにしてほしいなぁと思っていた作品。
静緒役が竹内結子さん、桝家が斎藤工さんだった。
もう見れないと思うと本当に寂しい。
竹内結子さんの訃報を聞いてドラマを思い出し、続編が書籍になっているのを知って読んでみた。
静緒役の竹内結子さんはイメージぴったり!
女性が好きな、強くて男にこびずに自分で生きていく女性だと思う。
アラフォーバツイチ子なし、バリバリ仕事してるけど時にトラブル(外商さんだけに高額なトラブル!)に巻き込まれ、男の嫉妬にあい、奮闘し、たくましい。そしてものすごく生きる力がある。
だから上流階級のお客さまにも助けられるし、お客さまも静緒の魅 -
Posted by ブクログ
結構、緊張感があって、面白かった。
税務署の特別徴収官カガミの恫喝で、それを苦にして
食堂の主人が首吊り自殺をした。
それで、カガミを訴えると 国家賠償請求となる。
カガミは、出張ばかりして、よくわからない。
カガミの高校の友人 イタリア人のような弁護士。熊のような里見。
カガミをボランティアで助けようとするのだ。
カガミの部下である ぐー子は、なんとかカガミを助けようとするのだが。
自殺した主人は、勤労商工会の顧問弁護士 チワワ。
チワワは、鋭く追及する。勤労商工会は、その問題を追及する。
ぐー子は、少しづつ、自立するのである。
計画倒産の会社の粉飾を暴くのだ。
隙間を見つけることが、必要 -
Posted by ブクログ
外商部で3割を売り上げるというのに興味を持ち、一般庶民には縁遠いお金持ちの人達にため息をつきながら読んだ。
営業を目指す人には参考になる物語です。
後半で明かされる静緒と葉島さんが初めて会ったエピソードには感動した。
⒈ 客を育てろ、というのが外商の鉄則だった。
⒉ 上流の方々がお住みの地域に引っ越してしまうのです。
⒊ 外商の仕事は、「なんとかする」こと。決してできないとは言わないことだ。
⒋ お客さんに育てていただきなさい
⒌ 10(と)/9(く)/1(い)をバラして、お得意様を十の人、大得意様を九一と言ったりする。
⒍ 同じ世代のお客さんを探しなさい