【感想・ネタバレ】トッカン 徴収ロワイヤルのレビュー

あらすじ

鏡とぐー子の京橋中央税務署徴収官コンビが手掛けるのは、生活に直結するお金と人情の謎の数々……長年住んだ家を公売のオークションに出した老婦人の救済や、難問目白押しの税大研修、密売滞納者を追う対馬出張など、短篇6篇を収録したシリーズ初の短篇集。解説/池澤春菜

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Posted by ブクログ

「トッカン」シリーズの4巻目。もう、この巻はぐー子の成長が著しいというか、鏡特官も言葉や態度では表さないけどすっかりぐー子の仕事振りを信頼している様子が感じられました。
トッカンの面白さはキャラクター設定も面白いのですが、舞台となる土地であったり、そこの景色や食べもの、住んでいる人の趣きなどが読み手である私に鮮やかに伝わってくることだと思います。
さらにそこに物語りが加わる訳ですから面白くない訳がありません。
4巻ほぼイッキに読み終えましたが、国税庁やら税金やらの少し距離のある世界の話しをここまで面白く書かれた高殿円先生は凄い人だと思います。
鏡特官と鈴宮深樹の再登場をぜひ期待したいです。
高殿先生の作品をいくつか読んでみようと思います!

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

楽しく読めました!またあの2人に会いたいなぁ。税務署の仕事、大変だな。人間対人間のお仕事は大変だ。
あー楽しかった!

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2023年04月24日

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ネタバレ

トッカン第四巻。
短編集だけど、超短いやつと中編くらいのやつと両方あるかな。
対馬の回、美味しそう。トッカンは食べ物を美味しそうに紹介するなぁ。ゴールデンフィンガーより、のとぐろとイカ刺しが食べたくなる。
5年目の鮭たち、たしかに年次研修って婚活的な?そういう面があったかも。まったく参加しなかったよ。むだにしたなぁ。
しかし、ぐー子がトッカンとした滞納者との攻防の話をしたら、相手が離れてしまったのは、あるあるだよねぇ。でも、そういう人はきっとこの先も仕事のキャリアとか内容とかで比べっこしてはひいていくひとなのかもしれない。むしろ、その人でなかったのがよかったのかもね。

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2023年01月14日

Posted by ブクログ

ついに4作目。あーこれで区切りかと思うと寂しくもある。思いの外トッカンシリーズにはハマってしまった。

金の隠し場所を探り当てるという脳トレは、実は孤独に戦わねばならない無理ゲーだった。金のために死ぬ人間がいるこの世の中で、金をむしり取ることのおぞましさを垣間見る。それも、私たち善良な納税者のために。この倒錯が病みつきになる。

数えきれない修羅場をくぐり抜けてきたであろう鉄面皮上司の鏡(←苗字)にも、思わずおっさんずラブしてしまった。萌えるとかってもう死語?ただの無双への憧れか、と自分の経験値の低さに笑ってしまう所もある。

さて本作は短編仕立てながらゆるくつながっていて、どれも読み応えがあるので楽しい。中でもトッカンの中堅社員教育の世界がまた別次元で、サラリーマン感覚とかけ離れていて刺激的だった。金をむしり取る教育、それも公務員が。この世は知らないことが多すぎる。

Audibleナレーターの方があとがきを寄せているのも楽しく拝聴した。きっと5巻は出る!そう念じて著者の他作品も読んでみよう。

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2023年11月04日

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前作からだいぶ間が空いてから読みましたが、イッキにトッカンの世界観に引き戻されました。主人公の成長が嬉しく感じられるぐらい、このシリーズは親しみを持って読んでます。またドラマやらんかなぁ

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2023年02月05日

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「特別国税徴収官」ってかっこいい!
納税という国民の義務を逃れる悪徳滞納者に対し、国家公務員がそんなやり方してもいいんだ!とびっくりするような突飛な方法で滞納者を追いつめ、きっちり回収する。
まさかの4巻目から読み始めるという失敗をしたにも関わらず、充分内容は理解できたし、面白かったです。
鏡トッカンとぐー子のやり取りが微笑ましい。
仕事ができる鏡トッカンみたいな上司と働いてみたい。

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2021年10月16日

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トッカンシリーズ第4作目で初の短編集。相変わらず鏡とぐー子の相性は最悪?それとも抜群?徴収の話だけでなく、和光での税大研修編もあり面白かった(五年目の鮭)。

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2021年08月15日

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トッカンシリーズの4巻目で短編集。
特官ではなく特官付きで頑張るぐー子さん。
相変わらず鏡特官に振り回されてるものの、徴収官としての経験は摘んでいるね。
中でも、対馬ロワイヤルは最高だった!
光り輝く鏡特官の姿は私も拝みたかったなぁ。
次作も期待!

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2020年12月12日

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税金の取り立て屋こと国税徴収官は必要だが嫌われがちな職業だ。なかでも悪質な案件を扱う特別国税徴収官(略してトッカン)の鏡の下、若手徴収官ぐー子が挑むのは、税金とその奥に潜む人生の難問の数々。相続税が払えない老婦人の救済と公売ハウツー、税大研修での鬼畜ゼミ発表会、ブランド品密売人を追う対馬出張など…

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2020年12月04日

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「幻の国産コーヒー」
「人生オークション」
「五年目の鮭」
「対馬ロワイヤル」
「徴収官のシャランラ」
「招かれざる客と書いて本屋敷真事と読む」

短編集なのでコンパクトにまとまっていていつもより読みやすかった。「五年目の鮭」、「対馬ロワイヤル」ではぐー子の成長も見られてよかった。物語の中である程度の年数が経過したのでそろそろ鏡かぐー子を異動させないといけないだろうが、まだ続くんだろうか?

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2023年12月24日

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シリーズ第四弾にして、初めての短編集。手軽に読めて面白かった。ぐー子さん、気付けば同期よりも仕事ができる徴収官になってる。口では鏡特官にも負けなくなってきてる。

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2023年09月28日

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ネタバレ

特別徴収官シリーズ第四弾。キャラも立っており、これまでのシリーズを読んでいれば安心して読める感じ。中編集になっておりテンポもよい

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2023年05月21日

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トッカンシリーズは正直面白過ぎです。
audibleで聞きましたが、ナレーター上手すぎて拍手を送りたいぐらいでした。

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2022年12月16日

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『トッカン』シリーズ初の短篇集。税金の徴収だけでなく、税大での研修など、これまでと違った切り口からのストーリーもある。これまでシリーズを読んできた読者であれば興味深いのは間違いない。

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2022年02月06日

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