あらすじ
鏡とぐー子の京橋中央税務署徴収官コンビが手掛けるのは、生活に直結するお金と人情の謎の数々……長年住んだ家を公売のオークションに出した老婦人の救済や、難問目白押しの税大研修、密売滞納者を追う対馬出張など、短篇6篇を収録したシリーズ初の短篇集。解説/池澤春菜
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Posted by ブクログ
トッカン第四巻。
短編集だけど、超短いやつと中編くらいのやつと両方あるかな。
対馬の回、美味しそう。トッカンは食べ物を美味しそうに紹介するなぁ。ゴールデンフィンガーより、のとぐろとイカ刺しが食べたくなる。
5年目の鮭たち、たしかに年次研修って婚活的な?そういう面があったかも。まったく参加しなかったよ。むだにしたなぁ。
しかし、ぐー子がトッカンとした滞納者との攻防の話をしたら、相手が離れてしまったのは、あるあるだよねぇ。でも、そういう人はきっとこの先も仕事のキャリアとか内容とかで比べっこしてはひいていくひとなのかもしれない。むしろ、その人でなかったのがよかったのかもね。
Posted by ブクログ
特別国税徴収官・鏡と若手徴収官・鈴宮が、税金の滞納を通して人々の人生に向き合う短編集。
①「人生オークション」は、相続税を納められず、長年暮らしてきた自宅を公売にかけられる老婦人の物語。
鈴宮は、法律に従って単純に家を取り上げるのではなく、公売の仕組みを利用しながら彼女の生活と財産を守る方法を探る。
しかし、実は老婦人の計画に踊らされて(縁を切りたい人間を陥れつつ、自宅を公売ではなく高額で売却)しまうという結末。
②「税大研修」では、法律の解釈や現場での判断・対応について討議が行われる。
鈴宮は百戦錬磨の鏡との経験を語り、他の徴収官を圧倒してしまう。
③「対馬ロワイヤル」は、脱税を取り締まる話。
鍛えられた判断力と粘り強い情報収集が功を奏し、ブランド品の密売による脱税を暴く。
ピンチに陥った鈴宮を鏡は、鏡らしくない行動で助けるが、目立ち過ぎて有名となり、自宅謹慎を言い渡されるハメに。