グランドシャトー

グランドシャトー

880円 (税込)

4pt

不動のNo.1ホステスには秘密があった
高度経済成長期、名門キャバレーのトップを張る二人のホステスは、勤め人の10倍以上を稼ぎながらなぜ下町の長屋で共に暮したのか。

※この電子書籍は2019年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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グランドシャトー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    BK制作の朝ドラと同じ匂いがした。本作で語られる時代の文脈や人々の息遣い、光の濃淡が朝ドラのそれとほとんど同じ。ただ一つ違うのは、主人公がキャバレーのホステスで、絶対に朝ドラでは取り上げられないだろう題材だということだ。
    朝ドラは、本物の光の側を生きる人々しか主人公になり得ないが、本作はにせものの光

    0
    2025年07月27日

    Posted by ブクログ

    京橋を舞台にした物語。天満など馴染みのある町がでていて、身近に感じる話でした。人情を感じる、温かみのある本です

    0
    2024年08月15日

    Posted by ブクログ

    クリームソーダ。嘘っぽい鮮やかな色彩としゅわしゅわとした炭酸に酔いそうで、クリームの甘さに笑顔になるような。
    ルーの潔さとテンポの良さがキレッキレで、彼女の渇望するものがよくわかる。美しい竜宮城の物語だなーって思うけれどクリームソーダのような甘ったるさが優しくて救われる。
    ご馳走様でした。

    0
    2024年06月22日

    Posted by ブクログ

    矢継ぎ早に繰り出される大阪弁が、耳元でずっと聞こえている。
    京橋という街で存在感を放つキャバレーの、きらめきと喧騒が目に浮かぶ。

    ルーのたくさんの言葉や、行間からさえあふれ出てくるような強い気持ちが熱くて、応援したい気分になりながらぐいぐい読んだ。
    仕事に誇りを持ち、性別による差が社会の中にあると

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

     作品の主役はエミコさん!だと思って読むととても身近に感じられてスッとこころに入ってきました。出てくる人やもの、建物が実際にあるものが多くて主人公は誰なんやろ〜?なんて思いながら読んだからかもしれません。
     じゃあ真珠はだれ?なんて考えてしまいますね。

    0
    2024年02月29日

    Posted by ブクログ

    大阪人なら、行ったことはなくとも名前は知っている京橋グランシャトー。ずっと「グランシャトー」やと思っていたのに、えっ、「グランドシャトー」やったん!?と驚きながら読みはじめましたが、実存するのは「グランシャトー」ですよね。

    どこまでがホンマなんですか。史実に基づいた小説を書くのがお得意な著者のこと

    0
    2024年01月14日

    Posted by ブクログ

    よく知ってる京橋や中崎町が出てきて嬉しかった。
    古地図が好きな私は、昔はこんなんやったんやなぁと想像しながら読むのも楽しかった。
    ルーのどぎつい大阪弁も軽快でスカッとするし、なんせ大阪大好きな私には大阪ほんま本大賞バンザイやった!
    大阪人の人情や深さは今も失われずにあると信じたい。
    家族に恵まれなか

    0
    2023年11月04日

    Posted by ブクログ

    大阪京橋のグランシャトーにまつわる物語であること、私自身長年大阪に住んでいること、京橋近辺の街並に多少思い入れがあったこともあり、思わず購入。

    昭和も終わりに差しかかっていた子供の時分、大阪環状線の京橋駅を降りたときに感じた強烈なドブの臭い、地面にびっしりへばり付いているガムの吐き捨て跡と、あたり

    0
    2023年10月27日

    Posted by ブクログ

    この本は書店でタイトルを見た瞬間、大阪人なら買わねば。と作家名も何も確認せずに購入。ある一定年齢以上の関西人なら必ず知っているCM。京橋のレジャービル「グランシャトー」がモデルだとすぐにわかったからだ。
    プロローグを読み始めてすぐに作品世界に吸い込まれ、最後まで読んで、再びプロローグに戻って読み、そ

    0
    2023年10月23日

    Posted by ブクログ

    小説の舞台である京橋や梅田、中崎町のあたりを知っている人は(昔の姿を知らなくても)、是非読んで欲しい。知らない人も、読んでから、大阪に来て欲しい。
    大阪はどんどん発展してるけど、これまでの歴史に上書きしてる訳じゃなく、重ね塗りされて、昔の姿がうっすら透けて見える場所だと思う。だから、昔の描写でも、不

    0
    2023年09月28日

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