高殿円のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
面白い!
キャラクターの設定も面白かったですし、女性が男性社会で生きるのに対して奮闘していくのも共感できるところが沢山ありました。
お客様にサービスをお届けするのは、お客様の人生に関わる事でもある。深かったです。 -
Posted by ブクログ
宣伝によると、「女性化現代版ホームズ・パスティーシュ」とのことで、ホームズはもちろん、ワトソンもレストレード刑事もみんな女性。しかもホームズが乗馬のオリンピックメダリストだったり、ワトソンがティーン小説を書いていたり、家政婦さんがAIだったりする。原典を重んじるシャーロキアンの方にはオススメできない大胆なアレンジ。
世界観に慣れるまでは正直違和感ありまくりで、これだったらあえてホームズの名を冠することなく、オリジナルにすればいいのにと思って読んでいた。あと、そんなに女性ばっかりにしなくてもいいじゃんとも。でも、別物と割り切ってからは結構受け入れられた。
元の「緋色の研究」はだ -
Posted by ブクログ
面白かった。
体裁の恐ろしさ、なんか結構わかるな。取り繕いがいつかとれなくなって自分もそれを信じてだんだん方向間違えるのって。
錨さんのは、なんだか考えさせられるエピソードだった。私は女でバリバリ働きたいけど、やっぱ子供を産むとなったときにどうしても働けなくて、その後もいろいろ制限があるのってなんだかなぁ、って思うけど、働けなくなった奥さんをささえるダンナさんもいろいろ逃げ場がなくてなんだかなぁ、なんだろうなぁ、と。
彼女のダンナはまじクズだなぁ、と思うけど、逆の女性も世の中にはいるはずで、その人たちは何も言われないんだろうな、と思って少し考えさせられた。
続きもよまなきゃ! -
Posted by ブクログ
第二次世界大戦によりオルガ女学院が閉鎖されてから4年。大学進学したシャーロットは英国からインドへ想いを募らせていた。行方不明のカーリーとの再会を求める彼女に、美しい王子ル・パオンは驚くべき提案をする。「インドに行きたいなら僕と婚約すればいい」お互いの目的のため偽装婚約をすることになったシャーロットだったが、インドのめまぐるしい情勢に巻き込まれていくことになる。
いったいどうなるんだ!カーリーとはいつ会えるの!?と気になって気になってあっという間に読破。おお、最後の最後に全て持っていかれました。ある人の正体に全く気付かなかった私はシャーリー並みに鈍いようです(笑)1、2巻の女学院時代とは打って