高殿円のレビュー一覧

  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 II

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    前作に登場していた上流階級の人たちの要望に応えるため奮闘する。ルームシェアする桝屋をめぐる話もあったが、まだまだ知らない世界があるなと思う。

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    2024年04月20日
  • コスメの王様

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    流し読みで1.5時間くらいで読んでしまったが、結構話が読めた。
    似た顔の2人の全く別の人生の話。表紙にいくつか伏線があって楽しめた。
    化粧品を愛する人にはぜひ読んで欲しい作品。

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    2024年04月14日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部~

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    百貨店の女性外商員鮫島のアグレッシブな行動が印象的なお話。百貨店の売上を支えているのは外商員と上流階級の人たちなのだなと初めて知った。

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    2024年04月03日
  • コスメの王様

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    時代物はちょっと苦手で、なかなか読み進まなかった(汗)

    子どもが売られる、にわかに信じがたいが、ほんの100年ほど前にあったこと。その事実を私たちはどう受け止めるのか。そこから始まっているように思えた。

    お互いに売られて神戸の街で出会ったハナと利一。家族がどうしようもない人だということはこんなにも残酷なことなのか。二人の生き方は努力そのもの。

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    2024年03月26日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部II~

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    ネタバレ

    前回の続きだった。
    外商員は訪問販売だけでなく、少しでも多くの商品を買ってもらうよう、招待制イベントを企画&開催する。
    その際の苦悩などが具体的に書いてあって、とても勉強になった。

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    2024年03月23日
  • 上流階級~富久丸(ふくまる)百貨店外商部~

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    ネタバレ

    製菓学校を卒業してケーキ屋でアルバイトをしていた主人公が、百貨店からスカウトされて百貨店の外商員(百貨店の年間売上の3〜4割を占め、お得意様カードを持っていて年間70万円以上の買い物をしてくれる上流階級の人に訪問販売などをする職業)になって奮闘する物語だった。

    外商員という職業自体、はじめて聞いた。
    上流階級の人に少しでも買ってもらうよう、家庭の事情を考慮し、作戦をたてながら営業すると知り、大変な職業だなと思った。

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    2024年03月23日
  • シャーリー・ホームズとバスカヴィル家の狗

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    女性版シャーロック・ホームズ待望の2冊目。
    半電脳の顧問探偵シャーリーと元軍医のジョーの二人が主人公。今作はジョーの叔母の結婚とその夫であるバスカヴィル氏の一族にまつわる魔犬伝説に隠された秘密と連続殺人との意外なつながりを二人が追っていくというもの。
    現代物の読みやすいミステリで、作中にはiPhoneもドローンも出てくる。シャーロック・ホームズが現代にいたら…と想像するだけでも興味深く、男女が逆転している点で独特の面白さもある。

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    2024年03月09日
  • コスメの王様

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    高殿円さんの作品はたまに面白くないなと思ってしまうものもあるけれど、こちらの作品は面白かった。
    子どもの頃に出会ったふたりの大恋愛?物語。
    プロポーズ的な雰囲気のシーンはちょっと泣けた。
    一時は上手くいくように見えたけれど、様々な事情や時代の流れのために離れ離れになりそれぞれの人生を歩んでいく2人。
    最後はハッピーエンドでよかった。

    残念な点は、出来事が淡々と語られてる印象が強くてなかなか感情移入しづらい。
    三人称視点だからかもしれないけど、もっとふたりの感情や葛藤とか考えていることがより詳しく描写されていて、人間味がもっと読み手が感じることができればよかったかもしれない。
    ドラマティックな

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    2024年01月30日
  • 【電子特典付き】戒名探偵 卒塔婆くん

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    戒名探偵、なんとも突飛な設定だが、お話そのものは「いまだ冬を見ず」を除くとわりと軽いお話。
    タッチが軽いので、湿っぽくならずに軽いノリで楽しめます。
    「いまだ冬を見ず」は、世界で紛争が多発している現在色々考えさせられます。戦争は終結すれば、それでハイ解決と言うわけには行かないんですよね。

    ワトソン役が麻布の寺の次男坊で、生活には不自由ないのが少し妬ましい笑

    それにしても、探偵役の外場君があまりに謎すぎる。続編ができるのだろうか。だとしたら、ワトソン役の幼馴染の女の子にも、もっと活躍の場を与えてほしい。

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    2024年01月12日
  • トッカン 徴収ロワイヤル

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    「幻の国産コーヒー」
    「人生オークション」
    「五年目の鮭」
    「対馬ロワイヤル」
    「徴収官のシャランラ」
    「招かれざる客と書いて本屋敷真事と読む」

    短編集なのでコンパクトにまとまっていていつもより読みやすかった。「五年目の鮭」、「対馬ロワイヤル」ではぐー子の成長も見られてよかった。物語の中である程度の年数が経過したのでそろそろ鏡かぐー子を異動させないといけないだろうが、まだ続くんだろうか?

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    2023年12月24日
  • トッカン the3rd おばけなんてないさ

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    いくつかの事件が同時並行で起こるが、それぞれほぼ無関係なので期待外れ。複雑に絡み合っていて、紐解いていくと壮大な全貌が…!みたいなのを期待していた。個別の事件なので短編集でもよかったのでは。

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    2023年12月24日
  • トッカン 特別国税徴収官

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    国税徴収官という仕事は知らなかったので、仕事内容や、業界用語?の部分など、楽しく読んだ。ただ、主人公の性格がちょっと… 今後の2人の関係がどうなるのかは気になるところ。

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    2023年12月21日
  • トッカンvs勤労商工会

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    現実世界では物語のように一つずつ事件が起きるなんてことはありえない。同じ組織の中でも全員がまったく同じ方向を向いていることもない。ただ、物語の中でそれをきちんと描こうとするのは難しい。
    しかし本作では複数の案件が同時進行で描かれているし、同じ陣営でもそれぞれの思惑があるのがリアルでいい。

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    2023年12月04日
  • トッカン 特別国税徴収官

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    税務署を舞台にした小説ではあるが、良くも悪くも細かい仕事内容にはあまりフォーカスしておらず、割と想像の範疇にある。だから、税務署の仕事の世界を知りたいという欲求はあまり満たせないかもしれない。

    しかし、滞納者には滞納者の人生があるというところを重視しているようで、それが物語に奥行きを持たせている。ただの勧善懲悪ではなくて、滞納者にはこんな悲劇が…みたいな単純なお涙頂戴でもない。

    滞納者にもこれまで生きてきた人生の厚みがあるし、一方で人間なのだから衝動的に変化が起こることもある。
    深樹が滞納者を前にお役所対応をしたことを恥じたのと同じようにハッとさせられた。

    どんな仕事でもそうなんだよな。

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    2023年12月04日
  • 忘らるる物語

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    女性として生まれたことの苦しみと力を手にしたときの葛藤、全てを変えようなんて思っていない、ただ誰にも侵されず自分が自分として生きていきたい、誰にも搾取されたくない、支配されたくない、それだけがなんと難しいことか。
    世界に翻弄されながらも、力強く生きようとしている彼女に心を揺さぶられる。
    どんな形の世界、社会が平和と呼ぶのか、男にとって都合のいい世界、女にとって都合のいい世界、どちらでもないそんな世界はあるのかな。

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    2023年12月03日
  • 忘らるる物語

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    面白いけど「女は奪われ虐げられる性」を強調しすぎててなんだかなー。
    でも百合ですよね。
    主人公と息子が結局再会せずに遠くから見守るのが良かった。

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    2023年11月29日
  • 忘らるる物語

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    ファンタジーに苦手意思があるが、この世界の雰囲気は好みですっと入り込むことができた。面白い部分(果てや各藩の描写)も多かったけど、冗長。説明的な台詞が多くまどろっこしく感じた。

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    2023年11月24日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    謎多き直虎の史実を元につくられている作品。
    もちろん『つくられている』ので実際の話では無いが、フィクションと言いきれないのが歴史の面白さ。
    そしてその史実でさえ事実かは分からないが、こんな当主がいたかもしれないと思うとロマンがあるなと思った。

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    2023年11月17日
  • トッカンvs勤労商工会

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    シリーズ2作目はライバル登場。主人公チームにも助っ人が参戦で場外乱闘の盛り上がりを見せる。ややエンタメ盛りすぎでないかと距離をおいて読んだ。

    ニュースで増税メガネとか揶揄されてるけど、税金といえばみんなの敵!みたいな論調にはふと頷きたい時もある。センセたちが正しく再分配できていないことの裏返しだ。ただ標的となってしまうのがドサ回りの役人なのは、NHK集金と同じで非生産的だよな、と金集めの仕事の大変さを思い知った。

    そんな中、1作目でも感じたオトナの女子力、いや社会人女性そのものへのこだわりに自然と目がいく。

    ── 女子ならば誰もが意識しているスキマ産業。私たちがスキマ探しに奔走するのは仕

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    2023年11月01日
  • コスメの王様

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    ネタバレ

    出てくる女性陣は、かっこいいなあと。
    それに引き換え、男性陣の凄さというか魅力がよくわからない気がする

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    2023年10月27日