高殿円のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第二次世界大戦前夜 英国《ホーム》統治下のインド その中にある小イギリス《ステーション》 駐在英国人の子女が通うオルガ女学院 寄宿舎に住まう事になった主人公の少女:シャーロット そのルームメイトである神秘的な少女:カーリーガード 友達のミチルとヘンリエッタ 威張り屋のお嬢様:ヴェロニカ 口喧しい院長先生:ミス・ウィッチ スパイのメイド いざという時頼りになるアヒルのナッピー 夜中のお茶会 紅茶夫人の晩餐会 怪盗リリパット 英国の陰謀 独立運動のインド ソ連とドイツの協定 開戦が迫る カーリーの正体とは? シャーロットのママは生きているのか
設定やキャラクターは楽しげ 女の子全開のノリも良さげ -
Posted by ブクログ
ネタバレ読んでて野村あきこの『プライベート・アイズ』を思い出した。あれ、もう一回読みたいなあ。
うーん、この作品も面白かったんだけどなあ……いかんせん、「漫画を描けないので仕方なく小説」って感じだったかなあ。元がラノベレーベルの話とはつゆ知らず、骨太な児童文学を想像して読んでしまったのもいけなかったかもしれない。
説明ゼリフの多さとか、一人称が三人称に切り替わるのとか、全部作者の都合が透けて見えるようで苦手だ。カーリーはじめ、個性豊かなキャラクターはよかったんだけど、小説ならではの面白さがもう少しほしかった。ただ、第二次世界大戦前夜のインドの様子などは興味深く、ためになった。子どもの頃に読ん -