高殿円のレビュー一覧

  • トッカン the3rd おばけなんてないさ

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    特別国税徴収官の鏡とぐー子のコンビの第3弾!
    今回も経営不振の酒店や運送会社、霊感商法を相手に滞納金を徴収しようと動く。
    が、そんな中で事件に巻き込まれたり…
    タイトルの『おばけ』もいろんな意味を持っている。

    2016.11.13

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    2016年11月13日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    来年の大河ドラマの主人公がこの作品で描かれている「井伊次郎法師直虎」ということで読んでみました。作者は大胆なフィクションを織り込んで作り上げ、井伊家を乗っとてしまおうとする今川、小野との謀略戦は騙し合いのミステリとしても面白い。

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    2016年11月02日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    ネタバレ

    「トッカン!」シリーズの高殿円さんの歴史小説。戦国時代に女領主として活躍した井伊直虎の一生を描いた作品。普段あまり読まないジャンルの小説なので読み進めるのに苦労したが、面白さは十分感じられた。先を見通す力を持つ主人公でも、悲劇は避けることはできない。後半、香がその力を認め領主としてどう家を守っていくか知恵を絞りつくして策を実行していく点がよかった。また、こういう小説を理解するためには、ある程度の歴史の知識も必要かなと自分の知識不足を痛感させられる。感想が上手くまとまりませんがこんなところです。

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    2016年10月30日
  • シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

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    「緋色の二酸化炭素を多く含んだ血が赤みを取り戻して再び僕の体を巡るたび僕は考える。本来なら僕はとっくに死んでいたはずなのにと。あの蜘蛛の女王が正しく司法の裁きを受けていれば僕はこの世に存在することはなかった」
    (P.179)

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    2016年10月05日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    来年の大河ドラマの主人公について、知りたかったので読みました。登場人物があまり有名ではないため、なかなか把握できず…井伊家の家系図は載せてありましたが、井伊家以外の人達の説明も参照できると良かったです。話はドラマチックに仕上げてあり、主な人物に対してイメージを持つことができたので、ドラマではどんなアレンジになるのか、楽しみになりました。

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    2016年09月20日
  • カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女>

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    これは少女時代に読んだら、さぞかし夢中になっていたでしょうね。英国、寄宿学校、友達、美少女、スパイ等々気になる要素がいっぱい。寄宿学校の中の物語かと思っていたら、国家や身分制度等、大きな話になっていって、これからどうなっていくのかドキドキします。そしてシャーロットとカーリーの関係は変わっていくのかしら。

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    2016年09月20日
  • カミングアウト

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    秘密ができるということは、生きることだ。だれだって腹の底に、だれにも言えない秘密を抱えている。
     でも秘密を抱えることは悪いことじゃない。秘密をカミングアウトすることがいいことじゃない。
     秘密をカミングアウトできる相手がいることが、重要なのだ。
    (P.371)

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    2016年08月27日
  • カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女>

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     美しいオニキスの瞳をもつ、わたしのともだち、カーリーガード=アリソン。
     彼女は、わたしが遠い異国の地で出会った、
     わたしの運命そのものだった――
    (P.11)

     これからどんなに辛いことが起こっても、たとえ人が戦争をおこして、その土地から人を追い出しても、人間の居場所はなくなったりしない。
     なぜなら、人は最後まで人の心の中に住んでいられる。

     心とは、人が血を流さずに手に入れられる、たったひとつの領土なのだから。
    (P.321)

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    2016年08月12日
  • トッカンvs勤労商工会

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    上司の鏡の担当していた滞納者が自殺した。その妻は鏡に脅されて夫が自殺したとが訴訟を起こすと言い、税務署は大騒ぎになる。
    上司のために鏡の友人たちと真実を追うぐー子。
    そして、職場の同僚の中でも事件が…

    2016.7.24

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    2016年07月24日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    戦国の世に生きた井伊直虎(香)の生涯を、息子直政が徳川家康に語る形で構成されている。
    背景は戦国時代だが、戦いの場面の描写はほとんどなくて物足りなさも感じるが、登場人物たちが魅力的な人ばかりなので飽きずにすがすがしく読めた。

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    2016年06月20日
  • メサイア 警備局特別公安五係

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    ネタバレ

    軍縮政策の世界で、戸籍を捨て暗躍するスパイ達の話。
    鋭利と珀の関係があっさりしたようで深いところがいい。
    それぞれ絶望を抱え、死に近い所で彼らは感情を桜に預けて必死で生きている。

    無関心で流されて生きることは簡単だけど、それによって不幸になる人がいたり、取り返しがつかないことになると考えると怖い。何が最善か答えを出すこと難しい。色々と考えさせられる作品だった。

    映画も舞台も観てない人間でも充分楽しめたので続編が出るなら読んでみたい。

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    2016年06月14日
  • メサイア 警備局特別公安五係

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    スパイものの作品でそのストーリー展開もそうですが、主人公二人の関係性にも惹かれます。
    新装版が出版されたとのことで改めて読みましたが、二回目でもなおその面白さは健在でした。

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    2016年06月02日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    読み易くて良かった。2017年の大河ドラマになるそうですね。楽しみです。
    あらすじ(背表紙より)
    「紅はいらぬ、剣を持て」井伊家二十二代目当主直盛の娘・直虎は、言うが早いか、強引に結婚を迫る相手の腰から刀を抜き取り己の髪を切り落とした―。のちの徳川四天王、「井伊の赤備え」で武勲を誇った井伊直政の養母にして、遠州錯乱の時代に一命を賭して井伊家を守り抜いた傑女の、比類なき激動の人生。

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    2016年05月15日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    来年2017年の大河ドラマということで読んでみて、そこそこ量もあり(?)読みごたえがあった。話自体は色々あったけど、期待していた、剣をとって戦うみたいなシーンがなかったから、どのようにしてドラマ化されるのかがあんまり想像つかなかった。政次を誰が演じるかで全然かわってくるけど、これよく考えたらドラマの原作って訳ではないから、本当どうなるんだろ。

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    2016年05月09日
  • シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

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    現代版女性版ホームズ。ホームズ以外も主要キャラは女性。ハドソンさんにいたっては驚きの設定。緋色の研究を元にした本作は内容も女性キャラならではに変わっている。緋色のパンケーキは悪趣味かな。

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    2016年03月31日
  • シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

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    シャーロック・ホームズのパスティーシュ、登場人物全員女性、というか性別逆転?SHERLOCKより現代ロンドンだったり、原作に沿いながら色々設定を変えてきたりしてなかなか楽しかったが、メイントリックにもあるような女性独特の苦手な部分が…;でも解説にあるように百合でなくてよかった。続編出たら気になります。装丁かわいかった。

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    2016年02月11日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    時代小説としてはあまり面白くなかったが、井伊直政以降しか知らなかった私にとっては地元遠州の井伊家の大まかな歴史を知るには興味深かった。

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    2016年02月03日
  • 神曲奏界ポリフォニカ スパイラル・ホワイト

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    過去に飛ばされ、どうしたらいいのか
    どうすればいいのか。

    戦争と言えば兵隊。
    兵隊といえば、丁度いい具合に兵器が。
    とはいえ、友人と戦ってください、と言われても
    戸惑う物があります。
    かといって、知らずに別の場所にいるのも…。

    という現実が地味に染みて、染め上げてくれます。
    それまでは当然のことながら、この時期にいる
    見知らぬ『彼ら』を見る事に。
    今彼、彼女が、前の恋人といちゃついてるぐらい
    いたたまれないというか、腹立たしいと言うか…。
    この葛藤にも蹴りをつけねばならないわ
    戻れるかと言うのにも葛藤せねばならないわ。

    一応、短編(?)の方で、戻ってこられる保証は
    得られる事ができました

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    2016年01月19日
  • 神曲奏界ポリフォニカ エンシェント・ホワイト

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    2年生になって、初めての筆記試験
    初めての文化祭準備、初めての後輩。

    新キャラ登場ですが、彼女には皆様何だか
    心当たりがありそうな台詞をはいてます。
    これはまた、何かの伏線になるのでしょうか?
    そして従姉妹はさらにツンデレ具合が進んでます。

    彼らが一塊だったから、の現象なのか
    場所の現象なのか。
    相棒が飛ばされる前の言葉が、さらなる伏線なのか。
    新章、らしいですから、分かるにはまだまだ、です。

    おまけ、にお嬢様の心の内部が。
    黒いだけではなかったのに、ちょっとほっ?w

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    2016年01月18日
  • 神曲奏界ポリフォニカ アニバーサリー・ホワイト

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    帰省した生徒の日常短編?

    当然主人公の日常も入りますが、同僚の驚くべき真実。
    いやでも冷静になって考えれば、変わらない姿に
    ちょっと不思議に思わないのか、とも。
    別の婚約者、という驚きも登場。
    ついでに主人公と相棒の認識のすれ違いが…w

    そして最初に出てきた、現在留守の人。
    もしかしなくても、次の短編のよい所を
    かっさらっていったのは、その人??
    最初に主人公が疑問に思っていた事も
    この話がうっすら解決してくれている感じです。

    そして最後には、まったく関係ない…ほのぼの?
    しいて言えば、すべての短編に関連するのは
    恋愛感情、でしょうか?

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    2016年01月17日