高殿円のレビュー一覧

  • シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

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    ネタバレ

    ホームズやワトソンのみならず、主要登場人物が女性。
    シャーリーの心臓の設定は、後でモリアーティーでなるほどと納得。
    ジョーの仄めかしも気になるので、続編があるなら読みたい。

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    2017年04月09日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    上からも下からも板挟みの苦難を乗り越えていく生涯は波瀾万丈で引き込まれたけれど、先を視る不思議な力を持つという設定は作り込み過ぎかな。皆をあっと言わせる痛快な剃髪の場面だけでも男を凌ぐ器量が伝わるのに。
    直親や政次との描かれ方は、恋愛感情というより“同郷同士の友情”の方に近くて本書の直虎像に合っていた。女でありながら、家とその命を守るという己の役割を軸とし貫いた生き方は天晴れ。
    記録から自分の名前を削らせたという件に込められた彼女の切なる願いが印象深い。
    女領主としての直虎の戦の陰に、名もなき多くの紅の戦があったことも深く心に刻まれた。

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    2017年01月13日
  • シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

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    ネタバレ

    白雪姫のような美貌のシャーリー・ホームズ。
    人生の岐路に男がいる、ハーレクイン作家のジョー・ワトソン。
    子持ちバツイチの女刑事、グロリア・レストレード。
    現代を舞台に女性となったホームズたちが、連続殺人に挑む。

    いきなり漫画が出てきてびっくり。
    でも、内容もまんま漫画。
    ホームズのパスティーシュは読んでみないと気が済まないけど。
    彼方此方に散りばめられた原作の欠片は楽しい。
    ただ、殺人方法がグロテスク、動機も犯人もエゲツないし、暗澹たる気持ちになる。
    ワトソンの過去、ホームズと宿敵、チラチラと思わせぶりに出てくるところがもどかしい。
    きっと続編が出るんだろうな。
    表紙は素敵なのになあ。

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    2017年01月12日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    こんなに面白い人が、何故今までクローズアップされなかったのだろう。
    死の影を予知する直虎の神通力などは何処まで本当かわからないが、あくまで公正で誰に対しても心を配る直虎の姿勢は凛としていて清々しい。

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    2017年01月06日
  • 神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる2

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    温泉、がテーマの短編集。

    今回青は4コマ漫画で終了?
    赤の回に、すてきな駄目大人として登場はしてますがw

    白は、毎度おなじみ、どたばた物壊し。
    ある意味赤のパートナーと変わらない嫉妬深さ。
    いや、こちらの方が物を壊すのがすごいので
    こちらが勝っている??

    黒は、いつものように、結局お仕事。
    しかも酔ってうっかり勘違い、という始まり。
    酔ってしまったら、こんなものです。
    で、2本立ての片方は、彼。
    本編を読んでいたら、もうちょっと台詞の内容が
    理解できたやもしれません。
    調律師、お知り合いですか。

    そして赤…は、立派な酔っ払い。
    主人公だけがあたふたしています。
    白に青と、かなりゲストが

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    2016年12月22日
  • 神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる

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    白、黒、赤、青の短編集。

    恐ろしくも自分勝手な…というか、手本にすべきニート?
    青の話はすごかった…。
    ある意味楽しい生活ではありますが
    人としていいのか!?w

    黒は安定ある普通(?)な話。
    酔っ払い妖精の泣ける(?)言い分には
    どうすべきか、と考えさせられるものが。

    白は…うんもう策を弄せず、プライドを捨てて
    素直に生きていく方がいいと思われます。
    まぁそうなったら、キャラの魅力大幅カット。

    そして最後の赤は、ここからあの話か、と。
    ここでも社交ダンスを習う牛。
    彼の野望はどうなるのか。
    そして神曲を合わせてもらっているとは…。
    恐ろしいノロケが響いているわけですね?w

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    2016年12月21日
  • メサイア 警備局特別公安五係

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    まあまあかな。
    設定はBL風なのに全然そんなことなかったです。ストーリ展開は少年漫画。
    この作家の作品は結構よんでますが、その中ではあまり印象に残らない感じ。

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    2016年11月18日
  • トッカン the3rd おばけなんてないさ

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    特別国税徴収官の鏡とぐー子のコンビの第3弾!
    今回も経営不振の酒店や運送会社、霊感商法を相手に滞納金を徴収しようと動く。
    が、そんな中で事件に巻き込まれたり…
    タイトルの『おばけ』もいろんな意味を持っている。

    2016.11.13

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    2016年11月13日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    来年の大河ドラマの主人公がこの作品で描かれている「井伊次郎法師直虎」ということで読んでみました。作者は大胆なフィクションを織り込んで作り上げ、井伊家を乗っとてしまおうとする今川、小野との謀略戦は騙し合いのミステリとしても面白い。

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    2016年11月02日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    ネタバレ

    「トッカン!」シリーズの高殿円さんの歴史小説。戦国時代に女領主として活躍した井伊直虎の一生を描いた作品。普段あまり読まないジャンルの小説なので読み進めるのに苦労したが、面白さは十分感じられた。先を見通す力を持つ主人公でも、悲劇は避けることはできない。後半、香がその力を認め領主としてどう家を守っていくか知恵を絞りつくして策を実行していく点がよかった。また、こういう小説を理解するためには、ある程度の歴史の知識も必要かなと自分の知識不足を痛感させられる。感想が上手くまとまりませんがこんなところです。

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    2016年10月30日
  • シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

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    「緋色の二酸化炭素を多く含んだ血が赤みを取り戻して再び僕の体を巡るたび僕は考える。本来なら僕はとっくに死んでいたはずなのにと。あの蜘蛛の女王が正しく司法の裁きを受けていれば僕はこの世に存在することはなかった」
    (P.179)

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    2016年10月05日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    来年の大河ドラマの主人公について、知りたかったので読みました。登場人物があまり有名ではないため、なかなか把握できず…井伊家の家系図は載せてありましたが、井伊家以外の人達の説明も参照できると良かったです。話はドラマチックに仕上げてあり、主な人物に対してイメージを持つことができたので、ドラマではどんなアレンジになるのか、楽しみになりました。

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    2016年09月20日
  • カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女>

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    これは少女時代に読んだら、さぞかし夢中になっていたでしょうね。英国、寄宿学校、友達、美少女、スパイ等々気になる要素がいっぱい。寄宿学校の中の物語かと思っていたら、国家や身分制度等、大きな話になっていって、これからどうなっていくのかドキドキします。そしてシャーロットとカーリーの関係は変わっていくのかしら。

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    2016年09月20日
  • カミングアウト

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    秘密ができるということは、生きることだ。だれだって腹の底に、だれにも言えない秘密を抱えている。
     でも秘密を抱えることは悪いことじゃない。秘密をカミングアウトすることがいいことじゃない。
     秘密をカミングアウトできる相手がいることが、重要なのだ。
    (P.371)

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    2016年08月27日
  • カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女>

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     美しいオニキスの瞳をもつ、わたしのともだち、カーリーガード=アリソン。
     彼女は、わたしが遠い異国の地で出会った、
     わたしの運命そのものだった――
    (P.11)

     これからどんなに辛いことが起こっても、たとえ人が戦争をおこして、その土地から人を追い出しても、人間の居場所はなくなったりしない。
     なぜなら、人は最後まで人の心の中に住んでいられる。

     心とは、人が血を流さずに手に入れられる、たったひとつの領土なのだから。
    (P.321)

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    2016年08月12日
  • トッカンvs勤労商工会

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    上司の鏡の担当していた滞納者が自殺した。その妻は鏡に脅されて夫が自殺したとが訴訟を起こすと言い、税務署は大騒ぎになる。
    上司のために鏡の友人たちと真実を追うぐー子。
    そして、職場の同僚の中でも事件が…

    2016.7.24

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    2016年07月24日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    戦国の世に生きた井伊直虎(香)の生涯を、息子直政が徳川家康に語る形で構成されている。
    背景は戦国時代だが、戦いの場面の描写はほとんどなくて物足りなさも感じるが、登場人物たちが魅力的な人ばかりなので飽きずにすがすがしく読めた。

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    2016年06月20日
  • メサイア 警備局特別公安五係

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    ネタバレ

    軍縮政策の世界で、戸籍を捨て暗躍するスパイ達の話。
    鋭利と珀の関係があっさりしたようで深いところがいい。
    それぞれ絶望を抱え、死に近い所で彼らは感情を桜に預けて必死で生きている。

    無関心で流されて生きることは簡単だけど、それによって不幸になる人がいたり、取り返しがつかないことになると考えると怖い。何が最善か答えを出すこと難しい。色々と考えさせられる作品だった。

    映画も舞台も観てない人間でも充分楽しめたので続編が出るなら読んでみたい。

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    2016年06月14日
  • メサイア 警備局特別公安五係

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    スパイものの作品でそのストーリー展開もそうですが、主人公二人の関係性にも惹かれます。
    新装版が出版されたとのことで改めて読みましたが、二回目でもなおその面白さは健在でした。

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    2016年06月02日
  • 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎

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    読み易くて良かった。2017年の大河ドラマになるそうですね。楽しみです。
    あらすじ(背表紙より)
    「紅はいらぬ、剣を持て」井伊家二十二代目当主直盛の娘・直虎は、言うが早いか、強引に結婚を迫る相手の腰から刀を抜き取り己の髪を切り落とした―。のちの徳川四天王、「井伊の赤備え」で武勲を誇った井伊直政の養母にして、遠州錯乱の時代に一命を賭して井伊家を守り抜いた傑女の、比類なき激動の人生。

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    2016年05月15日