高殿円のレビュー一覧

  • 神曲奏界ポリフォニカ インフィニティ・ホワイト

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    お嬢様に連れられて行った演奏会で聴いたのは
    新曲だというのに、なぜか知っている曲で。

    なぜ知らないはずの知っている曲があるのか。
    徐々に謎が解き明かされていくわけですが
    前回よりも、失った記憶が出てきます。
    という事は…と、非常に分かりやすい人間関係ですが
    ちっとも気が付いていません。
    いやいや、親切な振りしてるだけだから! と
    突っ込みどころ満載です。
    むしろ、ここまで頑張れる根性を褒めたたえるべき?

    何もしていないのにそこにいるのと
    自分でつかみ取ったものでは
    かなり価値が違います。
    それによって、証明が欲しい、と思うのは
    至極当然の事。
    これはさすがに、長年生きてきていても
    気がつか

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    2016年01月13日
  • 神曲奏界ポリフォニカ エターナル・ホワイト

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    お嬢様命! のメイドが、何故か伝説の精霊と
    契約をする羽目に。

    空中に浮かぶ島、に留学(?)する状態ですが
    下の人達の日照権はどうなっているのでしょう?
    お嬢様の親戚のお嬢様は、やたら敵視していますが
    最後には単なるツンデレみたいな状態に。
    …いい人ポジションになっている?
    そんな彼女についている精霊(男の子)ですが
    精霊とはいえ、最初の時点でアウトです。
    女性の部屋に、ノックなしで入ってはいけませんw

    試験なしで無条件に、憧れの場所へ入ってしまった事で
    けっこうな風当たりが予想されましたが、スルー。
    その辺りの描写はあまりなかったです。
    確かに、問題はそこではなくて、どうするか、ですが。

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    2016年01月11日
  • シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

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    シャーロック・ホームズのパスティーシュ小説なのですが、ホームズ&ワトソンもレストラード警部も原典の主要人物がみんな女性になっているのでした。トリックも殺人の動機も女性ならでは、という感じでおもしろく読めたけれど、全体的にこれはホームズにする必要があったのかな?という感じも。ワトソンの抱えている秘密など、続編があるならいいけど現時点では蛇足に感じてちょっともやもや。

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    2015年11月13日
  • カミングアウト

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    ネタバレ

    短編集かと思ってたら最後はみんなつながるという。全体的に明るいストーリーだから、それはそれでいいんだけど、ちょっと軽い展開だったなあと。勝手だけど。そりゃまあみんな隠してることくらいあるけど、少し極端な気が・・・・

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    2015年11月11日
  • シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

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    シャーロックホームズの女性版と設定がユニーク。
    お馴染みロンドンを舞台に、現代科学とお得意の洞察力を駆使して事件を解決していく。
    殺人方法がいかにも女性版という感じ。

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    2015年05月24日
  • トッカンvs勤労商工会

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    面白かった、というより痛かったのはエンド間際の彼女の「理由」。知恵袋でも似たような文章を見たことがあるけど、世間じゃ意外とよくある話なのかもしれないけど、でも愛とプライドとお金が日々ガリガリ削られていくのは辛いよなぁと。ぐ~子のキャラには気持ちが動かなかったのに(2から読んだので最初から見守ってきた感が欠けてるからかも)、彼女の方には復職とか残りの人生とか大丈夫じゃろうかと超要らん心配をしてしまった。本編とは関係ない所で悲しくなってしまって変な感じ。1も読んだ方がいいのかなー。でもまた脇役でこんなんいたら勝手に落ち込んじゃうじゃないかいなー。

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    2015年10月10日
  • トッカン the3rd おばけなんてないさ

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    嫁のキャラが強烈で面白かった。
    重い話だったけど、ゆうこさんと後輩がハイタッチを交わす場面は笑った。

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    2015年04月16日
  • トッカン the3rd おばけなんてないさ

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    ネタバレ

     日本には、税金をとりたてる、トッカンっていう公務員がいるということを知っている人はどのくらいいるだろうか。
     税金を払えるけど払わないヒト、税金を払う余裕もないヒト、世の中にはいろんな事情の人がいて、いろんな仕事があるんだなと知るだけでも一歩前進できると思う。そんな一冊。もちろん中の人間ドラマも魅力的です。

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    2015年04月14日
  • シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱

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    カーリー シリーズだけ既読。表紙に惹かれて読みました。
    予想より面白かったです。元のホームズをこよなく愛する人にはイメージが違いすぎて受け入れられないかもしれませんが、シャーリーも魅力的ですよ。
    ラノベっぽい世界観も描写の緻密さであんまりきになりません。
    エログロもないので読みやすいです。

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    2015年03月23日
  • カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉>

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    …まさかこの人…いや、さすがに四年経ってるしそんなわけ…と思ってたけどやっぱりだった。カーリー変わんねーな!
    そしてフェビアンがようやっとシャーロットの鈍さに気づいてくれたようで何より。まったくシャーロットは…。あんなにテンプレなのにね!
    インドの煌びやかさ、暗がり、挿絵で確かめたい!と思う場面が多かった。次巻も楽しみ。…次は早く出るといいなあ…。

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    2015年03月17日
  • カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女>

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    1巻目でやっと重要登場人物がそろい、母親の正体が少し明らかになり、序章が完了した感じ。どのように結論付けるか全く予測不可。

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    2015年02月19日
  • カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉>

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    ネタバレ

    前巻までの少女漫画的なストーリーから一変、大人になった少女のその後を語る。流石にアヒルが物語の発端となるという強引な少女漫画的な展開はないものの、その片鱗は残しつつ、物語を現実路線に違和感なく繋ぐのはうまい。

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    2015年01月24日
  • トッカン the3rd おばけなんてないさ

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    トッカン3シリーズ目。

    相変わらず、名言や格言的なセリフ?ぐー子の心の声?みたいのが、如何にもな感じは好きになれないですが(今回は何でもお化けに結びつけ過ぎなような…)、ストーリーとしては面白かったです。

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    2014年12月27日
  • カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女>

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    帯の「熱狂的なファンを生んだ傑作シリーズ」の文言に惹かれて購入。
    バーネットの『小公女』に似たヴィクトリア時代の雰囲気を色濃く残す女学園の生活が描かれていて、非常に惹かれました。あの雰囲気が好きな人にはうってつけです。
    ただ話はそれだけに留まらず、第二次世界大戦初期の英国とその影響下にある英領インドとの緊張関係、マハラジャの相続問題が絡んできます。
    本題の「カーリー」は作中のキーパーソンですが、インド独立による藩王制崩壊にどう関わり、どういった思想でもって臨むのか今後の展開が気になります。

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    2014年12月27日
  • カミングアウト

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    飽きさせない展開でしたが
    最後を一気に詰め過ぎている様な気がした。
    オムニバス形式で最後に結びつくのは
    ありがちだが面白い。

    ただ、ご近所であるはずのOL亮子と女子高生幸美が
    お互いに顔を知らないってあり得ないと思うのだが。。。

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    2014年11月22日
  • カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女>

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    高殿さんの本を初めて読みました。愛と友情に溢れていました。 女子校での寮生活。夜中にお茶会をしたりと楽しそうな生活の中に、第二次世界大戦の不穏な影が忍び寄ってきます。スパイ、性別を偽る少女、怪盗リリパット。わくわくが止まりません。 早く2巻が読みたいです!

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    2014年11月16日
  • カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女>

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    題名にもあるが小公女の雰囲気も確かにある。でもそれより情勢が緊迫しているのでスパイとかマタハリとかが出てきてちょっとパンチの効いたものになっている。カーリーとの関係の進展が楽しみ。

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    2014年11月07日
  • カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉>

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    待ってました!大好きなカーリーシリーズ第3巻。激動のインドの内政がメインの話しになるので1,2巻にあったような甘さやワクワク感は少なかったかも。でもやっぱり面白い。カーリーの謎も少しずつ深まって、これからがシャルロットの恋も冒険も本番だと思うので続きが楽しみ。

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    2014年10月25日
  • カーリー <3.孵化する恋と帝国の終焉>

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    待ってましたの続編。ファミ通文庫の時に読んでいて、続きが出ないのを残念に思ったものです。2巻を読んだのが2年前なので、かなり記憶は薄れている。

    シャーロットが大学生と、前巻より大分年月が進んでいる。ライトノベルから一般文芸に移ったからか、全体的に政治経済の話が多め。インドの熱い空気は本から感じることができたが、小難しい話はそんなにいらなかったかな。

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    2014年10月25日
  • カミングアウト

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    普通に面白かった。この中ではリョウコさんと初恵さんが好き。各章の登場人物がどこかで繋がっているというのは違う作家さんで読んだばかりで、比べると繋がっていく感じが深くもなく、あまりインパクトはなかった。どうやってカミングアウトするんだろう?と期待しすぎたのか、読み終わって別に爽快感はなかったなあ。

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    2014年08月18日