高殿円のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレこんなストライクゾーンど真ん中な作品の存在を今まで知らなかったとは不覚!
ソロモン72柱をモチーフにルシファーが眠りにつく間の代理王を決定する魔界政争にソロモン王の末裔(というか生まれ変わり?)の没落貴族(経済的な面で)の少年ウイリアム・トワイニングが捲き込まれるお話。
もうなんか悪魔好きにはたまらんですな。
さらに魔界に堕ちたジル・ド・レイなんかも登場して、設定だけで丼飯三杯はいける!ハスハス
登場回数も動きも少ないのになにやら心にひっかかるトワイニング家の家令ケヴィン、いろいろ感づいてそうなウイリアムが通う学校の専属牧師など悪魔以外の登場人物の正体も気になる!
作画担当の作家さんは初コ -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回はまたしてもジルとルシードは離ればなれで、お互いを想ってはいますが、一度も会えてませんので、ラブ度はなしです。(夢の中ではなんか欲情してましたけど。。)
ジルとメリルローズの関係もなんとなーく分かってきた感じですが、それよりも衝撃だったのは、ルシードの出生の秘密。まさか、母に疎まれていたり、人質にされていたという理由がそういうことだったとは思いませんでした。
そのルシードの秘密が突然バラされ、ルシードはリドリスに大公位を譲るとまで言っていたのに、リドリスはこれを拒否。
言動が怪しいところがあったけど、なんだ、やっぱりいい人だった?って思ってたんですが、最後の一文にびっくり。
え、そんな -
Posted by ブクログ
ネタバレ9巻目。
前巻でせっかくいい感じになりかけたところだったのに、ジルはヴィスタンシア、ルシードはパルメニアのシングレオ騎士団の元へと離ればなれです。
この巻の最初は、ヴィスタンシアの王様ハクランの回想から入るのですが、これはキキに語った内容なのかな?後半ジルにも語った内容は、同じような内容だと思います。
ジルとルシードの話がかわりばんこに入るのですが、ジルはオズマニアの親子の策略を見事に低予算で阻止したところは見事です。ルシードもシングレオ騎士団の元で、元の僧兵に戻ったマシアスと再開し、しかもシングレオ騎士団も手に入れることに成功です。男たらしは健在ですね。
シングレオ騎士団のところにある -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻の最後でオルプリーヌに捕らえられたジル。
ジルを助けに、あんなに嫌っていた弟リドリスにまで、ジルの行方について相談しに行ったルシード。
薬を盛られて、普段とは全然違う顔を見せ、自分以外の男を慕っていることを口走っているジルに思わず口づけしまったルシードの動揺ぶり。
今まで皮肉の応酬になっていた二人とはちょっと違った二人の展開にニヤニヤしちゃいました。
惜しむらくは、ジルが正気ではないってところで、キスされたことも覚えてなく、正気に戻ったあとは、これまでと変わらない感じになってしまったことでしょうか。
まあ、正気に戻ったあと、オルプリーヌを含めた、南部貴族の陰謀を阻止することもできたんで、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻で、ジルが開いたルシードの愛妾候補選考会で、ジルが選んだ伯爵令嬢オルプリーヌが、ルシードの不在の間に、花嫁行列を作って、城にやってきました。
こういう清楚なふりして、計算高い女の子っていますよね。
勝手に愛妾としてやってきたオルプリーヌに、ジル付の女官たちが反発するのも分かる気がします。
遠征で大勝利をおさめて意気揚々と帰ってきたルシードの驚愕ぶりが面白いです。確かにルシードとしては、前巻でうやむやになったと思っていたことでしょう。それが突然愛妾候補としてやってきて、例の如くトイレに逃げ回ってましたけど、ルシードの優しさが裏目に。
オルプリーヌに騙されて、本当の愛妾にしてしまいました。