あらすじ
夢のような日々は、思いも寄らない形で終幕を迎えた。忽然と姿を消したアンブローシアを求めて、セドリックは親友ティモシーを頼り、再び旅に出る。しかし、灰海戦でセドリックは魔力槽に深刻なダメージを受け、まったく魔法が使えない身体になってしまっていた。ただの人間に戻った彼は、それでも“絶対信仰中枢”へ向かおうとする。そのころ、暁帝国の皇帝ベルトリーゼは、十万の艦隊を編成し、御代をかけての大親征を行おうとしていたのだった。はたして、竜王アスコリド=ミトとの結婚式へ向かうアンブローシアの真意は。そして、本当の“銃姫”の正体とは!? 銃と魔法の本格異世界ファンタジー、ここに堂々完結!!
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Posted by ブクログ
1巻を読んで、続きが気になって11巻まで取り寄せて一気読みです!なんといってもセドが考え方やアンやエルに対する気持ちを成長させていく様が読んでてハラハラ、ドキドキ、ゴロゴロと楽しく読ませていただきました。今まであった物語や人が収束していくのも読んでて楽しめました。良き作品に出会えたことに感謝!
Posted by ブクログ
読んだ感想。高殿さんってやっぱり“おかあさん”なんだなぁ、と…。読み終わってから10巻11巻の口絵カラーを繋げてみるとこう、胸にこみ上げるものがあります。
主要キャラがそれぞれ落ち着いて(?)、どうやらバッドエンドではなかったようだとホッとするも、よくよく考えるとやっぱり人死に半端ない(笑) どのキャラも人間らしくて、自分と似たところを見つけては共感してしまうから憎めなくて…。歴史の流れを考えると、神話と史実の中間ぐらいの雰囲気なのに、科学がすごく進歩していて、これがどうやってパルメニアシリーズに繋がるのか当初は首を傾げてましたが、なるほどそうなるのですか。
…それにしてもエル姉の粘り勝ちにはビックリです。