あらすじ
名門貴族のウイリアムは、類いまれなる頭脳の持ち主。パブリックスクールでも、家柄のこともあり、話題の中心であった。しかしそんなある日、叔父が事業に失敗したことで財産を失ってしまう。名門の名に傷がつくことを恐れたウイリアムは自宅に戻り、家令と共にお金になりそうな物を探す。屋敷でみつけたのは、先代が出入りしていた地下の部屋。そこには謎の魔法陣があり、意図せずウイリアムは悪魔を呼びだしてしまう。呼びだされた悪魔、ダンタリオンはウイリアムに告げる。「ウイリアムは魔界の代理の王を選ぶことのできる選定公である」と。それゆえに、自らを王に選べと迫ってくるのだが…。果たして魔界の代理王は誰になるのか!?
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屋敷でみつけた、地下の部屋に謎の魔法陣があり、意図せずウイリアムは悪魔を呼びだしてしまう。呼びだされた悪魔、ダンタリオンはウイリアムに告げる。ウイリアムは魔界の代理の王を選ぶことのできる選定公である。
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雪広うたこさんのイラストが好きなので手にとってみましたが、シリアスとギャグが混在してて予想以上のおもしろさでした。
ソロモンとか魔界とか知識がなくても楽しめます。
しかしケヴィンが気になって仕方ない!
Posted by ブクログ
親をなくし、叔父の保護のもと、学校では優等生のウィリアムにある日突然「学費未納」と「叔父失踪」が降りかかる。なんとかしようと実家へ戻り、見つけた秘密の部屋。ちょっとした事故で、現れたのは、魔界の代理王の座を狙うソロモン72柱の悪魔の一人・ダンダリオンだった。。。
オカルトっぽくない
悪魔が出てきてオカルトチックな話なのに、超現実主義者の主人公がそれらを軽くあしらってしまう。テンポがよくておもしろい!
リアリスト魔界皇帝
主人公は魔界皇帝を決定する権限をもち、魔界のやつらを無力化する謎の力をもつが、科学と論理を愛するリアリスト。唯我独尊系マイペース。非科学を認めようとしない主人公と、皇帝権限を欲する魔界の方々のやりとりがコミカルに描かれる。わりとよいと思う。1巻のみ読んだ。
Posted by ブクログ
これは姪っ子に贈るためじゃなくて、自分の興味で購入。
だいぶ好みです。
悪魔の王を選ぶ権限を持つ人間の選帝侯を巡って、悪魔たちがバトルを繰り広げる、というところまでなら、まあ、普通ありがちな話か、というところに落ち着きそうなものですが、この主人公の人間が、「科学万能主義者」で、目の前に悪魔が現れようが超常現象が起きようが、まったくぶれない。
科学のみを愛する。悪魔なぞ否定してしまう。
あと、偉そう。
それが読んでいて心地よいです。
アニメも放送開始されましたし。
悪魔って、題材として面白いよね。先の話とかまったく知らんけど、きっと、とてつもなくいいところで、メフィストフェレスにもご登場願うことになるのでしょう。
ファウスト博士を誘惑する白いケープの悪魔は、大好物です。
白いケープを着ているのは、ある特定の魔界医師のメフィストさんだけですけど。
でないかなあ、でてほしいなあ。出てこないなら、同人誌書いちゃって、勝手に登場させちゃうぞ。(先の展開を本当に知らないから、好きに書いてますけど。どうなんでしょうね?)
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ずっと気になっていたので試しに1巻を購入。
シリアスとギャグが良い具合に散りばめられていて読みやすく、続きが気になる作品でした。
残りも一気に買いたいなぁと思います。
Posted by ブクログ
表紙に惹かれて中古で買いましたが、まず絵が可愛いです。
主人公ウィリアムのキャラも良し。
悪魔、ソロモンなどの設定も素敵で、なかなか楽しめました。
次の巻への期待も合わせて評価は4。
続きが早く読みたいので、また中古に行った時に購入しようと思います。
Posted by ブクログ
表紙や設定が好みすぎて購入。
現代科学主義の主人公のところにやってくる非科学的な存在が、彼の日常を多いに賑わせる。
半分くらいはギャグのノリかも。
Posted by ブクログ
こんなストライクゾーンど真ん中な作品の存在を今まで知らなかったとは不覚!
ソロモン72柱をモチーフにルシファーが眠りにつく間の代理王を決定する魔界政争にソロモン王の末裔(というか生まれ変わり?)の没落貴族(経済的な面で)の少年ウイリアム・トワイニングが捲き込まれるお話。
もうなんか悪魔好きにはたまらんですな。
さらに魔界に堕ちたジル・ド・レイなんかも登場して、設定だけで丼飯三杯はいける!ハスハス
登場回数も動きも少ないのになにやら心にひっかかるトワイニング家の家令ケヴィン、いろいろ感づいてそうなウイリアムが通う学校の専属牧師など悪魔以外の登場人物の正体も気になる!
作画担当の作家さんは初コミックスらしいけれども、非常に繊細で美しい絵柄でヴィクトリアンでゴシックな作品世界を見事に描いてます。ただ、やはり経験の無さか(あるいはそもそもの適性もあるかもだけど)バトルシーンは何が起こっているかさっぱりわかんないのが玉に瑕。
悪魔側の主役、異相の大公爵ダンタリオンの使い魔、アモン、マモンが言動、作画ともにかわいい。xxxHOLiCのモコナ的なマスコットだな。てかこんなとこで『アモン』の名を使ってもいいのだろうか…
Posted by ブクログ
さすが、原作が高殿さんです。面白い! 最初、始まり方が微妙だったので、あれー? 原作より作画の人が前面に出ちゃってるかなー、と思ったんですけど、ちゃんと高殿さんの雰囲気になりました。高殿さんのシリアスとコメディとの落差の激しい話が好きなので、続きが気になります。
……あー、まあ、高殿さんの原作じゃなかったら、これ買っていなかったかも、という話。
でも、高殿さんの話でイラストがへぼだと激しく不満なので(どれとは言わんが、某文庫の某シリーズは途中で絵師交代してよかった)、今回の作画も割りと好みの絵の方なので安心して見ていられます。
Posted by ブクログ
ただのイケメン漫画とナメるなかれ。
時代背景とかパブリック・スクールの事とか、
よく書かれているのだ。
現実主義のウイリアムの悪魔相手の啖呵!
いやあ面白い!
原子(科学!)ときましたか~。