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Posted by ブクログ
5巻目。
前巻に引き続き、大賭博祭の最中、ナンセの領主を誰にするかで、オズマニアのオース王子とジルの駆け引きが続きます。
ナンセをオズマニアに取られたくないルシードとジル、貧乏生活から抜け出したい死んだ公爵の隠し孫のサラミスと幼なじみのグレイスニー、自分の家族を殺したオズマニア王と王子を憎んでいるオズマニア王女のケティクーク。それぞれの思惑ががっちり一致し、オースの陰謀を見事に阻止したのは、あっぱれです。
グレイスニーがサラミスのふりしてトーナメントで優勝したことで、万事OKとなるかと思っていたら、入れ替わりがばれたり、ジルが最終的に作っていた既成事実で救われたりと予想外の展開でしたが、納得です。
ジルは妹ヒースがルシードの相棒だったのに気付きましたが、ヒースの方はどうだったんでしょう。姿が変わってなければ、メリルローズがジルにそっくりだってことに気付いて驚きそうですが、そんな描写はなかったですね。残念。
ルシードがトーナメントに出ていたのが、自分のためだったことを知ったジルですが、かなりの鈍感さんです。ルシードはすでにジルを好きになってるようですが、ジルが鈍感なことで、仲は遅々として進まないですね。あの流れで「管理」という言葉が出てくるのはどうなんでしょ。ルシードでなくても、おい!ってなりました。
最後になんかジルが人でない感じの描写があるんですけど、じゃあ、ジルってなんなの?って感じです。気になる描写で終わられるとスッキリしませんね。次巻で出てくるのかな?
それにしても、この巻の挿絵って、話と関係ないところに出て来てたりして、ちぐはぐでした。特に最初の挿絵は、入れるところが絶対違います。こういうのはやめてほしいなあ。
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