小池龍之介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ超訳 ブッダの言葉
一昔結構流行った”超訳”本のひとつ。
目次は以下の通り。
一 怒らない
二 比べない
三 求めない
四 業を変える
五 友を選ぶ
六 幸せを知る
七 自分を知る
八 身体を見つめる
九 自由になる
十 慈悲を習う
十一 悟る
十二 死と向き合う
この目次の項目にあたる話をいろいろな経典、説話などから持って来て、”超訳”してます。
昔、シドニーシェルダンの超訳シリーズがありましたが、あちらは分かり易いというメリットがあったかと思いますが、この超訳シリーズは訳者の考えや人柄がもろに出てしまうので、相性もあると思いますがすんなりと入って来ませんでした。
まあ、良いことが書いてあることは間違いないので、本よりも「格言日捲りカレンダー」にした方が良かったかもしれません。
ちなみに我が家ではトイレに置いて、拾い読みしていました。(失礼)
竹蔵 -
Posted by ブクログ
十年くらい前に購入し、再読。
ということは、私の場合、読んで「考えない」ようにならなかった、ということ。
今回も…やっぱり考えてしまうかな。
まぁここで書かれている通りに出来たら、もう少しマシだったかもしれないけど、やっぱり世俗では難しい。
脳学者の池谷氏との対談は面白い。
「前頭葉のある部分にダメージを受けた人は危機感・恐怖感が無くなるので、確かに幸せそうで知能も正常だが、料理ができない。危機感がないから、包丁で何度も手を切ってしまう。だから生物が先に苦悩を感じるようになったというのは、不幸でもあり幸福でもある」
「人間の行動のほとんどが脳の反射によるもので、本当は自由意志なんてない」
「チベット僧の瞑想中の脳波測定は今は受け入れられていない。なぜなら高僧は、実は瞑想下手だったことがばれてしまったから」
といったような、池谷氏のコメントがよかった。
著者はその後、破門されているが、そこらへん宗教はビミョーだな、って思ってしまう。 -
Posted by ブクログ
最初は人づきあいについて。
他人に無条件に受け入れられようなどと徒労に終わる執着を持たずに、他人は一定の割合で自分を非難してくるものと弁えて、家族にすら無条件の愛を求めずに自立し、親孝行やパートナー孝行に励んで周囲を安らがせ、友は自分に気付きをもたらしてくれる者を慎重に選んで愚か者とは距離を置き、別れの悲しさをドーパミンの作用と割りきって囚われず、自分の内にある欲や不満や渇愛やエゴを見抜いてこれから身を離すことが必要。
次に心。
自分の弱く悪い流されやすい心を治め、善い心がけを大事にし、嘘をつかず、楽に流される逃避は自分に害をもたらす業と見定め、自分の心も意思も思いどおりにはならないアンコントローラブルなものという正しい気付きの下でその不自由さを受け入れ、過去に執着せず未来を妄想せず、今この瞬間の自分に全力で集中するべき。
最後に自分。
肉体は内蔵や体液を伴う美しくないものであることを根っこから自覚し、そのような身体の生の状態を感じ、外見へのこだわりを捨て、呼吸を見つめて自らを把握し、欲望への思念は一時の思考的快楽であって痒いところを掻いているだけであると悟り、反射的に出てくる自分可愛さゆえの意見から距離をとり、プライドを捨て、自分も他人も全て死ぬものであると理解し受け入れる姿勢が必要。
ということ。
自分の知る原始仏教の本質と通じるものがあり、(「~であーる」や「いやはや、」などの文体はともかくとして)非常に読みやすく意味が入ってきやすい書籍だった。執着を捨てることは解きつつ、親や配偶者への親切を解くなど、 純利論的にどうかと思うところもあったが、概ね納得できた。 -
Posted by ブクログ
本書のタイトルの通り、ビジネスマンとしての考え方の基礎を各業界の先人から重要ポイントを抜き出して教えてもらう形の本。
本田直之氏の著作は本作以前のものや本作以降のものもほぼ全部読んでいたため真新しい情報は特になし。
「子供は時間割があるからあれだけ多くのことを密度高く行動できる。大人も自分の時間割を作れば効率的に動ける。」という主張は参考になる。
一見、自分の行動を決めて行動することは窮屈なように感じるが、自分で選び、自分で決めたことであれば嫌なことなどないはずだ。
それに当然生活の上での優先順位は変わっていくので、時間割は適宜ブラッシュアップしていく必要がある。
なので、自分で決めた予定が窮屈になるまいかと考えることは杞憂だろう。
もちろん、「やれること」と「やらなければならないこと」の間には大きなモチベーションの差異がある。
しかしもし自分がやりたいことが「やらなければならないこと」に変わった途端にやる気がなくなるようならば、おそらくそれは本当にやりたいことでないか、あるいは強制されたことに対してはなんでもかんでも反抗してしまう悪い癖がついているかのどちらかだろう。
いずれにしても、自分の欠点を洗い出すいい機会なので、時間割を作るのはメリットが大きいように思う。
竹中平蔵氏に関しては、新自由主義を擁護・推進し日本の経済をめちゃくちゃにした経済学者、という印象を持っていた。
この人の単著は読んだことがない。
事前情報通りの主張ではあったが、本書で主張されている主題としては「経済古典を読むべし」であり、それに関しては異論なし。
自分は経済学については疎いため、改めて国富論をはじめ、きちんと読もうと決心した。
また村上憲郎氏も英語と経済学と宗教を学ぶべしと主張しており、経済学を学ぶ上では『マンキュー経済学』のミクロ編とマクロ編を読むように勧めている。
知らなかったの本なので参考にしたい。