小池龍之介のレビュー一覧

  • 考えない練習

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    考えない練習、という感覚はわかる。
    あ、今余計なことを考えているな、と自覚して、いったんそれをわきに置く、という訓練。
    自分の客観視。

    しかしマインドフルネスブームの中、仏教の原理をカジュアルな生き方術として扱うことには慎重であるべき、という気もする。
    数千年前のインド発祥の哲学が、今のストレス社会にそのまま適用できるかは簡単にはわからない。
    同時に数千年前から人間の悩みの本質は変わらないのだとも思えるし・・。

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    2019年02月03日
  • しない生活 煩悩を静める108のお稽古

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    心を平静に保つ考え方のコツを説いているのだが、その要諦は物事に対するコダワリを捨ててサラッと行こう!と言うもの。確かにこんな枯れた境地に辿り着けたらイライラはなくなるだろうが、反面人生がとても味気ないものになる気がする。何事もホドホドが肝要と言うことか。
    それにしてもここでの教えは一見他人や世の中のための様に見えるが、全ては自分の平穏を得るための利己的な目的であるところが面白い。仏教は内面だけを突き詰め、世直しを志向しない所が他の宗教と摩擦を起こさない所以か?

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    2018年10月24日
  • 超訳ブッダの言葉

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    「超訳」なので、かなりの意訳や、現代風解釈が入っていると思われるが、なかなか趣のあるないようで、面白かった。ただし、「慾」をすてれば「楽」なるというような発想は、現在の私には受け入れられない。

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    2018年10月23日
  • しない生活 煩悩を静める108のお稽古

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    全部が全部参考にはならなかったけど、考え方の1つとしては参考になった。
    若干著者の反省日記っぽいところはある..。

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    2018年09月12日
  • 考えない練習

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    脳内で勝手に始まる思考病。集中力がないと実感されている方は当てはまるかもしれないです。一つ一つの言動に注意を払う練習を始めようと思いました。文体や言葉尻が難しく感じ、何度も中断するほど読みにくかったですが、続刊が気になります。

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    2018年06月12日
  • もう、怒らない

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    多分、イライラすることに疲れてこの本を買ったものの、落ち着いたのでしばらく放置していたのだと思うのですが、最近またイライラするようになってしまったので、ようやく手に取ることができました。自分を見つめ直して、反省することが多々あり、それだけでも読んだ甲斐があったかな、と。もう怒らない、は難しいですが、なるべく怒らないようにしたいものです。

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    2018年04月26日
  • 坊主失格

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    黒歴史の開陳。まんま太宰をなぞっているような生き方で笑った。過大な自意識を持て余していて、こんな人間が傍に居たら嫌だろうなと思う。悟りや修行や瞑想でこういう基本的な性向が180度変わるとは思わないので、この人は今も、かような内面の地獄と共に生きているのだろう。

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    2018年04月22日
  • 考えない練習

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    妄想が爆発しすぎるので買ってみた本。
    いまブームのマインドフルネスと近いものあり。アドラーの本で読んだ内容とも繋がってる気がする。
    そう思うと全世界人類悩みごととその根本はきっと変わらないのだろう。

    この本の内容としては、無心になろー!といっても難しいので
    事実だけを述べ、感じ、考えることで頭の無駄なノイズをなくして時間を豊かにしようじゃあないかという本、だとおもう。ためになりました。いや充分トリプルルッツばりに難しいけどね。

    心に残った内容メモ。

    ・相手の反応に自分の感情(受け入れられたい、とか聞いてなくてむかつく、など)をのせてはいけない。観察して対応をかえてみることはよいが、自我に

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    2017年12月30日
  • しない生活 煩悩を静める108のお稽古

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    小池さんの本は今まで何冊か読んだけど、シンプルで一番内容がスッと入ってくる。書いてあること全部が当てはまるわけでもないし、いいなと思ったことをずっと意識しておくことは難しいけど、ふとした時に思い浮かべて、自分を楽にしてあげられたらいいなぁと思いました。ゆるぅく読むのにオススメ。

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    2017年10月12日
  • おじさん仏教

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    なんか仏教的な「ありのまま」みたいな話と、世俗的なビジネス書じみた話とが混在している印象。そういうのをうまいこと使い分けられる程度に、著者の頭はいいんだろうなあという感想を持った。

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    2017年09月14日
  • しない生活 煩悩を静める108のお稽古

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    日常の様々な事の中に潜む煩悩を、自身の体験を例に仏陀の教えに即して解消しようとするコラム集。見開き2ページにコンパクトにまとめられ、およそ住職が書いたとは思えない軽い文体は、若い人に説教臭くなく読まれるには良いかもしれない。読んでいて職場でのある上司の姿が出てきて仕様がなかった(不快)。凡人には煩悩からの解脱は難しいな~

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    2017年08月27日
  • 考えない練習

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    現在のマインドフルネス本とも符号する部分が多数あり。
    お金の使い方が特にお気に入り。物をかうということが投資という概念。いいものにお金をかけて、作ってくれた人に還元する。

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    2017年08月27日
  • 考えない練習

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    「考えること」とは、強い刺激を求めてやまない心の傾向性に支配されることであるという考えから、考えることをやめて五感を通じて得られる経験の諸相を見つめることを読者に勧めている本です。

    巻末には、記憶力にかんする著作で知られる池谷裕二との対談が収録されており、脳科学と原始仏教というそれぞれの立場から、われわれ人間の心の精妙な働きについて、ときに大胆な推測も織り込みながら、議論が交わされています。

    原始仏教の実践哲学を「心理主義的」と形容するのは適切ではないのかもしれません。また、著者が語っている方法は非常に具体的であり、そこに本書のもっとも大きな魅力があることも十分に理解できるつもりです。しか

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    2017年08月13日
  • しない生活 煩悩を静める108のお稽古

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    仏教の教えは結構好きだし自分にとってしっくり来る。でもストイックに修行し始めるとイメージとは逆に自分勝手に見えることもあるのだなぁ(笑)それを超えた先に悟りがあるんでしょうか。他人と比べないというのは最近意識していたが過去の自分と比べないというのは学びかも。諸行無常の奥深さ?便利さ?を感じました。

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    2017年06月16日
  • 考えない練習

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    「考えない」練習というよりは、「五感」を大切に、より集中することをメッセージとしている本。

    われわれは「考えすぎる」せいで混乱しているとのこと。

    本書の中で、一番のメッセージは五感を能動的に「感じる」ということ。
    「見えている」と「見る」
    「聞こえている」と「聞く」
    「においかする」と「嗅ぐ」
    「味がする」と「味わう」
    「感じている」と「感じる」
    そういえば、能動的に五感を活用するって最近あんまりないなぁと思うところです。

    また、今回、驚きが
    仏道において、人が幸せに生きてくために育てるべき感情は
    「慈」 人々を含めたほかの生き物が平和で穏やかであることを願う感情
    「悲」 哀れみの感情や

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    2017年01月09日
  • おじさん仏教

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    「おじさん」を通して、一見面白おかしいアプローチだが、人間の本性に迫る、仏教入門書となっている。
    この若さで、ここまで思惟を極めるとは、いかばかりの僧であろうか。

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    2016年12月25日
  • 平常心のレッスン

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    嬉しいことを喜び過ぎない、悲しいことをいつまでも悲しみ過ぎない、というようなことを言っているような気がするんだけど、確かに心の揺れ幅を大きくしないことが平常心を保つことであり、そこから生じる苦しみから解放される術なのかも知れないけれどめちゃめちゃ嬉しい時に、”あ、今自分は喜び過ぎているな”と客観視するのは難しいなぁ、と思った。
    ただ、無意識に他者に期待していたことによって、そうならなかった時に生じる苦痛をはじめとする自分の慢から生じる苦痛を避けることは毎日を生きやすくするためには大切だなと思った。

    今、ここにいる自分、自分の呼吸に集中することなど、ヨガでやっていることと同じだなと思った。

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    2016年11月18日
  • 沈黙入門

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    謙遜するでもなく、相手を持ち上げるでもなく
    黙っている事が一番。

    天皇陛下のようにゆっくり、には納得しました。
    確かにゆっくり喋っていれば、次を考えられるし
    失礼発言をしなくても済む気がします。

    中頃にあった、貸したものの感想を求める事。
    よかった、楽しかった、で終わればいいですが
    それ以上に求められても困るものがあります。
    そこまで深く理解したわけでも
    好きなわけでもないですので。

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    2016年10月08日
  • 坊主失格

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    慢とはナルシスティックな心のあり方。他人の評価で心が浮き沈みする自意識過剰なあり方。慢にすぐに気付き受け流すことが自己を変容するためには重要なことである。

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    2016年08月31日
  • 考えない練習

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    一切皆苦についてよくわかる
    ようは考え過ぎないということだろう
    なぜ? 考えすぎても意味がない
    自然に流れることも大切か

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    2016年07月22日