小池龍之介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者の「もう、怒らない」を読んだ後、こちらも気になり読んでみた。
「もう、怒らない」に比べては、満足度は低いが、仏教の視点から学ぶものがあった。ただ、現代用の言葉に直しているというのもあって、心に響きにくい言葉選びもあった。ただ、分かり易い文体かつ簡潔にまとめられているので、非常に読み進めやすい。
人にはカルマ(業)が存在し、善い業を貯めるのか、悪い業を貯めるのか、それによって私を私たらしめる集合体が変わる。
あらゆるものに執着せず、手放すことで真の自由を手に入れられることができ、自分の心の主人となることが大切である。
勝ち負けにこだわらず、「引き分け」「勝ち」「負け」という3種類の思 -
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一五六
私(ブッダ)の言葉にすら依存しない
君が川を渡るために筏をつくって、
川を渡ったあとでこう考えたとしてみよう。
「この筏はとても役に立ったから捨てずに背負って歩いてゆこう」と。
そんなお荷物をかかえ込んでしまっては、
重たくて重たくて、まともに歩けはしなくなる。
それが君の業績であれ、学歴であれ職歴であれ、この筏と同じこと。
私の言葉も教えも真理すらもまた、
この筏のようなものにすぎないのだから、
君が私の教えを使い終わったなら、惜しむことなく捨て去るように。
中部経典『蛇喩経』
【後記】
↑一番いいなと思ったのに、文庫版では除外されていた、、、
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Posted by ブクログ
ネタバレ超訳 ブッダの言葉
一昔結構流行った”超訳”本のひとつ。
目次は以下の通り。
一 怒らない
二 比べない
三 求めない
四 業を変える
五 友を選ぶ
六 幸せを知る
七 自分を知る
八 身体を見つめる
九 自由になる
十 慈悲を習う
十一 悟る
十二 死と向き合う
この目次の項目にあたる話をいろいろな経典、説話などから持って来て、”超訳”してます。
昔、シドニーシェルダンの超訳シリーズがありましたが、あちらは分かり易いというメリットがあったかと思いますが、この超訳シリーズは訳者の考えや人柄がもろに出てしまうので、相性もあると思いますがすんなりと入って来ませんでした。
ま -
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十年くらい前に購入し、再読。
ということは、私の場合、読んで「考えない」ようにならなかった、ということ。
今回も…やっぱり考えてしまうかな。
まぁここで書かれている通りに出来たら、もう少しマシだったかもしれないけど、やっぱり世俗では難しい。
脳学者の池谷氏との対談は面白い。
「前頭葉のある部分にダメージを受けた人は危機感・恐怖感が無くなるので、確かに幸せそうで知能も正常だが、料理ができない。危機感がないから、包丁で何度も手を切ってしまう。だから生物が先に苦悩を感じるようになったというのは、不幸でもあり幸福でもある」
「人間の行動のほとんどが脳の反射によるもので、本当は自由意志なんてない」
「チ -
Posted by ブクログ
最初は人づきあいについて。
他人に無条件に受け入れられようなどと徒労に終わる執着を持たずに、他人は一定の割合で自分を非難してくるものと弁えて、家族にすら無条件の愛を求めずに自立し、親孝行やパートナー孝行に励んで周囲を安らがせ、友は自分に気付きをもたらしてくれる者を慎重に選んで愚か者とは距離を置き、別れの悲しさをドーパミンの作用と割りきって囚われず、自分の内にある欲や不満や渇愛やエゴを見抜いてこれから身を離すことが必要。
次に心。
自分の弱く悪い流されやすい心を治め、善い心がけを大事にし、嘘をつかず、楽に流される逃避は自分に害をもたらす業と見定め、自分の心も意思も思いどおりにはならないアンコン