小池龍之介のレビュー一覧

  • もう、怒らない

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    ムカつき、妬み、悔やみ、悲しみ、虚しさ、それらに対抗する術を仏教的側面から説いた一冊。対抗するというよりはうまく流すという方が正しいかもしれない。何かとマッチョなその手の本とは違い、穏やかに自己をコントロールするのが仏教のいいところだと思う。

    特に参考になったのは「集中すること」。歩いてること、触れている感触、ただそれだけに集中することで、最初に書いた煩悩から逃れるとのこと。やってみると、なるほど確かに。
    他にも事象を受けてから煩悩に変わるまでの間に、自分の中で勝手にストーリーが作られているなど、気づかされることが何かとある本だ。もう少し穏やかな気持ちでいたいという方は手に取ってみてはいかが

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    2012年07月10日
  • 坊主失格

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    他の著書を読み、作者に興味を持って読んだ。
    始めから悟りきった人格者だと思っていたので、強烈な半生に驚いた。しかし、こういった感情や体験は濃かれ薄かれ誰も持っているものだなあ、と妙に安心した。
    言葉は平易で、仏教の香りを感じさせず、読みやすく「なるほどね」と頷ける本。私も座禅しようかなと思った。

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    2012年07月01日
  • もう、怒らない

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    勉強になります!
    小池さんの本を読むのは2冊目。

    今度から歩行禅みたいなトレーニング、心を落ち着かせるトレーニングを実践してみようと思います。

    宗教や宗派じゃない道としての仏道には共感します。
    一回読んだキリじゃ多分効果ないから、時々読み返すようにしたい本です。

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    2012年06月16日
  • もう、怒らない

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    ネタバレ

    仏教をテーマにした、心のありかた、心の置き方に関する本。単行本として出版されたのが2009年で、自分が読んだのは文庫版の2012年1月に刊行されたもの。
    なんか、ここ最近のノリでこの本のような切り口から仏教の教えについて解説した本をいくつか読んでるんですが、仏教ブームみたいなのが出版業界には来てるんでしょうか?あるいは、みんな病んでて仏教の説く心の持ちようみたいなものを学びたがってる?

    この本は、特に「煩悩」というところに焦点を当てて、そこに惑わされないようにすることで怒ったり、悩んだり、迷ったりせずに生きていくための方法が紹介されてます。
    この本を読んで、初めて仏教でいうところの「煩悩」に

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    2012年05月28日
  • 平常心のレッスン

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    ちょっと今週は、嫌な事があったんだけど、この本を読んでいたお陰で落ち込まずに、イラつかずに済んだ。
    平常心、平常心と…。

    12/05/24-60

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    2012年05月24日
  • 超訳ブッダの言葉

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    ネタバレ

    著者独自の訳で現代風に読みやすく書かれています。
    ブッダ本人の言葉からかけ離れている個所もありますが、とても読みやすいです。

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    2012年05月16日
  • 平常心のレッスン

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    心のしくみを分析し、平常心を培うためにどのようにするかを説いた本

    平常心は揺れ動かない心を造り上げるのではなく、揺れ動いた心の状態をモニタリングし、それを認識して受け入れること、揺れ動く度にそれを行うことが平常心とわかります。

    日々の喜怒哀楽のなかでそれに気付き、同じ位置に心を戻す習慣を、うまくいってもいかなくても受け入れて繰り返すことが大事と感じました。

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    2012年04月17日
  • 坊主失格

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    瞑想やってみよう思った。
    瞑想やっても、ちょっと気持ちが落ち着く程度でしょって思ってたけど、人って変わるんだなと思わせてくれた一冊。

    未来に期待がもてた。

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    2012年03月14日
  • 超訳ブッダの言葉

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    簡単にまとめられていて読みやすかった

    自分の力で生きていけ
    と 言われているような気がした 心に残る言葉が沢山ある

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    2012年03月07日
  • 平常心のレッスン

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    怒りを感じてしまうのは自分の「慢」が原因!
    素直なつもりが全然そうじゃなかったんだなと、自分を客観的に捉えられて、イライラをだいぶ抑えられるようになった気がする。

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    2012年02月25日
  • 平常心のレッスン

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    ネタバレ

    以前、AERAの現代の肖像に小池龍之介さんが出演していました。
    記事を読んだ時に、著者の事が気になり本屋で手に取った本でした。

    平常心を保つ上で大切な事は「喜怒哀楽」をコントロールする事が大切だそうです。「喜」は絶対的に良い物という先入観がありましたが仏教では最も危険な麻薬みたいなものと言う事に驚かされました。
    競争社会で勝ち抜く為には実は「平常心」こそが大切で、長い目で見た時にトータルのパフォーマンスに優れると言う事には目から鱗でした。

    自分の心をモニタリングして、例え「喜」の状態であっても自分を認識する。辛い時には「そんなものだと」受け入れる。そして、今に集中する事で過去の呪縛から解き

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    2014年01月23日
  • 沈黙入門

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    月読寺の住職・小池龍之介さんがかつてウェブサイト「家出空間」にて書き綴っていた内容をまとめたエッセイ本。
    目次を見ると、「自分濃度」「念のピストルで欲望シューティング」「仏道式非難訓練のすすめ」といったユニークな言葉のオンパレード、これは読まずにはいられない。
    彼の処女作である本書は、彼自身があとがきでも言っているように、20代半ばだった頃の青臭さが漂う一冊だが、今の私にはそれがちょうどよく、まずは「まったく何かにケチをつけずに1日を過ごしてみる」ことから始めてみようと思う。

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    2012年02月05日
  • 平常心のレッスン

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    平常心を保つのはなかなか出来ないこと。
    だから、手に取りました。

    呼吸法や食事の仕方などから始めてみようと思いました。

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    2012年01月13日
  • 平常心のレッスン

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    「平常心で生きると楽になる」と、住職・小池龍之介さんからのアドバイスが詰まった本。
    難解な仏教用語は出てきても解説つきであるし、生命科学的な視点や小池さん自身のエピソードが盛り込まれているので、わりと抵抗感なくすっと読むことができた。
    日々の暮らしの中に「瞑想」する時間を取り入れ、私の心の波が穏やかになるといいな。

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    2012年04月26日
  • 平常心のレッスン

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    平常心。目指すところ。
    「そのようである」の境地にはすぐにはまだまだ着けないが日々努力しモノにする!

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    2011年12月29日
  • 坊主失格

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    以前からとても気になっていた小池さん。
    どういった日常を送れば、あのような落ち着いた雰囲気を醸し出せるのかを知りたくて手に取った一冊。
    読み始めて、衝撃を受けた。今の小池さんからは想像できない出来事の連続。しかし、なぜだか心を持って行かれた。自分が小さいころから思っていたことが文章の端々に垣間見えて、苦しくなる。小池さんのように自分をコントロールできないことはなかったが、いつも別の自分が現実社会で立ち回る自分に嫌悪感を抱いていた。人からは『天真爛漫』と言われる一方で、本当は人を付き合うことがとても苦手。それをごまかすために笑顔で応え、どっと疲れる。そんな自分を抱えてきた者がこの本を読むとああ、

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    2011年11月26日
  • 3・11後の世界の心の守り方 「非現実」から「現実」へ

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    文字も大きくてなんだか道徳の教科書を読んでいるみたいだった。
    なるほどなぁと思うところが多く、自分で自分を苦しめている事を気付かせてくれた1冊。
    日々の生活での『麻薬抜き』をして心の安定感を取り戻したいなぁ。

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    2011年11月25日
  • 沈黙入門

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    どこかて聞いたことのあるような仏教の教えを分かりやすく記されています。書評を書くなどもってのほかかも、でも、お勧めです。何度も読み返したくなる良書。

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    2011年11月24日
  • 3・11後の世界の心の守り方 「非現実」から「現実」へ

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    ネタバレ

    うなずくことばかりでした。「はじめは偽善でもいいじゃないか
    やさしさは多かれ少なかれ偽物、不完全なもの
    自分が暖かく元気になりたいと思ってもなりたくてもかえってそれは逃げていく。求めると逃げる
    その心地よさは求めずに優しくできたときの副産物 ご褒美
    快感と幸福感はイコールではない
    経済的豊かさを味わっていても決して幸せ感を得られていないのは、,,かえって都会であろう。
    これからの社会をどうデザインしていくか。この観点ではどうなのか。復興とはどこを目指すのか。」肝に銘じたいと思います。

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    2011年10月26日
  • 沈黙入門

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    散らかった心を鎮めるために手に取った本。
    自分濃度を薄くする、という発想に目からウロコ。ここまで達観するのは難しいけど、自分の気持ちに振り回されないためのコツが書かれており、参考になります。

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    2011年09月15日