小池龍之介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレプライドの煩悩。後輩から懐かれるとか、女性から素敵と思われるとか、丁重に扱われるとか。自分で自分の価値を認めていることができれば、プライドの煩悩に悩まされることはなくなってくるのではないか。
どの選択肢がより得か考えてしまう。ちっぽけな得を求めてケチな欲望に心乱れるその間に精神や時間を消耗してしまう。ちょっとくらい損してもと思える寛容さが必要。
自分の心でさえ状況が変われば大きくぶれる。他人の心のブレにも寛容でありたいもの。
自分のことをわかってほしいという煩悩。SNSでの投稿も自分の価値を周りに判ってほしがっている。匿名掲示板での批判の書き込みも、うまく批判できる自分、物事がわかっている自分をわかってほしがっている。他人はその人自身にしか興味がないのだ。
正義感の煩悩は突き詰めると、世の中が公平であることの期待である。自分の行ったコストに見合う行動・犠牲を相手に期待している。メールの返事や好意のお返しなど。逆に、相手からダメージを受ければそれが相手に公平にダメージを受けるべきという正義感が復讐。悪を懲らしめる正義感すらも煩悩。世の中は不公平であることを認めることで、寛容に
自分の優先順位が低いことに腹を立てるのはとても恥ずかしい。
自分が隠している感情を認めよう。情けなかったり、卑小だったり、カッコ悪いものも含めて。自分の本心が自覚しにくくなって心の回路が狂ってくる。つらいのに元気だと思い込む必要はない。自分の気持ちを認めることで楽になる。
欲望、怒り、愚かさの煩悩。他人をコントロールしたがる欲望を手放せればもっと楽になれる。
相手から良い扱いを受けて自尊心をくすぐられた時こそ注意。次にそうでなかったときに乱降下の原因にもなる。良い扱いを受けた時こそ、この扱いも一時的なものだと思えるといい。
結果を重要視する責任倫理と、動機を重要視する心情倫理。心情倫理で考えた方が心は穏やかでいられる。
誰しも価値観を否定されると心地が悪いもの。心に浮かんだ「でも」「しかし」をこらえることで、無用な闘争に巻き込まれなくて済む
自分のことを正確に理解させたいという欲望は厄介なもの。プライドの煩悩も大きく影響している。何かあった時に労わるような言葉をかけてくれたときも、全然平気でしたとか慣れているからとか。帰るように言ってくれた時も遊んでいるだけですからとか。。。相手のいたわりの気持ちを大事にしたい。
弱者が自分の自尊心を保つために、逆の価値観でルールを作ることはよくあること。道徳とかモラルとか正義とかという言葉でデコレーションされていることも多い。それ自体の価値を認めることができれば
渇愛と呼ばれる自己中心的な思惑によって、世の中をありのままに見れなくなっている。物事には善も悪もないのに自分の都合で善悪をつける
自我イメージを持つことを仏教では有愛といい手放すことを進めている。自我イメージをもつと、そうでない情報などに自我を脅かされる。心は諸行無常であるから、その時は自信満々でもそうでない自分に苦しむという面もセットで抱え込むことになる。自分はどういう人間というイメージを手放そう。そうすれば他人からのからかいもかわしていける
何かの想いにとらわれているときも、よく観察してみると途中でそれ以外の感情が現れることに気付くはず。それでも脳は強い感情のみを記憶して弱い感情を塗りつぶすので、その思いにとらわれている自我イメージを強く持ってしまう。しかし、途中で現れたそれ以外の感情があったことを見つめなおすと、心が無常なことに気付くことができる
どうでもいいことでの不毛な争いを避ける。自分の考えを保留して相手の考えに寄り添える余裕を
議論を応じる者はここにはいない
「こうありたい自分」は苦しみしか生まない。そうあれない自分に苦しむか、そうなれても心が慣れてしまってより多くを求めて苦しむか。そうじゃなくてもいいという余裕で存在欲求を緩めると楽になる
自分の心も完全にコントロールすることはできない。完全に怒りを鎮めることもできないし、幸せな状態を目指してもそれは無理。幸せはふと感じるもの。
自分が守る戒めは、自らが守るべきものであって、他人に押しつけてはいけない
社会とは違う基準で自分を評価できる価値観で自らを正当化しようとしてはいないか。そういう動機自体は否定しないが、それでもって執着をしたり、他人を見下したりするのはあさましい。
仏典すら絶対に正しいものではない。絶対に正しいものなどない。狂信的にはなってはいけない
優越感、劣等感、同等感は捨て去れ。対象は、他人はもちろん、自分も。
苦しみも一度認める。それで初めて乗り越えられる。無理して平気なふりをしなくていい。 -
Posted by ブクログ
なんとゴーヂャスな講師陣!それぞれの講師のエッセンスがぎゅっと濃縮してあるが、それゆえもっと知りたい事も出てくるのでそれぞれの著書で深読みしたくなる。
○大人の時間割を作る。時間割で自動的に動くようにすれば、深く考えないでスムーズに行動できるようになる。タイムマネジメントのスキルアップは「てこの原理」で少ない労力で、大きな成果を上げる。(本田直之氏)
○情報収集やデータ分析は思考そのものではなく、考えるための材料集めに過ぎない。
○「なぜ」「どうすればいいの」この2つの質問を何度も自分に問うだけで、自然に思考が深まる。
○ブザーが鳴るまでの30分間、一切本を読んだり情報集めたりせず、ひたすらに考える時間を設ける。考えるための専用時間を確保することが重要。(ちきりん氏)
○他人のわがままな振る舞いを見せつけられると、抑圧している自分そのものを見せつけられているようで怒りがわき起こる。そうなった場合、怒っているありのままの自分を観察する。深呼吸する。怒りに対して「抑圧する」「こちらも怒る」というのは良い選択肢ではない。(小池龍之介氏)
○仕事を半分の時間で達成してみようとか、コストを下げて実現するとか、自分で目標設定すると、新しい発見が生み出される。
○仕事で最高の結果を出し続けるためには、残業をできるだけせず、決められた時間で仕事終わらせる癖をつける。与えられた時間の中で、与えられた目的を達成するのが仕事。(原田泳幸氏) -
Posted by ブクログ
【三毒】
・欲
情報を求める心の衝動エネルギー
・怒り
情報に反発する心の衝動エネルギー
・迷い
目の前のことに飽きて別の刺激を求める心の衝動エネルギー
無知の煩悩とも言う=自分の体の中での意識の働きや思考の動きを知らない
【八正道】
ステップ⓵ 自己ルールを律しぶれない芯を作る
正思惟 思考内容を律す
正語 言葉を律す
正業 行動を律す
正命 生き方を律す
ステップ② 集中力を養う
正精進 心を浄化する
正定 集中する
ステップ③ 気づく
正念 心のセンサーを磨く
正見 悟る
【正思惟】
念力 自分の心の状態に気づく
定力 心の働きを変える
六門 目、耳、鼻、舌、身、意 外部からの刺激に気づく方法
【話す】
〇自分の声音の観察→ 違和感があれば自然に修正される
〇ネガティブな思考を感じたら、その感情を真っすぐに見つめる
例:「むかつく」と思っている
〇謝罪の際には、具体的な対策を述べる「次からはこういうやり方、順番で、同じ失敗を繰り替えさないように気を付けます」
〇言い訳は、相手の性格や感情を分析しながら注意深く選ぶ
〇無駄話をしない
相手にとって有意義でないもの、心にもない相槌やフォローを返さなければならない話
〇ありがとうを連発しない
社交辞令は必要最低限にする
【呼吸する】
呼吸を意識する→違和感があれば自然に修正される
【聞く】
〇暴力的な音や大きな音はできるだけ遠ざける
自分でもできるだけ音を立てずに動作する練習をする
〇周りの音を意識的に聞いてみる
〇相手の感情に着目して聞く
相手の声音、速度、呼吸、表情の変化に着目
〇批判されたときは、相手の苦しみに目を向ける
「怒り」→喉に何かがつまったような声
「慢:自己評価を気にしプライドにしがみつく」→相手を馬鹿にしたようなトーン
〇音そのものに注意して聞くことで、最初から不愉快にならないようにする
【嗅ぐ】
嗅いだままにする
あるにおいが鼻を刺激して、それに怒りを感じているだけ
【見る】
〇ニュートラルなものをしっかり見る
例:看板が見えている→近づいて見える→今見えなくなった
〇見ることにより自我が強く刺激されるようなものも避ける
〇相手の感情に着目して聞く
相手の声音、速度、呼吸、表情の変化に着目
↓
ただし自我に還元させないで客観視する
〇緊張した時などは、いったん目を閉じたり半目になったりしてみる
〇自分の姿も相手の心を刺激していることを心の片隅に置く
自分の表情に自覚的であるように心がける
【書く読む】
ネガティブなことは書かない
計画する
あらかじめ決めておく -
Posted by ブクログ
ブッダは、他の宗教思想者とは異なり、かなり哲学的な考え方をしていたと言われている。
今回この本を読み、改めてその通りだと感じた。生きるために必要な考え方、物事の受け入れ方をしっかり伝承してきたことが伺える。
いくつかの言葉が、非常に胸に刺さった。一番深く刺さったのは、
「君は、君が今まで思った事の集合体」
という言葉。つまり、心で思ってきた過去の集合体が今。嬉しいことも嫌な事も、私がどう生きてきたか、それによって今がある。
とても深く、そして自分を受け入れて生きていかないといけない、と、改めて思った今日この頃。
非常にわかりやすくて簡単に読める本なので、ブッダ初心者にはオススメ。 -
購入済み
心と肩が軽くなりました
仏教にまつわる要素はあるものの、気持ちや脳内のストレスと解消法はuniversal。怒りや苛立ちで、自分自身や大切な人や時間を見失わないようにしたいなと思いました。原理や理屈はそれなりに理解できたのですが、もう少し実践の具体的な方法が多く書かれているとよかったかな。自分で考える力も必要ですが。
ひとまず、いまからでも実践していきます。怒りの要素を分解して、客観的にみてみることを。