小池龍之介のレビュー一覧
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心と肩が軽くなりました
仏教にまつわる要素はあるものの、気持ちや脳内のストレスと解消法はuniversal。怒りや苛立ちで、自分自身や大切な人や時間を見失わないようにしたいなと思いました。原理や理屈はそれなりに理解できたのですが、もう少し実践の具体的な方法が多く書かれているとよかったかな。自分で考える力も必要ですが。
ひとまず、いまからでも実践していきます。怒りの要素を分解して、客観的にみてみることを。 -
購入済み
読みました
私は、元々、本嫌いで薄い一冊を何ヵ月もかけて読んでいました。でも、小池さんの本は、ほとんど続きが気になりすぐに読んでしまいます。
こちらの本も、同様に読んでしまいました。
なるほどー。私にはハードル高そうですが、折につけやってみたいと思います。 -
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考えない練習
著:小池 龍之介
本書で提案する思考の調教とは、五感を研ぎ澄ませて実感を強めることにより、思考というヴァーチャルなものを乗り越える手だてである。目・耳・鼻・舌・身の五感に集中しながら暮らす練習を経て、さらには思考を自由に操ることを説いている。
本書の構成は以下の9章から成る。
①思考という病
②身体と心の操り方 話す
③身体と心の操り方 聞く
④身体と心の操り方 見る
⑤身体と心の操り方 書く 読む
⑥身体と心の操り方 食べる
⑦身体と心の操り方 捨てる
⑧身体と心の操り方 触れる
⑨身体と心の操り方 育てる
ざわつく心は不安からくる。
考えすぎる思考病から抜け出すにはどう -
Posted by ブクログ
「考える」ことにエネルギーを割かれないための方法を、仏教の手法をベースに具体的に書かれた本。
情報を入り口で止めて自分の自我を刺激しない、自分の感情をぶつけて相手の自我を刺激しないというのは、練習が必要だけど、それができたら心が穏やかになるだろう。
ささいなウソもつかない、というのもハッとする。
考えない練習は、自分自身と他人の感情を、どちらも大切にすることにつながることだと感じた。
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・無意識下で「考える」ことに多くのエネルギーを割いている
・混乱しているときほど、考える量や時間が増える
・心の三つの毒は「欲」「怒り」「迷い」
・入ってくる情報に対して「受け入れたく -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルに惹かれました。
人間は動物と違って考えるという言葉がありました。
愛犬を見ていても、動物も非常によく考えていると思います。
ただ、人間のように余計なことに囚われず、良い意味で今を全力で生きているという印象はありました。
前頭葉にダメージを受けると危機感や恐怖を感じなくなると言います。
同じニュースを見ても賛成と反対が出てくるわけで、
反射のパターンは人生経験によって決まるというのは
本当にそのとおりだと思いました。
笑っているときの脳神経の動きは痙攣発作に似ているというのは知りませんでした。
笑う門には福来るとよく言ったもので、
口角を上げるだけで楽しくなります。
脳の報酬系 -
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第1章は、「よくありそうだな~」なおじさんの愚痴や悩みに対して、仏教のアプローチで「こういう心の持ちようはどうだろう?」と提言してくれそうな感じ。
第2章は、仏教の教えのうち、日常生活に取り入れられる基本的な考え方(八正道)を解説し、
第3章は、おじさん代表・・・の蛭子能収氏の対談。
蛭子能収氏といえば、京都の伏見稲荷の鳥居も寄付されてましたね・・・。対談でも登場される?奥様のご趣味なのかしら。
おじさん世代が読むような雑誌の掲載が元になっているようだったのですが、OL・女性向けのもあっても面白そう。
よくありがちな悩みが掲載されているし、住職のお仕事?の一つに檀家さんのお話も聴くという -
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R25ブックガイドから、だったかな。仏教の考えを絡めて沈黙の素晴らしさを説くもの。沈黙は即ち自分濃度を薄めること、というのを根っこに置いて、色んな側面から”黙ること”の効能を説く。単に口下手なだけといえばそれまでだけど、自分も黙して語らず的な部分があって、本書で語られる内容には、なるほどって腑に落ちる部分が少なくなかった。もっと自分を前面に出して、どんどん話していった方がいいんじゃ…って思うことも無い訳じゃなかったけど、これを読んでしまうと、なんだ黙ってていいんじゃん、っていう安堵感まで得られるようになった。逆にしていないことでは、メールの返事の書き出し。確かに、『遅くなった』と書いてしまうと
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全体としては4の評価ですが、7人の連作?なので、執筆者によって評価に差がありました。確かに、P3 人生に限界が無い、P5 「希望」をつくる方法
1. 本田直之さん、P20 言い訳思考と工夫思考。P25 短期間でやれることをものすごく多く見積もって、長期間でできることは、とても少なく見積もっている。すぐに結果を求めてしまい、時間をかけて準備しないからできない。P 26 時代は常に変わっていて、やり方は進化している。P27 時代は物質主義から精神主義に。P28 副業ではなく、複業を持つことを勧める。スキル、特に「セルフモチベーション」が大切。P31 モチベーションを管理する時に、ドキュメンタリー -
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2013.2記。
仕事に限らず、困難にぶつかったときに動じないための「平常心」を持っていたい、持ちたい、とは私も普通に考える。そして、私にとっては、平常心とは「過去に厳しい局面を乗り越えた」という経験の蓄積から得られるもの、言い換えれば「経験に裏付けられた静かな自信」とでもいうべきものである。
しかし、仏教思想を基礎とする著者の主張によれば、まさしく様々な経験の「記憶」こそが「過去の快楽の再生」や「過去の不快さの追放」を望む(が、しかし得られない)という心の波風、すなわち「執着」の原因となるのであり、平常心とはむしろ過去の記憶・経験からなるべく距離を置く、という姿勢のことのようなのだ。
「 -
Posted by ブクログ
繋がり過ぎない。
入ってくる情報が増えるほど、心は乱れる。
あなたのため。と言う時の本心は自分のためであることに気付く。自分の利益を正直に伝えることから信頼関係が築けるのかもしれない。
いい人をやめ、嫌なことは素直に断る。
どちらが得かを迷うのは心にとっては損。
他人の心のブレに対して寛容になる。
私を分かってと欲するほど、分かってもらえなくなる。
正義感をふりかざしても、醜悪な小悪人になるだけ。
間違いは悪いもの。という罠から抜け出す。
自分が隠している情け無い感情を認めると楽になる。
イライラしない。
自分もやりかねない。と潜在的な可能性を知っていればありえない。とはならない。
謝る時は -
Posted by ブクログ
"本書では習慣というテーマで著名な方やその道の専門家の方々からのアドバイスを掲載したもの。雑誌に近い作り方、図が多く載っていて見やすくできている。
自分にとって良い行動を習慣にすることで日々の活動が生き生きとしたものにもなる。しかしながら、習慣になるには難しい。そのため、目的をしっかりととらえていないとなかなか習慣化できない。ということがわかる。一方で、習慣となったものも環境変化で変えていかないといけないこともあり、習慣にこだわりすぎてもよろしくない。
5名の方のそれぞれの視点で語ることで、習慣に関するいろいろな側面を補完し合っている。ほどよくまとまっている。"