小池龍之介のレビュー一覧
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「考える」ことにエネルギーを割かれないための方法を、仏教の手法をベースに具体的に書かれた本。
情報を入り口で止めて自分の自我を刺激しない、自分の感情をぶつけて相手の自我を刺激しないというのは、練習が必要だけど、それができたら心が穏やかになるだろう。
ささいなウソもつかない、というのもハッとする。
考えない練習は、自分自身と他人の感情を、どちらも大切にすることにつながることだと感じた。
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・無意識下で「考える」ことに多くのエネルギーを割いている
・混乱しているときほど、考える量や時間が増える
・心の三つの毒は「欲」「怒り」「迷い」
・入ってくる情報に対して「受け入れたくない、見たくない、聞きたくない」と反発する心の衝動エネルギーが怒り。
「やる気がしない」「妬む」後悔する」「寂しい」「緊張する」も“怒り”の煩悩エネルギー
・嘘をつくと、脳内の情報の連携がおかしくなる=迷い=「無知」の煩悩。その結果、混乱で記憶力や明晰さが衰え、自分の本心が分からなくなる。だから建前やごまかしなどささいなウソも積み重ねるのはやめたほうがいい。
・音の洗脳もある。音が入ったときに反応せず、音で止める。思考の流れを止める。
人に悪い影響を与えないために、なるべく普段から「音を立てないで動作する」
・聴くー相手の苦を観察する がコミュニケーションの基礎
相手を突き動かしているのは、苦しみ=ストレスなのではないか、という洞察。
・情報を入り口で止める。
・観察結果を自我にいちいちフィードバックしない
・なるべく相手の自我を刺激しない。
メールの導入でも価値観や評価を入れず、「満月の晩に、失礼いたします」のように事実をそのまま記す。
●脳研究者 池谷裕二さんとの対談
身体性ストレスに関する実験。
ペンタガストリン(身体性ストレスを引き起こす薬)を点滴する。
被験者の手元に、いつでも点滴を止められるボタンを用意しておくとストレスホルモンの上昇量が1/5程度ですむ。
つまり・・・
いつでも逃げられると思うとストレス性ホルモンの上昇量が減る。
=「こうすればストレスの元から逃げられる」という方法を持っているだけでストレスにならない。
=身体性ストレスも結局、意識の問題
●人が幸せに生きていくために育てるべき感情 慈・悲・喜・捨
「慈」人々を含めた他の生き物が平和で穏やかであることを願う感情。
「悲」哀れみの感情や、悩みや苦しみがなくなることを願う同情心。
「喜」他社が幸福になって喜んでいるとき、自分もそれを見てともに喜べる感情。
「捨」怒りや迷いを持つクセをなくし平常心を保つ心の状態。 -
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ネタバレタイトルに惹かれました。
人間は動物と違って考えるという言葉がありました。
愛犬を見ていても、動物も非常によく考えていると思います。
ただ、人間のように余計なことに囚われず、良い意味で今を全力で生きているという印象はありました。
前頭葉にダメージを受けると危機感や恐怖を感じなくなると言います。
同じニュースを見ても賛成と反対が出てくるわけで、
反射のパターンは人生経験によって決まるというのは
本当にそのとおりだと思いました。
笑っているときの脳神経の動きは痙攣発作に似ているというのは知りませんでした。
笑う門には福来るとよく言ったもので、
口角を上げるだけで楽しくなります。
脳の報酬系が活性化するのだとか。
タイトルに惹かれただけで筆者のことも知らないまま手に取りましたが
仏教の世界観がすっと心に入ってくるように思いました。 -
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第1章は、「よくありそうだな~」なおじさんの愚痴や悩みに対して、仏教のアプローチで「こういう心の持ちようはどうだろう?」と提言してくれそうな感じ。
第2章は、仏教の教えのうち、日常生活に取り入れられる基本的な考え方(八正道)を解説し、
第3章は、おじさん代表・・・の蛭子能収氏の対談。
蛭子能収氏といえば、京都の伏見稲荷の鳥居も寄付されてましたね・・・。対談でも登場される?奥様のご趣味なのかしら。
おじさん世代が読むような雑誌の掲載が元になっているようだったのですが、OL・女性向けのもあっても面白そう。
よくありがちな悩みが掲載されているし、住職のお仕事?の一つに檀家さんのお話も聴くというのはあるんだけれど、よくこんなに対応できるな~と思ったり。
お坊さんも、組織に属している以上、似たようなことはあるんだろうか。
気になったところというか「そうそう(;´Д`)ハァハァフンフンソウソウ」と思ったのは
★自分を否定し続ける理由は謙虚ではなく、現実の自分が理想の自分の乖離が大きいから。自尊心の強さ。
★評価されないと感じるのは、自分のこととなると盲目になる、わからない。不満を持ってイライラするより、チームプレイに役立てる自分へと変わること
★できない部下など、、、幻想を滅する=幻滅する でよいのだ。
逆にうーん・・・と思ったのは
★閑職⇒退職を迷う・・・この程度の仕事で給与をもらえるのはラッキーと発想の転換。目の前のことに一生懸命従事して集中しては。
⇒閑職そのものよりも、「もっと人に役に立っている」という実感がほしいので二の足を踏んでいるという側面もあるのかなぁと思ったり。
もちろん目の前のことに一生懸命集中する=役に立つ仕事であればいいんだけど、合間見て楽しんだりする・・・それはそれで割り切れればラッキーなのかもしれないけれど、会社からみたら荷物だよなぁ。と。 -
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R25ブックガイドから、だったかな。仏教の考えを絡めて沈黙の素晴らしさを説くもの。沈黙は即ち自分濃度を薄めること、というのを根っこに置いて、色んな側面から”黙ること”の効能を説く。単に口下手なだけといえばそれまでだけど、自分も黙して語らず的な部分があって、本書で語られる内容には、なるほどって腑に落ちる部分が少なくなかった。もっと自分を前面に出して、どんどん話していった方がいいんじゃ…って思うことも無い訳じゃなかったけど、これを読んでしまうと、なんだ黙ってていいんじゃん、っていう安堵感まで得られるようになった。逆にしていないことでは、メールの返事の書き出し。確かに、『遅くなった』と書いてしまうと、相手にはそれ以上の速さを求める、ってことが暗示されてしまいますわな。これ、気をつけないと。
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全体としては4の評価ですが、7人の連作?なので、執筆者によって評価に差がありました。確かに、P3 人生に限界が無い、P5 「希望」をつくる方法
1. 本田直之さん、P20 言い訳思考と工夫思考。P25 短期間でやれることをものすごく多く見積もって、長期間でできることは、とても少なく見積もっている。すぐに結果を求めてしまい、時間をかけて準備しないからできない。P 26 時代は常に変わっていて、やり方は進化している。P27 時代は物質主義から精神主義に。P28 副業ではなく、複業を持つことを勧める。スキル、特に「セルフモチベーション」が大切。P31 モチベーションを管理する時に、ドキュメンタリー映画を観たり、本を読んだりして、自分より辛くて大変な状況でも、チャレンジを続けている人に触発されて、モチベーションを維持。P38 縛られない生き方の為に、「住む場所を選ぶ」「会社以外の仲間を作る」「ものを減らす」「お金の使い方を学ぶ」「複数のフローを作る」P51 ① 常識とは何かを考える ② できないという「言い訳癖」をやめる ③ 制約されないための考え方、スキル、実践を学ぶ。 ④ お金を払ってでもやりたいことを見つける
2. ちきりんさん、P62 若者に対する転職に対するアドバイスの内容として、あなたの判断基準として重要な基準2つは?ちきりんさんは、・今の仕事は楽しいか、今の仕事を通して、成長できているか? P65 自分の頭で考えるために、① なぜ(WHY)と② だからなんなの(SO WHAT)?を問い続ける。
3. 小池龍之介さん、P86 あの人を「不快」に感じるのは、その中に「あなた自身」を見ているから。他人の行いの良いところは見習い、悪いところは反面教師にする。他人はまさしく鏡として自分を写す。
4. 平田オリザさん、P102 自分の子どもが、学校から嬉しそうに自宅に帰ってきて、「今日ね、僕、宿題やって行かなかったけれど、担任の先生は起こらなかったんだよ」に対するあなたの返答は?子供は、担任の先生が優しい先生だ、ということを伝えたくて嬉しそうに帰ってきた。その気持ちを受け取るべきで、宿題をしなかったことを責めると、そのギャップに子供が戸惑う。まずは、相手の気持ちを受け取って。「先生は優しいね、怒られなくてよかったね」の後に、「明日は怒られてしまうかもよ、宿題はやったの?」と、する。P110 そもそも心から「分かり合うこと」なんてできない。分かり合えない同士が、「共感できるポイントを見つけていく」ことで深く通じ合う、落としどころをみつける。日本は「察しあう文化」欧米は「説明しあう文化」
5. 竹中 平蔵さん、P126 「金持ちを貧乏人にしたところで、貧乏人が金持ちになるわけではない」byサッチャー元イギリス首相。
6. 原田泳幸さん、P151 「基本に忠実であること、ただし非常に革新的なやりかたをすること」そして、徹底してやることがポイント。成長している人に共通している事 1) 基本を大事にしているから、常に課題が見えている。 2) 成功しているときこそ、危機感を持っている。P164 自分で目標を設定すると新しい発見が生み出される。「変化を起こしてやろう」という気持ちが、心をふるいだたせる。P168 仕事で最高の結果を出し続けるためには、残業をできるだけせずに、決められた時間で仕事を終わらせる癖をつける。与えられた時間の中で、与えられた目的を達成するのが仕事。
7. 村上憲郎さん、P178 経済学とは、社会がその希少な資源をいかに管理するかを研究する学問。限られた資源を、どう増やして、どう分配して、社会全体の幸福に寄与できるか考えることが、貴方の仕事。社会全体に貢献するのが原理原則。P181 最低限、現地の歴史と宗教を勉強する必要性がある。 -
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2013.2記。
仕事に限らず、困難にぶつかったときに動じないための「平常心」を持っていたい、持ちたい、とは私も普通に考える。そして、私にとっては、平常心とは「過去に厳しい局面を乗り越えた」という経験の蓄積から得られるもの、言い換えれば「経験に裏付けられた静かな自信」とでもいうべきものである。
しかし、仏教思想を基礎とする著者の主張によれば、まさしく様々な経験の「記憶」こそが「過去の快楽の再生」や「過去の不快さの追放」を望む(が、しかし得られない)という心の波風、すなわち「執着」の原因となるのであり、平常心とはむしろ過去の記憶・経験からなるべく距離を置く、という姿勢のことのようなのだ。
「(人生を通じて)蓄積される膨大な記憶こそが、仏教で教える『業(カルマ)』そのもの」(P.118)との一文は印象的だった。
最近著者の名前をあちこちで見かけるが、実践的な「呼吸法」等を通じて時折自分を相対化して眺めることを穏やかに薦める、という本書のメッセージは総じて大変参考になるものであった。 -
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繋がり過ぎない。
入ってくる情報が増えるほど、心は乱れる。
あなたのため。と言う時の本心は自分のためであることに気付く。自分の利益を正直に伝えることから信頼関係が築けるのかもしれない。
いい人をやめ、嫌なことは素直に断る。
どちらが得かを迷うのは心にとっては損。
他人の心のブレに対して寛容になる。
私を分かってと欲するほど、分かってもらえなくなる。
正義感をふりかざしても、醜悪な小悪人になるだけ。
間違いは悪いもの。という罠から抜け出す。
自分が隠している情け無い感情を認めると楽になる。
イライラしない。
自分もやりかねない。と潜在的な可能性を知っていればありえない。とはならない。
謝る時は余計な言い訳を加えない。
自分を正しく理解して欲しいという欲望を手放す。
自分の考えを返す前に、そうですね。と一呼吸置く。
自分の価値は他人の価値とは、無関係である。
心を保つ前にまずは体を保つべし。
体を保つ基本は食事を腹七分目にとどめること。
砂糖の強い甘味は気分を乱高下させる。じっくりよく噛むことに専念する。
人と繋がり過ぎない孤独を味わう勇気を持つ。
その場しのぎにイエスと言わず、少し考えさせてと留保する。
人から失望されてもかまわないという勇気を持つ。
物事に集中するには、頑張り過ぎず、だらけ過ぎない。
相手の方が間違っている証拠があっても追い詰めない。
手仕事をせず、頭ばかり使っていると思考が鈍る。
人を自分の思い通りに変えることは出来ないとあきらめる。つまり、他人は他人の内部の法則に従ってしか動かない。
人生は生きている限り、満足しないという苦を味わう。
苦労が報われない。という無力感から逃げ出さない。
やる気を保つには自分の意思でやる。という形式が重要である。
日常生活に取り入れて行こう。 -
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"本書では習慣というテーマで著名な方やその道の専門家の方々からのアドバイスを掲載したもの。雑誌に近い作り方、図が多く載っていて見やすくできている。
自分にとって良い行動を習慣にすることで日々の活動が生き生きとしたものにもなる。しかしながら、習慣になるには難しい。そのため、目的をしっかりととらえていないとなかなか習慣化できない。ということがわかる。一方で、習慣となったものも環境変化で変えていかないといけないこともあり、習慣にこだわりすぎてもよろしくない。
5名の方のそれぞれの視点で語ることで、習慣に関するいろいろな側面を補完し合っている。ほどよくまとまっている。" -
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■内容
生き方も働き方も多様化してゆく中で稼ぐ力を身につけるために知っておきたいことが具体的に書かれていた。
■どんな時に読みたいか
働き方が多様化し、仕事も働く場所も選択できる時代になりつつある。リスクを受け入れ選択すれば収入を増やすこともできる。このような時代の変化に戸惑ったり立ち止まった時に読みたい本。
■感想
稼ぐ力をつける為に何が必要なのか?という発想からこの本を手にとった。
とてもわかりやすく書かれていて、どの章にも自分が持ち合わせていない考えや発見があり、ひとつひとつ学びたいと感じた。ただしすべてを修得するにはかなりの時間を要することにも気付いた。時代が変化する中で、自分はどのように生きたいのか?と自分の考えを掘り下げ、思考し判断力を養うことが私にとっての課題だと感じた。
■抜粋
【情報収集でも分析でもなく”思考”に時間を】
「どんな情報があれば判断ができるか」ということを、情報収集を始める前に考えておく必要があります。
情報を集めれば集めるほどよい結論が出るわけではありません。ビジネスでも、「どういう状況になったら撤退するか」という判断プロセスを最初に決めておけば、ごく少ない情報で撤退の判断は可能です。一方そのプロセスを持っていないと、業績が悪化した時にも情報収集ばかりに明け暮れ、いつまでも撤退の判断ができません。このように、意思決定をする際には「判断基準」と「情報」を分けて考えることがとても重要です。《P61》