小池龍之介のレビュー一覧

  • 煩悩フリーの働き方。
    始めは文体に違和感(坊さんにしては俗っぽい言い回し)がありましたが、気持ちが落ち着かないときによく思い出します。そういう意味で、いい本だったと思います。「心と体と言葉が一致しないことでストレスが発生する」「ストレスの源は大きく分けて欲と怒りと迷い」「諸行無常」「一切行苦」「盛者必衰」など。
  • 坊主失格
    自分にも心当たりのある感情。
    著者の過去を振り返っての自己分析に、私の中でこんがらがっていた感情の紐がほどけたよう。
    とっても穏やかで悟りをひらいた著者も、たくさんの苦悩を抱え紆余曲折経て今にたどり着いたのだなと思うと、人は変われるんだなと勇気が持てる。
  • 超訳ブッダの言葉
    心が乾いてどうしようもないとき
    見えない寂しさを嘆くとき
    実態のない怒りに支配されるとき

    に読む本です。
    ブッダいわく、ありがたいブッダの言葉にすがることすらやめるべき、
    とのことですが…やはりまだ私はその境地ではないようです。
    私は毎晩寝る前に読んでいますが、今度から朝に読むことにする予定。

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  • もう、怒らない
    悲しみ、寂しさ、愁いなどの美に繋がりそうな感情も怒りと根っこは一緒だという。そのエネルギーが外に向かう場合は怒りに、内に向かう場合は不安に悩まされることになる。それを事前に止めるのは、客観視すること。自分の負の感情をカギカッコに入れて傍観者になること
    やってみるか!
  • もう、怒らない
    仏教系の中学高校出てるので、仏教の本は割と抵抗なく読めます。
    アルボムッレ・スマナサーラ氏の怒らないことの焼き直し感はありますが、そもそもブッダの教えがルーツにあるので、正しく理解されていれば誰が書いても同じ内容になるはず。
    読みやすいんですよね、仏教の本なのにキン消しの話とか出てくるし、日常になぞ...続きを読む
  • 恋愛成就寺
    「欲求」「怒り」「混乱」が人間の苦しみの根源とされる根本的な三つの煩悩「貪・瞋・痴」である。いわば、この三毒を可視化していく
  • 平常心のレッスン
    ・自分の「慢」を知り戒める
     モニタリングで、心の条件反射のパターンを知る
    ・会社(仕事)の理不尽さは、諦めて受け入れる
     それも給料のうちと考える★
    ・快/苦による「好き嫌い」のシステムではうまく生きられるどころかかえって生きづらくなる。
    ・快と不快はコインの裏表
     快を求めると必ず足りなくなって...続きを読む
  • 恋愛成就寺
    小手先のテクニックばかしの恋愛指南に違和感があって、読んでみた。小池住職のぶれない主張は恋愛に対してもとても有効だと思う。文体が好き。
  • 平常心のレッスン
    「小さなプライドを捨て、喜怒哀楽の揺れに振り回されず、平常心で生きると楽になる。」
    喜ばず・楽しまずというのは味気ないが、怒らず・哀しまずを実践できれば少し楽かもしれない。
  • 沈黙入門
    2012.9.17

    ついつい早口におしゃべりになってしまって、批判もしちゃうのよね…。
    自分濃度を抑えた方が優雅にみえるというのは、周りを見ても確かになと思いました。
    やっぱり小池さんは定期的に読むべき。
  • 超訳ブッダの言葉
    「超訳」ですね。w
    賛否両論あるとは思いますが、私は目的がとても明確で良いと思いました。難しく読むのが苦手な人は是非手にとってみてはいかがでしょうか。
  • 沈黙入門
    「もう怒らない」を読んで個人的にハマった著者。言おうとしていることはよく分かったけど、実践するのは難しい(汗)間違うと自分を抑圧してしまうことになるので、繰り返し読んで「沈黙」の本当の意味を掴みたい、
  • もう、怒らない
    著者のことはよく知らなかったけれど、なんとなくイライラしていた時に手にした本。「怒り」というものについて今までとは違った見方を与えてくれた。この本をきっかけに仏教についてもっと学んでみようと思った。
  • もう、怒らない
    ムカつき、妬み、悔やみ、悲しみ、虚しさ、それらに対抗する術を仏教的側面から説いた一冊。対抗するというよりはうまく流すという方が正しいかもしれない。何かとマッチョなその手の本とは違い、穏やかに自己をコントロールするのが仏教のいいところだと思う。

    特に参考になったのは「集中すること」。歩いてること、触...続きを読む
  • 坊主失格
    他の著書を読み、作者に興味を持って読んだ。
    始めから悟りきった人格者だと思っていたので、強烈な半生に驚いた。しかし、こういった感情や体験は濃かれ薄かれ誰も持っているものだなあ、と妙に安心した。
    言葉は平易で、仏教の香りを感じさせず、読みやすく「なるほどね」と頷ける本。私も座禅しようかなと思った。
  • もう、怒らない
    勉強になります!
    小池さんの本を読むのは2冊目。

    今度から歩行禅みたいなトレーニング、心を落ち着かせるトレーニングを実践してみようと思います。

    宗教や宗派じゃない道としての仏道には共感します。
    一回読んだキリじゃ多分効果ないから、時々読み返すようにしたい本です。
  • もう、怒らない
    仏教をテーマにした、心のありかた、心の置き方に関する本。単行本として出版されたのが2009年で、自分が読んだのは文庫版の2012年1月に刊行されたもの。
    なんか、ここ最近のノリでこの本のような切り口から仏教の教えについて解説した本をいくつか読んでるんですが、仏教ブームみたいなのが出版業界には来てるん...続きを読む
  • 平常心のレッスン
    ちょっと今週は、嫌な事があったんだけど、この本を読んでいたお陰で落ち込まずに、イラつかずに済んだ。
    平常心、平常心と…。

    12/05/24-60
  • 超訳ブッダの言葉
    著者独自の訳で現代風に読みやすく書かれています。
    ブッダ本人の言葉からかけ離れている個所もありますが、とても読みやすいです。
  • 平常心のレッスン
    心のしくみを分析し、平常心を培うためにどのようにするかを説いた本

    平常心は揺れ動かない心を造り上げるのではなく、揺れ動いた心の状態をモニタリングし、それを認識して受け入れること、揺れ動く度にそれを行うことが平常心とわかります。

    日々の喜怒哀楽のなかでそれに気付き、同じ位置に心を戻す習慣を、うまく...続きを読む