小池龍之介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ強く、やさしく、しなやかな自分でありたい。
理想の自分に近づくために努力していきたい、改善していきたい。
そう思っていても、なかなか全く思うようにならない、相変わらず、サボり癖は治らんし、人の欠点が目につくし、翌日まで残るほど酒を呑むし、今日出来ることを明日回しにするし…
自分自身ですら制御できないのに、自分以外の誰かが自分の意に沿って動いてくれるわけがない。当たり前の話である。
やたらと人と繋がりたがったり、人がやってることにイライラしたり、人がどう見てるかを気にしすぎたり、人と比べたり…そんなに他人の目って大事か?って話である。
時事ネタを書く
ベッキーや乙武が不倫をした、それがどーした?
おもろいゴシップではあるけど、エエ大人が毎日毎日多くの人間がギャーギャー騒ぐことか?自分の配偶者や恋人ならともかく、よそ様の恋路なんかほっといたれよ、下品やしはしたないぞって話である。
利己的かも知れんけど、他人のことはほっといて、まずは自分の幸せやろ。そこ磨いていこうよ。その上でヒトのことドヤコヤ言うたらエエねん。ちゅうても、幸せならゴシップなんか相手してる暇はないだろうけどな。
そんなようなこととかを、この本は分かりやすく書いている。
ちょっと文章が軽いかな、もうちょっと堅い文章でも十分伝わるとは思うんだけど。 -
Posted by ブクログ
ネタバレお坊さんが書いた、心を鎮めるためのヒントを集めた本。「トホホー」「ガーン」といった古めかしいリアクションがたびたび入っているので、よほどのおじいさんかと思いきや、私と同年代の比較的若いお坊さんであったことにびっくり。おそらくお坊さんの説法という高そうなハードルを下げ、読みやすくするようにわざとこうした言葉を入れているのだろうが、やや使いすぎてイラっとくる。
肝心の中身は、心理学や脳の働きにも触れ、自身の体験も交えながら、人間の欲深さゆえの苦しみと、こういう風に考えたらもっと楽になるよ的なアドバイスが書かれており、いろいろとためになる部分も多い。
気になった部分は「愚かなものへ対する実害のないものへの怒りは怒りっぽい証拠」「人殺しもたまたまそういう境遇にないから自分はやらないだけ」「「正義」とは誰かの自己中に対するこちらの自己中である。」「今の感情もうつりゆくもの(無常)であると認識し、安易に今の感情に流された行動をとらない。」「人生は決して満足することのない、クリアできない「クソゲー」である。ゲームから降りることも心の安定につながる。」など。
ここに書かれていることをストイックに実践するつもりは全くないが、一つの考え方として持っておくのは悪くないと思う。それにしても先述したわざとらしい「トホホー」「ガーン」が嫌いなので★は3つ。 -
Posted by ブクログ
何にもこだわらない人生なんて、生きる意味があるのか? などと考えながら読み始めましたが、やはり納得できない部分が多くありました。
しかし、「こだわらない」ことにもこだわらなくて良いと思えば、気が楽になりますね。
ひとつ、非常に共感できたのが「ありがとう」についてです。
『薬師』という漫画で「有り難し」を知って以来ずっと思っていたことが、そっくりそのまま書かれてあり、ビックリしました。
私も「ありがとう」という言葉は使いたくないのに、相手が満足するっぽいから使ってしまいます…
他の著書でも言及されているようなので、ちょっと見てみようかなぁ -
Posted by ブクログ
『考えない練習』と比べると、著者の人間臭さをより強く感じる。
肩のちからを抜いて書いている感じ。
物事を違ってた角度から照らし出して、「こだわること」から頭を解放させてくれる。
ただ、「こだわらない」というのも一歩間違えたら「こだわり」になってしまうのではないか、という疑問がわいた。
「ありがとうは『有り難し』」とか、逆に考え過ぎのような部分もあった。
他にも、「平等にこだわらない」の章にモヤモヤしたりした。
ブッダが身分差別を否定しなかったから、著者も身分差別を否定しないのか(奴隷の身分があっても良いと考えている?!)と正直引いてしまった… -
Posted by ブクログ
ネタバレ東京大学を卒業後、修行の末、住職となった著者が、20代半ばにウェブサイト『家出空間』にエッセイとして書き続けていたものを編集した一冊。
人間がものを考えたり、ものを話すとき、人と関わるとき、ほぼ全ての場合において「自分」という存在をアピールするため、認めてもらいたいための「欲」がある。
自分の考えを極力抑えて、意見も言わず、相手を論破しようとせず、正論であってもこちらから語らず、もちろん批判も否定もしない、もっと言えば喋らない。
聞けば聞くほど得をするし、余計な口をきくほど損をするという話も聞いたことはあったけど、自分はその境地にたどり着けるか自信がない。
何かを感じたのであれば、とにかく自分との対話をとことん実行する。
そうすることで、欲望やイライラ、不安や痛みから解放されることができる。
らしい。。