小池龍之介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「自分のあるがままを受け入れる」ことが「平常心」を身につけることにつながる、という筆者の考えは、本当にそのとおりだと思う。
ただ、気になってしまったのは・・・仏道の教えを理解してもらおうという意図で、神経科学や心理学からいろいろと根拠的なものをあげていて、まあおおむねその通りなんだろうとは思うが、でも、その分野の専門家の方々がこの本を読んだとき、確かに根拠として使って間違えないよ、と言ってもらえるんだろうか、ということを疑問に感じずにはいられなかった。もしかしたら、反論ないし100%そのとおりってわけでもないよって言われてしまう余地はないのだろうかと・・・。
つまり、筆者はあくまでも仏道の専門 -
Posted by ブクログ
充実してる人は生きる意味や働く意味など考えない、という言葉に、当たり前だがハッと気づかされた。なんとなく今の仕事に不満ばかり抱え、もっと楽しい生き方があるんじゃないかとグダグタ非現実的なことばかり考えていたが、それは自分のことを、今の仕事なんかでとどまらない可能性をもった人間なのだとかいかぶってる証拠だということに気付かされた。もっと今の一瞬に没頭して、この環境でいかに充実した生活ができるか、心と身体を一致させて現実を着実に歩むべき、ということを学んだ。薄い文庫で1日で読める内容だったが、とてもタメになるコスパの高い本だった!\(^_^)/
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Posted by ブクログ
「悟り」をひらく。
大雑把過ぎるが、私はそう解釈した。
ただ、多くの疑問も残る。
煩悩。欲とはいけないものなのか?
欲は悪? それともすべての欲が悪いとはいえないのか?
ビジネス社会では「インセンティブ」という言葉をよく耳にする。
仕事に対するやる気を喚起するために使ったりする。
こんなのもよく聞かないか。
自分へのご褒美。
これも大変なことをやり遂げたなら、自分の好きな物を買おう、というようなこと。
好きなものを手に入れるために、目の前にあるちょっと気の進まない「やらねばならぬこと」を頑張って片付けてしまおう、ということだ。
著者はこれらのことにも苦言を呈する。
目の前にぶる下 -
Posted by ブクログ
しゃべること、聞くことに疲れたあなたに。
普段作業をしていて、人がくるとついつい会話に花を咲かせてしまうことはありませんか?
素敵な時間を過ごせたらいいのですが、気がつくと一時間二時間経ってしまっていて、本来の目的を達成できておらず、後悔する。
自分が楽しんでいるならまだいいのですが、相手がぺちゃくちゃ話してばかりで、疲れてしまっている。
あるいは逆に相手を疲れさせてしまっているかもしれない…。
そんなあなたにおすすめの一冊です。
本書には、相手や自分の会話をいかに有意義なものにするかという世渡りの術が書かれています。
これを実践すれば、あなたの隠れた魅力が引き出されること請け合いです。