小池龍之介のレビュー一覧
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ネタバレお坊さんが書いた、心を鎮めるためのヒントを集めた本。「トホホー」「ガーン」といった古めかしいリアクションがたびたび入っているので、よほどのおじいさんかと思いきや、私と同年代の比較的若いお坊さんであったことにびっくり。おそらくお坊さんの説法という高そうなハードルを下げ、読みやすくするようにわざとこうした言葉を入れているのだろうが、やや使いすぎてイラっとくる。
肝心の中身は、心理学や脳の働きにも触れ、自身の体験も交えながら、人間の欲深さゆえの苦しみと、こういう風に考えたらもっと楽になるよ的なアドバイスが書かれており、いろいろとためになる部分も多い。
気になった部分は「愚かなものへ対する実害のないも -
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何にもこだわらない人生なんて、生きる意味があるのか? などと考えながら読み始めましたが、やはり納得できない部分が多くありました。
しかし、「こだわらない」ことにもこだわらなくて良いと思えば、気が楽になりますね。
ひとつ、非常に共感できたのが「ありがとう」についてです。
『薬師』という漫画で「有り難し」を知って以来ずっと思っていたことが、そっくりそのまま書かれてあり、ビックリしました。
私も「ありがとう」という言葉は使いたくないのに、相手が満足するっぽいから使ってしまいます…
他の著書でも言及されているようなので、ちょっと見てみようかなぁ -
Posted by ブクログ
『考えない練習』と比べると、著者の人間臭さをより強く感じる。
肩のちからを抜いて書いている感じ。
物事を違ってた角度から照らし出して、「こだわること」から頭を解放させてくれる。
ただ、「こだわらない」というのも一歩間違えたら「こだわり」になってしまうのではないか、という疑問がわいた。
「ありがとうは『有り難し』」とか、逆に考え過ぎのような部分もあった。
他にも、「平等にこだわらない」の章にモヤモヤしたりした。
ブッダが身分差別を否定しなかったから、著者も身分差別を否定しないのか(奴隷の身分があっても良いと考えている?!)と正直引いてしまった… -
Posted by ブクログ
ネタバレ東京大学を卒業後、修行の末、住職となった著者が、20代半ばにウェブサイト『家出空間』にエッセイとして書き続けていたものを編集した一冊。
人間がものを考えたり、ものを話すとき、人と関わるとき、ほぼ全ての場合において「自分」という存在をアピールするため、認めてもらいたいための「欲」がある。
自分の考えを極力抑えて、意見も言わず、相手を論破しようとせず、正論であってもこちらから語らず、もちろん批判も否定もしない、もっと言えば喋らない。
聞けば聞くほど得をするし、余計な口をきくほど損をするという話も聞いたことはあったけど、自分はその境地にたどり着けるか自信がない。
何かを感じたのであれば、とに -
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Posted by ブクログ
「自分のあるがままを受け入れる」ことが「平常心」を身につけることにつながる、という筆者の考えは、本当にそのとおりだと思う。
ただ、気になってしまったのは・・・仏道の教えを理解してもらおうという意図で、神経科学や心理学からいろいろと根拠的なものをあげていて、まあおおむねその通りなんだろうとは思うが、でも、その分野の専門家の方々がこの本を読んだとき、確かに根拠として使って間違えないよ、と言ってもらえるんだろうか、ということを疑問に感じずにはいられなかった。もしかしたら、反論ないし100%そのとおりってわけでもないよって言われてしまう余地はないのだろうかと・・・。
つまり、筆者はあくまでも仏道の専門 -
Posted by ブクログ
充実してる人は生きる意味や働く意味など考えない、という言葉に、当たり前だがハッと気づかされた。なんとなく今の仕事に不満ばかり抱え、もっと楽しい生き方があるんじゃないかとグダグタ非現実的なことばかり考えていたが、それは自分のことを、今の仕事なんかでとどまらない可能性をもった人間なのだとかいかぶってる証拠だということに気付かされた。もっと今の一瞬に没頭して、この環境でいかに充実した生活ができるか、心と身体を一致させて現実を着実に歩むべき、ということを学んだ。薄い文庫で1日で読める内容だったが、とてもタメになるコスパの高い本だった!\(^_^)/