【感想・ネタバレ】もう、怒らないのレビュー

あらすじ

ムカつく、妬む、悔む、悲しい、虚しい……仏道では、これら負の感情を、すべて「怒り」と考える。怒ると心は乱れ、能力は曇り、体内を有害物質がかけめぐり、それが他人にも伝染する。あらゆる不幸の元凶である「怒り」を、どうしたら手放せるのか?
ブッダの教えをやさしくひもとき、怒りの毒にまみれた毎日を清々しい日々に変える仏道入門。人気殺到で予約のとれない坐禅教室のメソッドを紙上指導。

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Posted by ブクログ

素晴らしい内容でした。怒りや欲望、迷いはどんなものなのかがわかりやすく読めました。そして怒りに心を支配されないために空になる実践的なアドバイスが書いてあります。空と両輪をなす、慈悲についてもわかりやすかったです。

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2022年02月08日

Posted by ブクログ

なかなか簡単ではないけど、怒りのコントロール方法は知っておいた方が良い、上司、子供、仕事にイラついている自分には、痛すぎる内容ばかり。ただ、普遍の真理はあるよね、心を穏やかに生きたいなあと改めて実感

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2015年02月22日

購入済み

素晴らしい

今の日本人(特に働き盛り)には、必要な本。
怒りがあるから、鬱病などが流行し、くだらないことで争いが起き、迷える、本当の気持ちがわからない若者が増えるのだ。
仏教徒ではないけど、愛読書にします。

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2015年02月15日

Posted by ブクログ

自分はどうしてこんなに怒りんぼうなんだろうと、かねがね思っていましたが、なんだかスッキリ、、目からうろこの1冊。怒りの感情が自分を苦しめるのだと気づく

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2014年09月30日

Posted by ブクログ

なかなかできない。ふだんはそうしようと思っているんですが。いつもそう心がけようとしているんですが。未熟者です

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2014年02月07日

Posted by ブクログ

仏道の考え方で「怒り」を解説しています。

以下、備忘録的に。

・仏道では、人間は何かを感じた瞬間に「自分の感じていることは正しい、間違っていない」と思い込む修正を持っていると考えます。

・批判の正体は自分の意見の押し付け

・「正しいことが好き、正しくなくては我慢できない」というのは、ある種の病気と申してよいでしょう。

・ムカつきの原因は「不当に扱われた」と感じること

・怒ってしまったときは、抑圧でも発散でもない、第三の道を選びましょう。それは、怒りの感情を客観視して穏やかに受け入れるという道。自らの心を「あーあ、怒っているんだねえ、君」といった具合に見つめて、心が怒りに占領されている有り様を客観視する方法です。

・人間という生き物は、入ってくる情報を生のままで美味しく食することが苦手なようで、しばしば、余計な添加物を大量に加えて、わざわざ美味しくないものに作り替えてしまいます。

・十善戒のリスト
<思考について>
1.欲望を抑える(不貪欲:ふとんよく)
2.怒りを抑える(不瞋恚:ふしんに)
3.迷いを抑え真理を洞察する(正見:しょうけん)
<発言について>
4.嘘をつかない(不妄語:ふもうご)
5.批判をしない(不悪口:ふあつく)
6.悪い噂話をしない(不両舌:ふりょうぜつ)
7.無駄話をしない(不綺語:ふきご)
<行動について>
8.生き物を殺さない(不殺生:ふせっしょう)
9.盗まない(不偸盗:ふちゅうとう)
10.浮気をしない(不邪淫:ふじゃいん)

・人が批判をするときには、「自分は正しいことを言っているのだから、相手は従うべきだ」と、相手や周りを変えようとする欲求がはたらいています。しかしながら、たいていの人は欲望で動いているのであって「正しさ」で動いているわけではありません。「正しさ」を主張しても、相手の欲望を否定し、不快にさせてしまうだけです。

・慈悲の心は、もちろん相手のためになりますが、慈悲のハンマーで自らの煩悩も叩き潰すことができるので、まず何よりも自分のためのものと申せます。

・四護衛禅(しごえいぜん):慈悲喜捨

慈:幸せたらんことを、安穏たらんことを。
悲:苦悩なからんことを。
喜:喜びがあらわれんことを。
捨:執着から自由たらんことを。

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2013年01月29日

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今を生きている全ての人に読んでほしい。
自分は生涯何度も読み直すことになるだろうと感じた1冊です。

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2013年01月24日

Posted by ブクログ

怒りは自分の身体をむしばむ。体内を有害物質がかけめぐり、身体を痛めつける。それが他人にも伝染する。よくないよね。

著者によると、欲望も怒りをエネルギーとしているらしい。気になったとこ、以下に記録。

・何も考えずにただやるのが、一番疲れない。
早く終わらせたいな、とか終わったらどうしようかなという欲望があるとその雑念により疲れる。無心がいいよ。

・どんな些細なことであっても、相手の間違い(自分から見た間違いね)を訂正してあげることで二人の関係が抜本的にかわることはない。

・悩んでもそれは脳内で起きていること。事実ではない。

ブッダの言葉を引用しているので、ありがちな自己啓発本とは違う感じ。

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2012年09月04日

Posted by ブクログ

私のことを指摘されているようで 一言一言身に沁みました。完全には まだまだ無理ですが、確かに少しずつ私は変わっています。先日久しぶりに会った姉に「顔元が穏やかになったね?!」と言われたくらいです。だんだん記憶力が落ち、時に我がままで分からないことを言うようになった母の世話も 凄く優しくできるようになりました。いつも傍に置いて読み返しています。

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2012年06月30日

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怒り以外への説明も多く、怒りにフォーカスしてないなと思っていたら、最終章が実践的に書かれていて印象に残り★4。元々「怒れる人」だった著者の対処法は実用的で説得力がある。

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2021年06月25日

Posted by ブクログ

気持ちがだいぶ楽になりました。
怒り,苛立ちをコントロールしてストレス減らしたいですね。イライラで不適切な発言したりや怒ったことで、結局自己嫌悪、さらにストレス蓄積。楽しい時間も嫌な雰囲気。
結局自分次第。
怒りの原因を分解して、客観的に分析したり、他人事のように外から眺められるようになりたいですね
すらすら読めましたが、実践編がもう少し欲しかったです。

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2021年01月30日

購入済み

心と肩が軽くなりました

仏教にまつわる要素はあるものの、気持ちや脳内のストレスと解消法はuniversal。怒りや苛立ちで、自分自身や大切な人や時間を見失わないようにしたいなと思いました。原理や理屈はそれなりに理解できたのですが、もう少し実践の具体的な方法が多く書かれているとよかったかな。自分で考える力も必要ですが。
ひとまず、いまからでも実践していきます。怒りの要素を分解して、客観的にみてみることを。

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2021年01月30日

購入済み

読みました

私は、元々、本嫌いで薄い一冊を何ヵ月もかけて読んでいました。でも、小池さんの本は、ほとんど続きが気になりすぐに読んでしまいます。
こちらの本も、同様に読んでしまいました。
なるほどー。私にはハードル高そうですが、折につけやってみたいと思います。

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2020年03月04日

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出張の移動の中で読んだ。怒りをどう扱うか困っていたので参考になった。もう一度読み直すとまた違う視点が得られそう。

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2016年07月29日

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仏の世界を明瞭に解説。法と律の違い、ご存知ですか?
自分の心の平穏を確かめるというのは、かくも大事なことと痛感しました。

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2015年11月23日

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怒らないための実践的な考え方が描かれている。全ては欲から発する。事実ではなくて頭の中の解釈で怒りに繋がるなど、頷けるものが多い。怒りに支配されないようにまた読み返したい。

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2014年12月31日

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 小池さんの著書の特徴は、日常におこる具体的な問題を通して「仏道」というものを方法論として提示していること。本書はその特徴をよく表していると思う。上品な語り口で、様々な譬え話を駆使しつつ仏道を解りやすく説いている。「怒り」というものの特徴は、自分そしてその生きかたをコントロール不能状態に陥らせてしまうということ。これは不自由以外のなにものでもない。不自由が蔓延した世の中は生きにくい。したがって怒りを制御することは極めて有益な「世直し」となる。そのための方法論の需要は高く、読みやすい小池さんの著書はとても貴重だと思うのだ。理、法、思想というものは、すがってはいけない。依存してはいけない。しかし困っているときにはちょっと拝借させてほしい。「仏教」ではなく、あくまでも「仏道」。

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2014年04月16日

Posted by ブクログ

悲しみ、寂しさ、愁いなどの美に繋がりそうな感情も怒りと根っこは一緒だという。そのエネルギーが外に向かう場合は怒りに、内に向かう場合は不安に悩まされることになる。それを事前に止めるのは、客観視すること。自分の負の感情をカギカッコに入れて傍観者になること
やってみるか!

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2013年01月19日

Posted by ブクログ

仏教系の中学高校出てるので、仏教の本は割と抵抗なく読めます。
アルボムッレ・スマナサーラ氏の怒らないことの焼き直し感はありますが、そもそもブッダの教えがルーツにあるので、正しく理解されていれば誰が書いても同じ内容になるはず。
読みやすいんですよね、仏教の本なのにキン消しの話とか出てくるし、日常になぞらえてくれてます。
いやー、怒る前の初期段階で自分の心の動きを検知してエネルギーを逸らすってマジで難しいですよ。一生のテーマかも。
スマナサーラ氏の本を読んでから心の在り方について考えることが増えましたが、心と体を一致させるって概念はこの本から学べたので今年のテーマにしたいと思います。
なお、仏道心の学問であって宗教ではないので身につけておいても損はないかと。

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2013年01月05日

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著者のことはよく知らなかったけれど、なんとなくイライラしていた時に手にした本。「怒り」というものについて今までとは違った見方を与えてくれた。この本をきっかけに仏教についてもっと学んでみようと思った。

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2012年08月01日

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ムカつき、妬み、悔やみ、悲しみ、虚しさ、それらに対抗する術を仏教的側面から説いた一冊。対抗するというよりはうまく流すという方が正しいかもしれない。何かとマッチョなその手の本とは違い、穏やかに自己をコントロールするのが仏教のいいところだと思う。

特に参考になったのは「集中すること」。歩いてること、触れている感触、ただそれだけに集中することで、最初に書いた煩悩から逃れるとのこと。やってみると、なるほど確かに。
他にも事象を受けてから煩悩に変わるまでの間に、自分の中で勝手にストーリーが作られているなど、気づかされることが何かとある本だ。もう少し穏やかな気持ちでいたいという方は手に取ってみてはいかがだろう。

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2012年07月10日

Posted by ブクログ

勉強になります!
小池さんの本を読むのは2冊目。

今度から歩行禅みたいなトレーニング、心を落ち着かせるトレーニングを実践してみようと思います。

宗教や宗派じゃない道としての仏道には共感します。
一回読んだキリじゃ多分効果ないから、時々読み返すようにしたい本です。

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2012年06月16日

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ネタバレ

仏教をテーマにした、心のありかた、心の置き方に関する本。単行本として出版されたのが2009年で、自分が読んだのは文庫版の2012年1月に刊行されたもの。
なんか、ここ最近のノリでこの本のような切り口から仏教の教えについて解説した本をいくつか読んでるんですが、仏教ブームみたいなのが出版業界には来てるんでしょうか?あるいは、みんな病んでて仏教の説く心の持ちようみたいなものを学びたがってる?

この本は、特に「煩悩」というところに焦点を当てて、そこに惑わされないようにすることで怒ったり、悩んだり、迷ったりせずに生きていくための方法が紹介されてます。
この本を読んで、初めて仏教でいうところの「煩悩」には、欲望のほかに他者に対する怒りや何かに対する悩み、というものも含まれている、ということを知りました。

実践できるようになるには、時間もかけなきゃいけないし、かなりの訓練もしなきゃいけないと思います。その意味で、一回読んで終わりにするんじゃなく、何度も読み返さなきゃいけないのかな、と思える本でした。
とりあえず、しばらく本棚で寝かせてから、また手が伸びた時に読み返してみたいと思います。

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2012年05月28日

Posted by ブクログ

怒りやストレスに囚われない方法は今を生きることです。

結構先に起こるかもしれないことを予測してしまって絶望することは多い。
実際にそれは起こるかどうかは別にして今に集中して生きることができればその時の幸福感は違ったものになるはずです。

好調な時も不調な時も
今を生きてその時々に全力を出したいですね!

受け入れて本気でいきましょう!

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2020年05月27日

Posted by ブクログ

「情けは人のためならず」ではありませんが、慈悲の心も、周囲だけではなく、自分自身の心を清めてくれるんですね。勉強になります。

 先日、アルボムッレ・スマナサーラ長老の『怒らないこと』と『怒らないこと2』を続けて読みました。いずれも翻訳ではないのかもしれませんが、やはり言葉の壁を感じ、きちんと理解できたとは言えない感じが残りました。そんな時、小池龍之介さんの『もう、怒らない』に出会いました。

 この本は、まるで、スマナサーラ長老の言葉を、日本人の私にも分かりやすいように噛み砕いているような内容でした。私は、歳をとって、いっそう怒りっぽくなっていることを自覚していますが、その苛立ちの原因と、怒りが自分の心を蝕むことを知ることができました。

 欲、怒り、迷いという負のエネルギーは、発散どころか、心の中で反芻されることによって増幅し、自分の心を蝕んでしまうんですね(・_・;) 気をつけないと…

 「自分が不当に扱われた」と感じた時、誰だって相手に対する敵意が頭をもたげてしまいますよね。でも、そんな時は、相手を憐れむことで、心を鎮めましょう(^▽^)/

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2020年04月29日

Posted by ブクログ

多分、イライラすることに疲れてこの本を買ったものの、落ち着いたのでしばらく放置していたのだと思うのですが、最近またイライラするようになってしまったので、ようやく手に取ることができました。自分を見つめ直して、反省することが多々あり、それだけでも読んだ甲斐があったかな、と。もう怒らない、は難しいですが、なるべく怒らないようにしたいものです。

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2018年04月26日

Posted by ブクログ

最近怒っては自分で自己嫌悪になったり、その怒りのパワーで自分がダメージを食らっているのでこの本を手に取った。
「怒るのは自分のためにならないよ」「それはなぜか」という本。
些細なことで怒ってしまう自分にはまぁ…なるほど、そうですね、という感じ。でもゴキブリに慈愛は無理だわ。仏道への道は遠い…

殺したい人がいる、というほどの凄まじい怒りのエネルギーを抱えた人への解はここでは書かれていない。
そういう人が救いを求めに読もうとしているのなら勧めない。
あとは、理不尽に怒りを向けられたときも怒っちゃだめなのかなぁ…

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2015年06月08日

Posted by ブクログ

劇的に自分が変わることを期待して読み始めた。明らかに期待しすぎだったw
たぶん仏教をある程度でも理解していないとはいってこないんだろうな、と、イマイチ理解できないまま、論理的に説明できてないんじゃないかなぁ、とずっと違和感を持ちながら読んだ。

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2014年09月23日

Posted by ブクログ

「悟り」をひらく。

大雑把過ぎるが、私はそう解釈した。

ただ、多くの疑問も残る。

煩悩。欲とはいけないものなのか?
欲は悪? それともすべての欲が悪いとはいえないのか?

ビジネス社会では「インセンティブ」という言葉をよく耳にする。
仕事に対するやる気を喚起するために使ったりする。
こんなのもよく聞かないか。

自分へのご褒美。

これも大変なことをやり遂げたなら、自分の好きな物を買おう、というようなこと。
好きなものを手に入れるために、目の前にあるちょっと気の進まない「やらねばならぬこと」を頑張って片付けてしまおう、ということだ。

著者はこれらのことにも苦言を呈する。
目の前にぶる下げられた人参に気を奪われるのではなく、やらねばならぬ仕事に集中することが大切だ、ということをやさしく説いている。

お話は非常によくわかるが、どのレベルまでそう考えるべきなのか。著者は、自分の部屋の掃除くらいでもそうだといっているようでもあるし、結局すべての「やらなければいけないこと」に対する心の持ちようなのか。

仏門の前で、頭を抱えている自分がみえた。

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2013年06月04日

Posted by ブクログ

ちょっと私には難しくて、読むのに苦労しました。

水無昭善さんとは、正反対に読みづらい本でした。

また、時間がある時に読み直したいと思います。

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2012年12月26日

Posted by ブクログ

怒ることが如何に自分を疲弊させるものかと言うことがよく分かった。一般的に言う怒りだけを「怒り」と呼ぶのではないらしいので、理解しづらいところも多かったけど。
小さな怒りの芽の時点で、無理やりにでも摘みとる努力をするべきで、それの効用は思っている以上に大きいと思った。

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2012年07月11日

Posted by ブクログ

子育て真っ只中で頭にカチンと来ることが多い最近、子育て以外にもだけど穏やかに過ごしたいなと思い手に取った。仕組みがわかってもそこまで行くには鍛錬が必要のようだ。

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2012年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者の過去作、「考えない練習」「苦しまない練習」はとても読みやすく共感もでき、好きなのですが、これはそこまでしっくりこなかった。あとちょっと人を選ぶかも…。
怒ったときに、「今、私怒ってる怒ってる…」と自らの感情を客観的に眺め、落ち着かせる練習なんかはすぐ取り組めると思います。

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2012年05月03日

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