【感想・ネタバレ】考えない練習のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年08月02日

本屋さんで目にとまった本は、自分の求めていることが書かれているの法則!

よくないことを永遠と考えてしまうことが悩みだった。考えても考えてもしょうがないのに。
自分の性格のせいなのかなぁと思っていたけど、脳のヤクザ行為だったのね。ヤクザ怖い!

よくないことを考えている、イライラしているといったとき...続きを読むに、私は今こういう状態であるんだ、と客観視して、自分から離して脇に置くようなイメージ? これは繰り返してやらないとだな。

イライラしているから周りが気になる、逆にペンを横にくわえると楽しいことを見つけ出す検出力が上がる。すべては自分次第なのだな、と思った。

よくないことを永遠考えてしまうのは脳のヤクザ行為、良いも悪いも自分次第だと分かったら、少しポジティブになれそう。

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Posted by ブクログ 2021年12月28日

非常にためになりました。大抵の悩みは承認欲求か怒り。
それな流されない為に感じることが大切ということが分かりました。

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Posted by ブクログ 2019年01月07日

人はより強い刺激を求めて暴走する生き物である。

しかし、その刺激の求め方を変えてはどうか?というのがこの本の一番言いたいことである。

街歩きをすれば、とにかく目立ちたい看板で人の目を刺激する。また音を出しながら走る車もまた、人に目立ちたいから耳を刺激する。強い香りは鼻を刺激して目立とうとし、強い...続きを読む味は舌を刺激して印象に残りたがる。

このように世間は刺激にあふれており、このような人工的に作られた刺激に踊らされていると「強いストレス」を感じるようになる。

強いストレスを感じるとそれより強い刺激を得ないとストレスを解消することができないので、より強い刺激を求めていく・・・という繰り返しが人の感覚を狂わせていくのである。

身近なもの、自然なものに対して集中をすることで刺激を得、ストレスも上手く意識することで上手く回避できるようになる術を教えてくれるのが本書なのである。

言われてみれば自分自身も外の強い刺激ばかりを追い求めて居た気がしてならない。

そうではなく、身近にあるものから刺激をもらって、ストレスがなく疲れない生活を営みたいと思った。

そうすることで、毎日をより充実して生きられるのではないかと思う。

何度も読み返して、しっかりと実生活で生かしたいと思う一冊。

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Posted by ブクログ 2018年01月08日

簡単にまとめれば、『(アレコレ余計なことを)考えない(で、集中力を高める)練習(でもキツいことは何にもありませんよ)』といったところ。各章で挙げられるネガティブな考え方・生き方の例が、まさしく自分に当てはまることばかりで、「今まで随分と、自分で自分を苦しめてきたのだなぁ」と神妙な気持ちになった。内容...続きを読むを全て実行するのは無理でも、やれそうなことから始めてみよう。

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Posted by ブクログ 2022年11月23日

自分を客観的に観る。
人の話を聞く。
穏やかに話す。

己の欲やカルマを見つけて、向き合って、
でも聞き流す。
そんな自分も知ってるよ。でも今はそれにとらわれないようにしよう。
無自覚を自覚する、というのか。
本当の自分を知る。
そして超えてゆく。

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Posted by ブクログ 2021年10月05日

【三毒】
・欲
情報を求める心の衝動エネルギー

・怒り 
情報に反発する心の衝動エネルギー

・迷い 
目の前のことに飽きて別の刺激を求める心の衝動エネルギー
無知の煩悩とも言う=自分の体の中での意識の働きや思考の動きを知らない


【八正道】
ステップ⓵ 自己ルールを律しぶれない芯を作る
正思惟...続きを読む 思考内容を律す
正語 言葉を律す
正業 行動を律す
正命 生き方を律す

ステップ② 集中力を養う
正精進 心を浄化する
正定 集中する

ステップ③ 気づく
正念 心のセンサーを磨く
正見 悟る


【正思惟】
念力 自分の心の状態に気づく
定力 心の働きを変える

六門 目、耳、鼻、舌、身、意 外部からの刺激に気づく方法



【話す】
〇自分の声音の観察→ 違和感があれば自然に修正される
〇ネガティブな思考を感じたら、その感情を真っすぐに見つめる
例:「むかつく」と思っている
〇謝罪の際には、具体的な対策を述べる「次からはこういうやり方、順番で、同じ失敗を繰り替えさないように気を付けます」
〇言い訳は、相手の性格や感情を分析しながら注意深く選ぶ

〇無駄話をしない
相手にとって有意義でないもの、心にもない相槌やフォローを返さなければならない話

〇ありがとうを連発しない
社交辞令は必要最低限にする


【呼吸する】
呼吸を意識する→違和感があれば自然に修正される


【聞く】
〇暴力的な音や大きな音はできるだけ遠ざける
自分でもできるだけ音を立てずに動作する練習をする

〇周りの音を意識的に聞いてみる

〇相手の感情に着目して聞く
相手の声音、速度、呼吸、表情の変化に着目

〇批判されたときは、相手の苦しみに目を向ける
「怒り」→喉に何かがつまったような声
「慢:自己評価を気にしプライドにしがみつく」→相手を馬鹿にしたようなトーン

〇音そのものに注意して聞くことで、最初から不愉快にならないようにする


【嗅ぐ】
嗅いだままにする
あるにおいが鼻を刺激して、それに怒りを感じているだけ


【見る】
〇ニュートラルなものをしっかり見る
例:看板が見えている→近づいて見える→今見えなくなった

〇見ることにより自我が強く刺激されるようなものも避ける

〇相手の感情に着目して聞く
相手の声音、速度、呼吸、表情の変化に着目

ただし自我に還元させないで客観視する

〇緊張した時などは、いったん目を閉じたり半目になったりしてみる

〇自分の姿も相手の心を刺激していることを心の片隅に置く
自分の表情に自覚的であるように心がける


【書く読む】
ネガティブなことは書かない


計画する
あらかじめ決めておく

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Posted by ブクログ 2021年09月15日

心の三毒である欲、怒り、迷いから離れるための方法。
目・耳・口・鼻・舌・身体を使って、感じることが大事。自分自身のことを考えるのではなく、周りの人や本などから、聞く、話す、触る、書く、読むことで、自分を客観視することが大事。

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Posted by ブクログ 2020年01月26日

考えない練習
著:小池 龍之介

本書で提案する思考の調教とは、五感を研ぎ澄ませて実感を強めることにより、思考というヴァーチャルなものを乗り越える手だてである。目・耳・鼻・舌・身の五感に集中しながら暮らす練習を経て、さらには思考を自由に操ることを説いている。

本書の構成は以下の9章から成る。
①思...続きを読む考という病
②身体と心の操り方 話す
③身体と心の操り方 聞く
④身体と心の操り方 見る
⑤身体と心の操り方 書く 読む
⑥身体と心の操り方 食べる
⑦身体と心の操り方 捨てる
⑧身体と心の操り方 触れる
⑨身体と心の操り方 育てる

ざわつく心は不安からくる。
考えすぎる思考病から抜け出すにはどうすべきか。
不安やストレスなく過ごすには考えないにこしたことはない。
しかし、それができない。

そして、一気に改善はしない。
本書から向かうべき方向を確認しつつ、今の自分が受け止められる教えと真摯に向き合うほかない。

丁寧に生きる。
そこがキーワードになると感じる。

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Posted by ブクログ 2019年11月16日

「考える」ことにエネルギーを割かれないための方法を、仏教の手法をベースに具体的に書かれた本。

情報を入り口で止めて自分の自我を刺激しない、自分の感情をぶつけて相手の自我を刺激しないというのは、練習が必要だけど、それができたら心が穏やかになるだろう。
ささいなウソもつかない、というのもハッとする。
...続きを読む
考えない練習は、自分自身と他人の感情を、どちらも大切にすることにつながることだと感じた。

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・無意識下で「考える」ことに多くのエネルギーを割いている
・混乱しているときほど、考える量や時間が増える

・心の三つの毒は「欲」「怒り」「迷い」
・入ってくる情報に対して「受け入れたくない、見たくない、聞きたくない」と反発する心の衝動エネルギーが怒り。
 「やる気がしない」「妬む」後悔する」「寂しい」「緊張する」も“怒り”の煩悩エネルギー
・嘘をつくと、脳内の情報の連携がおかしくなる=迷い=「無知」の煩悩。その結果、混乱で記憶力や明晰さが衰え、自分の本心が分からなくなる。だから建前やごまかしなどささいなウソも積み重ねるのはやめたほうがいい。
・音の洗脳もある。音が入ったときに反応せず、音で止める。思考の流れを止める。
 人に悪い影響を与えないために、なるべく普段から「音を立てないで動作する」
・聴くー相手の苦を観察する がコミュニケーションの基礎
 相手を突き動かしているのは、苦しみ=ストレスなのではないか、という洞察。
・情報を入り口で止める。
・観察結果を自我にいちいちフィードバックしない
・なるべく相手の自我を刺激しない。
 メールの導入でも価値観や評価を入れず、「満月の晩に、失礼いたします」のように事実をそのまま記す。

●脳研究者 池谷裕二さんとの対談
身体性ストレスに関する実験。
ペンタガストリン(身体性ストレスを引き起こす薬)を点滴する。
被験者の手元に、いつでも点滴を止められるボタンを用意しておくとストレスホルモンの上昇量が1/5程度ですむ。

つまり・・・
いつでも逃げられると思うとストレス性ホルモンの上昇量が減る。
=「こうすればストレスの元から逃げられる」という方法を持っているだけでストレスにならない。
=身体性ストレスも結局、意識の問題

●人が幸せに生きていくために育てるべき感情 慈・悲・喜・捨
「慈」人々を含めた他の生き物が平和で穏やかであることを願う感情。
「悲」哀れみの感情や、悩みや苦しみがなくなることを願う同情心。
「喜」他社が幸福になって喜んでいるとき、自分もそれを見てともに喜べる感情。
「捨」怒りや迷いを持つクセをなくし平常心を保つ心の状態。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月02日

タイトルに惹かれました。

人間は動物と違って考えるという言葉がありました。
愛犬を見ていても、動物も非常によく考えていると思います。
ただ、人間のように余計なことに囚われず、良い意味で今を全力で生きているという印象はありました。

前頭葉にダメージを受けると危機感や恐怖を感じなくなると言います。
...続きを読む
同じニュースを見ても賛成と反対が出てくるわけで、
反射のパターンは人生経験によって決まるというのは
本当にそのとおりだと思いました。

笑っているときの脳神経の動きは痙攣発作に似ているというのは知りませんでした。
笑う門には福来るとよく言ったもので、
口角を上げるだけで楽しくなります。
脳の報酬系が活性化するのだとか。

タイトルに惹かれただけで筆者のことも知らないまま手に取りましたが
仏教の世界観がすっと心に入ってくるように思いました。

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Posted by ブクログ 2019年01月19日

何か嫌なことを思い出して、もやもやしながら時間を無駄に過ごしてしまうことが多かったで、本書を読みはじめました。まだ、練習中なのですが、だんだんと効果を感じています。

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Posted by ブクログ 2017年08月09日

僧侶である著者が「なぜヒトはやたらと雑念が多くなってしまうのか」について説明しています。また、雑念をうまく振りほどいて安穏な精神状態になるにはどうすればよいかについても説明しています。雑念発生のメカニズムについては概ね僕が普段から思っていることと同じで、しかもそれを明文化してくれているのでよりはっき...続きを読むり自覚的になれました。対処法についても感覚に注意を注ぐことが大事とのことなので、意識していきたいと思います。

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Posted by ブクログ 2017年01月02日

当然ながら仏教ベースなので、科学的な話より観念的な話が多いのは否めないが、全体として悪くないかなと思った。得に冒頭の「考えすぎるとはどういう状態なのか、なぜよろしくないのか」という説明にとても頷く。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年08月07日

いろいろ考えたくないときに手に取った。
考えないというか、頭だけでなく他の部分、五感を使おうというか。たしかに頭だけで考えるから考えすぎるのかも。なにか考える場面があるときその都度再読したい。

気になった部分。
「気づく力」「念力」
「相手にとって有意義でないもの、聞かされた側が心にもない相づちや...続きを読むフォローを返さなければならない話は無駄話」
「定型化していない言葉を選ぶ工夫」
「音を立てないで動作する練習」
「相手の感情を浮き彫りにして受け止めてあげる」「「音」を観察する」
「視界を遮断して、自分の心の動きに集中し直す」
「手書きで書いてみる」

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Posted by ブクログ 2021年04月09日

「過去や未来ではなく”今”を生きる事が大事」と様々な本で読んだが、それを具体的に実行する方法が書かれた本。俗人が実行するにはあまりにストイックな内容に感じたが。最後の対談が興味深かった。

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Posted by ブクログ 2023年08月09日

「考えない練習」というタイトルから何となく草薙龍瞬氏の「反応しない練習」と同様の書かと思い読んでみた。
しかし、内容は良くも悪くも全く違って、こちらは”考えない”どころか、日常の様々なシーンでどう考えて過ごせばいいのか事細かに個別具体的に対応策(対応する考え方)が記されている。
もっと総論的な内容を...続きを読む期待していたので少し肩透かしをくらった感はあるが、むしろこちらの方が良い、と思う読者も多いのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2022年11月17日

余計なことを口から出さないことが大事
今まで、ときには愚痴をこぼすことでガス抜きや気持ちの整理になってると思ってたけど、解決の見込みがない愚痴は、心の中の負の感情を増幅させるだけだと実感してきた。

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Posted by ブクログ 2022年03月21日

まるで読心術が出来るかのように、人の反応が気になったりして生き辛い人にはとても良い本。人間、なにひとつ思いどおりにはなりません。ブッダは天才だなーって改めて思います。

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購入済み

いまひとつ

2021年11月03日

おもしろそうなタイトルだと思って読んだがあまり自分には響かなかった。引き込まれるところがなかった。ちょっと残念だった。

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Posted by ブクログ 2021年03月22日

難しかった。すべてが最もで反論の余地がない。実践すれば自分の苦痛からきっと逃れられるだろうと理屈ではわかるけれど、なかなかできないと思ってる自分がいる。まだまだ雑念だらけの凡人だから、その境地に到達することを目指していきたいと思うだけでも前進といえるのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2020年04月29日

・よけいな考えごととは、後悔や憂い。今考えてもどうしようもないことなので、後悔は教訓に、憂いは目標に変換して、今を精一杯生きることが大切です。そして焦ってはいけません。周囲の目を気にせずに…

 いつもよけいな考えごと、とりわけネガティブな考えごとに支配されている母のために、と買った本でしたが、自分...続きを読むが先に読み始めてしまったら、自分のためにこそなる言葉に溢れていたので、母の分は、もう一冊買いました。

 「慢」とは、良く思われたいといった自己の評価を気にし、プライドにしがみつく「欲」の煩悩のうちのひとつです。とか、怒りの発散を繰り返すことによって、怒りを表に出しやすい直感的な性格に近づいてくのです。など、耳の痛いことばかりですが、そんな間違った方向に暴走する自分に急ブレーキをかけるために、考えない練習を!

 よけいな考えごととは、いわゆる「煩悩」なんですよね。後悔、憂い、いずれも、今考えてもどうしようもないことなので、後悔は教訓に、憂いは目標に変換して、今を精一杯生きることが大切です。そして焦ってはいけません。周囲の目を気にせずに、マイペースで進みたい。

 取引先から頼まれた仕事を理解しようとすらしないまま丸投げしてくる同僚に腹を立てている自分がいる。まず、自分が少しでも理解しようとすることが、当然のことだと思うからです。相手のことを考えることは、簡単なようで中々難しい……

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Posted by ブクログ 2019年12月03日

人間は本能的に刺激を求めてしまうため、怒りの感情も刺激として感じて求め続けてしまう、という内容にはっとした。

本の内容に直接関係ないが、著者は、座禅会をやっているので禅宗のお坊さんかと思いきや、もともとは浄土真宗のお寺の跡継ぎらしい。その後、独立しているため、仏教といっても今現在主流となっている流...続きを読む派とは少し異なるようだ。このため、一般的な仏教書とは毛色が異なることを頭に入れて、 読んだほうがよいかもしれない。

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Posted by ブクログ 2019年04月19日

マインドフルネスに興味があり手に取る。
タイトルに惹かれる。
いろいろなことに神経質になる人にとって
考えないことは難しいけれど、
実行できれば気持ちは楽になれそう。

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Posted by ブクログ 2019年02月03日

考えない練習、という感覚はわかる。
あ、今余計なことを考えているな、と自覚して、いったんそれをわきに置く、という訓練。
自分の客観視。

しかしマインドフルネスブームの中、仏教の原理をカジュアルな生き方術として扱うことには慎重であるべき、という気もする。
数千年前のインド発祥の哲学が、今のストレス社...続きを読む会にそのまま適用できるかは簡単にはわからない。
同時に数千年前から人間の悩みの本質は変わらないのだとも思えるし・・。

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Posted by ブクログ 2018年06月12日

脳内で勝手に始まる思考病。集中力がないと実感されている方は当てはまるかもしれないです。一つ一つの言動に注意を払う練習を始めようと思いました。文体や言葉尻が難しく感じ、何度も中断するほど読みにくかったですが、続刊が気になります。

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Posted by ブクログ 2017年12月30日

妄想が爆発しすぎるので買ってみた本。
いまブームのマインドフルネスと近いものあり。アドラーの本で読んだ内容とも繋がってる気がする。
そう思うと全世界人類悩みごととその根本はきっと変わらないのだろう。

この本の内容としては、無心になろー!といっても難しいので
事実だけを述べ、感じ、考えることで頭の無...続きを読む駄なノイズをなくして時間を豊かにしようじゃあないかという本、だとおもう。ためになりました。いや充分トリプルルッツばりに難しいけどね。

心に残った内容メモ。

・相手の反応に自分の感情(受け入れられたい、とか聞いてなくてむかつく、など)をのせてはいけない。観察して対応をかえてみることはよいが、自我にフィードバックしないこと。
同じように批判されたときは相手になにか苦しみがあるのだろうと洞察する。思い込みではなく、音を聞くなどして分析する。
アドラーの「他人のタスクは他人のもの」という考え方に近い気がする。

・仏教で育てるべき感情は慈・悲・喜・捨であり、たとえば、そこに感謝はないと。あれこれむやみに謝ったり感謝するよりは、嬉しかったことを伝えるほうがいいということがちょっと面白い視点。

・お経をきくのが何故良いのかわかる気がした。意味がどうより、あのリズム、音に集中するという行為がきっと無駄な思考を排除するのだろうな。

・捨てないと見なくてもメモリに残ったままだから、捨てる。わかっているが難しい…!とりあえずこの本も感想書いたら処分するつもりだから許して

・他人への同情や心配はほどほどに。

・恋人と無駄話するより、つないだ手の感触を感じよう的な話はなかなか素敵と思った。つなぐ手募集

・人間は激しい感情や刺激につい支配される。苦痛を快楽にするシステムがあるから、つい苦痛に手を伸ばす。だけどその反射に支配されないように否定することは訓練でできる、というのが仏教にも通じる部分、らしい(意訳ご容赦を)

さて、まずはこの本を一旦捨ててメモリから消そう(理解が間違っている)

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Posted by ブクログ 2017年08月27日

現在のマインドフルネス本とも符号する部分が多数あり。
お金の使い方が特にお気に入り。物をかうということが投資という概念。いいものにお金をかけて、作ってくれた人に還元する。

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Posted by ブクログ 2017年08月13日

「考えること」とは、強い刺激を求めてやまない心の傾向性に支配されることであるという考えから、考えることをやめて五感を通じて得られる経験の諸相を見つめることを読者に勧めている本です。

巻末には、記憶力にかんする著作で知られる池谷裕二との対談が収録されており、脳科学と原始仏教というそれぞれの立場から、...続きを読むわれわれ人間の心の精妙な働きについて、ときに大胆な推測も織り込みながら、議論が交わされています。

原始仏教の実践哲学を「心理主義的」と形容するのは適切ではないのかもしれません。また、著者が語っている方法は非常に具体的であり、そこに本書のもっとも大きな魅力があることも十分に理解できるつもりです。しかしながら、それでもやはり本書には、自分自身の心のあり方をコントロールするための技法として読まれてしまうような側面があることは否定できないような気がします。

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Posted by ブクログ 2017年01月09日

「考えない」練習というよりは、「五感」を大切に、より集中することをメッセージとしている本。

われわれは「考えすぎる」せいで混乱しているとのこと。

本書の中で、一番のメッセージは五感を能動的に「感じる」ということ。
「見えている」と「見る」
「聞こえている」と「聞く」
「においかする」と「嗅ぐ」
...続きを読む「味がする」と「味わう」
「感じている」と「感じる」
そういえば、能動的に五感を活用するって最近あんまりないなぁと思うところです。

また、今回、驚きが
仏道において、人が幸せに生きてくために育てるべき感情は
「慈」 人々を含めたほかの生き物が平和で穏やかであることを願う感情
「悲」 哀れみの感情や悩みや苦しみがなくなることを願う同情心
「喜」 他者が幸福になって喜んでいるとき、自分もそれを見てともに喜べる感情
「捨」 怒りや迷いをもつクセをなくし「平常心」を保つ心の状態
と4つのみで、「感謝」はないとのこと。
ブッダが弟子たちに感謝している記述はないとのこと。
これは、びっくりしました。
まぁ、感謝は努力して持つ感情ではないとのことですが、うーんってな感じでした。

読み進めると、前回読んだ「反応しない練習」につながるようなところがいくつかあります。
例えば、観察結果をいちいちフィードバックしない
といったメッセージ!
根っこは一緒ということでしょうか。

ただ、本書は正直、ところどころ「うざいっ!」というような思考や物言いや、ちょっとそれはといった物言いが出てきます(笑)

正直そこはいまいち(笑)

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Posted by ブクログ 2016年07月22日

一切皆苦についてよくわかる
ようは考え過ぎないということだろう
なぜ? 考えすぎても意味がない
自然に流れることも大切か

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Posted by ブクログ 2016年02月07日

煩悩を絶って心に波を立てないように云々。。。
逆に考えて悩んで疲れてってのが人生の醍醐味やん!と気付いた1冊でした。笑

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