あらすじ
物心ついたときから、いつも淋しく満たされず、多くの人を傷つけてきました。でも仏道の坐禅瞑想に出会ったことで、違う自分へと生まれ変わることができたのです――自らの過去を赤裸々に告白し、「心の苦しみ」の仕組みを仏道の見地から説き明かす。生きづらさを抱えたすべての人に贈る、救いと励ましの書。
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ある僧の半生
小池龍之介さんは、仏教についてのヒット作を複数を書かれている僧侶で、学歴も東大卒…という事で、さぞかし立派な人生を歩んできたのだろう…と思えば、読みすすめると元々は清々しい、あるいは病的なkzだった様で親近感が湧きます。
なるほど…と理解出来て、クスッと笑えるkzエピソード満載の僧になった一人の人間の清涼感ある自叙伝でした。
Posted by ブクログ
黒歴史の開陳。まんま太宰をなぞっているような生き方で笑った。過大な自意識を持て余していて、こんな人間が傍に居たら嫌だろうなと思う。悟りや修行や瞑想でこういう基本的な性向が180度変わるとは思わないので、この人は今も、かような内面の地獄と共に生きているのだろう。