あらすじ
2025年1月15日、韓国のTV番組「ユー・クイズ・オン・ザ・ブロック」でIVEのウォニョン氏が本書の韓国語翻訳版をご紹介くださいました!
心のトレーニングメソッドとしての仏道を語って多くの読者から支持されている気鋭の青年僧・小池龍之介が、
ブッダの言葉を経典から選び出し、超訳を施しました。
驚くほどわかりやすく心に染み込んでくる言葉の数々は、あるときは心を静め、
あるときは凛々とした勇気を吹き込んでくれることでしょう。
25万部突破のベストセラー『超訳ブッダの言葉』が待望の文庫エッセンシャル版として再登場!
* 本文から
●君も相手も、やがては死んでここから消え去る
誰かと敵対して争いが生じそうになったら、しかと意識してみるといい。君も相手もやがては死んで、ここから消え去る、ということを。
君以外の人々は、「自分もやがて死ぬ」という真理をうっかり忘却しているけれども、君がこの真理をはっきり意識していれば、怒りも争いも静まることだろう。
「どのみち、君もやがてここからいなくなる。どのみち、私もやがてここからいなくなる。じゃあ、ま…、いっか」と怒りを捨てて、平静さを取り戻すように。(法句経6)
● 君以外の誰も君を傷つけない
君を嫌っている敵が君に対してする酷い仕打ち、
そんなものは大したことじゃない。
君を憎む人が君に対してする執拗な嫌がらせ、
そんなものは大したことじゃない。
怒りに歪んだ君の心は、
それよりもはるかに酷いダメージを君自身に与えるのだから。(法句経42)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
過去や未来、ものや人などに執着して、変な期待をしたり、自分のエネルギーを下げてしまうことを無意識のうちにしてしまうことも多いが、いまに集中して、刻一刻と縮まる命に向き合う今を大切にしたいと感じた。
Posted by ブクログ
物事に執着せず、心の平穏をキープしたいです。
手元に置いて何度でも読み返したい本です。
⭐️学んだこと
•他人からの評価による快不快は、しょせん幻
•自分はこれまで自分の心が思ったことの集合体
•ブッダたちの教えのエッセンス
他人を悪く言わない。他人を傷つけない。
自分でこうしようとした心に課したルールを守って自分をしっかりコントロールする。
食事は多すぎず少なすぎず、適量を感じ取って終える。
1人そっと寝起きして心の成長、すなわち性格改善に努める。
•気持ちよさへの依存から苦しみが生まれる。
•諸法無我:すべてのものは、自分のものではない。
⭐️TO DO
•何が起こっても動揺しない
•自分に与えられているものに幸せを見る
•善いことを思ったら、すぐに実行に移す
•我が子に執着しない
•言葉と言動がコントロールできている
•自分の内面に目を向ける
Posted by ブクログ
『ブッダの言葉』と聞くと、少し難しそうなイメージを持つ人もいるかもしれません。
でもこの本に書かれていたのは、とてもシンプルで、私たちの日常や心のクセに静かに寄り添ってくれるような言葉ばかりでした。
特に印象に残ったのは、「愛してくれないと愛さない」といった見返りを求める愛のあり方を否定する言葉と、「性格は、これまでの思考の積み重ねによって形づくられる」という気づきです。
ブッダの考え方は、私が日々の中で意識していることと重なる部分が多く、共感することがたくさんありました。これまでうまく言葉にできなかった感覚が、とても綺麗でわかりやすい言葉で表現されていて、思わずハッとさせられました
もちろん、分かっていても実際に実践するのは簡単ではありません。私自身、まだ感情に振り回されたり、ネガティブな思考に飲み込まれてしまうこともあります。でもだからこそ、この本は「読み切って終わり」ではなく、何度でも立ち返りたくなる一冊だと感じました。
少しでも「今の自分を見つめ直したい」「心の持ちようを変えたい」と思っている方には、ぜひ読んでほしい本です。また、理不尽なことで怒られたり、イライラしやすかったりする人にも、きっと心を整えるヒントになると思います。
この一冊が、これからの人生を少しだけやわらかく、明るいものにしてくれるはずです。
Posted by ブクログ
現在では仏教として伝えられているが、ブッダの時代にブッダは宗教として、彼が理解した真理を伝えていたのではないことがよくわかる。心を制御する訓練をしなさい、ということだが凡人にはなかなか難しい。
暗唱できるくらい読みたい。
他の方のレビューを拝見していると、「超訳」がよろしくない、とのコメントが散見される。
しかし。
岩波の「ブッダの言葉」に比べると、遥か読みやすく、腑に落ちやすい。
ぼくは、この小池龍之介訳がちょうどいいのだが、不満な人にとっても、導入として本書は使える。
いきなり岩波文庫の「ブッダの言葉」を読む前に、まずは本著を読まれたい。大学受験時代に、古文の問題を読む前に、先に現代語訳を読んでから取り組んだ方が効率が良かったように。
この本の内容をしっかり頭に入れて「心の安全運転者」になりたいものである。
Posted by ブクログ
つらつらと書かれている文章ではなく、余白が多いので、読みやすかった。空いた時間に何ページか読むだけでもためになる。
1番印象に残ったのは、「執着しすぎないこと」である。本文には執着することはダメだと書いてあったが、それでは目標もだめになってしまう。それではつまらない人生になってしまうのでは無いかと考えた。(自分は小学校の先生になりたいという強い夢があるので。) ただ、自分の時間をしっかり作るのは本当に大事だと思う。友達や恋人、家族などと過ごしたりする時間はとても大切な事だが、それとともに自分と対話する時間も大切な事だなと、この本から改めて考えることが出来た。
Posted by ブクログ
かなり意訳、超訳なんだと思いますが、仏教の基本的な考え方は十分に伝わってきました。怒らない、囚われない、欲しがらない。心を穏やかに、自らを高める。頑張りましょう。
Posted by ブクログ
ブッタの言葉を「超訳」し、現代の言葉を使って、誰にでもわかるように書かれた著書。
うん。とってもわかりやすく書かれている。スルスルと読め、心にストンとおちていく。
これまで、仏教に関してどんな本も読んだ事がなかったので、導入するには最適な本だったと思う。
読み進めながら、この原文はどんなものなのだろうかと興味が出てきた。いつかお目にかかろうと思う。
Posted by ブクログ
我が子に執着しない!!パートナーに執着しない!!ケチな自分を乗り越える!!心をぶらさない!!自由を失わないために信じ込まない!!ものや人に依存しない!!ま、いっか、と生き抜く!!この世に永遠のものなど何ひとつない!!
Posted by ブクログ
読み手に分かりやすく超訳されているので読みやすかった。
自分の生活と比べてみて刺さる内容がたくさんありました。
印象に残っているフレーズ。
「自分の良くないところは自分では見えにくい」
他人の良くないところはとても良く見えるし調子に乗って指摘したくもなる。見えにくいのは自分自身の良くないところ。
「気持ちよさへの依存から苦しみが生まれる」
あることの苦しみは何かに依存することをきっかけにして生じる。
「知識から自由になる」
「せっかく学んだのだから知識をひけらかしたい」、「せっかく学んだのだから知識を活用したい」などと知識への執着が生じているが上に知識に支配されてしまう。
知識のフィルターから離れて物事をありのままに感じるように
Posted by ブクログ
私はブッダを詳しく知らない。自分の心が分からなくて逃げ出したくて見ないふりしたくてでもそれがいけないことだと認識してたから、この本を手に取ったのだろうか。ブッダは教えてくれた。愛情による執着は歪んだ愛情だと。そこから憂鬱さや恐れが発生するのだと。ブッダは教えてくれた。無意識に損得を計算して他人と過ごしているのなは真の友達はえられないと。それなら一人ぼっちでいる方のがいいと。ブッダは教えてくれた。自らの感情をコントロールしようとする人が自分の価値を上げ成長につながるのだと。安らぎがあるのだと。心の整った人を尊敬し、偉そうになることもなく誰に対しても丁寧でいられるのであればそれは幸福につながる。心が落ち着いて充足している状態になると幸せになると言っている。自分はいい人のつもりでも他人に善意の押し売りをしている可能性もある。他人を見るより自分を見つめ直す時間を取れと。その難しさから逃げて簡単な道を選ぶと最終的に苦しむと常々語っていた。自分自身が一番愛しいと思うのが当たり前なのだから他の生き物も傷つけないように。比べたり、求めたりせず自分自身の内面をコントロールする事で幸福を得ることが出来ると。それはすごく難しく、逃げてしまいがちで逃げたら苦しみしか残らない。いわゆる人間味というものを超越してるようにも見えるがそれは悪のカルマで悪い事柄を引き起こす原因となっていると。それもそうだけどそれが楽しい、それが人生という感情もあるが、全てに対して慈悲の心でいることの幸福を私はまだ知らないだけなのかもしれない。本能的に安易な道に進んでいるのかもしれない。だから私は意識しようと思う。心の中にブッダを。ブッダと共にあらんことを。
Posted by ブクログ
大きなテーマが設定されて、分解された教えは1Pごとに簡潔にまとめられている為、読みやすい。
しかし簡潔にまとめられているが故に文字数も少なく、テキストの背景をきちんと汲み取らないと誤解しかね無いとも感じた。
ブッダ(ゴータマシッダールタ)が2500年前に残した書物ということは考えられ無いが、人の真理は古くから変わら無いのだと感じた。
過ぎ去った過去、起こるか不確定な未来にどれだけ思考を巡らせても無駄であり、今ここに集中する、といったメッセージは禅と同じである。それもブッダの教えから発展した仏教の一派であることを踏まえれば当たり前か!
Posted by ブクログ
ブッダは、他の宗教思想者とは異なり、かなり哲学的な考え方をしていたと言われている。
今回この本を読み、改めてその通りだと感じた。生きるために必要な考え方、物事の受け入れ方をしっかり伝承してきたことが伺える。
いくつかの言葉が、非常に胸に刺さった。一番深く刺さったのは、
「君は、君が今まで思った事の集合体」
という言葉。つまり、心で思ってきた過去の集合体が今。嬉しいことも嫌な事も、私がどう生きてきたか、それによって今がある。
とても深く、そして自分を受け入れて生きていかないといけない、と、改めて思った今日この頃。
非常にわかりやすくて簡単に読める本なので、ブッダ初心者にはオススメ。
Posted by ブクログ
お言葉そのままのさらに超訳なので、おおお、こんなに究極にはできんぞ!凡人はできんぞ!ということも沢山書いてありました。笑
でもやっぱり、全部できずとも心に留めておいた方がいいことばかり。仏教の知識や経典の内容をもう少し掘り下げて学んでから、また読みたいです。
最後の死の章がぐっときたなー
Posted by ブクログ
お寺にお世話になる機会が多いので、御釈迦様の言葉をお勉強。
自分の心の在り方を説く言葉に癒されながら、自分を戒めながら読み進めました。
人間はいつの時代も愚か。
そして、何千年経っても変わらないことに驚きと安堵。
自分の心と向き合い、見つめ直しながら人生を歩んでいきたいなと改めて思う。
Posted by ブクログ
怒らない、比べない、求めない…これを全部実践したら(できたら)、それはもう人間ではないと思った。
人間が人間たる理由である欲望を全て捨てるのはまずできない、けれど、できたら幸せだろうなと思う。
できるできないの問題ではなく、それを意識するのがまず第一歩なのだな。
Posted by ブクログ
手にとってよかった
分かりやすい解説
読みやすいので小学生とかでも読めると思う
別件だけど3.5とかつけたいけどこのアプリは極端に5段階しかつけられないから3となってしまった
Posted by ブクログ
新しい分野の本にも触れたいと思い、本著を手に取りました。読みやすく現代風に訳されてることも背中を押しました。
160ある教えの内、156が1番心に響いた。
死ぬことに唯一この手に残るのは、身体の業、言葉の業、思案の業だけ。
だから、この3つを整えて、未来に備えて善業を積むように。それがただ一つの財産。
積極的に良いことをしていこう。