篠原美季のレビュー一覧
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タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。
ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。
でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。
クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい
私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷。年末年始たっぷり楽しめた
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ネタバレ鎌倉の邸宅、それもありとあらゆる花で作られた迷宮庭園にすむ佳人。彼は鼻と意思疎通できる能力を持ち、花に関する神事を司っていたという華術師の末裔。いかにもありそうな設定で読み進められる。宮籠彩人は鎌倉の邸宅に執事を雇っているほどの資産家だ。轢き逃げ事件から始まり、亡き恋人の亡霊の子を孕ったという女性。真相はありきたりで亡き恋人の一卵性双生児の弟が父親だった。弟は兄の復讐を果たし、女性は結論として愛する人の遺伝子を持った子を授かった。あまり花は関係がないような…。シリーズの1巻目なので概要紹介といった内容。それでも理路整然とした文章は読みやすくて余計な感情を省いている。
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購入済み
待ってました
電子書籍で出て喜んでます。
内容的にはちょっと短いですが、彼らの活躍が続きで読めてうれしい。
七人岬…。色々と取り上げられる題ですが、解釈も重苦しくなくあっさり読める。 -
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篠原美季さんの新潮文庫nex第一作を読破。
この方の作品はビーンズ文庫の「御堂学院の神使官」シリーズを読んだのがきっかけで。
その後、新潮文庫の「よろず一夜のミステリー」シリーズも読んでみておもしろくて。
今回、田倉トヲルさんがイラストを担当されているということもあり、この「迷宮庭園」も買ってみることにしました。
おもしろかったです(*´▽`*)
作者さんとイラストレーターさんで買ったんで、どんな内容だとか、ジャンルだとか知らずに読み始めて。
お花が関わるお話なのかな、とか。
事件ってことは推理モノなのかな、とか。
御堂学院シリーズみたいな感じなのかな、とかとか。
わくわくしながら読んでいました。
冒頭のプロローグはわりとツッコミがきつくって噴いたwww
勘弁してあげてwww となりながら読んでいたんですが……
まさかの事件発生にびっくり。
あー、これはこいつら擁護できんわー、とか思ったりしました。
水遊びはちゃんと危機管理してないと危険。
主人公の彩人は「華術師」という一族(?)の最後の生き残り、みたいなもので。
本来は女の人が家を継ぐ一族なのに、妹が両親とともに事故で他界してしまって。
で、本当だったら家を継げない男子の彩人が実家に戻って、なんだかんだと華術師として過ごしているのは――
サユリさんと出会える、調子のいい編集さんがいるから、らしいです。
霊感が強いのか、編集さんが純粋に花好きすぎて波長が合うのか、どちらかかな?
そんなこんなでなんとか華術師としての役目を果たそうとしている彩人。
彼に届けられた「マドンナ・リリー」というお花。
そして――
その花を渡した女性に起こる事件。
なんだかこういう感じに始まるミステリーものもいいですねー。
ゆっくり進んで、気づけば事件に関わって。
確かに推理というよりも「謎解き」って感じがしっくりきます。
ストーリーもほんとおもしろかったです。
あと各章ごとの花のデザインもすてきですね(*´ω`*)
一章読み進めるごとに百合の花がちらっと出てきて、なぜだかほっこりとしました。
登場人物たちも魅力的な人たちばかりで。
「よろず一夜のミステリー」の恵くんや、「御堂学院の神使官」の真人みたいなアホの子(ひどいww)じゃない主人公・彩人さん。
でも叔母さんやらマイペースな編集さんに振り回され気味でwww
朽木刑事や、その相棒である大倉刑事もいいですねー。
特に大倉刑事はなんだか見てておもしろかったwww
この二人の会話につい笑みが浮かんでしまいましたー。
それにしても――
冒頭のシーンから始まるいろんなシーンが、本編にちゃんと絡んでくるとは。
まあ私がそんなに考えて読んでる方ではないからかもですが(;^-^)
伏線とか、そういうのに気づくの遅くって、いっつも「そうくるか!」ってなります。
やられたーってなるんですよね。
苦笑
実は現在のデスクトップの壁紙が田倉さんの別作品のイラストで。
もしかしてレーベルの対象に合わせてタッチを変えてるのかな?
すてきですねー(*´ω`*) -
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第2巻を読破。
前作を読んで、すごくおもしろくて、題材も興味深くて。
なので続きを心待ちにしていましたー(*´ω`)ムフー
さて、今回は心霊写真が事件の発端で。
連日雨ばかりで「潤って」いる男子校で焼死体が発見され、犠牲者は心霊写真を撮影した人だったわけで。
そんなこと事件が起きつつ、真人は真人で寝不足に悩まされてたり、テニスの試合に出ては怪我したりと受難な日々を送っていたり。
相変わらず舞台である御堂学院ってすごい学校だなあ、て思いました。
ちょーお金持ちすぎるwww
三年生を長老と読んだり、ティーパーティーを開催したり。
優雅か( ゚д゚)
とツッコミを入れてしまいましたwww
それにしても――
真人はほんとマイペースだなあ。
おかげで彼の存在に振り回される蘇王の苦労も懸念されるわけで。
元々、自分がなりたかったものをあっさりと真人がなっちゃったものだからね。
いろいろと複雑な胸中だと思うのです。
それでも真人と一緒に事件の真相を追いかけたりと、蘇王、いい子……と思ってしまいました。
カラーピンナップの「修行をがんばる図」のちびキャラがすごいかわいいです(*´ω`)
さて、今回の事件でさらなる衝撃の事実が判明したりしまして。
怪しかったけどね!
怪しかったけど、いったいなにが目的なんだろうなあ。
言われてみれば、御堂学院はお坊っちゃんたちの学校なわけで。
小さな社会勢力図みたいな感じになっちゃってるんかなあ。
ということは、それに付随していろいろ策略が張り巡らされているのだろうか……。
こうなると長老たちも怪しいよなあ。
っていうか、環ちゃんもな。
まあ環ちゃんは名前のとおりの人物(?)なんだろうけれど。
神様の力でもっても消滅させられないって、いったいどうなっているのか……。
まだよくわかってない状態での力の行使。
おかげで大ピンチに陥るのだけれど、真人のこれからの成長も楽しみですねー。
真人のおともだちーずも愉快な子ばかりで。
あっちゃこっちゃ散らかる会話もなんからしいっちゃらしいなwww
山田シロさんのイラストもよかったですー。
さっきも言ったけれど、蘇王くんのちびキャラ、めちゃめちゃかわいい!
ちびキャラ好きなので、思わず「おお!」ってなってしまいました。
笑
今ちらっと読み返して気づいたのだけれど、カグツチじゃあダメだったわけがあったのか?
私も真人以上に神話とかそういうのを知らないからなあ。
まあ設定上のなにかがあった、ということかな?
続きが楽しみですね。 -
Posted by ブクログ
あーもう!!
やっぱユウリとシモンの関係は難しい。
シモンには立場があって、それは曲げられるものでも棄てられるものでもなくて。
ユウリはそれをわかっているから、何よりもシモンが大事だから巻き込みたくない。
でもシモンはユウリがものっすごく大事だから何からも守りたくて、アシュレイには負けたくなくて。
番外編から欧州を読むとシモンの独占欲がよりわかりやすくなっているね。
シモンのユウリにたいする感情のがより素直に描かれているのかもしれないね。
逆にユウリはシモンが一番大事だから少し遠ざかったりもする。
私としてはくっついてほしい願望強いからシモンに頑張ってほしいけど、立場が邪魔をするんだよなぁ。 -
Posted by ブクログ
積読チャンネルで紹介されていて手に取った一冊です。
ショートショート集なので、少しずつ細切れに読めるのがよかったです。どの作品もそれぞれ面白かったのですが、なかでも米澤穂信さんの「燃えろ恋心」が圧倒的に好きでした。
リズムもテンポもよく、一気に駆け抜けていくように読めて、最後のオチまできれいに決まっています。これはできれば、内容を何も知らずに読んでほしい作品です。
特によかったのが、青春時代の「大人は自分たちのことをわかってくれない」「なんとなくこちらの味方ではない」という感覚の描き方でした。
ラブレターを買ってから、実際に書くまでの過程もいいです。誰かに恋をしているというより、恋をしている自分ごと、恋そのものに精一杯恋をしているような書きぶりがとても素敵な文章でした。
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