篠原美季のレビュー一覧
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鎌倉の邸宅、それもありとあらゆる花で作られた迷宮庭園にすむ佳人。彼は鼻と意思疎通できる能力を持ち、花に関する神事を司っていたという華術師の末裔。いかにもありそうな設定で読み進められる。宮籠彩人は鎌倉の邸宅に執事を雇っているほどの資産家だ。轢き逃げ事件から始まり、亡き恋人の亡霊の子を孕ったという女性。...続きを読むPosted by ブクログ
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電子書籍で出て喜んでます。
内容的にはちょっと短いですが、彼らの活躍が続きで読めてうれしい。
七人岬…。色々と取り上げられる題ですが、解釈も重苦しくなくあっさり読める。 -
大学卒業後のユウリがこのシリーズから書かれている。
シモンとアシュレイが出てくると安心する。三人が一緒にいるところが好きなので出てくれて良かったです。
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舞台が英国から欧州へと変わり、第2部開始となりました。現在16巻まで展開しておりますが、私は6巻目を読破中です。ユウリとシモンの繋がりは相変わらずですが物理的な距離にシモンの方が悶々としてるようです。Posted by ブクログ
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おもしろかったです。まさかの関係性にびっくりした。そしてのっぽの刑事さん、やっぱりなんかちょっといいなwwwPosted by ブクログ
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再開があるといいな! と願う最終巻。マイペースな神使官と振り回される幼馴染みのコンビ大好きです。またこの二人の活躍を見たい。Posted by ブクログ
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今回は根付にまつわるお話で、舞台はロンドンから日本へ移動。
アンリがチラッとしか出てこないけど、次巻では大問題に発展するのかしら?騒ぐのはアーサー?Posted by ブクログ -
篠原さんの他の作品は読んだことがあります。
テーマは花で今回は百合でした。
百合にまつわる、事件を主人公である華術師が解き明かしていきます。Posted by ブクログ -
篠原美季さんの新潮文庫nex第一作を読破。
この方の作品はビーンズ文庫の「御堂学院の神使官」シリーズを読んだのがきっかけで。
その後、新潮文庫の「よろず一夜のミステリー」シリーズも読んでみておもしろくて。
今回、田倉トヲルさんがイラストを担当されているということもあり、この「迷宮庭園」も買って...続きを読むPosted by ブクログ -
第2巻を読破。
前作を読んで、すごくおもしろくて、題材も興味深くて。
なので続きを心待ちにしていましたー(*´ω`)ムフー
さて、今回は心霊写真が事件の発端で。
連日雨ばかりで「潤って」いる男子校で焼死体が発見され、犠牲者は心霊写真を撮影した人だったわけで。
そんなこと事件が起きつつ、真人...続きを読むPosted by ブクログ -
これでおしまいなのかと思うと感慨深い……。
二つの事件を併せていく手腕はさすが!
なにもさぁ、警察小説や刑事ものが増えたからって、シリーズを終わらせることないのになぁ。Posted by ブクログ -
ユウリが逞しくなったな~。派手さはナイけど話としては面白かった♪ アシュレイの引っ掻き回しが少なかったせいか???
今回のメインはアンバーとアンブローズ。Posted by ブクログ -
ドナルド・セイヤーズの従兄弟アンソニー・セイヤーズ、オスカー、ユウリは日本で潔斎中、ロバート・ベイカーの杖、Posted by ブクログ
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あーもう!!
やっぱユウリとシモンの関係は難しい。
シモンには立場があって、それは曲げられるものでも棄てられるものでもなくて。
ユウリはそれをわかっているから、何よりもシモンが大事だから巻き込みたくない。
でもシモンはユウリがものっすごく大事だから何からも守りたくて、アシュレイには負けたくなくて。
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相変わらずいいなぁ…。高校卒業してから後輩組が出なくて残念ですが、その分色んな立場のキャラクターが出てきて楽しいです。ユウリに対する姿勢も高校時代より十人十色な気がします。
行動範囲も広がったけどプライベートジェット機とかで移動されると実感わかないなぁ(笑)Posted by ブクログ -
ユウリ…第二部一巻目の半ばで戻ってきよった…(笑)!
でも第二部が始まる前の大方の読者の予想通り第二部がユウリを奪還するための話だったとすると主人公がユウリじゃなくなってしまうのでよかったと思います。
ユウリの帰還に一巻丸々使うのは難しいし、それだったら前半にユウリ帰還、後半にミリアムを使ってアザゼ...続きを読むPosted by ブクログ -
待ちに待った新刊&一気に読んでしまいました! やっぱり面白いです!
途中短編を挟んだものの、最終巻では今後主人公が変わる的な事をほのめかしていましたし……今までの登場キャラがほぼ脇役的な存在で、一冊の中でほんの数ページ、名前がちらほらと出る程度のキャラ総入れ替えだったら本当どうしよう!! ……と、表...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ3作目。「華術師」という存在が世間話題になっている事が、宮籠彩人の身に危険を及ぼす。お茶会で明らかになる華術師の歴史。立花真が滋賀に赴いて調査した事ははっきりとした実体のない伝承であったが、それが華術師なのだと思う。人知れず歴史に埋もれたままの存在なのだろう。それが歪な形で伝わり、意図せずと...続きを読むPosted by ブクログ
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シリーズ2作目。日本の代表花とも言える桜がテーマ。男が殺され、所持品から朽木英子の失踪した同級生の持ち物が見つかる。同じく同級生が画家として成功しており、描かれた絵の意味を、宮籠彩人が読みとく。殺人事件は土地ならでは坑道を使ったトリックだ。この本は事件や推理よりも花や花にまつわる古典や和歌、詩、謂れ...続きを読むPosted by ブクログ